今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

パリに戻った

2005-04-20 17:06:15 | Weblog
パリ到着。
リヨン駅でメトロに乗り換え。14番線です。
メトロのリヨン駅は、プラットフォームに観葉植物がたくさん植えてあり、まるで日陰の植物園状態です。モノによってはきれいな葉色で茂ってました。う~ん、ウチも見習わねば。

そして、自宅に着いたのは午後2時ごろ。
3日も留守にしたので、ぺこが一体どんな顔で待ってるのか気になって気になって。ドキドキ嬉しさと不安の入り混じる気持ちでドアを開けたら・・・ぺこは一人ぼ~っとしてた所にいきなり動く物体2体が現れたので、おびえてました。(苦笑)3日留守にしただけで飼い主の顔を忘れたって言うのか!?ハムスターじゃないんだからね・・・。でもちゃんとその後すぐに、飼い主だって察知してました。
ぺこは、留守中よくやるように、エサ散らかしまくり状態。でもそうなることを予想して数箇所にエサ箱を設置していたので、飢えることなく過ごしてたようです。
ちなみに、3日間絶食状態のプチ・コンも元気でした。
この夏、一ヶ月間よそに預けることに備えて、今からぺこには準備をしてもらわねばなりません。大人への階段を一歩ずつ上ってもらわないと・・・。

パリへ戻る

2005-04-20 07:21:56 | Weblog
午前10時40分頃のTGVでパリへ。
午前中に旅先を出るのって勿体無いなぁ~って思うけど、都合なんだから仕方ない。最初の日は朝早くパリを出て、昼前にはエクスの街に入っていたので、結局丸二日間の滞在でした。短くとも充実した旅。
帰る日は朝から雲っていて、TGVの駅へ向かうシャトルバスに乗ったかと思うと雨が降り始めました。TGVの窓からプロヴァンスの風景を撮影。こんな感じに、石灰岩が露出した白い岩肌の山が連なっていたんです。日本の中国地方では山口県にある秋吉台という場所が、白い石灰岩の岩ぼこで有名かな?(平野に部分的に露出する白い岩を、秋吉台では確か、羊に例えていたような・・・。)その下(地下)には秋芳洞という鍾乳洞があります。
プロヴァンス地方にも鍾乳洞があるかな?
夫と鍾乳洞の話をしてたら、フランスでも、鍾乳洞の中にあるいろんな形の岩に名前をつけたりしてるそうで。
たとえば秋芳洞では「千枚皿」とか「黄金柱」とかあるんですが。フランスだとどんな名前がつけられてるのかな。

プロヴァンス地方はハーブが有名ですよね。特に青いラベンダー畑などが。ラベンダーって石灰質の土壌で育つので、日本だと土に石灰を混ぜてやらないと上手く育てられない。日本にいた時は、ラベンダーって面倒なヤツだなぁって思っていたけれど、それって、プロヴァンスの土地のことを思い浮かべると、すぐにわかることですよね。それが当然なんだって。

この写真のような石灰岩の山、場所によっては上部がずーっと平らになっていて、山というよりは単なる岩盤のように思えるところも。(オーストラリアのイエローストーンみたいな感じに、まっ平ら。)
ロワール沿いの平野やブルターニュの風景くらいしか普段見ることが無いワタシにとっては発見の旅でした。フランスも、見て歩く価値のある場所は多いんだなって。
(写真中央に突起しているのは、たぶん岩山の上に建つ教会の塔。教会っぽいものが見えました。)

エクスのマルシェ ソレイヤード&陶器

2005-04-20 06:57:42 | Weblog
パリへ戻る日の朝、午前中に少し時間があるからマルシェへ行こう!と決めていたので、早起きして8時にホテルを出て、それからカフェで軽い朝食をとり、旧市街のマルシェへ向かいました。
これは裁判所前広場のマルシェ。
ソレイヤードの布のお店だけでも何軒も並んでました。
裁判所裏手にあるソレイヤードのお店で、ナプキン2枚とラベンダーのポプリ(ソレイヤードの布袋製)とラベンダーの水の小瓶を買いました。どれも安くて、全部で5.5ユーロだったかな。写真は裁判所の前にあったお店で、こちら側はちょっと高かったような・・・。
陶器は、この写真にあるようないかにも定番のものを売ってるお店もあれば、もっと独創的なものを売ってるお店もありました。(どんより曇っていたので、写真の色が悪いですね・・・)

これらのマルシェの隣では、野菜・果物・お肉・チーズといった食料品のマルシェがありました。ここで、前日に市役所の近くで出店してた人たちのお店をいくつか発見。みんなこうやって毎日のように働いてるんですねぇ。例のはちみつのお姉さんのお店も出てました。

フランスでも各地でその地方なりの陶器を売っていて、あちこちで買い集めたくなってしまいます。たとえばブルターニュではシードルを飲む用のカップを売ってたり。(コーヒーカップみたいな陶器製なんです。)ここエクス・アン・プロヴァンスではオリーブ用の壺があったので「梅干入れや味噌入れにいいかも?」なんて思うとつい欲しくなってしまいます。でも、陶器ってやっぱり日本製が一番軽くて丈夫で、品質の点では一番!って思います。食器棚が狭いので、収納を考えるとなかなか思うようには買えないし、もちろん夫を口説くのも大変だし・・・。
壊れやすいフランス製陶器。でもわたしはこの厚みがあって軽い陶器、それはそれで、好きなんです。スペインでも同じような陶器。土質が同じなのかもね。(フランス製でも、リモージュは違います。)
ちなみに、日本製の陶器はお皿がすぐ冷たくなりますが、フランス製の厚手で軽いお皿は、一度温めると冷めにくいように思います。中にたくさん空気が入っているせいでしょうか。

ソレイヤードのほうは、わたしはそれほど好きではないんです。熱心なファンの人もいるらしいけれど。これはやっぱりパリには似合わないかも、とも思うし。
2枚だけ買ったナプキンを食事の度に使いながら、プリントされたオリーブの枝の絵を見てはエクスの街を思い出す。わたしにとっては、ソレイヤードはそれだけで十分満足です。