たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

とりあえず赤石岳。改めて悪沢岳。~<悪沢岳編>~

2013年09月15日 | アルプス系
〇13日:荒川小屋(5:20)……荒川中岳(6:52)……荒川東岳・悪沢岳(7:54)……千枚岳(8:47)……千枚小屋(9:17)……駒鳥池(9:37)……蕨段(10:31)……清水平(10:50)……小石下(11:29)……滝見橋(12:55)……椹島ロッジ(13:05) 椹島ロッジ14:00発──畑薙ダム着(14:55) ※表示時刻はすべて到着時刻。これに休憩タイムが加わっている。

【悪沢岳編】
 今日は昨日以上に時間との戦いだ。コースマップで見る限り、荒川小屋から椹島までは、歩き通しでおおよそ10時間はかかる。14時の最終バスに間に合わせるには、遅くとも4時には出ないといけないが、5時からのモーニング定食をアポイントしてしまっていた。となると、持ち時間も8時間半ほどでしかない。千枚岳から先は下り一辺倒だから、何とか、その先で走るか滑るかしてどうにか調整しないことには。

(荒川小屋から望む朝焼け富士)

(そして日の出。当然のように、こちらは日の出が遅い。夕暮れも遅い。関東よりも30分か)


 4時に起床。皆さんも起きている。恒例につき、ヘッデンタバコをやってトイレに直行。100円の有効活用はできた。こんな時、小屋に宿泊が男性ばかりだと気も楽だ。女性がいたら、すんなりもいくまい。富士山の朝焼けを拝む。今日も天気は持ちそうだ。歯磨き、ヒゲ剃り、洗顔(といっても拭いただけだが)、荷物のパッキングと準備は万端。そこに食事のお呼ばれ。特筆すべきものはない。安宿の朝食もこんなものだろう。腹八分目。そうしないと、いきなりの急登がつらくなる。他の方はまたお代わり大盛り。一足先にお世話さま。お先に失礼。
 5時20分出発。ヘッデンは不要。陽が登ってきた。この辺はお花畑なのだろうか、花が結構ある。花を知っていれば、足が止まって14時バスには乗れなくなる。幸いにも花を知らないから、きれいな花があれば写真を撮る程度で済む。朝日を浴びた荒川小屋がどんどん小さくなっていく。今日はオーバーペースの歩きは自重しよう。早速、食後すぐの歩きで腹が苦しくなってきた。富士山はあっという間に隠れた。

(荒川小屋が小さくなる)

(ガス充満)

(お花畑の中の道。ここはフェンス内)

(こんなのや)

(あんなのや)

(そして、秋の気配だけはわかる)


 中岳避難小屋まで60分の標識。太陽はガスの中のシルエット。上も稜線が見えない。見えていたら昨日のように応えるかも。シカ除けフェンスが現れる。この付近は一面のお花畑のようだ。初夏の頃はすごいだろうが、今は草紅葉の状況になりつつある。フェンスはずっと上まで続き、その間に細い登山道がある。長いフェンス内の歩きを終えて、フェンスから出る。稜線は間近。青空が覗いている。

(稜線が見えてきた)

(ブロッケン現象)

(向こうに荒川前岳。あのザックは他人様のもの)

(中岳山頂。向こうが北側)


 やっとこさ稜線に出ると、いきなりのブロッケン。写真に収めようとするがすぐに消える。そしてまた出るの繰り返し。北側の眺望は、ブロッケンが出るくらいだからガスで見えない。さて、ここは鞍部。左はすぐに荒川前岳。今、前岳に行かれている方がいるようで、ザックが放り出されている。前岳は割愛して、右の中岳に向かう。5~6分の登りで中岳に着いた。ガスが消えると北側の山々が覗くも、すぐにまたガス。塩見岳くらいしか特定できない。一番高いのが北岳だから、あれだろうか程度の視界。

(中岳避難小屋)

(赤石岳にはガス)

(悪沢岳のシルエット)


