今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

パリはちょっと寒い

2006-05-31 17:48:16 | Weblog

明日から6月だと言うのに、パリは数日前からまた急に肌寒くなっています。
日本だと、衣替えの話が出る時期でしょうかね?
こちらはまだまだ「半そでだけ」ってわけにはいきません。

わたしがフランスに来てからほぼ毎年のように、三寒四温で5月まで徐々に暖かく
なってきて、5月に1~2度寒い時期が来て雪やらヒョウを降らせ、6月にもまた
1度くらいそんなことがある、というパターンです。
5月に雪、6月にヒョウですよ。(東京辺りでそんなことってありますか?)

昨日・今日あたり、天気予報でフランス東部のローヌ・アルプからオーヴェルニュ
にかけての辺りに雪マークが付いてました。パリも朝の最低気温が1桁です。
これは典型的なフランスの気候なのか、それとも昨今の異常気象の一つなのか。
わたしにはよくわかりません。(ただ、寒いのは事実です。)

写真は2ヶ月ほど前のもので、ぺこが羽根を膨らませている様子です。
これは「ぶるるっ」と羽根を振るわす直前に偶然シャッターが下りたので取れた
写真なんですが、部屋の中がちょっと寒いな~って時によくぺこがこんな感じに
羽根を膨らませていたりします。人間だと、ちょっと肌寒いので上に1枚着たい
って感じの時です。鳥はそういうワケにはいかないので、こうして羽根を膨らま
せて、間に空気を含ませて自分の体温を保つそうです。羽根の間から体温が
逃げたりしないの?って思うんですが・・・どうなんでしょうね。

これって鳥に限った現象ではなく、人間だって寒い時には毛が逆立ちますね。
いわゆる「鳥肌」ってヤツです。その時に腕などに生えてる体毛がピンと立ち
ますが、それが全部羽根だと想像してみてください。みんなもこの写真のぺこ
のような状態になりますよ。この写真はまだ軽く膨らませた程度ですが、ホンキで
膨らませるともっとまん丸になります。

今朝起きてみたら、ぺこが羽根を少し膨らませていました。
中庭に出している温度計を見てみると、10℃。(肌寒いです。ぶるるっ。)
居間の室温計を見てみると、18.9℃。(いつもなら20℃ほどあるのに。)
ぺこも少し寒かったのでしょう。成鳥なのでこのくらいはどうってこと無いみた
いですけど。体力あるので、自家発電のように自分で自分を温めている様子。
それより朝一から遊びたい様子でした。

これまた、2ヶ月ほど前の写真です。

遊んで欲しい時のぺこ、こんな感じです・・・
(ちょっと色っぽい?)

そして、出してあげたらこうなります。↓

この時は、わたしの左手親指の関節部分に大きな傷跡がかさぶたになっていて、
ぺこはそれを狙い撃ちしてきました。せっかくできたかさぶたを面白半分で
剥がそうとするだなんて。血も涙も無いヤツ・・・(涙)


漢字が読めない大人

2006-05-31 00:27:49 | Weblog

世の中には、漢字が読めない大人というのが沢山存在してます。
そう、外国人です。(日本語を母語としない人たち。)
日本語を勉強していない外国人の人たちは、漢字が読めなくて当たり前。
しかし、中にはビミョーな立場の人もいます。

わたしの祖母の従妹は英国人と結婚し、2人でオーストラリアに移住しました。
血縁こそ遠いものの、祖母とは疎開時代に姉妹のようにして育っていたので、
ウチとの親戚づきあいはかなり深いようでした。わたしが小さい頃から、
オーストラリア一家が日本に来る際は必ずわたしたちにも会えるよう都合を
取り計らっていたようですから。
なので、わたしたちが幼稚園くらいの頃から、彼等のことを知っています。
(いや、彼等がわたしたちのことを赤ちゃん時代から知っている、と言うべきか。)

オーストラリア一家の次男、ジョージさん。彼は今、50歳くらいでしょうか。
(わたしと遊んでくれてた頃のジョージさんは、若い青年だったんですけど。笑)
5~7歳くらいのわたしたちを連れて、ジョージさんは、祖母宅近くの海岸沿いに
散歩に出ました。日本語会話に関しては何不自由なくできる彼でも、読み書きは
平仮名・カタカナだけでした。漢字がダメだったんです。
そんな中、兄が看板を見て読み方を彼に聞きました。
「ねぇ、これ、どう読むん?」
(兄の指差した看板、中学の頃に母に見せてもらったんですが、それは
「海を大切にしましょう」という、海へのポイ捨て禁止を訴えたものでした。)
ジョージさんは、笑って「ボクは漢字が読めないから、ダメ」って答えたそうです。
すると、当時小学1年生くらいだった兄は、「ジョージ、バカ?」って真顔で言って、
さらにジョージさんを笑わせたそうです。(この話を散歩帰りのジョージさんから
聞いて、母は穴があったら入りたかったらしいです・・・。苦笑)
兄の子ども時代の武勇伝は数知れず、なのですが、これもそんなうちの一つ。

例の看板、平仮名の読める当時の兄の目には、
「■を■■にしましょう」
と見えたと思います。
しかし、それはジョージさんの目にも同じように見えていたのでした。
いつも母に漢字の読み方を聞いていた兄は、何も深く考えずに同じことを
ジョージさんにしたのでしょう。

この話は昔の笑い話なんですが、実は・・・ウチにも約一名、漢字の読めない大人
がいます。そう、夫です。
40近い大の大人が、一生懸命「木、林、森・・・」と書いて練習してました。
で、「森」という字に「木」を一つ足して「ジャングル!」とか言ってるし。(アホー!!)


