まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

Loch Lomond

2008-10-26 08:42:59 | エディンバラの見どころ
10月18日(土)。

長い間ずっと行きたかった、ローモンド湖(ロック・ローモンド:Loch Lomond)に、家族と友人とで行ってきました。ここは、グラスゴーから車で20分ほどで行ける、とても便利で美しいところです。

なぜずっと行きたかったかというと、湖自体がとても美しいとの評判とともに、ここが舞台となっている「愛しきローモンド湖のほとり」という曲がとても大好きだったからです。

この歌詩にはいくつかの説がありますが、共通していることは、チャールズ・エドワード・ステュアート(美しき顔を参照あれ)
(参照)http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Edward_Stuart
の1745年の蜂起の際、捕らえられたジャコバイト・ハイランダーという反乱軍の兵士が処刑される前に残した言葉をもとにしているということ。
(参照)http://en.wikipedia.org/wiki/The_Bonnie_Banks_o'_Loch_Lomond

曲はこちらから聴くことが出来ます。
http://www.incallander.co.uk/loch_lomond.htm#thesong

"The bonnie banks o' Loch Lomond"

By yon bonnie banks and by yon bonnie braes,
where the sun shines bright on Loch Lomond,
where me and my true love were ever wont to gae.
On the bonnie, bonnie banks o' Loch Lomond.

(あの愛しい水辺と愛しい丘のある、太陽の光きらめくローモンド湖よ。私と私の真の恋人は、もう行くことが出来ない。ローモンド湖の愛しい、愛しい水辺には)

Chorus:
O'ye'll tak the high road and I'll tak the low road
An' I'll be in Scotland afore ye:
But me and my true love will never meet again
On the bonnie, bonnie banks o' Lock Lomond.

(あなたは高い道を行き、私は低い道を行く。そして私はあなたより先にスコットランドに着いているでしょう。でも、私と私の真の恋人はもう会うことはないのです。あの愛しい、愛しいローモンド湖のほとりでは)

高い道、とはこの世の道、そして低い道とは処刑されたあとに行くであろう、あの世の道です。こんな切ない歌詞が歌われているとは想像できないような美しい曲です。

素晴らしく晴れて、とてもいい一日を過ごすことが出来ました。ほんと、綺麗でした。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (おゆき)
2008-10-28 05:55:11
なんか ほのぼのとして
(歌詞の意味はわからんのですが(^_^;))
曲の感じが ”慌てなさんな、ゆっくりゆっくり”と言われてるようで
ちょっと最近 色々焦り気味だったから
今日はゆっくり周りを見渡しながら行動しようと思います(*^^)v

日本には画像のような”何も人工的なものが見えない”景色がすくなくなり
さみしいです・・・・
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看板 (まっきー)
2008-10-28 18:40:11
おゆきさん、

お忙しそうですね。。。そうですね、ゆっくりゆっくりは大切ですね。

そういえば、イギリスでは、多分規制が厳しいのだと思いますが、日本と違って、あまり看板が見当たりません。美しい風景があるところに看板がたくさん立ってると、興ざめしますよね。
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Unknown (まるきち)
2008-11-05 01:26:53
テレビで聴いた韓国の死者を悼むうたで
妙に明るかったのを覚えている

その明るさゆえにとても哀しく僕の心に響いた。。。
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お久しぶりです (まっきー)
2008-11-06 05:49:11
まるきちさん、

悲しい内容に演歌とかバラードはよく分かるんだけど、美しい曲や明るい曲は、気丈さがよく分かって、逆に心に響きますよね。
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