今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

モノプリ・グルメ

2005-04-30 04:50:43 | Weblog
スーパーのあのMONOPRIXに、MONOPRIX Gourmet(モノプリ・グルメ)というシリーズ(っていうか、ブランド?)の商品が沢山あります。いつもはそんなに気にして見てなかったんですが、今日たまたまカメラ持参だったこともあり、美味しそうなガレットをみつけたので写真に撮ってみました。

galettes bretonnes(ガレット・ブルトンヌ)
ブルターニュ地方で作られているガレットです。バターがたっぷりきいててとっても美味しいんですよ。これは特に specialite de Pont-Aven って書いてあるから美味しいハズ。値段もちょっと高めだし。
この側に普通のバージョンのガレット・ブルトンヌ(普通のモノプリ商品)のが置いてありましたが、こちらは3分の1の値段でした。
さすがにグルメ・バージョンだけあって、高いんだ。そうなんだ。ふーん・・・
美味しそうだ~って思ったんだけど・・・気を引き締めて・・・買うのを止めました。だって最近ケーキばっかり作ってて、カロリー高すぎなんだもん。(苦笑)

でも、お土産にするにはイイかもねっ。

お花大集合

2005-04-30 04:17:31 | Weblog
お天気が良いので、前から夫が言ってた「中庭の壁の塗り替え作業」を決行することに。臭くしんどい作業になることは目に見えているのでかなり勇気が必要だったんだけど、二人でがんばることにしました。

まず、たくさんある鉢植えを安全な場所に避難させる。これは夫の得意技「ごっそり移動」方式で、有無を言わさず中庭のテーブルの上やら下やらにゴチャゴチャに並べられました。整理なんて言葉はアタマに全く無い様子。が、しかし、これが意外にキレイだったりするのですねー、不思議なことに。今まで並べて置いたことが無かった花たちをギュッとくっつけて並べたもんだから、一瞬のうちに「ここはお花畑か?」と目を疑うような光景のできあがり。(ってちょっと言いすぎか。)思わす写真に撮ってしまいました。
で、同じ日、なんといちごの花が沢山開花していたのでこちらも撮影。
このいちごは、実を食べることを期待して育てているのではなく、あくまで「観賞用」なのです。花を楽しみ、きれいな色の実が生ればそれを見て楽しむ。決して食用などでは無いのです。(日陰のいちごを食べたってマズイに決まってるからね。苦笑)
わたしはいちごの花が好きなのです。葉の形も。実の色形も。ただそれだけ。(あ~、でもなんか負け惜しみっぽく聞こえる??)

で、肝心な壁の塗り替え作業なんですが、上の写真の背景のように汚いペンキ・ハゲハゲ状態だったのを真っ白に塗り替えてるんです。この日は中庭の壁半分くらいしかできませんでした。
前に住んでた人が外壁用じゃないペンキで塗ってたもんだから、ローラーをゴロゴロやるたびに古いペンキの破片が、まるで日焼け後の肌のようにボロボロと剥がれ、それがさらに再び壁にくっつき・・・とにかく厄介な作業だったんです。(外壁を室内用のペンキで塗るのが間違い。)
なんとか区切り良いところまでを終わらせ、次は来週に。ペンキやガソリンが臭くって、頭痛がしました。でも半分だけでも塗り替えたら、なんと日陰の庭が半日陰の庭になったのです!なんだか昇格した感じ?(笑)

インド人街

2005-04-29 17:55:57 | Weblog
病院とウチとの間にインド人街があるので、立ち寄ってみました。
パッと見だけでもちょっとした「別世界感」がただよってるでしょ?
インドの生活雑貨や食料品を売る店、インドのCDやビデオ・DVDなど売る店、インドの宗教用品を売る店、インドの洋服を売る店・・・これにプラスして、なんとインド人専用?の床屋さんもありました。
そういえば昔、「なるほどザ・ワールド」っていう番組で「ヒゲ剃り&耳毛カット」のシーンを見たことあるんですが、耳の毛をどうやってカットするかと言うと、なんと耳の真横で火を吹いて、耳毛を焼き飛ばすのです!(笑)「切る」っていうより、「焼き切る」? インド人街の殺風景な床屋さんを外からチラリと覗いて見てたら、そんな昔の記憶が蘇ってきたんです。もしかしてここでも火をフッ!て吹いて耳毛処理するのかなぁ?あの番組ってインドだったのかなぁ?って・・・ちょっとコワイですねぇ。