間違い電話、あれこれ。

2006-05-30 19:50:18 | Weblog

ウチの電話は、常に留守番電話にしてます。
知り合いがかけてきた時には悪いなって思うんですが、ヘンな電話もかかって
くることがあるので、仕方なく用心のために常にこうしています。
留守電に切り替わるまでじっと電話の前で待っていて、知ってる人の声の場合、
すぐ電話を取るんです。
(なので、ウチに電話して留守電だったとしても居留守の場合が多いと思うので、
とりあえず名前くらい吹き込んでみてね~。)

で、そういう内容ではなくてですね・・・

実は先ほど、間違い電話があったんです。
いつもどおりに電話の前で耳を澄ましていたら、知らない男性の声が。しかも英語です。
(一体、誰なんだ?)
今週末に、夫の友人のアメリカ人がフランスに遊びに来るので、その人かな?
と一瞬思ったんですが、その人はフランス語ぺらぺらなので絶対にフランス語で
メッセージを吹き込むはず。
わたしの知り合いの中にこの声の持ち主はいないので、可能性としては夫の
知り合いということになるんだけれど・・・英語で話す友人ってそう沢山はいない
はず。声のうしろでガサガサした音が聞こえていました。駅か路上かどこかから
電話をしていたのでしょうか。音質も悪くてよく聞き取れない部分が多かったです。
でも、ありきたりの内容で、「ちょっと電話してみたんだけど・・・ また電話しなおすね」
って感じで切れてしまいました。

こういう場合、電話を取って「多分まちがえてるんじゃないでしょうか?」って
言ってあげるほうが親切なんだろうか?(悩)

ちなみに、以前夫の携帯に「○○ちゃん、いつ電話しても居ないから・・・元気に
してるの?」って感じで老婦人の留守電メッセージが入ってたこともありました。
その番号は、以前はわたしたちの友人が使っていたので、そのさらに前の持ち主の
母親か祖母なのでしょう。電話番号を変えて随分経つのに新しい番号の連絡さえ
していないのですから、わざと教えてないのかも。

日本だと、ソバ屋だのラーメン屋だのの間違い電話が一般家庭にかかってくる
というのが間違い電話ギャグの定番ですが、ウチの場合、「古物商ですか?」って
電話がよくかかってきてました。今はもうほとんどかかってきませんが・・・本当に
頻繁にかかってきてました。以前の番号の持ち主が古物商の店主だったのでしょう。
最初の頃はビックリしましたよ。いきなり古物商ですか?って聞かれても、えぇ!?
って面食らってしまいます。

これまでの話はウチでの出来事で、このくらいならまだ普通だと思います。
けど、夫の友人に起きたスゴい間違い電話は・・・
彼の自宅番号は、以前は市役所の使っていた電話番号だったらしいのです。
そのせいで、市役所関連の間違いファックスでえらい迷惑していたそうです。
(電話番号を変えたのなら、徹底して連絡すべきだと思うのですが。怠っていた
のでしょうか。)で、何度も苦情の電話を当の市役所にしてみたけど改善され
なかったらしいのです。
するとある日、20ページ近いファックスが部屋に溢れているのを帰宅した彼が
発見。契約書の内容全部送ってきて、それにサインして送り返してくれと書いて
あったそうです。あまりにアタマにきた彼、そのまま「全て了解しました。」と
日付とニセのサインをテキトウに入れて、送り返したそうです。(笑)

いや~、いろんな間違い電話ってのがありますね。


「手作り」のための参考資料

2006-05-30 17:32:51 | Weblog
フランスに暮らし始めて以来、時々わたしが買う雑誌があります。
この marie claire idées です。

雑誌などほとんど買わないわたしですが、季刊誌のコレは、よくチェックしてます。
上の写真は最新の「夏号」の表紙。(サイトから写真持ってきちゃいました。)
特に夏号は毎年、海辺に関するモチーフのいろんなデザインなどが載ってるので、
海辺でバカンスを過ごすのが好きなフランス人らしいデザインのための参考に
なります。
でもわたしが好きなのは、夏以外の号。
春にはいろんな小さな花をあしらったデザインのもの、秋には木の葉や木の実を
あしらったデザインのもの、そして冬号は豪華なクリスマス特集。
3年ほど続けて買い続けていると、さすがにマンネリなので飽きてきたりもしますが、
数冊持っていたら便利です。モチーフ、素材・色使いの参考になります。

同様の雑誌が他にも出ているので、この雑誌に飽きたら他のを買ってみるとか
してもいいかも。でもやっぱりわたしの基本はココにあります。なんか、すぐ手に
取っちゃうんですよねぇ、本屋さんで。
婦人誌の marie claire は日本版もあるけど、 marie claire idées の日本版も
あるのかな・・・???

母の日おめでとう!

2006-05-29 22:08:39 | Weblog

昨日、日曜日はフランスの「母の日」でした。(日本は第二日曜日らしいですね。)
たまたま義母がウチに滞在中なのだし、と思って、「Fête des Mères(母の日)」
のためのケーキを焼いてみました。

上の写真のテーブル上にあるのが、ワタクシの手作りケーキです。
ちょっと、いや、かなり?失敗してるんですが・・・(汗)
実は、コレ、シフォンケーキだったんですが、焼き時間を間違えて随分長めに
焼いてしまったので色がこんがりになってしまい、せっかく入れたイチゴの味も
よくわからない状態になってしまったので、スポンジケーキとして使いました。
切って間に「夫の手作りイチゴジャム」と「ホイップクリーム」と生のイチゴを
挟んで、ちょこっと生クリームと粉糖で飾りつけしました。(外側にクリームたっぷり
塗ればショートケーキですね。)

↑問題のケーキ。

肝心な、お味のほうは・・・
夫のジャムに救われて、けっこう美味しかったです。
義母も喜んでくれたし。 (ホッ・・・ 汗)
ケーキの周囲にある赤いソースは、これまた夫の手作りのフルーツ・ソース(いちご)
です。先日、いちごの安売りがあったので、ジャムとソースを作っていたのです。
(ソースは小分けにして冷凍。少量ずつ解凍して使えるようにしたので便利です。)

あ~、でも次は義母に ちゃんとしたシフォンケーキ を食べてもらいたいなぁ。
レシピを読み間違えないようにしなければ・・・。
(本に載ってる焼き時間を読み間違えたのが原因だった。汗)

※この2枚の写真は、義母のデジカメを借りての撮影デス。


掘り出し物

2006-05-29 21:52:27 | Weblog

先週木曜がフランスでは祝日。先週末は連休にしてる人が多かったみたいです。
ウチは夫がまだ新入社員なのでそんなこともできず。逆に義父母にパリに遊びに
来てもらいました。
義父母は演劇鑑賞が好きなので、今回の大きな目的は「コメディーを観に行く」
ことでした。
しかし、義母にはもう一つの大きな目的が・・・・・

それは、「掘り出し物、発掘。」です。

18区には、「Sympa」という名の、デッドストック(かな?)を売るお店があります。
petit bateau とかの子供服が、タグが切られて箱に山積みにされて売られて
います。どれでも1枚4ユーロとか、そんな値段です。(値段は、その箱が
置かれている場所の壁に大きくポスターで貼られており、それにどこの品なのか
が書いてあるので、タグが切られていてもわかるんです。)
4~5ユーロで売られているものはあまり心配が無いのですが、時々3ユーロ以下
の値段で売られているものがあり、それには要注意。少々どころじゃない
難アリな品である場合が多いからです。でも、そんな難アリ品だって、ベビー用の
肌着であればあまり問題はありません。どうせ普通の服着せたら隠れるのですから。

