Photos from the air, one piece

一枚の写真による空の風景。こちらをご紹介していきます。

Photos of the month・1~テレビ塔から見た夜景~

2009年09月30日 19時37分22秒 | 写真~Monthly~
今月の一枚の写真、9月下旬に撮影した

さっぽろテレビ塔・展望台から見た夜景をチョイスすることに。



さっぽろテレビ塔、1957年に完成した建物で、その高さは147mほどで、

写真に写っている展望台は90mという高さがあるという事です。

この写真を撮る時、内部に設けられている照明の灯りの関係もあり、

多少なりとも展望台の内部が写りこんでいます。


写真で見た大通公園の夜…

いつもは、この公園にて写真撮影をする事が非常に多く、

展望台から見降ろす大通公園の風景が凄く新鮮な印象を与えてくれました。

テレビ塔そのものも、50年以上の時を刻んで、

大通公園をはじめ、この界隈の風景の変貌を見つめていたんだろうかと…

そんな印象を与えてくれたと思っている次第です。

缶入りビールの始まり…

2009年09月26日 20時28分44秒 | ノンジャンル・石碑・歴史など


サッポロビール博物館のご紹介は、今回が最後となります。

この博物館の内部には、過去若しくは現在にて販売されている

商品の変遷を見る事が出来るブースが設けられていて、

展示物からは、サッポロビール商品から時代の鏡を映し出されている

そんな姿を伺える事が出来ます。



写真に写っているのは、1959年にデリバリーが開始された、

缶入りサッポロビールで、この缶のデザインを手がけられたのは、

ウォルターランドー氏というデザイナーで、

彼に缶のデザインを依頼されたという話が残されているようです。

因みに彼の作品では、マールボロのパッケージデザインも

そのうちの1つに当たるとの事です。

デビュー仕立ての缶ビールは、現在のように、

プルタブで缶を開ける方法ではなく、缶切りを使い、

注ぎ口と空気穴をそれぞれ1か所づつ開けることになっていたらしいです。

因みにプルタブになったのは、1960年代後半からだそうです。

缶ビールが登場してから半世紀、

手軽で美味しいビールを楽しむスタイルを

缶という容器にて実現できたのは、技術という文化に感謝したいと…

煮沸釜とステンドグラス

2009年09月20日 22時25分17秒 | ノンジャンル・石碑・歴史など


サッポロビール博物館に展示されている煮沸釜、

ビール工場として使われていた遺品の姿を

この内部から伝えたい気持ちを…



ビールを製造する過程として使われる、煮沸釜、

これは、ビールの原料の1つ、ホップの苦みと香りを

煮沸釜を使い、それらを付けられていくもので、

つまり、ビールの味は、煮沸釜によって、

その味が決まると言っても良いかもしれません。

この博物館に展示されている煮沸釜、

そのスケールの大きさに目を引くものがあります。

このアイテムが展示されている所には、ステンドグラスが

壁に取りつけられ、柔らかくて味わいのあるガラスの見た目を

煮沸釜が展示されている場所からそれを楽しませてくれます。

煮沸釜とステンドグラス、

サッポロビール博物館で見る事が出来る“芸術品”というイメージが

漂ってくるものがありそうな気がしてきます…

開拓使が生んだビール…

2009年09月19日 17時17分00秒 | ノンジャンル・石碑・歴史など


1876年に誕生したサッポロビール…

ドイツの製法によって生まれたビールの味、

サッポロビール博物館の内部では、このメーカーの歴史を伝えたいと、

そんなスタンスが内部に展示されている展示物から伺えるかと…



この写真は、2008年12月に撮影したものとなります。

サッポロビール博物館の3階に昇り、真っ先に目を引く展示物が

上の写真となります。

ここには、サッポロビールの前身にあたる開拓使麦酒が

創業した時に撮影されたと思われる写真パネルが展示されており、

これには、樽文字の姿などが写真として残されています。

