今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

今日はハロウィンだから

2006-10-31 20:21:27 | Weblog
今日はハロウィンだから、ふと思い立って、台所にあったポチマロンを使って
ジャック・オ・ランタンを作ってみました。
なんと、コレを作るのは生まれて初めてです・・・。

ぜんぜん怖そうじゃない顔に仕上がったんですが、コレでいいのかな・・・?
帰宅する夫をコレでびっくりさせようと思います。


実は、同時進行でマフィンも作ってました。
というか、マフィンの中に入れるりんごとレーズンを煮ている間がヒマだったので、ランタンを作ったのでした。
今回のマフィンは、秋らしく、「栗とりんごとレーズン」のマフィン。
栗は、甘煮ではなく、塩ゆでしたものを使ってみることに。
りんごとレーズンは、ポルト酒と水とバターを入れた鍋でコトコト煮ました。



さっそく焼きあがりを食べてみたのですが、甘じょっぱい、イイカンジの味に仕上がりました。

TGVに乗って、美食の街へ

2006-10-31 16:35:25 | それいけ!ともぞう
10月31日

今日は、パリ・リヨン駅から超高速列車TGVに乗って、美食の街、ディジョンへ行ってきた。


朝の9時、朝もやの中、ディジョンに到着。
ディジョンと言ったらマスタード、パン・デピス、カシス、鶏肉、そしてワイン!
残念ながらワインは買えなかったけど、行ってみたかったケーキ屋さんや、おいしいランチ(サラダのトッピングを、好きなのを4種類選べるという、楽しいランチ)を食べたり、マルシェを散策。
今度は、ゆっくり泊まりで来たいなー。

↑お昼のサラダ


↑行ってみたかったお店

サロン三昧な1日

2006-10-30 16:31:18 | それいけ!ともぞう
10月30日

今日はいよいよ、 Salon du chocolat -Paris- へ。
その前に、お茶のお祭りがあると情報を得て、お茶好きの私は、まずそちらから。

会場の中はカメラ禁止だったので、写真はないけど、ロシアンティーや、リプトンのティーパックシリーズの
茶葉を発見。



そして、 Salon du chocolat へ。
試食がたくさんで、かなりの満足度。久しぶりにル・ルーさんとも会って、相変わらずパワーをもらった。

↑おいしいキャラメルの、ル・ルーさん


↑ル・ルーさんと一緒にパチリ!





色々な、おいしいチョコを沢山食べて、各お店のおばさんと色々お話して、楽しい1日だった。

パリの日曜日の過ごし方

2006-10-29 16:27:07 | それいけ!ともぞう
10月29日

今日は日曜日。お休みのお店が多いので、日曜のみOPENのラスパイユのビオのマルシェへ。
大好きな、オレンジの花の香りの石鹸や、じゃがいものガレットなどを買い、近くのケーキ屋さん、
ジェラール・ミュロへ。
相変わらず店の中はお客さんだらけ。いつもの私なら買わないタイプのケーキを2個買って、
イタリアンのランチを食べて帰宅。午後は、パスカルとマカロン作り。

そして夜は、パスカル手作りのキッシュ・ロレーヌを、
色々失敗してたけど、美味しかったよ!パスカル!


セーヌ河に浮かぶ、サン・ルイ島

2006-10-28 17:53:32 | それいけ!ともぞう
10月28日

よく歩いた1日だった。
おりちゃんの家から、パリ最古の橋、ポン・ヌフを渡り、シテ島、サン・ルイ島へ。
サン・ルイ島は、レストラン、お菓子屋さん、ロクシタンやオリーブ屋さん、色々なお店があり、すごく楽しい島でした。

↑サン・ルイ島で食べた、長ネギと鶏肉のキッシュ

夜は、パスカルが私のリクエストに答えてくれ、パスカルの生まれた街、アンジュー地方の料理をタラで作ってくれた。
白ワインバターソースがおいしかった。

やっぱり、アルノー・ラーエルはすごい

2006-10-27 17:49:58 | それいけ!ともぞう
10月27日

朝、モンマルトルで一番の実力のアルノー・ラーエルへ。
ケーキ2種とクイニー・アマン、マロン・コンフィを買う。
ピスタチオのタルトはチェリー入りで甘さの中の酸味が心地よい。


午後はちまたで人気の料理教室へ。
パン・デピスとフォアグラのミルフィユなど、3種類のミルフィユを作り、お持ち帰り!!

