おいらでも見たことがある有名な作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/ba/85819c8af41d9c61891fc80afd29940e.jpg)
歪んだドクロに話題は集中するけども、様々なメッセージが
ちりばめられているとか。
とても興味深いけども、今回のポイントは別のところにある。
ハンス・ホルバインの他の作品を見たんだけど、
このリアリズムってどうだろう。例えばこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/5b/51eba40775712cb2e840fe8b2f2382c3.jpg)
拡大してみると、ディティールの細かさ、気遣い、恐るべきです。
写真ではない。
写真とは違う。
それでいて、恐らくは写真よりもリアルなんじゃないかな。
コンピュータグラフィックが目指すべき道筋のヒントがあるように
思うけど、おいらは専門家ではないので、それは置く。
で、だ。
文章におけるリアリズムって何だろう、ということ。
谷崎潤一郎先生も 「言葉には限界がる」 と申されているし、
おいらもそう思う。
では、言語の描写力は、視覚に訴える手段に及ばないのか?
うん。
結局は視覚だって、脳の『解釈』が入っている。一つの色が同じ
に見えているとは限らないし、それを証明することはできない。
・・・ような気がする。
じゃ、あんまり変わらないか。
否。
文章で描写された世界観は、読者の経験に基づいて再現される。
つまり、その読者にとって、最適な世界観がそこに現れるのだ。
リアリズムとは。
ディティールの正確な描写だけではない。
さて、自分を含めた現実に立ち戻ってみると。
まずは、リアルな描写の訓練が必要なようです。
リアルなクリック。
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