「麦とホップを製すれば ビールという酒になる」

樽文字にはその文章が記されており、

サッポロビール博物館構内では、この樽文字が復元された

レプリカモデルが展示されています。

この写真、サッポロビールの歴史がスタートする瞬間、

あれから130年の時を経ても、その歴史を伝えたい鏡が

創業時の写真に、その思いを込めて…

Visiting the Roots of beer~ビールのルーツを訪ねて~

2009年09月18日 17時12分33秒 | 建物写真~Old~


1890年に完成した煉瓦造りの建物が、札幌市に現存されています。

これは、現在、サッポロビール園と博物館として再利用されており、

かつて、この建物は、製糖工場として操業し、

後にビール作りをされた事で知られています。



上の写真は、サッポロビール博物館の入口前から撮影した建物の姿で、

操業時は旧札幌製糖会社という企業にて、この建物が使われていて、

現在のサッポロビール博物館の建物で、ビール作りをされたのは、

1903年の事でした。

北の大地でサッポロビールを作られたのは、この場所よりクルマで

5~10分位の場所にある現在のサッポロファクトリー、

ここにてそれが生産されたと言われています。


久々にこの建物の姿を写真として収めると、

“威風堂々”という四字熟語が自然に浮かぶほど、

そんな佇まいを見せているのがこの建物の特徴で、

煉瓦と建物のスケールの大きさでその意味を物語っていると…

建物の外観を改めて見ると、その意味を建物から

伝えてくれるそうな気がしてきます。

そして、青空の下で見るサッポロビール博物館の建物、

この場所で感じる空と建物による絵のような雰囲気を

目で楽しませてくれるものがありますから…

ポプラの木と煙突

2009年09月17日 17時10分46秒 | 花と緑の写真~Flower&Green~


秋空の下で見たサッポロビール博物館にある煙突、

その界隈には、ポプラの木がすくすくと育ち、

この場所で楽しむ、ちょっとした絵のような風景…



サッポロビール博物館へ以前に訪ねたのは、2008年12月、

あれから9ヶ月の時を経て、この場所を再訪してみる事にしました。

上の写真は、この場所に隣接しているショッピングモール、

アリオ札幌の出入り口で見かけた、

サッポロビール博物館の建物に備わっている煙突の姿で、

煙突の横には、その高さに負けないほどの姿を誇る、

ポプラの木が植えられています。

写真の撮り方やその姿の見方によっては、

煙突とポプラの木による背比べ…

そんな風景に見えるかもしれませんが、

この場所で見かけた煙突とポプラの木の姿、

北海道の風景の香りというニュアンスが

一番似合っているという印象が凄く強いです。

サッポロビール博物館にある煙突は、

開拓使が残した、物作りという1つの遺産が

この風景から映し出されているかもしれませんから。

旭山記念公園で咲く花

2009年09月16日 05時55分55秒 | 花と緑の写真~Flower&Green~


旭山記念公園にある駐車場の風景を見ると、

花が咲いている姿を見つけ、それを写真として…



旭山記念公園の駐車場には、3種類の花の姿を目にして、

この場所を訪れる方々を暖かく出迎えている役割を

駐車場に植えられている花がそれを担っていると…

そんな姿に見えました。

写真として取り上げたのは、今回目にした花の1つ、

サルビアの花で、これは夏から秋にかけて花期を迎える品種で、

今の季節に相応しい花の姿を見せてくれるのが、

サルビアの花の色気であるでしょうか。

2009年に入り、この花の接写を試みたのは、

この写真が初めてで、写真撮影をする場所は違うものの、

毎年、この花の姿を収めるのは、ここ2年程続いています…

旭山記念公園の駐車場に咲くサルビアの花、

秋の香りを花から届けようとする1つのスタンスを

花弁の姿から感じ取れるかもしれませんから。

旭山記念公園で見つけた秋…