↑パン・デピスとフォアグラとりんごのミルフィユ


↑トマトとじゃがいもと白身魚のミルフィユ


↑キャラメルソースのミルフィユ

読書の秋

2006-10-27 16:32:55 | Weblog
みなさん、すっかりご無沙汰しまくっててごめんなさい・・・
体が「のんびり」を欲しているのか、こんな状態で・・。
でも元気にしてます。

先日の阿部謹也氏の本、そしてガルガンチュアですっかり頭の中が「中世」になったので、
アマゾンでまた新たに本を購入しました。
↑の4冊です。

「中世の窓から」

「中世の星の下で」

「中世ヨーロッパの生活」

「聖女の条件」

どれも、中世から続いて現代の欧州の人々の根底にある、わたしたち日本人には少々
理解しがたい面について、なんらかの解釈法を示してくれるような内容・・・のようです。
「なんで?なんで?」って思うわたしに、何らかの答えを与えて・・・くれるかな?

メトロでサンタクロースに会った

2006-10-26 16:14:30 | それいけ!ともぞう
10月26日

朝、メトロに乗ったら、サンタクロースみたいなおじいちゃんが少しずれて席に座らせてくれた。
そんなホカホカした気分で1日がスタートした。
昼ごはんはマレ地区のユダヤ街にある、ファラフェルというサンドイッチをほおばり、近くのマルシェや製菓材料のお店を下見して歩いた。
パリで一番古い、そして一番おいしいと思うパティスリー“ストレール”にて、夕食やケーキを買う。


一度帰宅してからエビが私を呼んでいるっ!という気がして、近所の魚屋さんへ行き、ゆでエビをたくさん買ってきた。
そんなおいしい1日でした。

行動二日目 (とほほ・・・の日)

2006-10-25 17:26:34 | それいけ!ともぞう
10月25日

計画を立てていたケーキ屋さん3軒が 閉店・閉店・休み と空振り3連発・・・ (;_;)
気を取り直して、去年食べて、夢にまで出てきたアボカドとエビのサラダを食べに6区のピエール・エミールへ。
疲れ果ててジョリエ家へ戻り、近所のイタリアン惣菜で買ったカネローニとおりちゃん手料理を食べて寝た。
明日は美味しいケーキを食べるぞ~!

行動第1日目

2006-10-24 17:17:46 | それいけ!ともぞう
10月24日

お世話になるジョリエ家があるモンマルトルのとあるパン屋さんにて、パリでの記念すべき第一食目を購入。
焼きたてのパンをぱりぱり音をたてながらパリ散策開始!
お天気が悪かったので、ラファイエット・グルメを端から端までチェックした後に、8区にある日本人がやっている
ケーキ屋さん「La petite rose」に行ってみる。


そして夜、お決まりの Poulet Roti (鶏の丸焼き)をおりちゃんと堪能し、パリ1日目を無事に終了。

ガルガンチュア と 聖なる酒びん

2006-10-16 22:09:33 | Weblog

お友達のみなさんに相変わらず不義理を働いていてごめんなさい・・・。
気力・知力を養うため、ムーミン谷のヘムレンさんのごとく、寝床で本ばかり読んでいます。

今読んでいる本は、写真の右側の「ガルガンチュア」です。
「ヨーロッパ中世の宇宙観」を読んだ後でこれを読むと、より一層、中世世界への理解が
深まって面白いです。

正直言って、最初は「ガルガンチュア物語」はぜんぜん楽しめなかったのですが、というのも、

↑間に紙をはさんでちょっとスキマを作ってみました。そのスキマ以降が「解説」ならびに「年表」です。
「解説」etc.がこんなに長い小説っていうのも、そう沢山は無いだろうと思います。
一体何の解説かと言うと、注釈とかではなく、ラブレーとその文学に関する訳者の解説であり、
バックグラウンドの説明なのです。これを読まずしていきなり本文だけを読んでも楽しめない。
そんな感じです。

で、本文のほうはと言いますと・・・↓

これがまた、すんごい注釈だらけ。(笑)
本文と同じ行数の注釈が左についています。(このページが特別ってわけではなく、普通です。)

「ヨーロッパ中世の宇宙観」を読み終えて、ちょっとばかし澁澤先生に寄り道してから、なにげにこの
「ガルガンチュア」を開いてみたのです。前にぱらぱらめくってみただけで置いておいたのを。
すると、なんとなく面白い気がしてきて・・・
さらに、読み進めていくと、酒盛りの場面が。(あらゆる場面でお酒の話題は出てくるのだけれど。)
わたしも彼ら中世人たちと一緒に飲みたいぞ!なんて思って、なんと(!)ベッドにグラスを持ち込んで、
白ワインをイッパイやりながら読み進めていったのです。これがなんとも面白かった!
ヨッパライの会話は、酔っ払って読むに限りますね~(笑)
そしてその後くらいからです、ラブレーの描く世界に一歩足を踏み入れた気がしたのは。


