今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

お月さま・・・

2006-02-28 19:41:18 | Weblog

「100年ごとの恐怖」の続編の前にちょっと小ネタを。

今日は新月だそうですね。
月が隠れて真っ暗な夜になることでしょう。
普通はコレでオワリなんですよね、普通は。

しかーし!
ワタシは違うのだ。厄介なことに、月に悩まされてしまうのだ。
いつもは満月に悩まされる。
満月になると、オオカミ男じゃないけど、なんか血が騒ぐっていうか、居てもたっても
いられないぃ~ってな気分になってくる。
夜に走り出したくなるような・・・(ってワタシは犬か?)

そう、普通、問題は満月なのです。
新月も感じるのですが、新月のはもっと静かなエネルギーというか。
「あぁ、新月なのかな。」程度で済む。いつもならね。
でも今回は違ってた・・・

夜中に何度も何度も目が覚めて、昨日はベッドから抜け出した。
眠いようで、元気なようで、よくわからない状態。
朝食取りながら「昨夜は1時間ごとに起きて時計見ちゃったよ~」なんて夫に言うと、
「キミは COUCOU(ククー:鳩時計のこと、ね。)か?(笑)」って、ククーッ!ククーッ!と
ワタシをバカにする・・・
で、昨日はそのまんま、お昼寝することもなく一日中あれやこれやと山積みになってる
“やらなければならないこと”をこなした。夜はさすがに疲れて、夕食食べながら
「疲れた・・・・・・はぁ・・・・」とため息ついてばかり。
それでも、いつもなら夜8時だろうが9時だろうがかまわず寝てしまうのに、昨夜はとても
寝る気分じゃなくて、見たいドラマもあったので結局10時半まで起きてしまったし。
それなのに、ベッドに入って寝付けない。うぅむ・・・。
そして、またしても夜中に何度も目が覚めた。

これはおかしい、何かあるぞ、と思って今朝がた調べてみた。
(詳しく知りたい人は、the moon age calendar で検索して、「満月を月齢カレンダーで探そう」
と書かれたサイトをクリック!)
すると・・・今日が「月、今年“最近”」と書いてある。
これは「月が今年で一番地球に近づく日」という意味だと思う。

あのね、そんなのはどうでもいいんだよ。
月が何キロ離れていようが近づいていようが、ワタシには関係無いんだから。
頼むからさぁ、人の生活のジャマしないでよ、お月さん。
夜って寝るもんでしょ~?安眠させてよ、お願いだから。
今朝なんて、無意味に5時に起きちゃったじゃないのよ・・・

ぺこも夫も、いたって普段どおりの生活を送っている。何ともない様子で。
なんでワタシだけ???
(わたしは、ぺこよりも下等な動物ということか・・・?謎)


100年ごとの恐怖

2006-02-28 00:28:46 | Weblog

日本では、「富士山がいつか噴火するかも?」とか、「関東で大地震が起こるかも?」なんて
随分前からなんとなく皆が抱いてる不安ってありますよねぇ。
それは「約○○年ごとに起きているから」という歴史上の事実をもとに言われている話。
どのくらい信憑性があるのかは・・・・・・(謎)

で、実は、フランスにもそういう恐怖な話があるんです。しかも、パリに・・・。
それは、「約100年ごとにセーヌ河が大氾濫をおこす」です。

前回起きたのは、1910年の1月。
約100年周期で氾濫が起きているという記録があるため、「次の氾濫はもうすぐ・・・」と
フランス人の一部の人たちの間で緊張が走っています。
パリは盆地。
その盆地の真ん中に流れる川の水が溢れたら、その水は一体どうなるのか・・・?
市民の生活は・・・?
地下鉄は・・・?
下水道は・・・?
そして、美術館は???


↑1910年の大氾濫の時のパリ市内の様子。
道路であるべき場所が、このように・・・


↑パリ、サン・ラザール駅前です。
(注:ヴェニスではありません。)


↑動物園の、クマさんも・・・・


さぁ、一体どうなるのか!?
果たして数年以内に大氾濫はくるのか?

(以下、次号。笑)


「カワイーーー!!」

2006-02-27 21:43:23 | Weblog

「カワイー!」は夫の口癖です。(日本語で言います。)
何が「カワイー!」のかと言うと・・・“ちっちゃくて、かわいいもの”です。(笑)
そういうのが好きなんですよ・・・困ったことに。

この上の写真は 明○チャル○ラみそ味 のキーホルダーです。
多分、ガチャガチャのオマケだったと思われるものを、ナゼか売ってました。しかも
日本の観光地の大きなお土産ショッピングセンターみたいな所で。。。
家族へのお土産を見ているわたしたちをよそに、夫は一人でこのガチャガチャの
キーホルダーが壁に吊り下げられている所に吸い込まれていってました。
かな~り時間が経ってから、夫、わたしに声をかける。
「これ・・・欲しいんだけど、買ってもいい?」
わたし「え・・・? ホントに欲しいの??」 ←ちょっと冷めた視線。
「うん・・・だってカワイイじゃん。」
わたし「欲しいんなら、買えば~?」 ←無関心。(笑)
1個いくらだったか忘れましたが、200円とか300円とか、その程度だったと思います。
そんな悩む金額じゃないのに、夫は相当悩んで、悩んで、悩みぬいて、自分用に2個、
友達用に1個購入。
買った後の爽やかな笑顔ときたら、もう・・・(苦笑)

このキーホルダー、なかなか精巧にできてます。
この裏がまたスゴイんですよ。

↑中にはちゃんと麺が・・・・・・・・ ね。 (笑)