 間もなく中岳避難小屋。管理人さんがいるはずだが、静寂そのものである。赤石岳は上にガスがかかっている。方や悪沢岳は逆光になるが、湯気を立てたかのような巨体が不気味に黒く見えている。写真を撮っていると青年がやって来た。千枚小屋からだろうか。北側が次第にすっきりしてきたが、依然、どれが何山なのか不明。時間があれば地図を広げて山座同定となるのだが、そんな時間は惜しい。先を急ぐ。何せ、あの悪沢岳のシルエットを見たら、簡単には辿り着けそうにもない気になり出していた。

(北側・南アルプス北部を何とか撮る)

(赤石岳の雲は飛んでいった)

(中岳を振り返る)


 7時過ぎにまた青年がやって来た。そろそろ、千枚小屋泊まりの方々がやって来る時間帯であろう。少なくとも2つの団体さんがやって来るはずだ。千枚岳下の危ういところでのすれ違いだけは避けたい。悪沢岳の下部に着いた。見上げると、ジグザグに登山道が付いているし、急峻な登りとも思えない。大方の場合はそういうものである。見上げるとかなりの抵抗感と圧迫感があるものだが、いざ取り付くとそうでもないというケースがほとんどだ。ここもその口と解釈した。が、やはりきつい。途中から振り返る。中岳がかなり高く見える。これ、ネットでよく見かける写真の光景だ。赤石岳のガスは取れかかっている。オッサン2人組が下りて来た。尋ねた。ここ、悪沢までまだあります?と。いや、ここだけだよ。上のピークに着けば、あとはトラバース気味に歩くだけだよ。まだ先があるのかよ。道理で、悪沢岳を眺めた際に、上部が段々になっていたわけだ。

(悪沢岳の山頂は間近だが、キツイ)

(悪沢岳山頂)


 確かに、トラバース気味に道はついてはいるが、本ピークはさらに先。登りは続く。その間、2人連れ、単独数人と続く。他人様の行程というのはやはり気になる。今夜の宿は赤石小屋か百間洞が大半だろう。椹島まで一気に下るといった殺気を漂わせた方はいない。それが普通であり、慌ただしく歩いている自分は特例なのである。
 悪沢岳に到着。多少のガスと強い風はあれど、晴れた山頂。改めての感慨だ。なぜか、ここにも那智山青岸渡寺のお札。7月に登拝したようだ。石祠でもあるのかなと周囲を見たがそれらしきものはない。熊野修験はどこでもありか。しかし、ここはゴツゴツした石だらけのところだ。ずっと先まで続いている。昨年、ガスの中をここに来た際にも、おぼろげにその印象はあったが、これほどとは想像しなかった。ガスがまた出てきた。展望も一瞬、一瞬のことだし、さっさと下る。次は、前回お気に入りにした丸山だ。

(団体さんが登って来た。見づらいか)


 20人くらいの団体がやって来た。立ち止まって通過を待つ。一昨日のロッジでの夕食で見かけたお顔が何人かいる。オバチャンが、あともう1グループ来ますよと教えてくれた。それはそれでいいのだが、この団体の中に、のんきなジジイがいて、待機する自分の姿には目もくれず、立ち止まって、後ろの方とおしゃべりしまくっている。イライラする。後ろの方は、こちらに気付いて、通過の際に、スミマセンの一言を残したが、おしゃべりジジイは、相変わらず、口を動かし続けている。あぁ、これが百名山の実態なんだなとふと思う。そういえば、こういう方もいた。老夫婦連れを見かけなかったかと聞かれ、そろそろ中岳の中腹あたりじゃないですかと答えたら、こう言われた。「あぁ、そうですか。じゃ、私も今日は百間洞小屋まで行けそうですね」。他人の歩きを追うのもいいが、当たり前のことながら、自分は自分だろうに。

(お気に入りの丸山なのだ)

(ホシガラス。カラス天狗様みたいだ)