2009年09月15日 05時43分35秒 | 花と緑の写真~Flower&Green~


旭山記念公園の園内を歩いていると、小さな秋の姿が…



上の写真は、この公園を散策した時に見つけた、

小さな秋の姿の風景の1つです。

秋の季節といえば、赤や黄色に染まった木の葉の色、

このイメージが秋のカラーを思わせてくれる色で、

旭山記念公園でも2か所ほどその姿を見ることができ、

園内を散策すると、木々も秋のカラーに染まっている事を、

この姿から伺えました。

青い空と秋のカラーに纏った木の葉…

ここで感じられた秋の便り、

やがて、外の気温が下がると、

旭山記念公園の見所の1つである豊かな自然も、

写真に写っているような姿に変え、

この場所の季節の衣替えのスタートを木の葉が

それを告げていたのですから。

旭山記念公園から見た札幌の街…

2009年09月14日 04時13分58秒 | 風景写真


旭山記念公園、2009年にこの場所がリニューアルされ、

この場所を久々に訪ねてみると、

公園の雰囲気がガラッと変わったことに驚きを隠せませんでした…



まずは、旭山記念公園について、簡単に説明しますと、

この公園が誕生したのは、1971年の事で、

札幌市が開基してから100年を記念して建設された場所となり、

海抜は135.5メートルあるとの事です。


この公園へ足を運んだのは、実に2年半ぶり…

この眺望が楽しめる場所の近くにある駐車場や園内の雰囲気…

その変貌の変わりように驚きを隠せなかったのが、

旭山記念公園へ訪れた時の第一印象でした。


この公園から楽しめる眺望は、JR札幌駅にあるJRタワーをはじめ、

札幌の街に立ち並ぶ高層ビル群など…

モダンな建物の姿を見られるのが旭山記念公園の魅力の1つです。

無料にて楽しめる街の眺望…これも忘れていけない旭山記念公園の強みであり、

閑静な雰囲気と緑の空間…

JRタワーといった街中で楽しめる街の眺望のカラーの違いが、

ここから感じる事が出来るのですから。

老舗という香…

2009年09月13日 06時06分53秒 | 建物写真~Modern~
西武百貨店…9月末に札幌の地にて閉店する事となり、

建物の姿からもその寂しさを伺えるような姿に。



まずは、西武百貨店・札幌店について、簡単な解説を。

札幌にある西武百貨店は、かつては五番館という商号が与えられた百貨店で、

百貨店として創業したのは、1906年の事で、

北海道内ではこの業界の先駆的存在となりました。

現在、三越伊勢丹HD傘下で経営再建中の丸井今井が百貨店として

経営したのは、1918年頃と言われているので、

丸井さんより10年以上前にこの経営に乗り出しました。

1990年に入り、百貨店の名称を五番館西武、

そして、1997年に西武百貨店へそれぞれ変わり、現在に至っています。


写真に写っているのは西武百貨店・札幌店の外壁に育っている

アイビーの姿で、ここからはフレッシュグリーンの風景を

目から楽しむ事ができ、そして、アイビーはこの百貨店の

外観の特徴にもなっています。

きっと、アイビーもこの百貨店の閉店という文字を聞き、

その寂しさに負けないくらい、美しい姿を見せているでしょうか。

札幌の地で、老舗百貨店の歴史の足音が

聞こえなくなる日がやってきても、

この地による経済の歴史を伝えるという役目は、

変わらないでほしいと、そんな願いを込めて…

Clock Tower night~時計台の夜~

2009年09月12日 04時26分40秒 | 建物写真~Old~
札幌市時計台、この街のイメージリーダーの1つ。

夜になると、建物による“白い妖精”の風景が目で楽しめるかと…



この場所で見た夜の姿、写真として収めるのは久々で、

建物の周りに演出されている灯りが、

時計台のトレードマークの1つである白い外壁の姿を

これにより巧みに演出されています。


写真左側に写っている星型のマークは、

開拓使で使われたマークを示し、

この建物も開拓使に深い関わりを持っている事が