洋服店には、ウインドウにあるマネキンにマハラジャかと思うような豪華な服が飾られていました。単にギラギラしてるだけなのではなく、実際に質も良さそう。細かい刺繍とかしてあったりするし。あと、アクセサリーも並べて売ってるんですが、手にじゃらじゃら下げるあのインドっぽい飾りもあるし、それに何といっても「鼻ピアス」!沢山並んでましたよ。オシャレの必需品?
そういえば、そんな洋服店の中で一番さびれてそうなお店の名前が「マイ・フェア・レディ」ってなってて、なんか笑えました。

雑貨店には不思議な写真(絵?)のついた石鹸やらシャンプーやらオイルやら売ってました。いや、ワタシが不思議に思うだけであって、インド人にとっては普通の牛乳石鹸みたいな感じの商品なのかも。ヘアーオイルは、ツヤツヤの黒髪にするオイルかしら?と思ってみたり。
雑貨と食品が並べて売ってあるお店もあるんですが、そういう店のウインドウにある食品はとっても不思議なものばかり。お菓子なのか乾物なのかすら定かではない。なんだかぐるぐる巻きになって揚げてあるような乾燥させてあるような。いろんな種類のがあるんですが。面白い形なのでついジーッと見てしまいますが、いくら見つめてみたところでどうやって食べるモノなのかはわかりません。

食料品店に入って買い物してみたので、そのお話は次に書きますね。

野鳥3 ハト

2005-04-28 02:36:59 | Weblog
日本でも普通に見かけるドバト、そして、おっきなモリバトです。

このドバトの写真は求愛行動中の様子。
オスが胸を膨らませてホロホロと鳴きながらメスの後ろをうろつき、そのうち尾羽を広げてドドドッとメスに向かって突進します。これをひたすら繰り返す。こんなんで、ナンパ成功するんでしょうか?
ドバトのオス・メスの見分け方はよくはわかりませんが、成熟したオスは大体において胸のあたりが大きく、立派な体格をしているようです。この写真のように求愛行動を示してくれたら、どっちがオスだかメスだかはっきりするんですけどね。

その下はモリバトの写真です。
ドバトよりも色がきれいで、襟元の白いポイントがオシャレ。でもこのハトはけっこう大きくって、飛んできて木の枝に止まる時は「ドサッ」と音がするんですよ。ホントに。
コレが毎年、うちの中庭にある巨大なツタの茂みの中に巣を作ろうとしていて、この春も来はじめたのでまた困ったことにならなきゃいいけどって今から心配。去年は2度巣を作ろうとして来ていて、2度目の時にヒナを孵したのはいいけれど、そのうち1羽が中庭に落ちてきて、あえなく衰弱死。もう1羽もどうやら巣で死んでたようで、その後しばらくしてウチにうじ虫の雨が降ることとなったのでした・・・。
ハトってとってもおバカな鳥で、巣作りがとってもヘタなんだ、とウチの母が昔言ってたけどその通り。巣材を運んでは一生懸命作っているけど、すぐ卵やヒナが落ちてしまうようなスカスカな巣しか作れない。ちょっとはアタマ使えよ!と言いたくなる。
でもよ~く考えてみたら、ハトって頭が極端に小さい。もしかして、ウチのぺことアタマのサイズはあんまり変わらないかも???マジで。

野鳥2 アオカワラヒワ

2005-04-28 02:21:17 | Weblog
スズメのような感じの鳥が群れていたので写真に撮ってみました。
さっき名前を調べてみたら、アオカワラヒワ・・・って。

体やくちばしの形はスズメみたいな感じで、色はウグイスといった感じでしょうか。ちょうど繁殖期の後半だったのか、もう成鳥と見分けがつかないくらい大きなヒナ鳥に親がエサを与えてました。
どうしてそれがヒナだってわかるかと言うとですね、ヒナは大きくなってもいつまでも親にエサをねだるんです。そのしぐさは、翼をちょっと広げてぶるぶると震わせるんです。ちょうど甘えてるように見えます。それで親が「あげようかな~?やめとこうかな~?」って感じで、じらしてみたり。
写真(上)はそんな感じで、オスとメスとヒナ(若鳥)が群れている状態。
写真(下)はオスがきれいな声で鳴いていたのを撮影。
オス・メスの区別は翼のところにある黄色い線で見分けがつきます。それがあるのがオスです。