 丸山に到着。ここは丸い素っ気ない山頂だが、何だか、ここにまた来られたのがうれしくなった。展望スポットでもある。ハイマツの中にホシガラス。これは何とか撮れた。ちょっと休んでウィダーインを1つ。食料はそっくりそのまま減らしていないせいか、ザックの重さはそのまんまだ。ここから、嫌な千枚岳への登りが始まる。本日の行程の最後の登りだ。

(丸山。名残惜しい)

(こちら武骨な千枚岳)

(千枚岳からのパノラマ)

(残雪の頃を見てみたい)


 ようやくもう1団体が上がって来た。千枚岳の大分手前だったから助かった。バス停で隣り合わせたオバャチャンがいた。こちらはサングラスに帽子だったから気づくまいと思っていたが、先方はすぐに気づいて話しかけてきた。今日は赤石小屋のようだ。お気を付けて。嫌らしい岩場を登って千枚岳。ロープが岩場にもあったかと記憶しているが、なかった。濡れていればちょっと危ういところだ。ここで、本日の登りは終了。後はひたすらの下りだ。ほっと一息。もう9時に近いというのに2人組がゆっくりと上がって来た。今日は荒川小屋泊まりか。椹島ロッジ、千枚小屋、荒川小屋、赤石小屋とすべて泊まっていたら、さぞゆっくり歩きで満喫できるだろう。赤石岳も悪沢岳も、ここで見納めである。景色を楽しみながらゆっくりと下る。

(千枚小屋。以下、ダーティっぽい写真ばかりになる)


 二軒小屋ロッジ分岐を通過し、お花畑を眺めて千枚小屋に到着。手前の沢水で顔を洗う。今、9時15分。前回は、ここから椹島まで4時間で下ったから、同じペースで下れれば13時15分着か。楽勝とはいかずとも14時バスには間に合いそうだ。ただ、小石下から滝見橋までのゴチャゴチャしたところがどうも時間がかかりそうだ。

(こんなところを下る)


 この先、椹島までは部分的に悪路もあるが、迷うところもないしっかりした道がついている。ただ、ここも樹林帯の中の長い下りで、いささかうっとうしい。赤石岳側に比べて傾斜はそれほどでもない。これからは、椹島ロッジ泊まりか一番バスの方々と出会うはずだ。しばらく下ると標識を見た。なるほど、東海製紙の社有林か。東海フォレストもその傘下なのだろうが、間ノ岳以南の森林一帯を保有しているらしい。この辺では超優良企業なのだろう。

(見晴台。昨年は往復ともに何も見えなかった)


 退屈な下り歩きが続く。駒鳥池を上から覗く。わざわざ見に行くハイカーも少ないのではないだろうか。椹島まで4時間の標識があった。今のところ順調か。この先、左側に高台があり、林道と接しているところなのだが、ちょっとした見晴台になっている。今日はどうだろうか。上がってみた。荒川三山と赤石岳がよく見える。雲はあるがもう安定している。今日もいい日和の中の歩きができるだろう。蕨段通過。ぬかるみが出てくる。蕨段にある標識には椹島まで3時間。どうもペースが落ちたようだ。これでは13時半過ぎの到着になってちょっとやばい。それにしても、この辺の標識表示のタイムはちと厳しいのではないのか。ペースを上げるか。ここで上りのハイカーに出会う。その後は散発的ながら10人くらいのハイカーと出会った。

(小石下の三角点。1586.4m)


 清水平に2人組が休んでいた。おいしい水をいただく。その後、2人ほどに清水平までどれくらいかかるか聞かれた。ともにげんなりした顔をされていた。小石下11時半。標識にはあと1時間30分とあった。ここからいやらしい道になるが、何とか、時間的懸念からは解放された感じだ。
 階段を下りて林道。ちょっと先から下り直し。いよいよ嫌らしい区間が始まった。どうも自分の勝手な推測だが、鉄塔があったりするから、ここからは中部電力のエリアに入るのではないのか。そのためか巡視路利用の歩きになる。東海製紙は観光にも熱心ではあるが、中部電力にとっては一銭の得にもならない。登山道が造られても、何でオレらが整備しなきゃならないんだよということになる。だから荒れたまま。危ういところもある。これは、あくまでも自分なりの解釈だ。本当のところは知らない。一見の客のようなものだから、調べても仕方があるまい。