夫が自分用にと購入したもう一つのキーホルダーは、コレです。

↑ちゃんと「個人タクシー」の文字が読めます。しかも缶入りです。

どちらのキーホルダーも5mm方眼の紙の上で撮影していますから、サイズは想像
できますよね? ちっこいんですよ~。
夫は年甲斐も無くこういうモノに目が無いんです・・・
なのでウチの中には「ちっこい飾りモノ」がやたらあります。(←けっこうジャマです。汗)
 
さて。
次に紹介するのは、キーホルダーでは無いんですが、これまた夫が「カワイー!」と
悲鳴に近い声をあげて騒いだ品です。

日本で、輸入雑貨などを扱うお店にて購入。
しかも買うまでに悩む悩む・・・・(値段は確か600円くらいだったような。)
「欲しいけど・・・でも、高いよ。」
わたし「欲しいんなら、買えば?後で後悔するから~。」
「でも・・・・・・・・・」
と言いつつ、店の中を2周も3周もぐるぐる歩き回る。
わたし「欲しいんなら、買っちゃいなさい!!!」 ←付き合いきれない。
というわけで、めでたく購入。(夫、ニコニコ。笑)
コレ、実は「牛乳パックの形をしたミルクピッチャー」なのです。
ちっこくてかわいい牛乳パックの形に、さらにこの笑顔がくっついてます。
不○家のペコちゃんのようにぺろりと舌まで出しちゃってます。
これに夫はメロメロ~だったようです。(苦笑)

日本に行くと、いつも大変なんです。
夫は「カワイー!」の連発・・・・・・・・・(汗)


「園芸家12ヶ月」と「ひらがなでよめばわかる日本語のふしぎ」

2006-02-25 16:40:32 | Weblog

先日手に入れた本を、昨夜、ぱらりぱらりとやってみた。

1冊目は、
「園芸家12ヶ月」 カレル・チャペック 著 中央文庫

まだチラリとしか読んでいないので感想らしい感想は書けないけれど、
「ボタニカルライフ」で、いとうせいこうがベタ褒め(あるいは尊敬)しているだけの
ことはある、と思う。
隣の庭の花を見て、「ちくしょう、おれの庭でだって咲かんことはあるまい!おれだったら
もっとすばらしい花を咲かせてやる!」といきがってるところは、まさにいとうせいこうの
ベランダー精神に通じるところがある。
でも、ちょっと驚いたのはこの本の書き出し、「庭をつくるには」の項。
「庭をつくるにはいろいろな方法がある。いちばんいいのは本職の園芸家にたのむことだ。」
と書いてある。
なんだって??? 一瞬目を疑ったけれど、読みすすめて行くうちに、これがチャペック氏
にとって、園芸熱にとりつかれた“第一歩”なのだとわかる。
いとうせいこうの“第一歩”は、母親からもらったオリヅルランだったとか。
わたしの第一歩は一体何だったのか?と思い出そうとしても思い出せない。
ウチの実家には、ありとあらゆる品種の庭木や鉢花で溢れかえっていて、そこに
唯一欠けていると思えたのは「ハーブ」くらいのもので、ハーブを庭に導入したのが
わたし。(その後、父もわたしに影響を受けた。笑)
わたしの第一歩は、ハーブだったのか・・・?(謎)


2冊目は、
「ひらがなでよめばわかる 日本語のふしぎ」 中西 進 著 小学館

まず、本の表紙デザインをじっくり見る。
これはどう考えても「帯を想定してのデザインだ。」と思うとちょっとガッカリ。
でも、いまどき「帯を外して書棚に並べる人」よりも、帯付きのまま保管し、そのうち
古本屋にでも売ることになったら帯があるほうがいいんだから・・・っていう読者
のほうが多いのかもしれないから、それも一つの流れかな?と思ってみたりして。
帯を外してみた時に少し貧弱に感じるこの表紙デザイン。
帯の下にも、帯とおなじような何かをデザインしておけばいいのになって思った。

さて、肝心の中身ですが・・・

この本のようにいくつもの章に分かれている本は、わたしはまず順番どおりに
読んだことが無い。目次を眺めてビビッときたページから読み始める。それがたとえ
最終章であろうとも。(だから完読した本が少ないのかも・・・汗)

昨夜は「かしこい さとし」「やさしい」のページにビビッときたのでそこを読んでみた。

「かしこい」の古語は「かしこし」で、これは“かしこまる”の「かしこ」に「し」が付いた
言葉だそうだ。「かしこ」とは、かしこまる、つまり偉大なものを畏れ敬うことで、
漢字を当てれば「畏」となるそうです。
「あの人はかしこい人だなぁ~」というのは、そこに強い尊敬の気持ちがあるから
ですよね。

「さとし」は、「さ+とし」だそうで、「とし」は速度が速いことを意味する「疾し」「敏し」だそうです。
心の働きが素早いことを言うことばなのだと思う、と作者は言っています。
聡明な人は、やはり頭の回転が良いイメージがあるけれど、そういう感じかな?