今回、ここで義母はたんまり子供服を買っていました。
5ユーロの箱の中から、10枚ほど。(これですでに50ユーロですねぇ。)
でも、正価の値札がたまにくっついていて、「35ユーロ」なんて書いてあったり
するので、そういうの見るとお得感が湧いてきます。
っていうかねぇ、普通の子供服の高いことといったら!もう、信じられないくらい
高いんですから。2ヶ月もしたらもう着られなくなる「1シーズン限り」のベビー服に
そんな大金払えないですよね。お出かけ用の、ここ一番!って張り切る時でも、
若くてあまりお金の無いカップルだと相当悩むだろうと思います。

今回、義母にお供して行ったわたしですが、実は・・・わたしも見つけてしまい
ました、掘り出し物。で、買っちゃいましたよ、4枚も。(笑)
それでも1枚5ユーロですから。それなりのブランドの品なので、とにかく手触りは
いいし、質がいいのがすぐ見てわかります。ブランドの名前など全く気にしない
わたしですが、やはり着心地が良いに限りますからね。
他の安売り店では、安物の服を安く売ってますから、こういうのとは比べ物に
なりません。(ちなみに、わたしが買ったのは「CYRILLUS」というブランドの服。)
長袖Tシャツ1枚(←12歳用の子供服)、半そでTシャツ1枚、コットン・ニットの
カーディガン1枚、そしてビックリしたのがメリノ羊さんのセーター!これも5ユーロ
でした。そしてさらに、ズボンも1本。
ウカレ気分で家に戻り、夫にも戦利品を見せて手柄を褒められました。(笑)
家に帰ってから気が付いたのですが、セーターの袖の先のほうに直径1cm
くらいの穴が・・・。(汗)
でもでも、この際、良しとします。だって本当に質が良いので、穴が隠れるように
袖を折って縫い付けてしまえば七分袖セーターとして着られそうなのですから。
(ウール100%のセーターを買う時はすごく手触りの良いものを選ばないと、
すぐ肌がかゆくなるのでわたしはダメなんです。このセーター、肌触りは絶品!)

結局、義母は二日も通いつめ、20着近い子供服を買っていました。
全ては、甥っ子&双子の姪っ子たち用です。
おばあちゃんも大変!
でも、そうやってバーゲンのワゴンを探るのは義母の楽しみであり、その成果から
「いかに得したか」で喜びを分かち合うのがウチの夫の家族誰しもに共通している
点です。一家して徹底してるので、わたしはたまに怖くなることも。。。
(だってわたしの家族はけっこうずぼらなので。バーゲンとか行かないですから。)


体操ぺこ

2006-05-24 18:42:03 | Weblog
一生懸命ストレッチしてる、ぺこです。
(実物はそんなことしませんが・・・。笑)
これも1年以上前に作っていたものです。

それはさておき。

今日から4泊、義父母が泊まりに来るのでしばらくネットが使えない状態になります。
ウチには居るんだけど~、ネットでは留守になりますので、みなさんそこんとこ
よろしくお願いしますね。
さぁて~、掃除でもしますか・・・。(笑)

ドイツで泳ぐ巨大こいのぼり!(日本のおやじ、がんばってます)

2006-05-24 18:09:13 | Weblog

このヘンテコな絵は・・・(笑) 数日以内にドイツの空でたなびく予定の
ジャンボこいのぼり (・・・のつもり)です。
詳しくはこちらを読んでみてください。

こいのぼりが揚げられるのは、ドイツのカイザースラウテルン市
(W杯で日本が初戦を戦う地だそうです。)
実はフランスのアルザス地方の国境を越えてすぐの場所なんです。
先日コルマール旅行をしたわたしにとって、「あのままコルマールに留まっていたら、
簡単に“カイザー(略)市”に行けたのに!」と思うと悔しいです。
コルマール市からはわずか150kmほどの距離のようなので。

このジャンボこいのぼり、長さ100mもあるそうです。本当に巨大!
重さ350kg
そんなに大きくて重いものをどうやって空にたなびかせるのでしょうか?
布がやぶれたり、こいのぼりを繋ぐワイヤーが切れたりしないのでしょうか?
そして何より、普通のこいのぼりのように国旗掲揚台に揚げることができない
のですから、その台は一体どうするの???
とにかく、大掛かりな事になるのは間違いなしですね。
そしてその大きなことを実現させるために、沢山の「おやじ」たちが、熱く燃える
情熱をエネルギー源にしてがんばっているそうです。

実はこのジャンボこいのぼりには、胸びれが無いそうです。
それにはいきさつがあるのだとか。
そして、ジャンボこいのぼりの子どもたち(普通サイズの、10mこいのぼり)にも
胸びれが無いそうです。
なんででしょうね~?(知ってる人は、優越感に浸りましょう。笑)
この鯉のぼりのお話、ブログを通じて知り合ったjasuminさんに教えていただきました。
熱くなれることがあるって、いいですよね。
1人だけの力じゃムリだと思う、こんな大きなこいのぼりでも、沢山の人の情熱が
集まれば、空を舞うのですから。
ちっぽけな人間だって、やればできる!
そんな勇気を与えてくれるお話です。
日本のおやじたちも、なかなかやってくれますね。

ドイツでジャンボこいのぼりが揚げられるのは、5月27日・28日の予定だそうです。
当日、雨が降りませんように!適度に風がありますように!

そしてこれを読んだお友達のみなさん、このジャンボこいのぼりの話がテレビで
放送されるかもしれませんから、W杯関連のニュースの際には気に留めて
おいてくださいねっ!(胸びれチェックもお忘れなく!)