(あぶなっかしい階段)

(ようやく吊り橋)

(登山道は滝見橋の脇に出る)


 前回、どん詰まりの岩場周辺を登った際にはヘッデンで歩いたために様子は知らなかったが、帰路の下りで周囲が露骨に見え、誤ったルートを下ってしまった錯覚になっていた。今回は、ルートミスをおかさないようにと、ペンキと案内標識を注意して下った。やはり、ルートは間違っていなかった。コース本体そのものに沿って歩いている。しかし、上部に比べて、何でこんな荒れたところにコースを付けるのだろう。壊れかけたハシゴやら岩場。ほっとする間もなくガレキのようなところを下って、その先は急斜面。川が見えはじめ、吊り橋を渡ってようやく安堵の一服。このコースしかないのである。間違ってはいないのだ。
 ここまで来たらもう慌てることもないだろう。12時50分だ。滝を右に見て椹島に向かう。川沿いのトラバース道になっている。対向者がいれば往生するが、こんな時間に通るハイカーはいない。ようやく滝見橋の登山口に到着した。暑くなっている。ちょっとした林道の登りが何ともつらく感じる。赤石岳登山口を先に見て左に下る。椹島ロッジの敷地に到着。これで終了。今日もまたオツカレ。

(フィニッシュでビール。これはおいしかった)

(バスが到着)


 生ビールを飲む。ほっとした。ようやく一息ついた。朝食以来、口にしたのはウィダーイン1個だけだった。無性にお腹が空いた。ソバでも食べたかったが、気づいた時は遅かった。我慢。どうせ白樺荘で温泉に入っていくつもりでいる。その時、食べてもいい。バスの乗客は自分を含めて3人。一人は釣りのようで、もう一方は単独山レディ。赤石岳避難小屋からの下りのようだ。運転士は来た時と同じ方。自分のことは覚えていらした。酒、タバコの同類の方で、一昨日は真っ赤な顔でいいご機嫌だった。
 山小屋間の情報が行き届いているのか、荒川小屋から2人、百間洞山の家から2人、下って来るはずだとのこと。荒川小屋の一人は自分だが、もう一人いたのだろうか。会話が成らなかったから、どなたかは知らないが、赤石岳経由なのだろう。結局、3人到着せずのままにバスは出発。バスから見えていた聖岳、もうガスがかかっている。

 畑薙ダムの駐車場は、少しばかり車が増えた感じだ。1台置いて隣の群馬ナンバーはもう消えていた。着替えもせずに白樺荘の湯に向かう。10分もかからないところにある。ヌルヌルがどうも気になるがさっぱりした。500円。入浴後に食事のつもりでいたが、食事コーナーの営業時間はおしまいだった。残念だが、ザックの中の残飯をあさるつもりはない。ここから先も長い。麓に下りるまでの長い、長い細い道は気が置けない。ハイカーではあるまいに、ここまでして白樺荘に泊まりに来る方もいらっしゃる。
 ナビをセットする。経由地に口坂本温泉を入れないと、常時通行止め頻発の林道を走ることになる。これがまた長い。自分の車のナビに新東名高速道は存在しない。案の定、東名の清水インター指定になっていたが無視して新静岡から入る。白樺荘を出たのが15時45分、厚木付近で渋滞になり、首都高、東北道に入り、館林インターで下りる。家に着いたのは21時10分。やはり静岡は遠い。

 今回の山行、南アルプス南部に最早来ることはないと思っていたが、どうも気になる山をいくつか見つけてしまった。大無間山と笊ヶ岳。そして、いずれは歩きたい茶臼と上河内岳。本当に「いずれは」だなぁ。