「やさしい」という言葉。これには驚かされました。
「あの人は、優しい人だなぁ~」っていうふうに、誰かを形容する言葉だと思って
いたのですが、実はちょっと違う。
「やさしい」の古語は「やさし」であり、そのもとになった言葉は「やす(痩す)」、つまり
現代語の「痩せる」だそうです。
すぐれた人格者や、高貴な身の人や、大金持ちの人などを前にして、なんだか自分の
肩身が狭く、恥ずかしいくなったり、気がひけたり、身の細る思いをすることがありますが、
そういう気持ちを表すのが「やさし」だったんだ、と作者は言っています。
つまり、相手に対する形容というよりはむしろ、自分自身のあり方、なんですね。

かく言うワタシも「やすこ」という名前ですが、これは父が「やさしい、包容力のある、」
というような意味を込めてつけてくれた名前だそうです。
「やす」には「泰」の字がつけられています。天下泰平の「泰」です。
「やさしい子になるように」と父がつけてくれた名前ですが、そのやさしいという言葉には
とても深い意味が隠されていることを、今知りました。
自分は果たして、周囲の人に対して“身の細るような思い”をする人間に育ったのか?
(単なる厚顔無恥な人間ではあるまいか?)
自分には勿体無い名前だなぁ・・・と思いつつ、いろいろ考えさせられました。


春の兆し、春の知らせ

2006-02-25 15:56:35 | Weblog

今日は、うちの中庭の「春の兆し」をお知らせします。

上の写真はプリムラなのですが・・・花が無い・・・・・・
スズメたちに、サラダの如く食べられてしまいました。(悲)
↓こっちもです。

ホントはね、赤・ピンク・黄色・青・紫・・・って色違いの花を買ってきてたのにぃ~

夫実家から取ってきた、野ばらです。↓

写真じゃわかりづらいですが、沢山の新芽が上向きに出ています。
野ばらの花って、花持ち悪いけど、でも淡いピンク色の一重咲きできれいだから好き。

↓コレは、夫がテキトーに植えた球根類の寄せ植えです。

2~3種類入ってるんだと思いますが、どれが何なんだか・・・
赤で矢印した所には、どう考えても「球根類」では無いと思われる“双葉”が・・・
(コレは多分、ツタの実が上から落ちてきたものだと思います。)

↓これ、な~んだ! (パッと見て見当つく人は相当な園芸マニア?笑)

これはタイツリソウの新芽で~す。
この、マットな怪しい色合いと質感が妙に好きです。

↓ウチのアボカドたちです。

去年植えた左のアボカドには新芽がちょこんとついてます。
でも、確か2003年くらいに植えた右側のアボちゃんは・・・
凍みちゃってますね(汗) 回復は・・・可能でしょうか?(謎)
どちらも寒空の下、がんばってくれています。

↓最近急にめきめきと新芽を開き始めたアジサイたち。

これは白花品種です。去年のクリスマスの帰省時に田舎の園芸店で苗を購入。
あと去年買った青花品種(小鉢)と、去年移植したピンクの花(路地植え)があります。
が、ピンクの花のはどうやら・・・枝1本しか生き残っていないようです。(悲)

↓左側の大きめの鉢は、ニオイスミレです。

今年もなかなか景気が良さそう。(笑)
でも花は付くのか? 葉ばかり茂りそうでちょっと不安・・・
その右にあるちっこいのは、わたしが去年挿し木したアジサイです。
ピンクの花の品種。剪定した枝を挿してみたところ、ちゃんとつきました。

↓そして、これは春の兆しじゃないんですが・・・

中庭から見た、ぺこです。
「庭と遊んでないで、ボクと遊んでおくれ~」とうるさくしてます。(笑)


LES POSTES

2006-02-24 20:57:38 | Weblog

フランスの郵便事情の悪さの話題がなかなか好評なようなので(?笑)、ちょっと追加です。

昔のフランスのコメディー映画で、「PROMOTION CANAPE」(プロモーション・カナペ)
というのがあります。
わたしがあえて邦題をつけるとしたら、“ベッドで昇進!”です。

この映画の話の大筋はといいますと、
パリのとある郵便局に勤務しはじめた若いウブな女の子が、そこがセクハラの現場
であることに大変ショックを受けたが、同僚の若い女の子がそれを逆手に取って利用して
いい思いをしていることをじっくり観察。はは~ん、男ってそんなもんなのね、と。
そして、「ベッド」を使って、郵便局の中で、上へ、上へ、とどんどん昇進していくのです。
そういった、フランス風“サクセス・ストーリー”のコメディーなんです。

この映画で面白いのが、フランスの郵便局「LA POSTE」(ラ・ポスト)をそっくりそのまま
似せて、「LES POSTES(レ・ポスト)」と複数形にして登場させていること。
そしてその「LES POSTES」は実際の LA POSTE の現状を暴くかのように、好き放題な
ことを映画中でしているのです。
(たとえば、小包の仕分け人が包みを振ってみて、中身が良さそうだったらチョロまかし
てるとか。事務所で、仕事してるようで仕事してないとか・・・。)
常日頃言われている「郵便局に対しての苦情」をそのまんま映画にしたような感じです。

この映画をテレビで観た後から、わたしはいっつも夫に「フランスの郵便局は・・・」と
言う際に、「LES POSTES(レ・ポスト)だからねぇ(苦笑)」って言ってます。(笑)

この映画、1990年製作だそうですが、いまだにフランスの郵便事情が改善されて
いないというのは、一体どういうことなのか。
こういうチクリとした批判も気にしないくらい、フランス人はズ太いのか?