印象バトン

2006-05-23 20:51:12 | Weblog

イスクラさんから「印象バトン」なるものをいただきました。
設問は7つ。
ドキドキしつつ・・・やってみます。

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印象バトン

★回してくれた方の印象をどうぞ。
きれいな文章が書ける人だな~、と。
その辺り、イスクラさんの読書量が伺えます。
わたしのように「え~っと・・・」なんて書いてありませんから。(苦笑)
わたしの中でキョーレツにイスクラさんを印象付けているのは、文体です。
それ以外では、「実は、熱い人なんだなぁ」とだけ言っておこう。


★周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?5つ述べてください。
え~っと・・・(笑) どんなんだ?
(“どんな子”って、一体この問いの対象年齢は何歳???)
1:客観的に見れないので自分がどんな風に見られているのかよくわかりま
  せんが、「リスっぽい」と言われたことがあります。(ほお袋なんてついて
  ないけどね。活動期と休眠期の差が激しいからだそうです。)
2:夫には「マーモット」と言われてます。マーモットは、長いこと冬眠する
  動物だそうです。(汗)
  一応、毎日一度は起きることにしてるんですが・・・。
3:意外性の宝庫。外見からの第一印象と実際の中身のギャップが激しい
  のか、よく「yacoさんって、そんな人とは思わなかったわ~」なんてこと
  言われます。なんで???
4:付き合いが悪い。ま、いいじゃないですか。変人だと思って認めて
  ください。(実は、クラス会・同窓会と名のつく集まりに一度も顔を出した
  ことがありません・・・。あ、かろうじて一度くらい、かな?)
5:動植物好き。もはや、自他共に認める・・・って感じでしょうか。
  ウチには現在、人類(2名)以外に鳥類(コザクラインコ1羽)、魚類(コメット
  1匹)、貝類(石巻サザエ1匹)、そして・・・何だかわかりませんが、
  ミミズさんも居ます。(多数。)


★自分の好きな人間性について5つ述べてください!
(コレ、自身のことではなく他者においての、ってことですよね?)
1:包容力あるタイプ。(なんでもしっかり受け止めてくれるような。)
2:計画性あるタイプ。(金銭管理や人生設計などきっちりできるような。)
3:夢を見続けることができるタイプ。(現実に追われて理想を忘れたりしないような。)
4:慈しむタイプ。(古い物を愛する、とか。)
5:学び続けるタイプ。(生涯学習!と思ってるような。)

★では反対に嫌いなタイプは?
1:読書や時事問題のテレビ番組に全く興味が無いタイプ。
2:他人に迷惑をかけて平気でいられるタイプ。
3:自分で努力することを考えず、常に他人を頼ることばかり考えるタイプ。
4:家族を大事にしないタイプ。

5:    え~っと・・・(汗)
(すみません、4つしか出てきませんでした。汗)

★自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?
いろんなことを受け入れつつ、自分を表現できるような心の強さのある人
になりたいです。自分とは違う性質を持つ人たちとも、切磋琢磨しながらともに
成長してゆきたいので。


★自分の事を慕ってくれる人に叫んでください。
たまにヤなヤツに見えてしまうかもしれないこんなワタシと、仲良くしてくれて・・・
ありがとねっ!!

★そんな大好きな人にバトンタッチ5名!(印象つき)

え~っと・・・(汗)
前回のバトンでフラレてしまった方、第二の母のように包容力のある tikotikoさん
(今回はヨロシク!)
そして前回のバトンを回してくださった、そっと吹く風のような mirabelleさん
(バトン返しです!笑)
もうすぐドイツ旅行が控えてる、慈しみ深い jasuminさん!(ご旅行から
戻られてからぜひとも!)
一期一会の人生師匠に座布団10枚!な バイアリーさん!(サラリと蘊蓄聞かせてください。)
そして人生経験豊富なハードボイルド、生けるブルーズ、ミュジニーさん
(よろしければ、ブルーズ奏でてください。)

以上5名の白羽の矢が立った皆様、気が向いたらでよいので、お願いしま~す。

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<蛇足>
バトンとは全く関係無いですが・・・、今までなぜか文字色変更機能がブロック
されていたのに、使えるようになって嬉しいワタシ(笑)


「象徴」

2006-05-22 17:10:11 | Weblog

わたしは、この「象徴」というものに、多分中学か高校の頃に出会ってしまい、以来
ずっと魅せられているんです。
象徴は、「ある意味」を何か別のものの中に隠している。

小説「ダ・ヴィンチ・コード」の中では、この象徴の代表として「」と「Λ」が登場して
いました。「」は“女性”の象徴であり、「Λ」は“男性”の象徴。
」が「杯、器」をあらわしているとするならば、そこに入る液体が何なのかは簡単に
想像がつくはず。そのことを考えると、この象徴がものすごく古い時代から用い
られてきたであろうこともなんとなく想像がつく。人類の中にある、原始的な記憶
なのかもしれない。

わたしは象徴学を学んだわけではないので、象徴についてはこのへんで打ち止め
ですが(笑)、一つだけみんなに言いたいことは、「世の中に存在するすべての
ものに意味があるんだ」と象徴が言っているよ、ということ。
ダ・ヴィンチ・コードの話で、それは赤裸々に語られています。
この小説を読むと、「絶対に意味があるはず。無意味なものは祖父は使わない。」
という強い信念に基づいてソフィーが謎解きを進めていることがわかります。
(実際、セリフにもそう出てくるし。)

そう、世の中のものほとんど全てに意味がある。
わたしが今こうして生きていることにだって、何かちっぽけな意味があるのだと
思うし、あなたが今こうして生きていることにだって。
庭の木の葉が季節外れなのに突然落ちたとしたら、そこにもやっぱり必ず
意味が隠されている。ただひたすらに成長を望む植物が、意味不明なままに
葉を落とすことは無いのだから。

ファジィという言葉が流行って、「白・黒」ではなく「灰色」も受け入れるのが普通
になってしまったけれど、それは悪いことではないけれど、それが「ナンセンス」
までをも受け入れることになっているとしたら、違和感を感じます。
「これって意味不明に見えるけど、もしかして何かで繋がっていて、やっぱり
どこかに意味が隠されているのかも?」という視点で世の中を見つめ直してみれば、
見落としていた大事なことが見えてくるのではないか?という気がします。


フランス語を勉強しはじめてからは、単語の中に隠された意味が時々フッと浮かんで
くるという快感を味わっています。
これは象徴学とは直接関係無いと思うけど、「象徴学的視点から」仏単語を見た
時にこうして浮かんでくるんです。
たとえば、昨夜夫との会話中に浮かんだ「Bordeaux」(ボルドー)という単語。
赤ワインの名産地として、日本人にもよく知られているこのフランスの地方都市名。
これを分解してみると、
 bord + eau(x) = 「縁・へり・端」+「水(xは複数形のためのもの)」
となり、そこに突如として「水の端」という意味が浮かび上がってくる。
なるほど、あそこらへんには確かにジロンド河というなかなか大きな川があるな
と思っていたら、夫が「あ~、なるほどね、海があるからね」って。
いや、そうじゃないだろう!やっぱりこれは、この川を指しているんだ、と思うわたし。
実際に目の当たりにしたことは無いけれど、ボルドー近郊に沢山あると思われる
ぶどう畑は、このジロンド河の地下水を吸っているのだと思う。ぶどうが育つため
には、日当りの良い砂地が良いんだったと思う。そしてぶどうは雨に当たると
病気が出やすいので、比較的降水量が少ない場所が望ましい。しかしそんな
ぶどうも水分は必要なので、地下水が豊富であることが必須条件。
そう考えてみると、ジロンド河の地下水源から生まれたこのワインの名産地の
名が「Bordeaux(bord+eau)」であるのは、必然性すら感じてしまう。
(なぜ夫の出した「海が近い」案が×なのかと言いますと・・・あまりに無意味
すぎるからです。海が近いと言われても、「ふ~ん」でオワリ。しかし、ジロンド河
の水源でぶどう栽培が盛んであり、良質なワインの名産地になっていると
すれば・・・)

