今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

歌のレッスン 3回目

2005-04-13 21:31:56 | Weblog
今日は歌のレッスンの3回目でした。歌手志望の友達が先生になってくれて、オトモダチ価格で2時間で15ユーロという格安のレッスン。ワタシはゲンズブールの「LA NOYEE」(溺れる女)という歌の日本語版を課題曲に選びました。わたしの他に、2人友達が生徒として参加しています。(わたし以外、全員フランス人の女の子。)

レッスンは、最初は体のストレッチ&リラックスから始まります。
首をぐるりぐるりと回して肩・首のリラックス。肩を回し、ヒザを回し、なんでも回す。アクビも大いに推奨されます。アクビって、喉の奥(の筋肉?)をゆるめるんだとかで。みんな、アクビしまくり。こう書くと非常に不真面目な風景に思えるかもしれないけど、一応みんなマジメ。でも、先生も生徒も友達同士なので、やっぱね、笑いをこらえ切れずにプププッて吹き出したりもするけれど。

そしてリラックスしてきたら、今度は腹式呼吸の練習。これは各人、腹式呼吸をする時のイメージが違うらしいので、どちらかと言うとイメージトレーニングみたいな。「ココの筋肉をこう動かしなさい」って急に言われたってできっこないからね。だから、「自分の指先をロウソクの火だと思って、それを腹筋を使うだけで消すように・・・誕生日ケーキのロウソクを消すようにね」って感じなんです。で、実際にやってるわたしたちのお腹に、先生が手を当てて、良いのか悪いのかを判断して教えてくれる。同時に、気道の開き方も習う。

こうしてリラックス&腹筋練習できたら、次は音階のレッスン。「ラーラーラーラーラー」って、ピアノの音に合わせて。これぞまさに歌のレッスンだ!ってカンジの瞬間です。そして、オンチがバレる瞬間でもある・・・。
(ここまでで約1時間を費やす。)

それから1人ずつ順番に、みんなの前に立って自分の課題曲を歌う。
みんな最初はすっごいオンチ。聞いてるほうも、悪いと思いながらも笑ってしまう。でもね、ちゃんと先生に注意されたとおり直す努力をしていると、5分ごとに上達していくのが見て取れるのです。これがすごい不思議!(ま、上達って言っても、猫に毛が3本増えたようなもんだけど・・・)

三人三様、みんなそれぞれ特徴ある欠点を持っていて、そこがまた面白い。
ポールは3人の中で一番オンチだし、腹筋もあまり使えない。けど一番大きく声が出せるし、一番表情がある。
レジーヌは腹筋がぜんぜん使えないけど、音感は多分3人の中では一番だと思う。声もイイカンジ。
ワタシは・・・腹筋の使い方は3人の中では一番デキル。(昔、フルート吹いてたからかな?)でもちょっとオンチで、そして歌詞がぜんぜん覚えられない・・・(これはアタマの問題か?)

わたしはカラオケが大嫌いだったので、今まで歌なんてマトモに歌ったことはなく、これからも人前で歌など歌いたいとも思わないけれど、歌が上手に歌える人っていいな~といつも憧れていた。映画によく出てくるような、バーの片隅で歌ってる人とか。
とにかく、歌うための声を出してみたい。今のわたしの目標はそれだけ。音階とか上手く歌うことよりも、ただただ声の出し方に興味がある。腹式呼吸の上手なやり方、効率的な息の使い方、そして喉の筋肉の使い方。

先生(ジュリー)はいつも、「息はもう体の中に十分にあるから、息が無いなんて恐怖心を抱かないこと。息の効率的な使い方を覚えること」って言ってる。ひとまずこれをマスターできたら、自分の中にあるモヤモヤしたものをクリアーできるような気がしてるんだけれど。
ジュリーはまるで民謡歌手のように、口の前のライターの火を消さずに、炎をほとんど揺らしもせずに歌うことができる。結果は、そういうことらしい。

カフェの横の泉

2005-04-13 20:58:40 | Weblog
これは、旧市街を歩き回っていた時、カフェの横に見つけた泉です。
本当は正面から、カフェやテラス席を含めて写真を撮りたかったのですが、テラスに居るお客さんたちに悪いな~と思い、こんな構図に。(人様に無遠慮にカメラを向けるのって抵抗ありますよね。)

さて、この泉。2人の人が管をくわえて水を吐き出してる。
なんとなくバグバイプの管みたいに思えません?
それか、ボッティチェルリの「ヴィーナス誕生」に描かれている風の神の顔とか、そんな感じに思えます。でも実際は誰の顔なんでしょうか・・・?

街中にあるこういった泉は湧き水だとパンフレットに書いてあったんですが、飲めるのかな?ちょっと怖かったので飲みませんでしたが、飲んだら美味しかったのかも・・・と思うとちょっと後悔。味見してみれば良かったかなぁ。

噴水だらけ

2005-04-13 20:48:12 | Weblog
エクスの街は、本当に噴水&泉だらけ。
街の目抜き通り「ミラボー通り」の入り口には大きな噴水があるけれど、それ以外の場所は大体こんな感じの、泉と言うほうが合いそうなモノが多かったです。
たらたらと流れる水の音が心地よく、そして、ハトが水浴びする姿もよく見られました。

写真の右端に居るハト2羽は水浴びをすでに終えていたのか、それともわたしがカメラを向けていたから怖がったのか、写真を撮った直後に3羽揃って飛び立っていきました。そして、泉の縁に腰掛けていたお兄さんも、連れの男性と一緒にすぐさま立ち去っていきました。
こうして見ると、ハトも人間もおんなじね。
泉のまわりに集まって、泉のまわりで休んで、そして去っていく。