クロノポストよ!!(怒)

2006-02-24 02:46:00 | Weblog

先ほど郵便局へ行ってきました。文句言いに、です。
正確には「きっとすでに届いて、棚で寝かされているはずの荷物を取りに行くついでに
文句を言いに行った」と言うべきか。

フランスの郵便事情は乱れきっているけれど、これをさらにサイアクにしているのが
この「クロノポスト」と呼ばれる(多分、私立の)会社。
これ、郵便局とは別会社なんです。
日本からEMSと呼ばれる「国際スピード郵便」で送った場合、配達はクロノポストが行います。
しかし、もし受取人が留守だったり、何らかの不都合があった場合、フランスの郵便局
が荷物を一定期間保管することになっています。
(普通は、留守してたら「不在配達表」を置いていくので、それと身分証明書を持って郵便局へ
受け取りに行くんです。)

「国際スピード便」・・・ってことは、普通の航空便よりも早く届くということです。
その次に早く届くのが普通の航空便、その次がSAL便と呼ばれるエコノミー便。
こうして段階があり、それぞれ値段が違うんです。

「国際スピード便(EMS)」で日本から発送した場合、日本国内は速達扱いになります。
つまり、空港まで速達で送られるので、朝出せば、その日の飛行機に乗る確立が
高いんです。
しかし、現地(今回の場合はフランス)に着いてからは、その“速達扱い”がうまく
働かないことが多いのです。コレが問題。

今回、送り主である母に電話し、保管しておいてもらった伝票をFAXしてもらい、
それを持って郵便局へ文句言いに行きました。
「2月7日に母が、国際郵便で荷物を送ってきてるはずなんですが、まだ届かないんです。」
と言いながら、そのFAXの紙を見せる。その紙には送った日付と伝票番号が記されて
いるから、証明になるのです。
「どれどれ・・・」と職員さんが紙を見始める。そこで問題発生・・・

↓日本の消印・・・平成年号で書いてある・・・(汗)

日本人ならね、コレが「平成18年2月7日」、ついでにチョット頭の回る人なら
「12時から18時の間に受付」というところまでわかるのに・・・

郵便局員さんに「母は2月7日に発送したと言ってました」って言ってるのに、
局員さんは「え?何コレ? 2月18日・・・?」と目をテンにしてる。
そりゃそうよ、2月18日って(西洋式に)読んじゃったら、7は2007年ってことに
なっちゃうじゃん!!(苦笑)
とにかく、「それは日本式の書き方で・・・」とテキトーに説明し、荷物を探してもらった。

すると、ちゃ~んと棚の中でおねんねしていたのでした。
(わたしの予想どおりにね・・・。)
そして局員さんは、「あなた、今日来て良かったですよ。明日(金曜)もしくは最低でも
月曜には、送り返されることになるところでしたよ・・・」って言うじゃあありませんかっ。
なんだって!?!?
国際スピード便の意味が無いじゃん・・・・

とにかく荷物は手にしたけれど・・・フランスの郵便システムに、同様のことで
これまで何度も泣かされているので、文句の二つや三つは言っておきたい。
(局員さんが悪いんじゃないんだけどね。。。でもぉっ)

そこで、もう一押し。
「実は、2月9日にフランスから日本の母へ小包を送ったんですが、それもまだ
届いてないって言うんです。」と言った。
これも、すでに届いていないとおかしいのです。
送った状況を話すと、局員さんは「普通8日ほどで届くけど、まぁ、2週間くらい
かかってしまうことも無いわけじゃないから・・・」とお茶を濁しながら、さらには
「クレームつけるには、1ヶ月待たなきゃいけないからねぇ」なんて言う。
なんとも・・・・・・・・
「いっつもこうなんですよ!」と苛立たしげに言ってやったら、「日本の郵便局のほうに
問い合わせてみてはいかがでしょうか?」ときた。
そこで、言ってやったよ、捨て台詞をね。
「日本の郵便局はねぇ、滅多なことじゃ、こういう問題は起きないんですよ!!」
(この言葉に、周囲にいた局員さんも、お客さんも、笑ってました。笑)
これにはぐぅの音も出なかった職員さん。
「もうしばらく待ちましょう」ということで合意。
来週半ばにでも、伝票持って出直すかなぁ・・・・・。


ちなみに、母から送ってもらった荷物の中にはコレが入ってました。

あとは、ぺこのエサとか・・・です。(笑)

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<追記>
2月9日にフランスから日本の実家へ送った荷物は、翌日に届いたようです。
微妙に遅れながらも一応ちゃんと配達されて、ホッと一安心です。


北米大陸の灰色リス

2006-02-23 21:51:35 | Weblog

先日、ギネスで酔った勢いでつい、その夜観たテレビ番組のことを書いてしまったら、
意外にもいろんな人から反応が来たので、灰色リスについてちょっとだけ書くことにします。
(その、「先日の記事」はこちらです。)

夫と2人で、年末年始にカナダのケベック州に旅行した時のこと。
モントリオール市郊外に住むカナダ人の友達のマキシム君のおうちに泊めてもらったり
して、楽しい旅行ができました。
その時の忘れられない思い出は、この灰色リスなんです。

上の写真を見て!
これはなんと、普通のアパートの敷地内の芝生です。公園とかじゃなくって。
手前に見えるのは、歩道との境になる水色の柵と、そして赤い消火栓。
わたしが撮影してる位置から2mくらい離れた場所に、この灰色リスはいます。

マキシム君に教わって、「歩く時にはいつもポケットに殻つきピーナツを」入れていたワタシ。
この芝生の上で、ちょっと遠くにリスを発見したので、ピーナツを1個投げてみたんです。
すると・・・・さささっと近寄ってきて、いかにも慣れた様子で食べ始めました。

え?写真が小さいって・・・?
しょうがないなぁ~っ (ズゥゥゥーーーームッ!!)

ほらぁ、メチャクチャかわいいでしょっ!

ほらほらほらぁ~!

