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マリバール 文集・ギャラリー

元同僚登場

2006-06-10 12:52:17 | 抱茎亭日乗メモ
 母の次の作戦は母の元同僚Sさんだった。
先週母がSさんに電話をして、私の携帯電話番号を教え、電話をかけて欲しいと頼んだと言う。
Sさんは『檸檬屋新宿』の常連でもある。
6日、久し振りに『檸檬屋新宿』に行ったら、偶然Sさんも来店していた。

私は、母の次の手は住枝さんではないかと思っていた。当らずとも遠からず。
住枝さんにも「会いにいったれや」と言われる。「嫌だ」。

母は6月24日に新座に元同僚の男性たちを召集しているらしい。
そこに私も来い、というのが母の伝言。
3年前、前回縁切りの後、最初に母と再会したのも、この集まりだった。
昨年も、母が塗装工と盛り上がっている最中の6月18日に皆を招集して、大はしゃぎだった。
母の同僚には私も子供の頃からお世話になっているので、断れないだろうという母の浅知恵。

Sさんに母の悪口を言うのは嫌だったけれど、断るからには話さなければならないと思った。
しかし、そんな話はSさんも聞きたくないだろう。迷惑そうで大変申し訳ない。
Sさんは、母には私と連絡が取れなかったことにすると言った。

元同僚と言ったって、Sさんはいまや偉い人。
仲裁ではなく伝言お使いを頼むとは、やっぱり相当変だ。
その母を放置しておくのは、かなりヤバイかもしれないとも思う。
しかし、縁を切ったのは母。母の築いた人間関係を母がどうしようと、知らん。

さて、次は誰だろう?叔父のメール。

> 四つ目の手をつかってきたね 自分の無恥、非常識を晒していることに気づかないのが哀れだ 今更辞めた職場の人に家庭内問題をきかされるのも迷惑だよね 次はKさん(母の妹の夫)に頼むような予感がする いずれにしろ本人が真に反省しなければ前進しない

Kさんのことを、母は日頃から「冷たい人間だ」「人の気持ちがわからない」などと言っているので、どうだろう?
そうやって人にも本人にも言っておきながら、塗装工問題で母が一番に相談したのはKさんだった。
Kさんは遠くから駆けつけてくれた。

人にしてもらったこと、されたこと、人にしたこと、してあげたこと、都合のいいことだけを、都合のいいストーリーにして覚えている。
ああなんて素晴らしき人生だ!見習いたい。
コメント
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