野鳥1 セイヨウクロウタドリ

2005-04-28 02:14:51 | Weblog
これがクロウタドリです。
丸っこい体がかわいくって、ワタシは好きなんです。夕方にいつもきれいな声でさえずるし。
公園なんかでこの黒い鳥が歩いてると目立つのですぐ目に留まりますが、そんな時、周囲を見渡してみてください。かなりの確立で、この茶色いメスのほうも見つけることができますよ。
最初、このメスのほうは別の種類の鳥だと、ずーっと思ってたんです。でも図鑑で調べてこれがクロウタドリのメスだと知ってびっくり!
鳥には、オス・メスの区別が簡単に見分けられるものと、オス・メスの姿が全く一緒のものとあります。若い鳥の色がさらに別なものもあります。だからそれぞれに知っておかないと、ね。

この鳥は、こうして地面を歩いているのをよく見かけます。地面を足で掘っては虫を食べるそうです。そのほか、地面に落ちた果実(りんごなど)も食べるんだとか。

中庭を歩いていたら・・・

2005-04-28 02:06:15 | Weblog
ほら、こんな感じでクロウタドリと遭遇しました。
写真の真ん中に黒い鳥が、見えますか?
ハトよりも小さく、羽の色は真っ黒のつやつやでとってもキレイです。くちばしの鮮やかな黄色がオシャレ。
この鳥、あまり人間を恐れないのか、公園なんかでもわりと近くまで接近できるんです。でも、写真に撮ろうと思ってカバンの中のカメラを用意してたら、もたもたしちゃっていつもチャンスを逃してしまいます。だから今回はまず遠くから狙ってみました。

老木のマロニエ

2005-04-28 01:53:58 | Weblog
けっこう太かったです。こぶこぶで。
葉がたくさん出ていたので、最初遠くから見た時は、ツタか何かが巻きついているのかと思ったくらいです。
新しい葉の色がキレイでしょ?

病院の中庭にて

2005-04-28 01:51:10 | Weblog
別にどうってことは無いんですが、なんてことないのに病院に行くワタシなので、今回も同様。(いつものことです。病気ってワケでも、妊娠してるワケでもないので心配ご無用!笑)
で、病院の中庭がちょっとイイカンジだったので写真を撮ってみました。

これは渡り廊下から中庭へ向けて撮影した写真です。(逆光だ~)
真ん中にある大きな木はマロニエの老木。古いからなのか、それとも以前頂点を切られたせいなのか、幹から直接葉を出してました。
その手前にある低いこんもりした木はモクレンのようです。紫色の花が咲いてました。
右側の並木はカエデの仲間。
いろんな種類の野鳥が集まってて、人にもあまり驚かずにきれいな声でさえずっていて、とっても和める場所です。
ここに集まるのは野鳥だけではなくって、患者さんやら、面会に来た方やら、もちろんお医者さん&看護師さんたちも。すっごいレゲエな感じのおっちゃんがベンチに座って誰かと話をしてて、今にも歌って踊りそうな雰囲気で、なんかぜんぜん病院っぽくない病院なのでした。

いちごのシフォン・ケーキ

2005-04-27 00:56:32 | Weblog
いちごの出回る季節になりましたね~。
あの香りがスーパーで漂うようになると、ウズウズしてきます。生のまま食べてもいいんだけれど、ケーキにできないかな?なんて3日間ほど考えていたときにちょうどミルクティー・シフォンを作ったので、「いちごでシフォンができるかな!?」と挑戦してみることに。
あれこれ本を見てみると、果物を使ったシフォンはバナナやマンゴーくらいしか無くて、なんでいちごのは無いんだろう?と最初は全くわかりませんでした。ただ、いちごを入れて焼いてみたとして、はたして色はどうなるのか?味と香りはどうなるのか?とかなり疑問に。でもやってみるしかない!

まずは生のいちごを裏ごししてピューレを作り、それを、「マンゴーのシフォン」のレシピを参考にして分量をテキトウに決めてから生地に混ぜ込んで焼いてみました。生地の色は焼く前からすでにピンクとは言い難い色で、この時点で結果はかなり見えてました。
ただ、サイアクの事態を考えて奥の手も用意しているので、大丈夫。

今回はちゃんと手順を守ったので、ふっくら盛り上がって焼けました。でもオーブンから出す頃にはナゼか凹んできて、結局は前回とあまり変わらない高さに仕上がってしまった・・・。ナゼだろう??生地の色も、なんだか薄茶色。悪い色ではないけれど・・・特にいちごの香りもしない。わたしのイチゴ・ピューレはどこへやら?

