Photos from the air, one piece

一枚の写真による空の風景。こちらをご紹介していきます。

Photos of the month・4~木によって描く白い妖精~

2010年01月31日 23時30分53秒 | 写真~Monthly~

今月の一枚の写真は、自宅内から見た
近所の冬景色の姿で、木々の幹に降り積もる雪は、
それによる冬の絵を描いているという佇まいを見せながら…

雪と木々~自宅より~

木と雪による冬の季節で感じさせる風景…
これは、自然の世界が描いてくれたキャンパスの姿、
この写真を撮影した時は、深々とした雪が降り積もり、
上空から降り注ぐ白い妖精は、
木々を白肌美人に見せる演出をしている
最中に見えるものがありそうです…

いよいよ暦が2月に入り、立春という便りがカレンダー上で
感じられる月になるものの、冬による厳しい寒さは、
これからがピークになりそうです…

そして、外で見られる木々のように、次の月も元気で過ごせる事を…

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フォト・アーカイブス・3~寄り添う雪だるま~

2010年01月30日 22時33分33秒 | フォト・アーカイブス~過去に撮った写真~

今回は、2009年2月に撮影した
小樽雪あかりの路のワンシーンを
写真としてご紹介してみる事にします。

かまくらの形をした雪のオブジェにいる2体の雪だるま…
ここから微笑ましい姿が映し出されているものがありました。

雪だるまのオブジェ~小樽雪あかりの路・11より~

このオブジェは、小樽雪あかりの路のメイン会場である
小樽運河会場で見かけたスノーオブジェの姿で、
残念ながらそれの正式な作品名は、記憶には残っていません…

運河を散策すると、このオブジェの可愛らしさに
目を引き、撮影に挑んだ事を記憶に残っています。

小さな雪だるまのバックに演出される灯り、
雪だるまによる暖かいハートに包まれている事を
灯りによって表現されているものがありました。

この作品、雪あかりの路のイベントによって届けてくれる
心の癒しのシーンでもあるのですから…

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銀行の残像~銀の鐘・1号館より~

2010年01月29日 21時01分56秒 | 建物写真~Old~

銀の鐘・1号館の建物の裏側を見渡すと、
北陸銀行・南小樽支店と言う
文字が刻まれた看板がここで残されており、
ここからは、銀行として使われた建物という証を…

 
旧北陸銀行・南小樽支店の看板
この看板は、現在の銀の鐘・1号館として使われている建物、
旧中越銀行・小樽支店、後の旧北陸銀行・南小樽支店に
行名の名称が改称された時に建立されたと考えられる看板の姿です…

旧北陸銀行・南小樽支店は、1963年よりこの名称が
使われたと言われていて、この看板が掲げられたのは、
その頃に当たるだろうと推測されます…
 
今は、ひっそりとした姿を見える
看板になっていると感じられるもの、
銀行と言う建物として使われた証が
ここから語り継がれているものがありそうです…
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銀行の2つの姿~旧百十三銀行・小樽支店~

2010年01月28日 17時27分11秒 | 建物写真~Old~

今回は、堺町通りにある2つの旧百十三銀行の建物を
ピックアップしてみる事にします。

いずれの建物が竣工されたのは、明治時代で、
外観からは、建設された当時の香りを
伝えているものがあるかと…

 
旧百十三銀行・小樽支店(現:花月堂・堺町店)
上の写真は、旧百十三銀行が小樽の街で進出された時に
建設された建物であり、これが竣工されたのは、1893年の事で、
建物の基本構造は、木骨石造り平屋建てとなっています。

和洋折衷というニュアンスが相応しい佇まいとなっているこの建物、
瓦屋根と石造りならではのどっしりとした構え、
このバランスの良さが、第一期目の旧百十三銀行の
建物の見所となっているでしょうか…
 
旧百十三銀行・小樽支店(現:小樽浪漫館)
こちらは、1枚目の写真に写っている建物が竣工されてから
15年の歳月が経った、1908年に竣工された、
旧百十三銀行の建物となります。
 
基本構造は、第一期目の建物と同じく、木骨石造りによる工法ですが、
建物の高さは、1階から2階へと変わり、
これは、旧百十三銀行の事業の拡大に伴い、
建物の敷地面積が狭くなり、新築されたのが
上の写真に写っている建物だと言われているとの事です。
 
明治の香りを大切にしているスタンス…
建物の程度の良さをいずれの建物の外観から
それを語り継がれているものがあるでしょう…
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メルヘンから伝える大正の香り~旧戸出物産 小樽支店~

