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マリバール 文集・ギャラリー

11月2日 『紀尾井町プラザクリニック』内覧会&オープニングパーティー

2006-11-07 03:03:46 | 抱茎亭日乗メモ
 友人Yが代表を務める『紀尾井町プラザクリニック』がいよいよグランドオープン。
内覧会と、紀尾井町ビルの同じフロアにあるイタリアンレストラン『ロッソ・エ・ネーロ』にてオープニングパーティー。

 せこい私は、お祝いをどうしよう、とかなり悩む。
お花などたくさんもらうだろうし、余裕のない私がちょこっと何か持って行っても喜ばれないかなあ、と考えてしまう。

「気持ちよ、気持ち」と自分に言いきかせるのだが、「常識なんてぶっとばせ」と言いつつ、こういうことをぐじゃぐじゃ気にするところが貧乏性の私。

 Yと院長Nさんに挨拶をして、クリニックを拝見。
ニューヨーク辺りのモダンなホテルのような雰囲気。
でっかい窓の外は、緑が迫る優雅な雰囲気。

そこで何ができるかというと、シミ、皺、たるみ、にきび、ほくろ、アンチエイジング、プチ整形、ボトックス、ヒアルロン酸、コラーゲン注入、レーザー治療、脱毛、プラセンタ、ニンニク注射、ビタミン注射、育毛、アートメイクと、なんでもござれ。

HPをみたら「性転換」まであって、ビックリ。すごーい。
美容形成外科も美容皮膚科も東大病院?出身?やら順天堂大学教授?の医師が来るらしい。

 「なにか興味のあるもの、気になるところがありますか?」と案内スタッフの女性に聞かれる。
「にきび、吹き出物かなあ」と言ったら「フォトフェイシャル」という、光を照射する治療法(レーザー治療法ではない)を説明してくれた。
なるほど。しかし、気になるといってもにきびで肌がボコボコとか、赤く腫れているというわけでもないしなあ。

営業トークだろうが「皺が全然ないですねー」と言われて、気分がいい。

いずれにしても、今は歯の矯正で精一杯。今日は見るだけ、話を聞くだけ。

 Yが、他のゲストに私を紹介してくれて、『ロッソ・エ・ネーロ』の同じテーブルで飲み、食べ、お話。
一人、異彩を放っている男性がいて、クリニックにあるオブジェを制作したアーティストのUさんだという。
電撃ネットワークの南部虎弾氏を、年上にしてお金持ちにして、フリフリブラウスを着せて金色のブーツを履かせたような風貌。インパクト大でかっこいい。
UさんはYを子供の頃から知っているとのことで、Yのお母様も一緒にお話。

それにしても、Yには驚かされた。
3月1日に「歯科の院長室が広くてスペースが勿体ない。美容皮膚科をやりたい」というYの話を聞いた。
私も院長Nさんも「いや、まだ歯科オープンしたばっかりじゃん。歯科を軌道に乗せてからにしようよ」などと意見。
Yは「やりたいの。企画書書くから見て」と頑張り、そして10月には営業を始めていた。

この勢い。さすがである。
Yのお母様も「Yは、好きなことしかしない。好きなことだけはとことんやりますからね」。

 昨年のクリスマスパーティーで会ったYの友人女性や、歯科に来ているデーブ・スペクター妻の京子さんともお話。
京子さんはデーブはちゃんと取材もして、彼にしかできない仕事をしている、というような話をしていたと思う。
私はその時点でかなりワインを飲んでいて、よく覚えていない。

しかし私は、酔っているからといって「デーブさんの駄洒落はとてもつまらない。つまらなすぎて時々笑ってしまう」などと失礼なことは言わなかったと思う。
実はくだらな過ぎて、結構好きなのかもしれない。

 『ロッソ・エ・ネーロ』は料理もワインも美味しかった。
化粧品のお土産がある、というのはYから聞いていた。
試供品かと思ったら、定価1万円以上するクリニックのオリジナル化粧水だった。

まいった。こういう、会費制じゃないパーティーは本当に困る。
「どんなに恥を掻いても死ぬわけじゃない。ああ本当に私ってせこい。でも無理して見栄張るのもバカみたいだし」と同じことをいつまでも考えてしまう。

 しかし、YとNさんとYのお母さんが喜んでくれれば良いと思う。
パーティーは盛況で非常に楽しかった。
クリニックの成功を心から祈る!
コメント (3)
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