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僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

宇宙の夢

2006年05月10日 | SF小説ハートマン
初めて読んで下さる方へ、
できればカテゴリーから「SF小説ハートマン①」を選んでいただき、第一話から読んでいただくと嬉しいです。

夜、夢を見た。僕はハートマンになっていた。

宇宙で極悪非道の限りを尽くす悪者に対し、科学を駆使して戦うヒーローだ。
ハートマンが僕に語りかけてきた。ハートマンは自分なのに寝ている僕に話すんだ。何か変みたいな気がしたけどそこが夢なんだろう。

「君は選ばれた。これから我々の仲間になって一緒に戦おう。いいね。」
「君は選ばれた。」ってところが気に入ったので、もちろんOKさ。

「これからしばらくは君の体の改造をする。宇宙で共に戦うためだ。少し苦痛があるかも知れないが、我慢してくれ。
私は大切な任務の途中なので行くが、後はトントが教えてくれるだろう。」

「トントってだれ?」
「私の相棒だ。スペーススーツに君たちが言うハートの紋章が付いているからすぐに分かるだろう。」
「じゃあ、あのカメムシがそうなの?」
「かめむし?まあ何でもいいが、会えばすぐに分かる。ひょっとするともうコンタクトは済んでいるのかな。」

なんか、ワクワクしてきた。
きっとあのカメムシのことだ。傷も治すし、なんかすごい奴だと初めから思ってたんだ。
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