戦争におけるマスコミの責任
満州事変が起きた時、新聞各社は軍を支持した。販売部数を伸ばすためであったのか、それとも満州権益をという国益を考えてのことだったのか。新聞各社は情報源である軍に急接近していった。
そうした中、記者たちは、南満鉄爆破は、関東軍が仕掛けた謀略であった事を知る。
しかし、いずれのメディアも、太平洋戦争が集結するまでこの事実を報道しなかった。
結果的に、満州事変は日本の正当防衛だと国民に信じ込ませる事になり、日本は、日中戦争そしてアメリカを巻き込む太平洋戦争へと突き進むのである。
戦後、戦争責任を政治家も官僚も企業のトップらは追求され断罪された。しかし8月15日以降も1日も休まずに報道をし続けたマスコミの厚顔無恥さと無反省さに驚きを隠せない。
戦後70年余年が経つが、マスコミこそ自らの犯した罪を徹底的に検証すべきである。
戦争に対する無反省。そして権力に媚びる腐った根性に第4の権力を名乗る資格などある筈もない。
満州事変が起きた時、新聞各社は軍を支持した。販売部数を伸ばすためであったのか、それとも満州権益をという国益を考えてのことだったのか。新聞各社は情報源である軍に急接近していった。
そうした中、記者たちは、南満鉄爆破は、関東軍が仕掛けた謀略であった事を知る。
しかし、いずれのメディアも、太平洋戦争が集結するまでこの事実を報道しなかった。
結果的に、満州事変は日本の正当防衛だと国民に信じ込ませる事になり、日本は、日中戦争そしてアメリカを巻き込む太平洋戦争へと突き進むのである。
戦後、戦争責任を政治家も官僚も企業のトップらは追求され断罪された。しかし8月15日以降も1日も休まずに報道をし続けたマスコミの厚顔無恥さと無反省さに驚きを隠せない。
戦後70年余年が経つが、マスコミこそ自らの犯した罪を徹底的に検証すべきである。
戦争に対する無反省。そして権力に媚びる腐った根性に第4の権力を名乗る資格などある筈もない。