着いたぞ！エクス！

ＴＧＶの駅から、シャトルバスにてエクス市内へ入る。
（新幹線の「新大阪駅」と在来線の「大阪駅」みたいな感じに、エクス・アン・プロヴァンスの駅もＴＧＶと在来線の駅の場所が離れているのです。）

あちこちに、白い木肌の、コレはプラタナスでしょうか？沢山植えられてて、並木道になってました。夏には心地よい日陰を提供してくれるのでしょう。しかし今は春。まだ葉は出ておらず、降り注ぐ太陽の光に気分もうきうき。
天気予報では曇りって言ってたのに、すっかり晴れ、晴れ、晴れ！
こっそり中に着込んでいたババシャツ（おっと！）を脱ぎ、靴下も脱いでサンダルに履き替え、日焼け止めを塗りサングラスをかけ、準備万端。夏仕様です。

エクスの町にはたくさん噴水やら泉やらがあって、ちょっと歩けばすぐ次の噴水、といった状態。しかも一つ一つが違ったデザインなので、滞在中にいくつ見つけられるか？とスタンプラリー状態な気分に。別に賞金は出ないし、全部写真に収めるってわけでもないけれど・・・。なんかね、見つけると楽しいよね。

わたしのサーモンピンクの袋につけてる水色の飾りは、実は時計になっているのです。日本から来たオトモダチにいただきました。これがとっても便利で、役立ってます。（Ｈさん、ありがとね～。）

世界の車窓 「南仏編」

パリからエクス・アン・プロヴァンスまでＴＧＶで約３時間。
朝早かったので、乗って早々に食べたり飲んだり。で、その後１時間ほど睡眠・・・。
その後に見た景色がコレです。
遠くにう～っすらと、山のようなものが見えてました。（通路を隔てて反対側の窓にズームして撮影。わたしの側は逆光で撮影不可能状態だったので。）
フランスの田舎は大体こんな感じで、だだっ広い平野地帯が多いみたいです。瀬戸内沿岸部、山アリ海アリの場所で育ったワタシには、ちょっと寂しい風景。でも安野光雅の描く田舎ってこんな感じですね。

フランスは農業国。ＴＧＶの窓からも、夏場にはとうもろこしやひまわりなどの広大な畑を見ることができます。ひまわりは油用と思われますが、とうもろこしは主に飼料のようです。水撒きは専ら機械任せで、巨大な散水機が利用されてます。
牛や羊の放牧も多く、鶏肉の産地では鶏の放し飼いとかも。時には普通の田舎のおうちで馬などを数頭飼っているのを見かけます。