「象徴学的思考」というメガネをかけて世の中を見渡してみると、このようにして
いろんな物事がハッキリと見えてくるのかもしれない、と改めて思ったのです。


映画「ダ・ヴィンチ・コード」の感想

2006-05-22 16:04:03 | Weblog

先週土曜日に、観てきましたよ、ダ・ヴィンチ・コード。

話題作・・・ではあるものの、正直「映像資料」程度にしか期待していなかった。
そして、わたしの期待通りのモノであることを、映画を観ながら再確認。(笑)
こりゃ、マスコミにブーイングを浴びたのも頷けるなぁ。と思いました。

通常、劇場映画というものは、「娯楽性、多数の人に喜ばれる」というハードルを
越えなければならない使命を背負っているのだと思う。それをしたくない監督は、
あくまで単館上映路線を狙うまで。
そうではなくて、「メジャー路線を!大劇場で!」と思っているのなら、やはりいろんな
制約・ポイントを受け入れなければならないものなのでしょう。
で、このダ・ヴィンチ・コードはどうなのか?と言いますと・・・
あくまでわたしの個人的な感想ですが、
「これを“劇場公開映画”として観るには辛い」・・・です。

その理由として、
1:本を全く読んでいない人が見たら、話についていけないと思われる。
  (2時間以上も画面に釘付けになっておきながら、話が意味不明という
   のでは観客も救われないと思う・・。)
2:カットしすぎである。
  (結局は、あの1冊をたった1本の映画にまとめようというのがムリな話
   なのでしょう。削れる所はとことん削り、なくていい場面を省略させるために
   ストーリーを何箇所か大幅に変更させていた。そのせいで、ラストも全く感動
   も何もなく・・・。)
3:映像資料としては、悪くないと思う。
  (小説には図版が少しあるだけで、写真などが全く無いので、実際に
   舞台となっているいろんな教会や建物を観ることができるので、小説を
   すでに読んでいる人にとっては映像資料として価値があると思う。)

というワケで、この映画を「小説に付属する資料」として観れば、まったく問題ない
どころか、良く出来ているんじゃないかと思う。(ただ、カットされすぎているのが
やはり残念だけど。)
特に「象徴」について解説するシーンなどでは、視覚的にとてもわかりやすく
してあるので、ラングドンやサー・リーが説明するシーンをソフィーの感覚に
なって見ているように感じることができる。(このあたり、映像編集技術によって、
なかなかリアルタイムなスピード感覚に出来上がっているように思う。このあたり
監督の腕でしょうか。)

でも、やっぱり非常に残念に思う。
ものすごくカットされているのが画面からビシバシ伝わってくるということは、カットして
切り捨てられたシーンがものすごく多いということだと思うので、その捨てられたシーン
をほぼそのまま残して「2本の映画」にしたらどうなのか?と悔やまれてならない
んです。一般的な劇場での公開スタイル(2時間前後の作品を1本だけ公開)に
合っていないという理由から、無理やり捻じ曲げられたように思えて仕方あり
ません。全部で3時間以上の作品にしたらアメリカで興行収入が減るとか、何か
理由があるのでしょうか。
2時間ちょっとにまとめた映画を全編・後編の2本作り、全編を公開した1ヶ月後
くらいに後編を公開するっていうパターンも良かったのでは?と思うんですけどね。

フランスのテレビでは、良い評価と悪い評価が飛び交っています。
でも、それには裏話があることが昨日のテレビでわかりました。
フランスでダ・ヴィンチ・コードの放送権利を買い取ったチャンネル M6 では、
観客のインタヴューでも何でも、常に良い評価のみを取り上げて放送していると
言うのです。で、権利を買えなかった ch1ch2 などでは積極的に酷評を
伝えている・・・らしいのです。
結論から言って、実際に映画を観た人たちの感想は、良い評価と悪い評価と
両方に分かれるということなんでしょうね。
(こんなの見る度にいつも、「あ~、何でも鵜呑みにはできないな」って思います。)

なんか、わたしも酷評ばかり書いてしまったように思うので、ここらで「良いと思った点」
についても書いてみます。

まず、わたしがとってもとっても不安に思っていた人選、オードレイ・トトゥについて。
良い意味で期待を裏切ってくれました。
彼女はいままでの出演作品の傾向からして、あまりにも方向性が限定されすぎ
ちゃったな~と思ってました。「l'auberge espagnole」の中でゲスト出演していま
したが、これもなんだかつまらない役だったし。“この程度”って思われちゃうのが
イヤだな~と思いつつ、実際その程度なんだろうか?と心配もしつつ。
しかし、ソフィー役をやり遂げた彼女を見て、これからの可能性に期待できる!と
思いました。(ソフィー役は、まだまだ最初の1歩、なんだと思うけど。)
共演していたジャン・レノのように、英語でも演技ができる、インターナショナルに
活躍する女優さんになって欲しいな、と思います。
(余談だけど、ウチの近所のチョコレート屋のおばさんが「彼女、アメリカ人と結婚
して、今はカリフォルニアに住んでるらしいわよ」って1年ほど前に言ってました。
真相はどうだか知りませんが、やっぱり本当なのかな?って映画を観て思っ
ちゃいました。)

映画の構成について。なかなか良いのではないかと思ったんですが、でもこれは
元々の小説の構成が良いからでしょう。小説をそのまんま映像にしただけで、
とても良い映画に仕上がりそうに思うので。
画面に満ちる緊張感、これがなかなか良いのです。
ラングドンとソフィーのアドレナリン噴出が、自分の体内でも感じられるように思う
こともしばしば。本を楽しく読んだ人にとっては、トム・ハンクス演じるラングドンも
オードレイ・トトゥ演じるソフィーも、実は仮の姿にしか過ぎなくて、画面を追いつつ
実際アタマの中では、それぞれが思い描いたラングドンやソフィーを役者に使って
いるのでは?と思います。なんか、小説のイメージを壊さないようにできている
というか。(不必要な個性が導入されていない、とでも言うか。)
そういう意味で、この小説が好きな人にとってはなかなか良い映画だろうと
思うんです。
謎が謎をさらに呼んで、次々に問題を解かざるをえなくなる、この緊張感。
息つく間も無いくらいに謎解きが2人に迫ってきます。小説のほうではそれでも
息をつくヒマくらいはある。ソフィーと祖父との間での過去の出来事について
回想を交えながら、読者もソフィーもほんのつかの間、息をつく。そしてまた
フッと「現実」の謎解きに引き戻される。でも映画の中では、そんな“息つく間”
がほとんど無いんです。これが非常に残念な点。お話としてのメリハリに欠けます。


