弓道の稽古中のこと
矢を4本(二手)射た後、
あづち(垜・安土)=的がおいてある砂の盛り土、に刺さった矢を取りに行く
矢の先が汚れるので、きれいに拭き取って持って帰るのですが
拭き終わった矢を置いておく台が小さくて
布が引っかかった時に落ちてしまった…
マイムの使ってるアルミ製の普及品ならどうって事ないのですが
高段者が使っている、1本2万円超の竹矢だったりすると
羽根が傷むし。だいいち縁起が悪いじゃないですか
う~む、、
家に帰ってきたからいろいろ考えて
これで間に合わせの台を作った

今はもうほとんど使われていない針金ハンガーは
細い割にしっかりと堅くて、いろんなものに加工できるのでとっても重宝する
(廃棄されてしまったので画像はないのですが)
素晴らしく良い形に(ア~トかも)曲げて、矢が安定して乗るようにした
早速翌日、道場に持っていって、さりげなく設置しておいた
ただ、針金はそのままでは倒れてしまうので、ガムテープで留めて固定した
なかなかいい感じの使い心地、と自己満足していた
家に帰ってから、よくよく考えてみて
針金じゃぁ竹矢に似合わないし、見た目もあんまり良くないし~っ
ってことで急遽作ってみたのがコレです

欅の薄板が残っていたので、丸棒でくっつけて
矢が置けるようにしてみた、これならマイムの矢でも立派に見えるではないか…


そして今日、針金と取り替えようと道場に持っていったところ
別の物がもう設置してあった! え゛~~~っ マジかよ!!
そしてあの針金ア~トは何処かへ消えていたのだ
先輩がマイムの所に来て(ものすごく申し訳なさそうな顔で)
「アレはとってもいいアイディアで便利なんだけど
台にガムテープを貼ってはいけないことになっているので取り替えさせてもらった」
とのことであった
新しいのを作ってきたとは言えずに
突っ込んであったスーパー袋の口をキッチリ結んでそっと持ち帰ったのでした。。