これでもか!ってくらい、かわいいでしょ???
(なのに英国では侵入者扱いで殺されてるなんて・・・ちょっと悲しい話です。
カナダでは、野生動物としてのそれなりの保護を受けているようでしたが、林や公園では
“リスにエサを与えないでください”っていう看板を見ました。)

あんまり逃げないので、人馴れしてるんだろうと思い、リスの正面へ移動っ。
正面から撮影・・・と思ったら、

リス「ハッ・・・(汗)」
ワタシ「はっ・・・(汗)」


リス:スクッ・・・と立ち上がる。(「文句あんのかコラァ!」とでも言いたげ?)
ワタシ:固まる・・・

そして、このリスにはそそくさと逃げられてしまいました。
やはり1mまで近寄ったのが悪かったか・・・。


↓モントリオール市内の街並みです。

(青いジャケットはワタシです。)
わたしと、縦列駐車の車の間に見えるのは、スケートリンクではなく・・・歩道です。
完全に凍結してます。えぇ、氷が1cm厚くらいになってますよ。
なんてったって、夜間気温は-20度なんてザラな国ですからね。
わたしの立ってるあたりに階段が沢山見えるのは、これが日本で言う「1階への入り口」、
つまり「玄関」ですね。
地面から玄関までの間はどうなっているのかと言うと・・・半地下状態なんです。
カナダの家には当然のように地下室(倉庫ではなく、部屋)があり、窓がついて
います。その地下室の窓が、地面スレスレの位置にあるんです。
冬の間に雪がたんまり降っても、この階段を使って玄関に入れるから特に問題は
無いってことでしょうね。

さて、こんな風に民家が並び、道路がある場所にさえも、リスは出現します。
わたしの後ろに雪がたんまり積もっていますが、こういった所でリスが走ってる
のを見つけ、急いでポケットからピーナツを取り出して投げてみたことがありました。
すると・・・リスは、急いでピーナツを拾い上げ、それを抱えて玄関の下あたりの
雪の中に埋めて隠したんです!(笑)
雪が溶けちゃったらどうすんの?
それに、隠した場所をちゃんと覚えてるんだろうか???
なんていうわたしの心配をよそに、次に投げたピーナツもまた別の場所に隠して
いました。この雪、もしかしたら春までずっと溶けないのかもね。


箱根細工の箱

2006-02-23 20:35:55 | Weblog

この写真見て、何だかわかる人~っ!(手をあげてっ! 笑)
きっと、知らない人も中にはいるはず・・・

コレ、箱根細工とか寄木細工とか呼ばれてる箱です。
木でできていて、しかも開けられるんです!
でもどうやって開けるのか・・・それが問題。
実はコレ、「ひみつ箱」なんです。

まるでパズルのように、箱の一部を数回動かすと、最後にフタが開くんです。
これは昔の金庫みたいなもんでしょうかね?
ひみつのキーワードを隠しておくのにイイ感じよね。
(ってなんだかダ・ヴィンチ・コードみたい。笑)

箱根の寄木細工は、こんな感じです。
(このリンク先で、箱の開け方の動作の動画を見ることができます。)
わたしが買ったのは、このリンク先のような上等なものじゃないけど、上の小さい箱は
まさに箱根に家族で旅行に行った時に買ったもの。4回動かすと開きます。
その下の、ちょっと大きめの箱は、なんと・・・宮島で購入(苦笑)
これは7回だったか、10回だったか、それくらい動かせば開きます。
日本人でもビックリなこの木組みの技術。フランス人に見せたら皆驚きます。
(そうして毎回自慢してるワタシ。笑)

小さい方の箱は4回だから、フランス人でもがんばれば開けることができます。
中には、あらかじめ “あるもの” が入れてあり、箱を振るとカタコトと音がします。
「中には何が入ってるのぉ~?」って聞いてくるから、
「知りたかったら、開けてみれば?」ってね。

しかし・・・こういうものを創り出した職人さんの腕と頭脳に敬服します。
昔の日本人はスゴかったですね。
(刀剣職人さんの作った龍なんてのもありますよね。)


昨日の夕食

2006-02-23 20:22:14 | Weblog

昨夜はお好み焼きをしました~。
いつもはかな~り貧相なお好み焼きだけど、昨夜のはかなり本格的!?
そう、今回はちゃんと「青のり」をかけてるんです。(今までは持ってなかったので・・・)

中にはキャベツとイカの足が入ってます。
本当は広島風にしたかったけど、実は広島風を作ったことが無いワタシ・・・
(実家の父がお好み焼きが嫌いなので、家では作ったこと無いんです。)

粉と卵と水を混ぜ合わせる際に、12月に遊びに来てくれた長野のT子さんに
もらった美味しそうなダシの粉を混ぜ合わせ(いつもはこぶ茶の粉を入れます)、
焼いて、おたふくソース(!)とマヨネーズをかけた後に・・・いつもなら、貧相な
安いかつおぶしをチョロリと乗せるところを、母が前に持ってきてくれてた青のりと、
そしてT子さんがくれた上等な削り節をのせました。
(T子さん、ありがとねっ♪)

削り節が~踊ってるぅ~~~



お味のほうはと言いますと・・・
やはり、いつもより味に幅があったように思います。これは出しの粉のおかげ!
そして青のりの香りの良いことといったら!!
う~ん、わたしはとっても幸せモノです♪


「日本語の文法、教えてください」

2006-02-22 01:40:07 | Weblog

実は、こんな本、持ってます。
「はじめての人の日本語文法」 野田 尚史 著 くろしお出版

夫に日本語を教える際に役に立つのではないかと思って2年くらい前に買ったんだけど、
夫に対しては全く活用されていません・・・(でも、わたしが読んで一人で感心してたりする。)

夫は「日本語で話したい!」という意気込みだけは強くて、でもお勉強がキライ。
だからつまり・・・「ラクして会話できるようになったらいいのにな~」と棚ボタを狙うタイプ。
そんなんじゃ、上達するはずないよね。
でも、ナゼかヘンな部分だけは上達している・・・