これだけイロイロと書いておいてナンなんですが、わたしの中の総合評価は
それでも「良いんじゃない?」になってます。それは、わたしが視覚的に満足
できたからなんです。
なので、これからこの映画を観ようと思う人でまだ小説を読んでない人がいたら、
ぜひとも小説を読んでからにして欲しいなって思います。その方がより映画を
楽しむことができますから。


ドイツW杯の陰で

2006-05-21 18:01:33 | Weblog

サッカーに特別興味があるわけでは無いわたしたち夫婦なので、もうすぐドイツで始まる
W杯も対岸の火事以上に遠い世界のモノって気がしてます。地理的には非常に近い
はずなんですけどねぇ。(W杯開幕前にドイツにて日本人の手によって行われる
ジャンボ鯉のぼり遊泳!のほうには興味津々なんですが。)
でも、そんなわたしたちでも、テレビを見ればどこもかしこもサッカー、サッカー。
いやでもサッカー三昧です。(ブログを歩けば、サッカー、サッカー・・・ 笑)

いや、それはイイんですけどね。
実はドイツの「W杯に向けて」の動きの中で、問題視されているものがあるんです。
それは「大量の娼婦を東欧から雇う」という動きです。
大量の観光客を収容するため、ホテルなどの施設が新たに建設されるのだと
したら理解できますが、なぜ「W杯のために」「大量の娼婦導入」の必要性が
あるの???

ドイツでは、娼婦という仕事は合法なのだそうです。しかし、そんなに大量の・・・。
問題が起きはしないのか?
18日の夜、フランスの ch2 において、この点について調査をしたドキュメンタリー
番組が放送されました。(「Envoyé Special」にて。)

最初に、ドイツで実際に娼婦を買う場所についてのリポート。
なんだかウチの近所のピガール界隈のような感じ。でももっと生々しかったです。
だってフランスは非合法なのですから。表面上は禁止なのです。
その後は、自宅にて個人で商売をしているという女性のインタヴュー。現場に彼女の
旦那様はいたけど、全く干渉しない様子。妻の仕事と割り切っているらしい。
(寝室は商売の場所なので、ご夫婦はいつも居間のソファーで寝ているのだとか。)
この女性には悲壮感は無く、むしろ「こんなもんよ。」という感じ。
稼ぎを親分に吸い取られるわけではないので、自分さえ納得すれば、合法な社会
においては特に害は無いのかもしれません。
その次は、東欧諸国から連れて来られた人たちが働く娼館のレポートなど。
こちらは悲壮感が漂っており、突っ込んだ話はなかなかしてくれない様子。
そして最後に紹介されたのは、まさにオープンでクリーンな娼館。温泉地と
カジノでも合わせたような雰囲気かも。入り口でサンダルとタオル地のバスローブ
に着替え、館内を自由に回っては自由に娼婦を選んで売買交渉するのだそうで。
そこで働く娼婦たちは、1人1日50ユーロの入場料(?)を払って、場所を借りて
自由に商売ができるというシステム。自然と、若くてキレイな子ほど稼ぎが良く
なるのでしょう。実際、若い子が働いていて、しかも昼間は普通に会社員で、
週に1~2回これで稼いでいるのだと言う。親には「ちょっと旅行に行く」とか
言って嘘をついてるらしい。本人たちに悪びれた様子は無いものの、やはり
罪悪感があるのでしょうか、親には本当のことは隠していると言っていました。

娼婦という仕事の合法・非合法を決めるのはとても難しいことだと思います。
この番組を見たのは、少しでも現状を知るため。なかなか自分では実際に見ること
ができない世界なだけに、こうした番組は貴重だと思います。
そして今回強く思ったのは、「全てを一緒くたに考えてはいけないのではないか?」
ということです。

娼婦という仕事に反対する人たちは、多分、その組織形態及び人道的な問題について
反対していることが多いんだと思います。
実際、麻薬密輸並みの状況がそこにあるのだと思うし・・・。
しかし、それと「娼婦」を一緒くたに考えてはいけないのではないか?
つまり、「成人女性が自分の意思で決め、自分ひとりで商売をしている場合」は
等しく考えることはできないのでは?と。
需要と供給が満たされており、そして法に適っているのであれば、どこにも問題は
無いのかもしれません。(その場合、法律でしっかり娼婦さんたちを守ってあげる
ことも必要でしょうね。それを一つの商売と認めて。コントロールなどして。それに
よって同時に客のほうも安全性に信頼を置けるようになるだろうし。)

組織的な人身売買で性産業を牛耳っている輩は、犯罪者だと思うのです。
そして、これら犯罪者と「娼婦」は同じではないと思うんです。
犯罪者は法によって罰せられるべきですが、娼婦は、どうでしょうか。

番組内で見た、オープンでクリーンな娼館には、車椅子の人も簡単にアクセス
できるようなリフトも設置されていました。
(わたしは・・・決して悪くはないのでは?と思うんだけど。)

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<蛇足>

娼館のことを、フランス語(俗語)で「bordel(ボーデル)」と言うそうです。番組内で
頻繁に耳にしたこの単語、わたしは最初別の意味と勘違いしてました。
日常会話でよく使われるんです、この単語。
Quel bordel !」(ケル・ボーデル!)
日本語で言うなら・・・「なんてこったい!」って感じ?
乱雑な場面、すごい大騒ぎを目の当たりにするとフランス人はこういう言葉を発します。
日本の辞書によると、「娼婦宿を指すのは俗語」、「乱雑さを指すのは日常会話語」
だそうです。


ぺこアニメ

2006-05-19 17:16:07 | Weblog

ちょっと前からようやく、我がgooに於いても gif アニメーション ファイルが表示できるように
なりました。(ブログ機能は日々進化してますね~。)
なので、もう1年以上も前に作っていた gifアニメ のぺこを紹介しますね。

るんるんぺこちゃん

「らんららんらら~ん、らんららんらら~ん。ぱたぱたぱた・・・。」の繰り返しです。
ホンモノのぺこは実際にこんな動作はしませんが、イメージ画像です。
このくらいの、おとぼけさんです。
(さぁ、皆さんも、PC及び携帯の前で、るんるんぺこちゃん と一緒にどうぞ!)

