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マリバール 文集・ギャラリー

8月17日 母,誰にでも秘密がある(韓国バージョン),リンダリンダリンダ,カウンセラー冴島奈緒

2006-09-05 23:07:19 | 抱茎亭日乗メモ
 母から電話。
14日に届いた母の絶縁撤回の手紙に、私の誕生日に『太古八』で一杯やらないかと書かれていた。
私は当然デート優先。
「絶縁撤回了解しました。18日の予定は未定です」とメールを書いて、念のため葉書も書いた。

「では手打ちはいつにする?」という電話。
母と電話で言葉を交わすのは6月5日以来。
母も私も多忙につき9月23日まで予定がいっぱい。

別に会わなくてもいいが、という気になる。
会ったらまた不愉快な思いをするのではと思ってしまう。
どうしても優しい気持ちになれない。意地悪な物言いになる。
それは母を全く信用していないからだ。
また「縁を切る!」と言い出すに違いない、気を使っても無駄だと思うと、言葉や態度に露骨に出てしまう。

 レンタルDVDで『誰にでも秘密がある(韓国バージョン)』を見る。
(以下ネタバレかも?)

日本バージョンとラストが異なる。どちらも悪くはない。
本来私は「夢だった」とか「幽霊だった」とか「宇宙人だった」とかいう落ちはあまり好きではない。
でもこの映画はイ・ビョンホンなので、日本バージョンもOK。
こういうラテンなノリの、どいつもこいつもみんな関係してんのかよ!みたいな不道徳な話は大好き。

 Me-ismの優子ちゃんが出ていると聞いて前から気になっていた『リンダリンダリンダ』もDVDでやっと見る。
優子ちゃんは、「裏」(落第している学年のこと)な感じがとても良かった。声と、汚さがすごくいい。

映画としてはテンポが良くない。もっと疾走感が欲しいと思った。

 思いついたことがあり、退院したばかりの奈緒さんに問い合わせをしてしまう。私は悪魔。
緊急ではあったのだが、短文一言メールでも済むところ、丁寧な返信をくれる奈緒さん。
あああ、恐縮です。
「無理をしないでお大事に」とか言いつつ、そっと静かにしておかないのは私だ。

奈緒さんの復帰を心待ちにしている人は他にもたくさんいるだろう。
周囲の期待が、プレッシャーではなく、奈緒さんの情熱となり、私の依頼も励みになれば良いのだけれど。
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8月16日 朗報,通じている二人

2006-09-05 00:55:51 | 抱茎亭日乗メモ
 婦人科系のガンで入院していた冴島奈緒さんから「生還」報告メール。泣く。
お見舞いにも行けなくて、心配でたまらなかった。

治療は過酷で辛いものだったらしい。
誰だって体が資本なわけだが、女優という体をはる職業の彼女にとって、どれほど大変なことなのかと想像するだけでも胸が締めつけられた。

4月に大学ゼミの先輩がガンで亡くなって、私がゴールデンウィークに倒れていた頃彼女も体調を崩した。
病気のこと、先輩のこと、お互いの身体のことなどいろいろ話した。

美貌を保つことにもアート系の活動にもビジネスにも恋愛にも全力で立ち向かっていく奈緒さん。
彼女は病に負けることなどないし、常に前向きだ。美しくて、強い人。

病院でも他の患者を楽しませ、励まし、生への刺激を与えていたのだろう。
ケータイさえ持っていられないほどに体力が落ちても。

だから私などは「無理しないで」とハラハラしてしまうのだが、「欲望」のかたまりの奈緒さんは「生きる!」と決めたらなんとしても生きるのであろう。
生き続けて冴島奈緒であり続けることに全力を注ぐのであろうから、きっと大丈夫。
奈緒さん、「生還」ありがとう!

 叔父と従兄弟と飲んで帰って、ポテトチップを一袋完食。そのまま寝てしまう。
ああ、誕生日デート直前に何をやってんのかね。太るよ。お肌が荒れるよ。
……でも眠い。

はっ!と飛び起き、恋人にメールしなくちゃ!と思ったら電話が鳴る。
「通じ合ってるね」と彼。
そういうことはよくある。家に着いたとたんに電話がかかってくるとか。
メールを書いているところへとか。

デートの打合せをして「おやすみ」。ムフフ。
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