2010年01月27日 19時29分01秒 | 建物写真~Old~

メルヘン交差点の一角にスーベニールオタルカンという
お土産品を扱うお店がこの場所にあります。

この建物は、富山県にある繊維業者「戸出物産」と言う
企業にで使われた建物と言われており、
写真に写っている建物の建築年は、1926年の事でした。

旧戸出物産・小樽支店 建物全景 

戸出物産が小樽市に進出されたのは、1902年頃とのことで、
大正時代にこの街で繊維工場を設けられたと言われているそうです。

上の写真に写っている建物は、木造一部煉瓦造り3階建てと言う
構造が採り入れているらしく、建物の外観を一見すると、
そのようには見えない佇まいを見せています。

また、写真では分かりにくいかと思いますが、
この建物の外観には左右非対称のデザインが用いられており、
外観の左部分は、まるで肩が下がったような
印象が強いデザインに纏っているのが大きな特徴です。

メルヘン交差点と言う場所に相応しい外観を持つこの建物、
大正と言う歴史のエッセンスが建物の外観として、
巧みにアレンジされているかもしれませんから…

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消防犬・ぶん公~運河プラザにて~

2010年01月26日 23時17分11秒 | ノンジャンル・石碑・歴史など

運河プラザの前に建立される消防犬・ぶん公の記念碑…
この犬が天国へ旅立ってから、2010年の2月で
72年の時が経とうとしています。

消防犬・ぶん公 記念碑・全景

消防犬・ぶん公は、昭和初期に小樽の消防本部で
飼われた犬の事で、その犬の性別はオスだったと言われています。

この犬は、24年という生涯を歩んできたとの事で、
小樽市内で発生した火災の消火活動の手助けしたりして、
消防本部において、大活躍した経歴が残されているです。

2006年にぶん公の記念碑が建立され、
あれから4年の歳月が経ちました。

石碑として姿を変えたぶん公…
記念撮影場所として人気を誇っているとのことで、
それと同時に、小樽で発生する火災の件数を
少なくなって欲しいと言う思いが、
ぶん公の表情から伺えるものがあるのですから。

☆参考=小樽市役所ホームページ・消防犬 ぶん公については、こちら

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雪だるまが作られている風景を求めて…

2010年01月25日 19時57分14秒 | 風景写真

小樽の観光の顔として知られている堺町通りには
大正硝子館というガラス工房の建物があり、
その裏手へ足を運ぶとかまくらや雪だるまが作られている
風景を目にし、今回の写真は、それの1コマとなります。

 

大正硝子館で製作されている雪だるま

大正硝子館の別館の前で作られている雪だるま、
それの成形作業は、この写真を撮った時には、
ほんの少しだけその作業が進められているように見えました。

この記事をアップしている時点では、
雪だるまの姿も変えている事を想像できるものがありますが、
最終的にどのような姿で雪だるまという
1つ演出を見せてくれるのが興味深いものがあります…

この場所で作られる雪だるまは、
2010年2月に開かれる事となっている
小樽雪あかりの路のサポーターという顔が
雪だるまの姿から映し出されているかもしれませんから。

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倉庫が見せる氷柱

2010年01月24日 22時28分37秒 | 風景写真

小樽運河の冬と言えば、この場所で立ち並ぶ
倉庫群の建物から見せてくれる氷柱の姿…
写真として写っている倉庫の建物による
氷柱の風景は、まるで、滝のような感じに見えるかと…

倉庫群の氷柱

小樽運河で見せる氷柱の姿は、この場所にとって、
冬の風物詩の1つとなっているものがあります。
倉庫の扉の前に降り積もる雪と共に、
この場所で感じる“厳”のある風景が楽しめるでしょうか。

倉庫の軒先で垂れさがっている氷柱、
扉の右側に注目してみると、滝の姿で見せる氷の姿と
似たような姿を見せており、
恐らく、内部で伝わる温度と外の温度の差によって
生まれたものだと氷柱が見せている
理由の1つとして考えられるでしょう…

そして、まだまだ厳しい寒さが続く、北の大地…
氷柱が見せるクリスタルな輝きを見せるストーリーは、
これからがピークを迎えるかもしれませんから。

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ふれあいの泉の冬

2010年01月23日 20時42分50秒 | 風景写真

小樽運河には、ふれあいの泉という消火栓の形に小さな噴水があります。
今は、冬の厳しい寒さに包まれている事もあり、
ふれあいの泉そのものは、“冬眠”という形を取られています…