結局、奥の手を使うことに。
いや、別に奥の手って言うほどのことじゃないけどね。単に、前回のと同様のホイップ・クリームに、余ってたいちごのピューレを混ぜただけのことです。
ところがこの「いちご入り生クリーム」がことのほか美味しくできたのです!!
ケーキを切り分け、クリームを添えて食べてみたんですが、ケーキだけ食べてもいちごの味はゼロに近い。(ふんわり焼けてて、それはそれで良かったんだけどね。)でも、クリームと混ぜながら食べると、ウマイ!!自分で作っておいて言うのもナンだけど、とにかく美味しかった。(←クリームが、ね。笑)
みなさん、ご家庭で一度おためしあれ。「いちごクリーム」を。

遊ぶ、ぺこ

2005-04-26 00:37:03 | Weblog
最近、ハンガーで遊ぶことを覚えたぺこ。わたしが洗濯物を干したり畳んだりする時にぺこが肩にいると、服をかじりたがってジャマをするので、ハンガーに乗せてやるのです。すると、こんな感じで大人しく1人で遊んでます。
(危なくないように、ちゃんと側でワタシが監視しながら洗濯物を干したり畳んだりしてます。)

ぺこは細いモノに止まることや、ちょっと揺れるモノに止まることが好きみたい。ハリガネ・ハンガー&プラスチック・ハンガー、この2本の間を行ったり来たり。写真ではわかりませんが、「ぴょん!」と飛び移る時などけっこう勢いよくやってます。やはり鳥だけに、運動神経が人間とは違うようです。筋力もバツグンです。

ミルクティーのシフォン

2005-04-25 00:29:52 | Weblog
パン・デピスに引き続き、今度はシフォン・ケーキを作ってみました。
ケーキの型は、実は日本から持って来たのを使ってるんです。実家に置いといても誰も使わないので、母に頼んで船便で送ってもらったんです。ホイッパーやら裏ごし器、クッキーの抜き型、この写真に写ってるケーキクーラーも。

フランスに来てから、ケーキ屋さんでシフォン・ケーキを売ってるところを見た覚えが無いんですが、それもそのはず、どうもフランスには無いようなんです。夫に「何のケーキ作ってるの?」と聞かれてシフォンと答えても、「は?」でしたから・・・。義母も、夫の友達も知りません。
シフォン・ケーキは焼きあがった時に逆さにして冷ましますよね。わたしはいつも型の中心の穴にワインボトルなんかを突き刺す形にして、逆さにして置いておくんですが、夫がその状態を見て「何やってんの???」って。(苦笑)

さてさて。
フランスに来て初めて作ったシフォン・ケーキはミルクティー・シフォン・ケーキ。紅茶の香りが心地よく漂って、なかなかイイカンジに仕上がりました。ただ、膨らみがイマイチ。実は手順を間違えたのです・・・。
卵白に砂糖を入れて泡立てると本には書いてあるのに、入れ忘れた!のです。もうすっかりきれいにツノが立つまで泡立った後だったので、卵黄のほうに砂糖を追加しちゃったんです。これがマズかったのかなぁ。なんでかはよくわかりません。

このケーキは、粉糖とブランデーを入れて立てた生クリームを添えて食べました。
ウマかった!!ですよ~。
夫も初めて食べたシフォン・ケーキ、美味しいって言ってました。
ただ、やはりフランス人はタルトとかパン・デピスみたいなほうが好みだそうです。
(フランスって、ゼリーも無いんですよ・・・フランス人はフワフワが嫌い?)

Brie

2005-04-24 21:56:07 | Weblog
これ、Brie(ブリー)ってチーズです。昨日夫が職場からもらって帰ってきました。
(大きい切れ端がブリーです。その脇にちょこんとあるのは普通のカマンベール。)

カマンベールの弧の形から想像できるサイズと、ブリーの弧の形から想像できるフルサイズを考えてみてください。おっきいでしょ~? でも雰囲気はカマンベールとほぼ同じです。
こんな風にとろ~んとはみ出るくらいになっていると、美味しいです。よく熟成されてる、とでも言うんでしょうか。(キムチは「漬けが浅いほうが好き」「日にちが経ってるほうが好き」と人によって好みが違いますが、実はチーズもこれと同じです。人それぞれに好みの状態というのがあるようです。)