(今回の軌跡)
周回コースはあまりにもポピュラーなもので、ここに出すほどのことでもないのだが…。

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」

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100名山 (みー猫)
2013-09-15 22:13:30
こんばんわ。
昨年のリベンジ山行お疲れ様でした。このところ平日は天気が良かったので、なかなかのあたりでしたね。この界隈は毎年案が出るが、宿とバス関係が面倒で繰り延べになって手付かずです。自分は100は半分にも満たないので、とりあえず栃木の方で十分です(笑)・・・・でも、今後の気になるお山が200にしっかり入ってますね。まあ、目に付く山はほぼ選ばれているのでしょうがないですが・・・ここまで来たら早々に完了なさったほうが良さそうな気もしなくはないですね。丸山は落ち着いて見ていられそうでいいなぁと再度思いましたです。
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Unknown (でん)
2013-09-15 23:38:40
たそがれオヤジさんは過去には100名山ハンターだったのですね。
これはカウントアップし、完了したほうがスッキリしそうですね(笑)
私が歩くことはない山域でしょうが、やはり見ていると歩きたくなります。
しっかし・・・
これだけの記事を書くのは大変な作業と思うとともにこと細かに色々覚えているんだなぁ~と感心してしまいます。
カラス天狗のホシガラス、上手い具合に撮れましたね。
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九州の方は何でしたっけ。 (ハイトス)
2013-09-16 00:08:22
前に聞いたような事があるような無いような。(笑)
幌尻は未踏と聞いていましたが。
どのみちリタイアまでカウントダウンが始まっているですからその後でゆっくーりと奥さんと温泉探訪を兼ねて行けば良いじゃぁありませんか。