ある日のこと、近所のスーパーにて。日本人観光客らしい母娘がカゴを持ってヨーグルト
なんかを選んでいた。あっ・・・と思って、そそくさと通り抜けようと思っていたら、夫が
すれ違った直後に「にほんじんですネー」って、おもいっきり日本語で言うのです。
そんなこと、日本語で、日本人(だと思う)の前で言うなーーーーっ!!!(汗)
(しかも、そういう時だけ発音まで流暢だったりする・・・)

そんなこと覚えるくらいなら、もっとマトモな文法を覚えておくれ。

わたしが夫にいつも教えてる文法の基礎は、
「テーブルの上に水があります。」です。
この1文を覚えておけば、かなり活用できると思うから。
外国人は「て・に・を・は」の使い方がよくわからなくて混乱する人がとても多いです。
夫も例に漏れず、この単純な1文さえ暗記できず、たまに「ホラ、あの文章言ってみて」
と突っつくと、「てぶる・・・」と始めるので、わたしが「テーーーーーーブル!」と、すでに
ここから訂正。
(これが出来なければ、ビールがビルに、チーズが地図になっちゃうんです。)
夫、やり直し。
「テーーブルがうえをー・・・みずにー・・・・・・・・・あります。」 ちがーーーーう!!!(叫)
ワタシ
「テーブルうえみずあります!」

この1文さえ覚えられたなら、「屋根の上に猫がいます。」「窓の下にチューリップが
咲いています」「電車に子供が乗っています。」と、沢山応用ができる。
なのに・・・なのに・・・ナゼ君は「にほんじんですネー」が流暢に言えて、この基本的な
1文が覚えられないのか。


ところで、なんでこの本を紹介し、この夫の話を例に出したかと言うと・・・
日本語の文法って、やたら難しくもあり、やたら簡単でもある、ということ。
「日本語には主語がなくてもOK」→今日は学校へ行きます。(誰が行くの?→ワタシでしょ。)
「単語だけでも会話が成り立つ」→ “はらぺこ?” “うん” (仏語では主語と動詞が必須。)
こんなメチャクチャなことってアリ?と他国の人は思うワケなんです。
英語にしてもフランス語にしても、主語(と動詞)は必ず必要。
主語が無くしては始まらない・・・(んだと思う。)

日本人は、小学校で「主語、述語」という形で日本語文法を習ったけれど、これが
大きな間違いだと思う。いや、日本人はそれでいいんだけど、外国人が日本語を
学習する際にはそうはいかない。
「わたしは学校へ行きます。」の主語は“わたしは”で、述語は“行きます”だと思うけど、
“わたしは” の “・・・は”って何?ってなるワケなんですねぇ。
英語の文法でもってこの文を説明しようとすると、

 わたし(= I ) は(=?) 学校(= school ) へ(= to ) 行きます(= go ) 。(=.)

で、やっぱり「“・・・は”って何???」となるんです。
ここで「わたしは(= I )」って説明して本当にいいんでしょうか?

日本語って、不思議なことが多いんですね~
主語が無い場合もあるだなんて、けっこう不気味な言語だったりしますね~(幽霊か?)


どこで読んだか忘れてしまったのですが・・・(多分、どなたかのブログだったと思うのですが、)
「外国人がフランスでフランス語文法を学習する時に使う “赤い本” は、フランス人が
義務教育でフランス語学習をする時に使うのと同じ本である。」ということ。
これに少なからず衝撃を受けたワタシ。
つまり、わたしの知ってる文法用語(仏語)でフランス人に質問すると、それが通じる
のです。(当然だけど。)
ただし、日本語を学習しているフランス人がワタシに「これって形容詞なの?動詞なの?」
とか聞いてきたり、「どれが主語?」とか聞いてきたりしたら、「ちょ・・・ちょっと待ってよ・・・」
とワタシは頭を悩ますことになるのです。(だって、わたしたちは「主語・述語」で習って
ますから。)

夫が「日本語学校」へ通っていた時の教科書には、日本語の動詞が「第1群動詞、第2群動詞、
第3群動詞」とフランス式に分類されていました。
で、夫がわたしに「“あける”って動詞は、何群動詞?」だなんて聞いてくるんです。
そんなの知るかっ!!!!わたしゃそんな○群動詞だなんて形で習った覚えはないぞ。
フランス語じゃあるまいし、まったく・・・ と思ってしまうのです。
(この教科書を作った方は、相当考えて、実際にそれを使って学習するフランス人生徒たち
に解かりやすいようにするために、このような分類法を使ったんだと思います。)


さて。
上で紹介した本の中身を今度はちょっとだけご紹介します。

「外国人はこんな間違いをします」↓

この5つの「“典型的”な外国人がよく間違えるパターン」のうち、みんなはいくつ彼らに
ちゃんと説明してあげられる?
けっこう悩むでしょ?(苦笑)

↓これは「品詞」についてのページです。

左側に「武田、明石、陳、徳川・・・」などと書かれているのは、この本の中で“日本語の
文法を一緒になって考えていく人たち”の名前です。
理系の人、文系の人、一般の主婦、上海外国語学院講師・・・etc.
こういった人たちが、一緒になってアレコレ意見を出し合い、「問題3」のような内容を
紐解いていくんです。

いや~、日本語ってムズカシイですねぇ~(笑)


「お誕生日」のこと

2006-02-21 17:40:16 | Weblog

とあるブログにて、ブロガーのお友達のお誕生祝いの記事を読んで触発されてこれを
書きます。前から載せようと思っていた内容だけど、今日はまさにピッタリだと思ってね。

わたしの好きなミュージシャン、高野寛。
(もう今更「ハズカシィー」って照れてる場合でも無いのでハッキリ書きます。笑)
ていうか、お友達の半分くらいは知ってると思うしね。

