The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

11月12日 『かんだやぶそば』,『紀尾井町プラザクリニック』

2006-11-20 01:38:20 | 抱茎亭日乗メモ
 ジェイソン君が『紀尾井町プラザクリニック』に行きたいと言う。
興味があるのは歯科なのか美容皮膚科なのか美容形成外科なのかわからないけど、とりあえず歯科でクリーニングしつつ相談すればよいのでは、と思って私の矯正の予約と同じ時間に予約を取った。

 お昼に淡路町で待ち合わせ、「野菜ラーメンと、かけうどんが大好きです」と言うジェイソン君を『かんだやぶそば』に連れて行く。
私は昔行った事があるような気がしたのだが、他の店(『神田まつや』か?)と勘違いしていた。
日曜日は休みの蕎麦屋が多い中『かんだやぶそば』はやっている。
列で待っている間、雑誌『Tarzan』を見ながら、日本の温泉とロシアのサウナについて話す。

『かんだやぶそば』は観光スポットにもなっているのか、英語のメニューもある。
帳場に座った女将の、独特な間と節回しで厨房に注文を通す声が名物だが、ジェイソン君は
「あの女性は何を歌っているの?」

「やまかけそばは卵入ってますか?」と聞いたら「そばのつなぎに卵を使っています」と言われる。
そうなんだ。わからなかったが。

蕎麦のいろいろをケータイのネット辞書を使って解説。食べ物の話いろいろ。

「ところで、『紀尾井町プラザクリニック』では何に興味があるの?」と聞いたら
「ただ、真理さんの友達のクリニックを見てみたかった」。
え?そうだったの?まあいいか、話を聞くだけでも。
歯ブラシ持ってる?歯医者の前は歯磨きしないとね、と言って歯ブラシをあげようと思ったら、固辞するジェイソン君。
よくわからないなあ。ジェイソン君もよくわかってない様子。

 クリニックに着く。友人YとNさんにジェイソン君を紹介。
Yはサングラスを掛けていた。

「なんか、よく話を聞いてみたら、特に何がやりたいわけでもないみたいなんだけど」
「全然構わないですよ。じゃあクリーニングだけ、無料にするからやってみる?」
と言ってくれたのでどう?
激しく拒否するジェイソン君。
「まあ無理しなくても」ということで私が診察の間に、クリニックを案内してもらう。

矯正装置を「1日何時間つけてます?」と先生に聞かれ
「10時間はつけてないかなあ」と言ったら
「だめだめ!パンツをはいている時間はつけるぐらいでないと」強く言われる。
ひえー。全然足りないではないの。正直平均5時間ぐらいしかつけてなかったかも。
喋りにくいし、つけ忘れて寝ちゃうんだよなあ。
おおいに反省し、改めることにする。

 診察を終えて、ジェイソン君も見学を終えて、4人で少しお喋り。
ジェイソン君の職場の人に宣伝してね、ってことでパンフレットを渡す。
「英語版も作らなくちゃね」とYとNさん。

「二人はお付き合いするの?」とYに聞かれる。
「いや、友達」

Yがローションをお土産にくれる。恐縮するジェイソン君。

 クリニックを出て、「なんだかきまりが悪かった」と訴えるジェイソン君。
私もよく確かめないで悪かったかな。
でも、YもNさんも楽しかったと思うし、ジェイソン君も「クリニックはすごくきれいでした。宣伝します」と言ってたので、双方良かったのでは。

「Yは『美の求道者』なの」とジェイソン君に言ったら、「わかります」。
身体張ってる、偉い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする