今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

第一回・「体外受精」開催 (1)

2007-12-25 21:01:32 | FIV紀行(07-08)

ようやく、待ちに待った施術の開始。
いや、別に体外受精をしたくてたまらなかったのではなく、一歩前へ進みたかったのです。
何となく、どちらかの能力に問題があるのではないかとずっと思っていて、それが
当たっていたので、そのまま自然妊娠の可能性を求めてがんばっても、どうせまた
流産するのがオチでしょう、という考えがどうしてもついてまわって…。とてもポジティヴ
にはなれないのです。

●11月13日、「生理サイクル2日目」
FIVは、まず採卵のための排卵誘発剤からはじめる。
サイクル2日目から10日間、錠剤を服用。
●11月26日、麻酔科の医師と面談。(全身麻酔を受けるため)
●11月27日、血液検査。自宅で皮下注射の開始。(医師の指示があるまで注射を続ける)
この皮下注射はペンのような形をしていて、非常に使いやすい。
ペン軸をまわし、医師に指示された容量を指定してからペン先の針をお腹に刺して
押すだけ。針が非常に細いので、刺した時の痛みは特に感じない。
●12月1日、もう1種類、皮下注射が増える。(計1日2本。医師の指示があるまで続ける)
●12月3日、血液検査。経膣エコー。
●12月6日、血液検査。午後に結果が出て、医師から今までの注射をやめる指示を
受ける。また別の種類の皮下注射を、指定された時間に打つ。

ここまでは特にストレスも無く、日々の注射もちょっとチクリとするだけなので普通に
がんばれる。

●12月8日、FIV当日。(ドクター・ドゥアーによる施術。)
朝早くからクリニックに行き、精液と卵子を取る。
(私は「飲まず食わず」で行く。)
病室のシャワーで腰から下を消毒の石鹸液で洗い、全裸の上に不織布のぺらぺら
の服(?)を着て、錠剤をのまされ、待つ。
時間が来て、私は手術室のような場所にて卵子の採取。
夫はその間に精子の採取。

は、手首から麻酔の注射を入れられて完全に眠った中での採卵。
目覚めたらもう終わっていた。病室にて回復を待つ。
はその間に、2度も精液採取をしていたらしい。
どうも結果が思わしくないらしく…。(活きの良い精子の量が足りないらしい。)

麻酔がまだなんとなく効いている中、病室にてしばらく待たされる。
腹痛がして気になるが、施術の後なので仕方が無い。(痛み止めの薬を渡される。)
夫は再度呼び出され、3度目の精液採取(!)
後で夫から聞かされたのだが、私からは卵子10個が取れたらしい。
なので、10個ぶんの受精卵作成のために沢山の良質な精子が必要だったらしく、
夫はさんざん搾り取られたようだ。

ベッドの上で1時間くらい待たされた頃だったか、医師(ドクター・ドゥアー)が来て
話をした。受精卵を作成し、3日後にお腹に戻すらしい。
仕事が忙しいのでこの後すぐに仕事に出てよいかと聞いてみると、驚かれた。
(通常、丸一日の休暇が取れるように医師の診断書が出るらしい。)
アルバイトなので診断書があろうが無かろうが関係ない。とにかく仕事に出ても
いいですか?と聞くと、「体調が良さそうなら、まぁ、いいでしょう。」と。
病室は二人部屋だったのでお隣に女性がいたが、こちらはかなり調子が悪そう。
麻酔が効きすぎたのか、ふらふらして立つのも大変な様子。それと比べると私は
元気なもので、すたすた立ってトイレにも平気で行けてしまう。腹痛だって、ガマン
できる範囲。
経膣薬、抗生物質、痛み止めなどを処方される。

結局、朝7時半にクリニックに入り、午後1時頃に出た。
帰宅し、しばらく休んでから、午後4時半頃から仕事に出る。

12月10日、嘔吐する。
(11日に医師に聞いたところ、原因は抗生物質の薬とわかる。11日から抗生物質
は服用を止める。)

 第一回・「体外受精」開催 (2) につづく・・・


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