彼が一番最後に出したアルバム(多分一昨年発売だったから、新しいアルバム、とは
言えないね・・・)の中に収録されている曲で、「1.2.3.4.5.6.7 days」っていうのがあります。
お誕生日を迎えるお友達のために歌われている曲です。
残念ながら曲が載せられないので、以下に歌詞を転載します。
------------------------------------------------------

「1.2.3.4.5.6.7 days」 words & music:高野寛 (アルバム「確かな光」より)


ああ 君は今日誕生日 ロウソク立て記念日 吹き消す前に

さあ みんな声そろえて あの曲なら三拍子 歌えば楽しい ( happy birthday to you♪)

1.2.3.4.5.6.7 days 別れた日々の数だけ 君はきっと強くなる

そんなもんさ そんなもんさ


おお 数え切れない手料理 かかえきれない花束 艶やかな服

そう そこに行けない僕は ずっと遠いとこから 送るよサンキュー

1.2.3.4.5.6.7 days 出会った人の数だけ 君は美しくなる

そんなもんさ そんなもんさ


1.2.3.4.5.6.7 days ここに生まれて生きてる

君はひとりきりじゃない だけどひとりしかいない


1.2.3.4.5.6.7 days 

Happy Birthday to you dear my friend


------------------------------------------------------
わたし自身は、お誕生日のお祝いをされるのはちょっとニガテです。
照れがあります。だから自分の誕生日が近づいても「○日が誕生日なのよ」なんて
言わないようにしてます。(○月で○○歳になるのよ~、とは言うけどね。)
でも、この高野寛の曲を聴いて、ちょっと感動しちゃいました。

尊敬してる友達、大好きな友達。そういうお友達の誕生日を祝うことの意味。
本当は1年365日いつでも、彼もしくは彼女に「友達でいてくれてありがとう、今ここに
生きてくれててありがとう。」と感謝の気持ちを伝えたいけれど、恥ずかしくてそんな
ことできない。でも、それが恥ずかしさも何もなく許される唯一の日が、「お誕生日」。

お友達の「お誕生日」を記憶しておいてお祝いすることは“義務”ではない。
だから、本当はいつ感謝の気持ちを述べても良いんだけれど、きっかけとして「お誕生日」
はとても良いものだとおもう。

この歌詞の中には、世間一般の人たちが持つ「友達への愛情」が表現されてる。
“そこに行けない僕は ずっと遠いとこから 送るよサンキュー”
こう思う人も、多いはず。

“ここに生まれて生きてる 君はひとりきりじゃない だけどひとりしかいない”
当たり前のことだけど・・・
人間って、「その人」って、本当に一人きりしかいない存在。大事な存在。
だけど、「その人」は決してひとりきりじゃない。身近にも、そして遠い場所にも
「その人」の存在に対して“サンキュー”と言いたい人がいて、「その人」を愛情で
包んでいる。
一人しかいない、一つしかない、かけがえのない命。その存在。

“ここに生まれて生きてる” そのこと自体に、サンキュー。

ここにいてくれて、ありがとう。

ここに生まれてきてくれて、ありがとう。

そして、「わたしを産んでくれて、ありがとう。」


そういうことに、改めて気がつく日、それが「お誕生日」なのかも。



(誰か特別な人を想定してではなく、曲の紹介も兼ねて書きました。強いて言うなら、
わたしの仲良しのお友達みんなに・・・・・・・・です。)


夫、出勤。

2006-02-20 15:59:01 | Weblog

夫が“お山の学校”から戻ってきて、今日からまたしばらくは通勤リーマン生活。
昨夜わたしに「えっと・・・いつも何時に家を出てたっけ?」と聞く夫。
学校の授業開始時間も毎日コロコロ変わってたらしいし、いろんな事に翻弄されてすっかり
出勤時間を忘れてしまったらしい。
で、「“8時15分前”に家を出てたじゃない?」と答えたわたし。
(フランスでは「7時45分」と言う表現よりも、「8時15分前」という表現の方が一般的です。)

ここで冷静になって考えてみてね。
 7時45分=8時15分前
誰でもわかるよね。ウンウン。

で、そこから逆算してちゃんと目覚ましをセットして夫は寝た・・・と思っていた。
夫、23時に就寝。わたし、少し本を読んで0時頃就寝。

そして問題の、今朝。
わたしの目が7時きっかりにパチリと開いた。(←何故???笑)
いつもなら“6時45分に夫は起き出し、7時にはシャワーを浴びはじめている”のに、
まだ夫は横でスヤスヤ寝ている・・・(←何故!!!)
夫をつついて起こしてみると、寝ぼけまなこで「7時45分に起きればいいんでしょぉ~?」
ときた。
ちょっとちょっと、君・・・(汗)
「8時15分前(=7時45分)に“家を出る”んでしょ!!」と、ワタシ。
夫、急に覚醒。(笑)

そして“いつもどおり”無事に出勤できた夫なのでした。

夫婦って、こんなもんなのかな~。
ワタシが寝坊しちゃう時は夫が起こしてくれるしね。
持ちつ持たれつ。
しかし、この夫の大ボケにちょっと笑いつつ、なんか真剣に心配になってきました。
「この人、わたしが居なかったらどうなるんだろうか・・・(汗汗汗)」
実際夫はわたしに「君は僕の命を救ってくれたよ~」なんて大げさなこと言ってるし。
(確かに、新入社員のくせに大遅刻したら会社員生命にとって大問題だろうけど。)

さて。上の写真はきのうの晩御飯の“鶏からあげ”で~す。
作ったのはワタシだけど、時々夫が台所に覗きに来るので作り方もなんとな~く
教えてあげました。そのうち夫も作れるようになるかも、とちょっと期待。(笑)