星型のマークから伺えるかもしれません…


時計台の建物が竣工されてから130年以上の時を経ても、

建物“自身”も、札幌の街並みの変化を見つめ、

時計塔に設けられている時計と共に、

新しい街並みの時を切り刻んでいるでしょうか。

道庁赤レンガの夜

2009年09月11日 04時51分40秒 | 建物写真~Old~


夜の道庁赤レンガ広場、昼間と違い、

“静寂”な雰囲気に包まれているものの、

この場所に設けられてる花壇の姿からでは、

そんな雰囲気を忘れさせてくれそうな感じがしてきました…



上の写真は花壇の周りに設けられているライトの灯りにより、

花壇の姿が見づらくなっている事をお詫びします…

夜の時間帯で見た赤レンガの風景、

札幌の“観光大使”という使命を終え、

建物による“明日の仕事”を待ち構えているような、

そんな姿を想像しました。

この場所に植えられている花壇は、

オーソドックスな演出に纏ったライトの灯りに

華を添え、生き生きとしたこの姿がライトの鏡によって、

映し出されているでしょうか。

この場所で見る事が出来る夜の姿、

立体的に見える建物の姿が一番の見どころとして…

札幌の街にて開かれる、クラシックな装いに纏った

光のショーの顔がこの場所から伺えるのですから。

Last oasis~都会のオアシスの夜~

2009年09月10日 04時33分04秒 | 風景写真


緑に育まれた風景が楽しめるスポット、札幌・大通公園…

夜になると、テレビ塔と噴水がライトの灯りに

身を包まれて、幻想的な姿を演じてくれます。



夜の大通公園の風景を写真として収めるのは、

実に久々ですが、灯りに纏った噴水の姿と

テレビ塔による風景のコラボを撮影したのは、この写真が初めてです。

撮影した時のテレビ塔の姿、ブルーの灯りに身を包まれ、

この建物によるクールな表情をこの灯りの色から演じてくれていました。

そして、写真のロケ地としてチョイスした、大通公園西3丁目…

花が咲く姿を楽しめる“顔”からイルミネーションの“顔”へ、

この場所にて演じてくれる“風景の舞台”は第2幕に変わり、

都会のオアシスは、大人の夜へ…

そんな姿が写真から伺えるかもしれません。

Urban chandelier~都会のシャンデリア~

2009年09月09日 02時40分18秒 | 建物写真~Modern~
北の鉄道の玄関口、JR札幌駅、

この建物が夜の姿になると、華やかな街の姿を

巧みに表現されていました。



JR札幌駅の夜の姿を写真として収めるのは、

実に久々で、2008年の今頃にもその姿を撮影したと…

そんな記憶がこの場所から蘇りました。

JR札幌駅の夜、この姿は、都会のシャンデリアという表現が

一番相応しいかもしれませんが、

北の都会で見る事が出来る夜の姿、

眩い灯りが“プレミアムな街の風景”を…

そして、JRを利用される方々にとっては、

家路に向かう前の“心のリラックス”という

この夜景がそれを届けてくれているでしょうか…

モダンな建物による、ビューティな装いを。

Smell the sum and Western landscape

2009年09月08日 02時41分05秒 | 建物写真~Old~


Smell the sum and Western landscape…

この意味を日本語に訳すると、和と洋が香る風景、

写真として収めた、旧日本郵船・小樽支店の風景から、

そんな雰囲気を感じ取れるかもしれません…



旧日本郵船・小樽支店の建物の前には、

小樽観光の足の1つ、人力車の姿が見え、

この写真を収めた時には、建物の概要を人力車を

引っ張っている方がそれを説明しているかもしれません…

人力車と旧日本郵船・小樽支店の建物、

それは、和と洋の香りが感じられる風景、

小樽の街を歩くと、人力車と古い建物の姿による

“風景の鏡”に出会えるチャンスが時折あり、

そこから、レトロという香に包まれて…

写真として収めた風景は、モノクロやセピアの色が

一番似合うかと、そんな印象を持っていますから。