モリバトの恐怖

2006-05-19 16:24:05 | Weblog

毎年5月頃、モリバトと呼ばれる巨大な鳩が巣をかける場所をめぐって争奪戦を繰り広げます。
(去年書いたブログでモリバトに関するものがあります。こちらをどうぞ。)

毎年、うちの中庭にある巨大なツタに巣をかけようと、この、あひる程のサイズの
巨大なハトがやって来るんです。
今年もしばらく前から来てました。でも、つい最近ツタを切ってしまったので、ハトも
なんとなく困惑してるかも?という様子・・・。(フフフ。)
まだ壁にへばりついてるツタの葉も徐々に枯れてきたので、白い壁が少しずつ露出
して見えるように。これならハトも諦めるだろうって思っていたんですけど。
先ほど、こうしてPCを使っている寝室の窓の外に、モリバトが一羽降りてきているのが
目に留まったので、すぐさま追い払いに行きました。
モリバトは1羽。巣をかける場所を物色しに来た様子。
しかし、ココはウチの中庭。こんもりした木などもう、どこにも無いのです。一体どこに
巣をかけるって言うんだ!?

ハトの巣ほど迷惑なものはありません。彼ら、めちゃくちゃ頭が悪いんですから。
ウチでもすでに2度ほど、死んだヒナで迷惑を被りました。不出来な巣しか作れない
おバカなハトなので、ヒナが落下する確立がけっこう高いんです。で、落ちてきたけど
まだ息があるのなら、なんとか助けてあげようって思うんですけど。厄介なことに、
ハトのヒナは通称「ハトミルク」と呼ばれる“親が体内で一旦消化させて作る特別の餌”
を食べて育つらしくて、しかも人間の手を怖がってなかなか食べ物を口にしては
くれないんです。そんなヒナは、落下してから数時間後には冷たくなってしまいます。
ヒナもかわいそうだけど・・・冷たくなったヒナを、わたしは一体どうしたらいいんだ~!
と親鳩に訴えたくなりますよ。ホント。
別の時には、空から沢山の白いイモ虫(←あえて何の幼虫かは書きません・・・)が
降ってきたんです。2週間ほど絶え間なく降り続け、やがてピタリと止みました。(怖っ!)
相当慌てたのですが、これも自然の摂理なのだと判ると納得です。しかし・・・。
親ならば、もっと責任を持って育児をしなさい!と鳩に言ってやりたい。(通じるのならば。)
ぺこより小さいかもしれない脳みそを抱える鳩に、何を言っても無駄なのかもしれ
ないけど。

そんなモリバトが先日、ウチの中庭の上(日本で言う2階・3階の位置)で空中戦を
繰り広げていました。多分、オスが2羽、巣をかけられそうな場所をめぐって戦って
いたのです。
「ここはウチの敷地なんだ!上空とてウチのものだ!勝手に巣をかけて雛を落とす
だなんて許さんぞ!」ってことが通るのなら話は早いんですけどね・・・(汗)

先ほど、この寝室の窓から見つけた1羽のモリバトは、バタバタッ ドサッ と
中庭の塀沿いに吊り下げているプランターの上に乗っかって、きょろきょろと辺りを
見渡していました。多分、中庭のどこか片隅に巣を作ろうと思っていたのでしょう。
軒下とかにね。
しかしキミ・・・そのプランターは先日ベゴニアの苗を植えたばかりなんだよ!!
キミのお尻でボキッと折ったんじゃないの??なんか凹んで見えるよ!(怒)

わたしがフランスに来た当初、わたしは無条件で鳩が好きでした。
しかし在仏5年目になる今は・・・「条件付で好き」、です。


お酒バトン

2006-05-18 18:01:02 | Weblog

いつもブログにコメントを寄せてくださっている mirabelleさんからバトンが回って
きました。「お酒バトン」だそうです。
設問は以下の通り。実はちょっとビビッてます。(笑)

Q1.酔うと基本的にどうなりますか?
Q2.酔っぱらった時の最悪の失敗談は?
Q3.最悪の2日酔いはどんな感じですか?
Q4.今、冷蔵庫に入っているお酒の量は?
Q5.好きな銘柄は?
Q6.最近飲んだ店は?
Q7.よく飲む、もしくは思い入れのある5品
Q8.ジョッキを渡す5人

最近脳がふやけてきて過去の記憶が薄いのですが、これを機に、しっかり思い出し
てみたいと思います・・・。(カメラも不調につき、写真が載せられなくてゴメンナサイ。)
------------------------------------------------
Q1.酔うと基本的にどうなりますか?
  へろへろり~ん。です。
  見た目にも、中身的にもあんまり大きな変化は無いだろうと
  思います。ただ体がちょっとふにゃふにゃになるかな?
  椅子から立つのが億劫になりますねぇ。
  でも実は、ほろ酔いの段階においては元気が出ます。
  不思議なことに。友達と飲んだ後、地下鉄の最寄り駅から
  意味も無くダッシュで帰宅してたことがよくありました。なぜか
  走りたくなるんです・・・。

Q2.酔っぱらった時の最悪の失敗談は?
  実は・・・無い・・・と思います。
  失敗をしでかすほどの量を飲んだことが無い、というのが
  事実です。(武勇伝が無いのは寂しいことでもあります。)
  酔って記憶を失ったことが一度も無いのは事実です。

Q3.最悪の2日酔いはどんな感じですか?
  日本にいた時は、一度しか二日酔いになったことありま
  せんでした。どうもアルコールの分解が効率的にできる
  体質らしいです。
  フランスに来てからは歳のせいですね、お酒に弱くなり、
  翌日吐いたことが2~3度・・・。(失礼。)

  で、最強サイアクの二日酔い談ですが、これはもう10年も
  前になるでしょうか、生まれて初めての二日酔いの時です。
  大阪のとある辺鄙なバー・ギャラリーに友達を連れて行って
  長話したことがありました。バーなのでとにかくお酒ばかり。
  飲んだのはわずか2杯程度でしたが、2杯目に飲んだお酒が
  いけなかった。なんと、「世界最強のウォッカ」を「紅茶の
  リキュールで割る」というカクテルだったのです。(薄めてるん
  だか濃くしてるんだかわかりませんね、コレじゃ。。。)面白半分
  に注文してみたのですが、世界最強のウォッカ、98度とあって
  さすがに火もつかんばかりの勢いでした。
  で・・・翌朝起きてもなぜか自分が「酒臭い!」と思えて、
  シャワー浴びて会社に行ったけどやっぱり「酒臭い!」と
  午後になっても思っていたのでした・・・(汗)
  誰にも迷惑はかけてないし、記憶もしっかりしてた。けど、
  ん~、さすがに一日中気分悪かったです。吐くところまで
  いかなかったのは、まだ若かったからでしょうね。いやはや。
  頭痛もかなりのモノでした。