足尾の中倉山周辺の景色を思い起こせる画像ですが、今回他の場面でもあの尾根の雰囲気がありましたね。
気になった山の笊ヶ岳ですが、前にあにねこさんとMさんがかなりの強行軍で登られた記事を思い出しました。
その時はじめって知った山ですがやはり目立って登頂意欲を刺激するのですね。
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南アルプス (HIDEJI)
2013-09-16 02:28:11
たそがれさん、こんばんは。
日本百名山98座、おめでとうございます。
いずれは歩いてみたいと憧れていますが、1/3も歩けるかどうか。(笑)
それにしても天候にも恵まれ、ブロッケンなどと珍しい現象も体験されうらやましい限りです。月末に知り合いと白根三山縦走を予定しておりますが、晴れを期待して楽しみたいと思います。
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みー猫さん (たそがれオヤジ)
2013-09-16 07:04:35
みー猫さん、おはようございます。
ここのところ、平日に休まないとちょっとした山には行けない天気具合になっていますね。
みー猫さんも同じようなもので、あちら方面、本当にアクセス悪いですね。そういう場合は、無理に行くしかないということですよ。ある意味、お金のかかるところですから、そうスムーズに問屋は卸さないものです。通過しないと行けない小売りも多いところですし。
ここのところ、南ア南部のあまり人気のない山とか、安倍奥というのですか、あの辺、ちょっとばかり興味を持ちはじめてはいるのですが、如何せん遠くてね。
丸山は日がな寝そべってボーっとしていたいところです。周回する方々にはただの通過点にしか過ぎませんけど、話題にする方もあまりいないようですね。
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でんさん (たそがれオヤジ)
2013-09-16 07:37:41
でんさん、おはようございます。
そうです、若い頃、私は百名山ハンターでした。これにはちょっとした事情がありましてね。出張が多かったのですよ。それも、土日を挟んだ出張がね。足を踏み入れていない都道府県はありませんよ。まっ、そんなところから、ついでに各地の名山をコツコツと訪ねてみようかな、なんちゃってね。でも、そのガイドとなると、必然的に百名山になってしまったといったところです。普通、食い道楽に走ったりするものですが、そちらは興味はありませでしたね。
もっとも、航空会社でも、バースデイ割引なんかもあって、それもかなり利用しましたよ。
確かに完了すればスッキリでしょうが、今回のように慌ただしく歩くよりも、じっくりスタイルで行くことにいたします。
カラス天狗のホシガラス、お褒めいただき光栄です。ありがとうございます。
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ハイトスさん (たそがれオヤジ)
2013-09-16 07:48:56
ハイトスさん、おはようございます。
九州の未踏は宮之浦岳です。実はここ、登山口までは下見で行っているのですよ。限定割引の航空券で行ったはいいが、台風が接近してきた。やむなく登山口でUターンして、後は屋久島一周ドライブとなった次第です。土砂降りの中、縄文杉を見には行きましたけど。
女房と温泉探訪ですか?それは、まぁ、あり得ませんな。そんなことができるようなら、すでに行ってますよ。
そうでしょ、中倉山の雰囲気に酷似なんですよ。だから、私の場合、アルプスに行けない代わりに足尾でごまかしているといった気分も大有りなんですわ。
笊ヶ岳、あにねこさんなんかの場合は、きついコースを歩かれたのではないですか。後でチェックしておきます。写真をアップはしませんでしたが、いい感じの山でしたね。あそこだけはぜひ行ってみたい山です。南アルプスが一望とか。候補リストの上位に早速持っていきましたよ。
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HIDEJIさん (たそがれオヤジ)
2013-09-16 08:00:59
HIDEJIさん、おはようございます。
ここのところ、HIDEJIさんのお歩きがご無沙汰のようで気になっていましたが、ようやくアップされましたね。後で拝見いたします。
何とか百名山歩きなんかに踏み込んでしまうと、後半になって、どうしても数字が気になるものです。面白味のない歩きにもつながってしまいます。ですから、HIDEJIさんも、何とか百名山なんかを目標にすべきではないです。今のように、両神山をいろんなコースから歩いてみる。そちらの方が楽しくもあり意義のあるものかと思います。
白根三山縦走、行かれますか。行ったはいいが周囲は何も見えませんでしたではなんとももったいない。晴天下のお歩きをお祈りいたしましょう。
ところで、どういうコースになるのか知りませんが、農鳥小屋あたりに泊まるかテントになるにしても、もしそういうケースになりましたら、小屋の小言幸兵衛さんの様子を詳細にレポ願います。どういう方なのか、大変、興味があるものですから。
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南アルプスの最も手の届かない所 (ノラ)
2013-09-16 10:35:01
たそがれオヤジさん こんにちは。黒沢の次が南アルプスですか。変幻自在,烏天狗の生まれ変わりではないでしょうか?それは冗談。ホシガラスの写真はいいですね。なんか愛嬌があって。北アルプスのなかなかいけない場所といい,赤石-悪沢ともに昔あこがれていまだ果たせずで,いつの間にか忘れてしまった山です。行かれた方の写真見て行った気になれるので有り難いことです。しかし随分時間に追われた日程優先登山ですね。もったいない気がします。たそがれさんは昔は100名山ハンターですか。既に98座。1座ごとに数年がかりで忘れた頃に達成でしょうか。宮の浦と幌尻岳が残る。うーん分かるような気がします。お金も暇もないと達成できない所ですね。やはりリタイヤ後でしょうか。でもそう簡単にリタイヤ出来るのですか?
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98座&誕生日 (瀑泉)
2013-09-16 11:45:52
おめでとうございます!
誕生日,自分(11日)と1日違いだったんですネ。良いバースデェーになった事でしょう。
『登り優先』で道を譲られる気持ち,良くわかります(笑)。やっぱり,表情的には疲れを隠蔽してますからネ。下るほうがナンボか楽なのに,なんで登山は「登り優先」なのかとは,いつも思いますヨ。
それにしても,炎天下の中,15キロ近い荷物と1日10時間の歩行とは恐れ入りますよ。
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