現在執筆中の小説が、仕上げの工程に入っている。
いよいよ佳境ということで、メールや膝を突き合わせての打ち合わせだけでは
不便なので、情報交換用のHPを立ち上げようと思った。
関係者だけの世界であり、目的も絞られているので、凝ったものは要らない。
というわけで、無料&簡単なものを選んで登録開始。
ユーザ登録してから、雛形を指定するところでネットワークが切れやがった。
ま、それはよくある話。その先が頂けない。
何やら、中途半端な所で切れたらしく、アカウントは登録されているのに有効
にならない、という状態になっている。
新規登録からやり直そうとすると、「既に登録済」と怒られる。
それではと雛形を設定しようとしてみると、「アカウント無効」とのたまわれる。
袋小路。
こらー!
初歩的なバグが流通する世の中、変わらんねぇ。
おいらもエンジニアの端くれ、分からんでは無いし他人事では無い気もするが、
ちょっと酷いね。
ま、いいか。
HP作成を思い立ったのは、共同作者との意思疎通を密にしたかったため。
先日、おいらのバイブルであるスタインベックの「二十日鼠と人間」という
短編小説を彼に貸したんだが、おいらとは感想が全く違った。
こりゃ、よ~く話し合える環境が必要だ、と思い立ったわけさ。
スタインベックの本とは、大学に入ってすぐに出会った。一般教養の授業の
課題だったと思う。生協で買って、いやいや読んだものさ。
何せ、アメリカ文学なんて読んだことがなかったし、遊びたい盛りの頃だし。
これが運命の出会いと言うのだろう。
以来、この作品はおいらのバイブルになった。
このブログのタイトルにしたジョージとレニーは、この物語の主人公である。
それはさておき、大感動した挙句、何時もこの本を持ち歩いていたもんだ。
そして、何かある度に読み返して自分を取り戻した。
久しぶりに、今年も1回読んだんだけども、効果はあった。
はてさて、
そんな感性が異なる二人が創る物語は、広い感性に対して磐石になるのか。
それとも、
意見の不一致から創出される課題が山積しているのか。
HP立ち上げの失敗が暗示する何某かの正体や如何に。
因みにおいらの物語は、文学とは程遠いミステリー。
| Trackback ( 0 )
|