チーズって・・・日本で生まれ育ったわたしにとっては、アタマにまず浮かぶのはやっぱりプロセスチーズなんですよね。でもチーズって本来は工場内で作られてるものではなく、農家の納屋で寝かされていて、その原料は放牧されてる乳牛から取られたもの。牛は草を食べていますから、季節によって違う状態の草を食べることになります。すると、乳の味も質も、季節によって変わってくるそうです。そうして出来るチーズには、生産の時期やチーズの季節というのがあるようです。このあたりのことは詳しく知らないので書けませんが、わかったら、またいずれ。

サヴォワ地方の山へ夏のヴァカンスに行った時、3種類の牛が放牧されていました。それぞれに出す乳の質が違うらしく、出来上がるチーズも違う種類になるんだとパンフレットに書いてありました。食べてる草もどうやら違うみたいです。わたしの好きなAbondance というチーズの元を提供してくれてる牛さんたちと一緒に写真をパチリ。良い思い出です。
そうそう、ここでは搾乳は放牧中に行われていて、ちょうど移動式の健康診断の車に入って順番でレントゲン撮影されてるみたいな感じで、一頭ずつ車の中へ入り、搾乳され、反対側へと押し出されていました。完全なる流れ作業。でも、周囲は広々とした高原なので、全くイヤな感じはしませんでした。牛にとってはわずか数分の辛抱で、後はまたのんびり草が食べられるのですから。

Brie から思い出した、チーズのお話でした。

パン・デピスを焼いてみよう! -3- (試食)

2005-04-23 05:27:01 | Weblog
夕食も済み、いざ試食!・・・とはいえ相変わらず船酔い気分が続いてて、夕食も食が進まなかったのです。(と言いつつけっこう食べたけど。笑)
試食、なんとなく気が進まないなぁ。

夫がスライスし始める。(写真だけはちゃんと撮る。)
ざっくりした生地。均一に焼けてる。見た目はなかなかイイカンジ。
写真でちょっと白っぽい粒のように見えているのは刻んで入れたアプリコット。
では、お味は・・・?
お皿なんて出さず、夫と2人、手づかみで試食。
う~ん、なかなか美味しいではないか!
初めてにしては大変上出来です。(思わず、自画自賛。)生地もしっとりしてて、良い出来。
作ってる途中でずっと思っていたことなんですが、この生地、たくさんスパイスを入れたはずなのにスパイスの香りはそんなにしないんです。(シナモンは小さじに山盛り入れたんですよ。)
じつは、スパイスよりも強くライ麦粉の香りがするからなんです。黒糖かな?と思ったあの素朴な香り。ライ麦粉とはちみつを混ぜてからというもの、その2つの香りが全体の9割を占めている状態。(ワタシのアタマの中でだけ、ナツメグの香りが揺れているけれど・・・。)

パン・デピスを食べながら夫とアレコレ話し合います。はちみつの量をもっと増やしたほうがいいかな?とか、中に入れるドライフルーツのこととか。
なんでこんなに膨れたんだろう?って考えてて、原因としては「ベーキングパウダーの入れすぎ」をまず考えたのですが、もしかしたら「薄力粉を使ったから」・・・?次回はちゃんと強力粉を使ってみようかな。
結局なんだかんだいいながら、わたしは2枚も食べてました。(船酔い気分はいづこへ?)
今回使ったはちみつは、近所の安売りのスーパーで買った「オレンジの花」のです。わりとアッサリした味。

今回、レシピの最後に載ってた「グラサージュ」は省略しました。もともとそんなに好きじゃないし、普通のパン・デピスにグラサージュがかかってるのは見たことが無いので。大森さんの本によると、これはディジョンのレシピだということですが・・・ディジョンのはそうなのかな。

エクスの旅行から、モノプリで2度もパン・デピスを買ったわたし。そのままスライスして食べるのも好きなんですが、ブルガリア・ヨーグルトに混ぜて食べると美味しくって、実はコレにハマッてたんです。小さく刻んだパン・デピス一切れ分を無糖ヨーグルトに入れ、スプーンでぐるぐるぐるぐる混ぜます。すると切れ端がだんだん崩れてきて最後にはヨーグルトと一体化します。この状態まで混ぜて食べてもいいし、混ぜてる途中の状態でパン・デピスの塊とヨーグルトとが中途半端に混ざってるのを舌の上で味わうのもいいし。これ、なかなかイケますよ。今日もヨーグルトと食べたかったんですが、さすがにそれは胃袋が拒否してました・・・。


今回、不覚にもナツメグに酔ってしまったワタシ。じつは、作ってから5時間ほど経つ今も少しヘンな気分です。なんででしょうねぇ?