散髪

2006-02-19 16:55:24 | Weblog
今日は午後から夫の髪を切りました。
もう1年近く前(?)から夫の髪はワタシが切ってます。
上の写真の「散髪セット」は、義母がスーパーのお買い物の際に貯めたポイントで交換
してもらったものです。おうちで簡単な散髪をするには十分なものが揃っています。

夫の髪を切る際、後頭部はバリカンで。上部は手で切ってます。
スキバサミが無いので、仕上げにハサミを縦に入れてます。
この時・・・最初慣れなかった頃は、わたしは自分の指を10箇所くらいハサミで切って
血を見ていたのですが、今回はなんと!一度も血を見ることなく終えました。
(ちょっと挟んじゃって跡になってるのが1箇所あるけど・・・)
わたしの散髪歴で初の快挙です。(笑)

しかし髪の切り方なんて誰に習ったわけでも無いので、最初はやたら時間かかって
ました。今でもけっこうかかります。
夫はその間、ヒマ、ひま、暇!
日曜の午後なんてロクなテレビも無いもんだから、よけいに暇を持て余す夫。
そんな彼がやりはじめたことは、なんと・・・日本語の復習、でした。(苦笑)

「ちょっと、紙とボールペン取ってくれる?」って言うから一体何を始めるのかと思いきや、
「A・・・I・・・U・・・E・・・O・・・」って・・・
でも、もう平仮名もカタカナもかな~り忘れちゃってきてるみたいです。
髪を切ってるワタシに夫はしきりに「SE・・・“SE(せ)”って、どんな形してたっけ?」
と聞く。う~ん、とか言いながら誤魔化してると、「教えてくれよぉ!!ほらぁ!!」と
ウルサイのです。まるで駄々っ子状態。(苦笑)
「な行」も難関でした。「、に、、の」
「ま」と書くべき所には、「lま」みたいなのを書いてるし・・・(汗)
それは「は」でも「ほ」でも「ま」無いぞ。ナンダソリャ。


さて、肝心のヘア・カットのほうですが、
完成~っ

冬なので、いつもよりちょっと長めに後頭部を残しました。


ジェルつけてないのでぼさぼさ感がありますが、お出かけ前にはもっとちゃんとした
感じになります。(←と、言い訳。笑)


しかしいつも思うのは「散髪後の、飛び散った短い髪の毛の掃除が大変!」ってこと。
散髪セットに付属のナイロンのカバー(首に巻くようにしてつけるアレ)は赤ちゃんの
よだれかけを巨大にしたような形で、そで部分が無いので、服のそで、靴下に
短い髪の毛が沢山くっついちゃうんです。
わたしはソレをちゃんと学習したので、夫の髪を切る時は、靴下をしっかりガード
してくれる靴を履いて、服も髪の毛が刺さりにくい素材のものを着るようにしています。
今度どこかで、美容院で使ってるようなソデ付でスソが長いアレを買って来ねば!

夫、山から戻る

2006-02-18 16:38:42 | Weblog

金曜の夜、夫はグルノーブルからパリへと戻ってきました。

某所で夫のことを鬼呼ばわりしてしまったワタシですが(苦笑)、
普通は「鬼の居ぬ間に洗濯」ですが、ウチでは「鬼が戻ると洗濯」です。
洗濯物の山を「ハイッ!」と渡され、今日は一日中洗濯・・・。
(ま、洗濯機が洗ってくれるからイイんですが・・・洗濯機フル稼働でした。)

一人で広々と使ってた家に夫が戻ると「一人の生活のリズム」が崩れて、たとえば
朝目覚めたら「すでに夫がトイレで座ってる(しかもけっこう長い時間)」ので
わたしはトイレをガマンしなければならないとか、「CDを聴いていたら、急に夫が
スイッチオフしてくだらないテレビ番組を見始める」とか、とにかく“二人で共同生活”
リズムを取り戻さねばならなくなったのです。
日本で一人暮らしを7年もしていたワタシにとって、一人での生活には慣れているから
夫の留守の3週間もあまり寂しくは思わないけど、逆に言うと「二人での生活のリズム
を取り戻す」ほうが大変。

イライラしないよう、ケンカしないよう・・・落ち着いて、落ち着いて。と自分に言い聞かせる。
フランス語では「ETRE ZEN」(=英語で言うなら be Zen です)って言うんですが、
ZENって日本語の「禅」です。
フランス語では“禅僧のように、何があっても心乱されることなくじっと落ち着いて
いること”っていうような意味でよく使われています。
日本人のワタシが自分自身に「ETRE ZEN」って言い聞かせるのもナンだけど・・・
でも、自分のイライラの原因がわかっていて、それが相手が一方的に悪いのでは
なくて、共同生活を営む上で生じる摩擦なのだから仕方が無いのだ、と頭で理解
できる場合は、できるだけこの「ETRE ZEN」で乗り切りたいなぁって思うのよね。
トイレは夫に優先させてあげてもいいじゃないの、CDは夫のいない3週間の間に
存分に聴けばいいじゃないの、ってね。

これは単なる「優しさ」ではなくって、「譲り合い」かな?
いろいろあってわたしが疲れてる時なんかは、夫が率先して料理してくれたり、掃除して
くれたり。とってもありがたいです。
こうしてわたしたちの「譲り合い」の生活は、間に“ケンカ”というスパイスを織り交ぜ
ながら、日々進んでゆくのです。(笑)


上の写真は「遊んでくれぇ~」とぐるぐる動き回っている、3番地にお住いのぺこさんです。
かじかじ用おもちゃとして入れてあげたシュロ縄(黄色い矢印の先)が怖いみたいで
ビビッてます・・・なんでだろう???