1961年の10月に大通公園のランドマークとして知られる
さっぽろテレビ塔に電光時計が誕生されたといわれています。
丁度、この頃、現在の北洋大通センタービルの前身である
旧北海道拓殖銀行の本店の建物が完成した年でもあり、
テレビ塔に生まれた電光時計と共に札幌の街による
高度経済成長の鏡をこれとして映し出されているものがあるかもしれません。
テレビ塔に生まれた電光時計は、日本で始めての試みと言われているとの事で、
これを寄贈された方は、旧松下電気産業(現:パナソニック)の創業者である
故・松下幸之助氏によるものといわれているそうです。
写真に写っている電光時計は、3代目モデルとなっていて、
現在のそれになったのは2006年の事、早いもので初代・2代目共々
テレビ塔にデジタル表記の時計がを誕生してから半世紀という
誕生日を迎える事となります。
テレビ塔の電光時計、街にて正確な時を伝える事がこのアイテムによる
お仕事となっており、それによるスタイルが変わっても、
オレンジ系に輝く数字は、今でもアナログ時計の秒針の様に
輝き続けている姿があるのですから…