今週はアルデバランが明るい。
そんな気がしていたのだが、本日22:00。
快晴の東京、東の空にはほぼ満月が輝いていて、
その脇のオリオン座にあって、最も月に近い
アルデバランの光は色褪せない。
確か、赤色超巨星とかに分類される終末を迎えた
恒星だったか。
太陽の位置に置くと、火星軌道を超えた軌道までを
覆い尽くすという恐ろしい大きさだった気がする。
ただ、その大きさはかなり変動しているようだ。
水素を使い尽くした中心核は、膨張している段階
の圧力では核反応が少なく、膨張エネルギーが
減少して収縮に転じる。
縮まっていくと中心核の圧力が高まり、ヘリウム
以降の核融合が活性化し、再び膨張に向かう。
ということで今、膨張に向かい始めた時点を
見ているとしたら、明るくなっているのも頷ける。
老齢の恒星は、球形ですらないという。
大きなコブ状の突起があるとか。コブだけで太陽
より遥かに大きいんじゃなかったかな。
宇宙スケールのモフモフですよ。
さておき、
彼の地では、既に超新星爆発を起こしている可能性
もあるという。その強大な宇宙線は地球方向には
向いて来ないと予想されているらしいが、ホント
かしら。
地球が過去に幾度か経験した生命の大絶滅。
幾つかの原因があるようだが、超新星爆発の影響も
一つの原因に成り得ると思う。
怖いわぁ。
アルデバランの超新星爆発の光が地球に届くと、
昼間でも見えるくらいの明るさになるらしい。
見てみたい。
でも怖さもある。
さて、如何に。神のみぞ知る。
チロっとクリック
↓

| Trackback ( 0 )
|