Q4.今、冷蔵庫に入っているお酒の量は?
  シャンパン1本、ロゼ1本、Kir用の白1本、ビール少々・・・かな?
  大体このくらいの酒量は通常入ってます。飲む予定が無く
  ても、冷蔵庫に何も入ってなければわたしか夫のどちらか
  が補給して冷やしておきます。でもこのシャンパン、相当
  長いことここで寝てる気がする・・・(汗)誰か遊びに来て
  くれた時とかに開けようと思ってるんですけどね。
  (あ・・・赤、ウチは通常冷蔵庫に入れてないので勘定に
  入ってません・・・)

Q5.好きな銘柄は?
  白ならば、ん~、「Geweurztraminer」でしょうか。
  日本人好みの味だと思うし、食前酒としても楽しめるし、
  お酒だけ楽しみたい夜に2人で1本空けるのにちょうど
  良いです。でも本当に味に差が激しいワインですから、
  その中でもどれが・・・というのはなんとも言えず、です。
  (先日義妹宅にて、激ウマ!のを飲んできましたが、きっと
  お値段も激!なのではなかろうかと・・・。)

  ロゼならば、迷うことなく「Cabernet Rosé d'Anjou」です。
  全ての日本人女性にオススメ!です。わたしの一番好きな
  ワイン。これはとにかくグイグイ飲めます。かなりどんな食事
  とも合うのではないかと思うし。実はアンジュー(Anjou)は
  我が夫の出身地方なので、その関係もあってこのワインが
  大好きなんです。価格も安くて、そして美味しいのですから!

  赤は、特に銘柄にこだわりはなく、いつもその土地のものを
  飲んで「コレは飲みやすいね」とかそんな感じなので。
  アンジュー地方の赤、とても口当たりが良く飲みやすいです。
  毎日のお食事に合わせるお手ごろ価格ワインとして、わたし
  は好きです。

  結局、根っからの「酒好き」なので、どれか一つを選ぶことは
  できず、この先延々と「シャンパンは・・・シードルは・・・」と
  続きそうなのでこの辺で止めときますね。(苦笑)

Q6.最近飲んだ店は?
  えっと・・・ウチです。なんてね(笑)
  最近のわたしたち、ビンボーなんで、外食回数が減りました。
  夫はそれほど酒好きではないので、食事以外の時には
  ほとんど飲みませんから、バーに行くことも無く。一番最近
  外食に行ったのは、ウチのすぐ近くのイタリアン。辛口のロゼ
  を飲みました。(ハウスワイン。)牛肉のカルパッチョとよく
  合って美味しかったです。
  (あ~、バーにも行きたい・・・。)

Q7.よく飲む、もしくは思い入れのある5品
  良く飲む1品。ワイン以外で話を進めると、
  ★「DITA」(本国フランスでは「SOHO」です。)
  これをロンググラスに氷とともに入れ、ジンジャーエールもしく
  はグァバジュースを注いで軽く混ぜて飲むのが大好きです。
  日本ではいつもコレがわたしの定番でした。ジンジャーエール
  割りの時、ライムをチュッ!と絞るとより一層美味しくなります。

  ★ウォッカベースのカクテル  
  若かった頃(20代の話です!)、よく自分でカクテルを作って
  遊んでました。その時からずっと好きなのが、ウォッカ・ベース
  のカクテルです。ウォッカの値段の安さと、主張しすぎない部分
  が魅力です。フルーツジュースなど個性的な味のものと上手く
  組み合わせることができますから。
  最近やってみたのが、「ピンク・グレープフルーツの絞り汁+
  グレナデンシロップ+ウォッカ」のカクテル。なかなか美味し
  かったですよ。

  思い入れのある1品。こちらもワイン以外で話を進めると、
  ★カリブー「CARIBOU」(仏語のサイトはこちら。)
  カナダはケベック州の地酒です。ケベックに行った際に
  買って来たんですが、なかなか美味しいんです。
  ワインを加熱して作ったお酒だと思うんですが、詳しいことは
  知りません。カリブーとは、現地に生息するトナカイのような
  生き物の名前で、ラベルにはその絵や写真が。お酒の色は
  濃い赤ワイン色で、これを食前酒として飲むのが好きです。
  ほんのりある甘みと、この赤い色とを楽しむ。グラスは、
  エア・カナダのコップ。(なぜ持っているのかは、ナイショ!)
  ケベックでは冬のお祭りの際によく飲まれるそうですが、
  気温が零下20℃なんてザラなケベックで、このお酒に「氷を
  入れずに」屋外で飲むのがいいのかな?なんて。実際やった
  こと無いんですが。

  ★賀茂泉 生酒
  日本酒に全く触れてませんが、日本酒も好きです。特に冷酒。
  辛すぎても甘すぎてもダメなのですが、比較的甘めが好きです。
  ウチの実家のある市は酒どころで、小さい市なのに造り酒屋
  が3軒もあります。(昔は7軒あったそうですが。)女水で作られ
  る辛口のお酒があり、辛口なのに甘く感じる。(なんだかアルザス
  ワインのようですが。)
  この賀茂泉は、実家市内ではないのですが、広島県の有名な
  酒どころにて作られているお酒です。酒祭りで初めてこれを
  味わい、ビビッ!ときました。限定生産で売られている小瓶の
  生酒、食事を始める際に冷やでちびちび進めるのにピッタリです。
  (なんだか飲兵衛おやじのようなセリフですね・・・汗)

  ★にごり酒
  フランスに来る前、実家で親と暮らしてた時のマイ・フェイバリット
  は「冷酒」と「にごり」でした。にごりは特にどこのものということ
  もなく、スーパーの酒屋コーナーにてテキトウに物色して。
  青い切子のグラスに注いで、父と飲んでました。懐かしいです。

Q8.ジョッキを渡す5人
  ブログを通じてお知り合いになった方々で、お酒にまつわる
  興味深い話を聞かせていただけそうな方は数人いらっしゃる
  のですが、もうすでにバトンを受け取られているかも?
  なので・・・最近ブログをはじめられたばかりの tikotiko さん、
  もしよろしければバトン受け取ってくださ~い。
  今はあまり飲んでらっしゃらないとしたら、かつてのお話、
  旦那様の武勇伝などもOKですので。(笑)
  他の方も、積極的にどんどん拾っていってくださいね~。