パン・デピスを焼いてみよう! -2- (調理)

2005-04-23 04:37:58 | Weblog
はじめて作る、パン・デピス。ちょっとドキドキです・・・。

まず、材料を用意する。
小麦粉(強力粉)、ライ麦粉、ベーキングパウダー、はちみつ、砂糖、牛乳、卵、ドライ・アプリコット、シナモンパウダー、ナツメグ。
(レシピは本からの引用になるので、ここでは省略します。)

ライ麦粉の封を切ってみる。袋の中には、灰色っぽいような薄茶色のような粉が入ってた。独特のにおいがして、これがライ麦かぁ~って思ってたら、テーブルの向こうでカゴの中のぺこが右往左往してる。(←ちょっと興奮ぎみ。)あ、もしかしてライ麦のニオイを察知したのか・・・?(汗)

はちみつは、まず小鍋で温めるんですって。そうするとサラサラして混ざりやすいって。やってみると実際そうでした。この一手間が大事ってことですね~。
材料を泡だて器で混ぜ合わせる。最初、うまく混ざらないんじゃないかと心配してたんですが、案外よく混ざるんです。しかも「よくまぜる。」と本に書いてあるのでちゃんとしっかり混ぜました。粘りが出すぎてヘンになりはしないかと心配でしたが、(焼き上がりから察するに、)そんなことはなかったみたいです。
本当はレシピには強力粉って書いてあったんですが、ウチに無いので薄力粉を使っちゃいました。フランスの薄力粉はキメが粗いので、日本の薄力粉とはぜんぜん感じが違います。ちょっと強力粉っぽいんです。
細かく刻んだアプリコットも一緒に混ぜる。わたしはドライフルーツが何種もゴテゴテ入ってるのはあんまり好きじゃないので、今回はアプリコット2個分だけを刻んで入れてみた。でも、2種類くらいは入れてもイイかも。それか砕いたナッツを混ぜてみてもいいかもしれない。(家にあるものを何でも利用しないとねっ。)
そして、シナモンとナツメグも混ぜる。シナモンは粉のを以前買っていたので、今回はスーパーにてナツメグを購入。今後もきっとあまり使わないだろうと思い、粒状でおろし金の付いたものを購入。これだと毎回新鮮な香りが楽しめるんじゃないかと思って。
がっしがっしとナツメグの実を削る。ここで思わぬハプニング!なんと、ナツメグのニオイに酔ってしまったのです。(ナツメグを削り始めた瞬間から気分が悪くなってきて、頭痛が・・・。まるで車酔いか船酔いみたいな気分。)でも、とにかく調理を続ける。

焼き時間が「170℃で20分+150℃で25分」となっていた。キッチンタイマーを20分にセットする。
カチカチカチカチ・・・
ウチのキッチンタイマーは夫が昔から使ってるヤツで、レモンの形をしてて、ギュッとひねって使う。簡単で便利だけどとにかく音がうるさい。今回、ジリリリリッ!と鳴るたびに、ぺこがドキッ!!としてた。(苦笑)で、ついでに夫も一緒になってドキッとしてたらしい。(わたしはいつ鳴るか大体知ってるのでドキッとはしなかった。)

焼き始めてから10分後くらいに様子を見てみると、こんもりと山のように膨らんでる。この様子では膨れすぎになるのでは?と心配になってきた。(実はベーキングパウダー13gって書いてあったのを、13gだなんて量れないからテキトウに入れたので、多分16gくらいはあったんじゃないかと・・・。それが原因?)
パン・デピスっていうより、ブリオッシュみたいな姿になってしまった。でもいい色に焼けてきた。
150℃で25分焼き、取り出してみる。すると、真ん中がずこっと凹んでしまった!ナイフを刺してみると、まだ焼けてない生地がねっとり付いてきた。慌ててオーブンに戻し、15分追加。

そして、いよいよ焼き上がり!
(ここで夕食タイム。試食はその後で。)
でも相変わらず頭痛がして気持ちが悪いのでした・・・ナゼだろう?