今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

不妊治療専門医と歩む

2007-11-12 20:31:19 | FIV紀行(07-08)

5月31日、不妊治療専門医のドクター・ドゥアーの所で初診を受ける。
凱旋門まで徒歩5分という立地のアパートの1室にて開業の医師。
ドクター・ドゥアーはかつて St Vincent de Paul の不妊治療科の責任者を務めていた
らしい。国保のチェックを受けずに自ら「100%払い戻し」を決める権限のある数少ない
専門医。(通常、国保で「100%払い戻し」を受ける場合は、国保に書類を送って審査
をしてもらう必要があるが、判断の権限を持っている医師の場合は「100%払い戻し」
というハンコを書類にバン!と押すだけで、ノーチェックで通る。)

これまでの経緯を話し、子宮鏡検査などでも異常が無いところまでは調べたことも告げ、
先の指示を仰ぐ。さっそくドクターは、双方に数枚の処方箋を出した。

私の検査:血液検査(ホルモンなどの検査)
夫の検査:精液による検査(精液検査抗精子抗体検査マイコプラズマ感染症のテストなど)
 ☆男性のための検査はこちらを参考にしてみてください。(左側にあるメニューに
 複数の検査の名前があるのでクリックして見てください。)

●7月20日、検査結果持参でドクター・ドゥアーと面談。
私のほうは問題なし。
夫のほうは、精子の数と運動能力に少々問題あり。
(しかし体外受精をするには十分な量があるとわかる。)
夫のほうだけ処方箋をもらう。

夫の検査生殖器の検査(エコー)遺伝子検査
(陰嚢を触診と、直腸から器具を挿入してのエコーだったらしい。)
結果は特に問題無し。

夫の医師面談
夫一人だけが専門医と面談に行った。
遺伝子検査の結果を判断する医師らしいのだけど。たっぷり1時間以上もお説教
を聞かされて戻ってきた。
その話の内容とは、
「特に問題は無いねぇ。」
「こういった場合ね、環境汚染が悪かったりするんだよね。身の回りにある化学物質や
食品の添加物など。」
とにかくBIOが良い。そういう方面の新興宗教の人かと思うほど、かなりのお説教を
聞かされまくったらしい。

●10月12日、ようやく再びドクター・ドゥアーとの面談。
夫の検査結果を持って行く。
もう一度、精子の検査をしてみようということになる。

対外に放出される精子は、実は2ヶ月も前に体内で作られていると教わる。
ヴァカンス時期でリラックスした環境の中で作られた元気な精子が約2ヵ月後に出て
くるらしい。

夫の検査精液検査

●11月12日、結果を持ってドクター・ドゥアーのところに行く。
夫の精液検査の結果は以前よりも悪くなっていた……。
運動している精子の量が少ないらしい。
それでも、体外受精が可能なだけの量はあるとのことで、体外受精に踏み切ることに。
すぐに投薬をはじめる。


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ここまでの道のりが、本当にほんとぅーーーに長かったです…かなり疲れ果てました。
自然に妊娠できるだろうと思っていたのになかなか妊娠せず、2度も流産。
そして、これは絶対にどちらか(もしくは双方)に問題があるのだろうと思うも、
なかなか検査をするにまで至らず。ようやく精子検査をしてみて、夫のほうに少し
問題があることが判る。(ここまでの時間、もっと短縮できないのか!?と、非常に
苛立つ。)
当事者である私がいくら望んでも、すぐには検査はしてもらえない。
あくまで、処方箋を出すのは医師であり、私たち「患者」はそれを待たなければ
ならない。
自分の体なのに、自分で思うようにできないのは非常につらい。
努力では解決できないことがあるということを痛感。


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