“荒唐無稽”と表現されるラブレーの文学。とにかくはちゃめちゃです。
しかし、はちゃめちゃな中にもちゃんと筋道があるのが面白い。
なんていうか、ヨッパライが千鳥足で危うく溝に落ちそうになりながらも、なんとか帰宅して知らず知らずのうちに
自分の布団に入ってちゃんと寝てた、なんていうような感じでしょうか。それを、作為的にやっているというか。
解説にて、ラブレーの作風について語る際に、同列の作家として幾人か挙げる中に、スイフトの「ガリバー旅行記」が
ありました。こちらもじっくり読んでみると、実は非常に面白いオトナの小説なのかもしれません。(子ども用の本
しか読んだこと無いので・・。)

ガルガンチュアとガリバー旅行記が対比されるのには、どちらにも「巨人」が登場する、という共通点があるからでしょう。

↑これはジャケットの絵なのですが、ノートルダム寺院の釣鐘を「僕のお馬ちゃんの鈴にちょうどいいから」といって
盗もうとして、市民に抗議されている巨人ガルガンチュアの絵です。
巨人なのだから、このサイズ。
(幼児のガルガンチュアの日々の食事として、17913頭の乳牛の乳があてがわれたという記述が本文に出てきます。)

ガリバー旅行記の面白いところは、ひとつに、ガリバーが旅行する先々で、彼が巨人にも小人にもなり得る
という点ですが、このガルガンチュアもなんとなくそういう雰囲気があり(彼は小人にはならないけど)、
つまり、巨大と極小を常に対比させているという点です。
小説の中の舞台のひとつは、実際に存在していた小さな小さな田舎村であり、そこに巨人族の子、ガルガンチュアが
生まれるという設定。

そんな「巨大」と「極小」を対比させながら、当時の政治・宗教問題などを揶揄しながら進む物語の語り口ときたら、
これまたヘンテコなのです。しかも、オヤジ・ギャグばりのジョーク満載。。。

↑敵に攻め入られたのを発見した、若くて血気盛んなジャン修道士を止めようとする他の修道士が
神のおつとめ(service divin)の邪魔をするとは不届き千万」と声をあげたところ、
ジャン修道士は「酒のおつとめ(service du vin)ならば、じゃまもなにもいたしませんぜ」と答えている。
本文中には、このようなフランス語の言葉遊び(ダジャレ?笑)だけではなく、ギリシャ語が頻繁に登場し、時に
ラテン語も出てくるので、簡単に理解できるシャレでは無いのですが、それでもなんとなくでも面白味がわかる
のは、訳者さんのおかげなのでしょうね。

「ガルガンチュア」の中では、ざっとおおまかに掬ってみて、糞尿に関する表現と、お酒に関する表現が特に多いです。
糞尿表現に関しては、(禁書になりかねないという意味で)、サドの小説辺りが引き合いに出そうに
思えます。お酒に関しての表現は、いつの時代にもいる「酒好きのよっぱらい」が、「今日は寒いから体を温めねば」と
言っては飲み、「風邪を引きそうだから体を消毒せねば」と言っては飲むといった感じを思い起こさせます。
哲学や神学、当時の政治や宗教の問題がベースになっていても、表現がコレなので、表面的にはとても庶民的
なのですね。

でも、なんといっても一番おもしろいのは・・・この小説の元々のネタが他の人物が書いた短編にあった、という点。
「パンタグリュエル大年代記」という薄い本が最初に出て、その続編がラブレーに求められた、ということらしい
のですが、詳細は不明だとか。とにかく、他人が書いた本を元にして、ラブレーが腕をふるって書いたのが一連の、
ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語なのだそうです。(パンタグリュエルは、ガルガンチュアの息子。)


最後に、私見として。
笑えないなーと思っていた小説でも、噛み締めるごとにそこに含まれた「笑いの味」がわかるようになっていく
という意味で、わたしの少ない読書経験の中からは、日本では永井荷風の「おかめ笹」が思い浮かびます。
これは“滑稽小説”なんて表現されていたから、どんなにか笑わせてくれるのだろうと思って読んでみたのだけど・・・
(汗)って感じでしたからね、最初は。(いや、今もかな?苦笑)

ブリューゲルの絵画が大好きな人になら、「ガルガンチュア」は、ちょっとオススメできるかも。
そうでない人には、退屈極まりない小説かも。


怪獣ぺこ

2006-10-03 05:30:29 | Weblog
↑のような写真を撮るために・・・


↑こうして地図の上にエッフェル塔を置いてみていたら・・・


↑ジャンッ! 怪獣ぺこ、現る!!  (ぺこ、でかっ!!! ていうか、エッフェル塔ちっこいっ!!笑)

「あそんでおくれ~~~」

それでもわたしがカメラ相手に忙しくしていたら・・・


↑敵を発見。



「オリャ~~!!」



怪獣が、街を破壊しました・・・・・・・。


首都パリの危機!!!


以下、次号。
(↑ウソです。笑)