まこちの風来坊日記

湘南ベルマーレ応援記を中心に、時には旅の記録や菜園記録など
明るく元気な風来坊の生活スタイルを綴っていきたい。

エジプトへの旅 【その1】

2011年01月30日 | お出かけ
12日から22日まで永年の夢であったエジプトへ旅してきました。
良い時期に帰国してよかったです。25日から反政府デモが勃発し29日にはカイロの考古学博物館やギザの三大ピラミッドも閉鎖されJTBやその他の旅行会社ではツアーそのものが中止になるなど混乱しているようで・・・。

「遥かなるナイルの船旅と神秘のエジプト11日間」のツアーでした。
カイロを中心に北はアレキサンドリアから南はアブシンベルまで約1、000kmを往復した旅の様子を記録に留めておきたいと思います。

【1月12日】



成田空港13:30発のエジプト航空でカイロまでの直行便で出発。

この飛行機のウリは180度リクライニングできるビジネスシート。



飛行時間が約14時間と長丁場なのでゆったりと横になって過ごせたのは快適でした。
ただし、エジプト航空には一切アルコール類のサービスが無いので、乗る寸前に数本GETして乗り込みました。



カイロ空港に到着したのは現地時間20時30分頃。(時差:-7時間)
ここで現地通貨であるエジプトポンドを少々両替。
50US$出したら289E£を貰えた。
US$を84円で交換していったから1E£は15円を切る位の計算になる。
この辺で少しは円高メリットの恩恵に授からないとネ^^

空港からバスに乗り一時間、ギザの街に22時30分頃、到着。
今晩の宿はピラミッドが見えるメナハウス・オベロイと言うホテル。



ここはフロントやレストランのある建物で我々の部屋は3~4分程歩いて行った所にあった。
4階のベランダからピラミッドが二つ見える部屋だったのでご機嫌でした^^
が、時差の関係で横になってもなかなか寝られずこの日の睡眠時間は2時間程度でした 


【1月13日】

今日はハイライトの一つであるピラミッド観光と言うのにドンよりとした曇り空。
ホテルからバスで5分程で到着、入口を抜けると目の前にドーーンと聳え立つ大ピラミッド。



4,500年程前に建てられたという「クフ王」の大ピラミッド。
本来の高さは146mあったそうだが現在では頂上部がなくなって137mだと言う。
テッペンに避雷針の様な棒が立てられていてそれが本来の高さを示しているらしい。


(クフ王ピラミッドの内部入口:写真中央)

「皆さんの為に私朝早くから並んで一日限定300人しか入れないチケット準備しましたので探検してきて下さい。ただし、内部はカメラ持ち込み禁止です。」
と、現地ガイドのサラムさん。

全長50m位の道のりだが通路は非常に狭く急な登りもあって腰をだいぶ屈めて進んでいく。廻りをゆっくりと見学する余裕もなくひたすら頑張って歩いた記憶位しか残っていない。
でも、途中、通路がいくつか別れる個所がありこの先には何があったのだろう?と考えさせられる個所もあった。
到着した所はひんやりとした広い空間。
何も置かれていないただの広場。いったいここは何の為に作られた空間なのだろう?
大きな石が整然と積み上げられているのに驚くばかりだった。



このツアーならではのパノラマポイントへ。
途中、多くの旅行者が立ち寄る一般のパノラマポイントを横目に見てさらに10分程バスで走ってここまで連れてきてくれた。
我々11人以外に他の旅行者は誰もいない。大小9つのピラミッドを占領でき?感激です。



その後、一般のポイントまで戻り定番のラクダを乗る事に。10分間で10$でした。
馬より高くキリンより低いが乗って見ると意外と怖かった。余裕こいて片手を離しているが一瞬のポーズをラクダ先導さんが写してくれたもの。下半身は内股に力入れて落ちないよう踏ん張っているんです、ハイ。



スフィンクスと河岸神殿にやってきた頃は快晴で気分最高です。
古代エジプトで多く造られたスフィンクスの中でも最大にして最古とのこと。
顔の一部を修復中でしたがこの圧倒される風景は何時間見ていても飽きない所でした。




その後、パピルスのお店で実演見たりお土産買ったりで・・・、
一日目だけでエジプト満喫できました 


【1月14日】

同じホテルに連泊した今日はカイロ考古学博物館の見学して空路、ルクソールへ向かう行程です。


(カイロ考古学博物館正面)

ツタンカーメンの黄金のマスクやファラオのミイラなどを一目見たく欧米やアジアなど各地からの旅行者でごった返し状態。

ここもカメラの持込み禁止。
二つ目の楽しみだったので、記憶にしっかりと留めておきたいと思ってます。

約二時間見学して昼食後、カイロ空港へ向かった。
すると、珍しく雨が降ってきた。
「恵みの雨です。」とガイドさんは言っていたが雨に慣れていない市内ではあちこちで水が溜って大渋滞でした。


(強い雨ではないのに水はけ悪くこの車、立ち往生でした)


カイロ空港15時20分⇒ルクソール空港までフライト、約一時間。



到着後、ホテルへ向かいゆっくりと休憩。

明日は三つ目の楽しみだった気球に乗り上空からのナイル川観光です。

【その2】をお楽しみに。