この場所に置かれている梟のオブジェは、
ふれあいの泉で聞こえてくる水の流れを聞く日を
心待ちにしている様子がこのオブジェから伺えるかもしれません。

ふれあいの泉・梟のオブジェ

先日まで、冬の厳しい寒さに包まれていたこちらの地方、
久々に小樽運河・浅草橋にあるふれあいの泉の様子を
写真として、残してみる事にしました。

ここに置かれている梟のオブジェ、
目に当たる部分には、どうやら氷の姿があるらしく、
写真を撮影しているときには、その姿に気づきませんでした…

写真に写っている梟のオブジェ、
厳しい寒さに耐えている事を
ここから伺えるかもしれませんが、
オブジェに付着していると考えられる氷は、
厳しい寒さに耐えている“梟の涙”という
ニュアンスが相応しいでしょうか…

ふれあいの泉のオブジェ、
春の季節の到来を心待ちにしている様子が
氷の涙として表現されているでしょうから。


 

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運河プラザのガス灯~鯱の姿と共に~

2010年01月22日 19時59分43秒 | 風景写真

運河プラザの建物の前には、ガス灯が置かれており、
ここには、いくつもの氷柱の姿がありました。
クリスタルな輝きを見せる氷柱…
外の寒さを物語る自然の風情として。

氷柱と鯱~運河プラザ入口前より~

現在、運河プラザなどとして使われている
建物の旧名称は、旧小樽倉庫と言い、
この建物の竣工された年は明治中期で、
4年ほどの歳月を費やされて、倉庫2棟と事務所が建設され、
今日では、小樽の観光資源としての役割を担っています。

運河プラザの建物の屋根には、鯱の姿があり、
瓦屋根と共に、この建物の外観において、
大きな特色を見せる部分です。

瓦屋根とガス灯に垂れさがる氷柱…
厳冬の小樽の風景を見せてくれる
自然による情景の1つと言える姿かもしれません。

ガス灯に垂れさがる氷柱は、
厳しい寒さを耐えている氷の涙を流しているのですから…

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灯りの共演に魅せられて…

2010年01月21日 22時53分35秒 | 風景写真

小樽の観光スポットして知られている堺町通り…
先日、この場所へ歩いていると、
2010年に開かれる「小樽雪あかりの路・12」という
イベントの到来を感じさせる風景に出会い、
今回の写真で写っているものもそのうちの1つとなります。



浮球に演出された灯り~イルミネーションと共に~

この風景は、小樽オルゴール堂・別館にて
飾られている浮球による灯りの姿で、
この後ろには、建物の壁面を利用した
イルミネーションの姿が見えます。

浮球の灯りと言えば、小樽雪あかりの路では、
このツールを使ったキャンドルの姿を見る事が出来、
写真に写っている浮球は、浮球キャンドルを彷彿させるような
見た目に纏っている事に目を引き、
写真として収めたのが上の写真となります。

この浮球、雪あかりの路の到来を届けてくれる
灯りによるお手紙かもしれませんから…

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西洋の香りが漂う灯りの姿…

2010年01月20日 17時49分20秒 | 風景写真

小樽の観光スポットとして、知名度が高い場所の1つである
メルヘン交差点の界隈に銀の鐘1号館と言う
スイーツを専門として扱うお店があります…
この建物の横側に取り付けられている灯りの姿、
クラシカルな装いに纏った西洋の香りを漂わせてくれているかと…

銀の鐘・1号館の旧名称=中越銀行(現:北陸銀行)小樽支店
注:1963年に北陸銀行・南小樽支店に改称。


銀の鐘・1号館に取り付けられている灯りの姿

銀の鐘・1号館の建物で灯される灯りは、
電球色に近い色になっており、それから演じられる灯りは
建物の側面を利用した、建物の姿から見せてくれる
ちょっとしたライトアップのような雰囲気を醸し出しているでしょうか…

この建物が竣工されたのは、1924年(大正13年)とのことで、
大正時代には、鉄筋コンクリートと言う工法が生まれたらしく、
小樽の街で現存するその工法を採り入れた建物の中では、
古いものに属されています。

建物に備わる灯り、大正ロマンと言うエッセンスが
この姿からギュッと封じ込まれているかもしれませんから…
 

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昭和のオフィスビルの香り…

2010年01月19日 22時26分51秒 | 建物写真~Old~

旧日本銀行小樽支店の向かい側には、
現在名、松田ビルと言う名前が与えられた建物の姿があり、
この建物は、今日でもオフィスビルとして、使われています。

松田ビル(旧三井物産小樽支店)・建物全景

小樽の地に三井物産が進出されたのは、
明治時代後期らしく、あれから30年余りの歳月が経ち、
現在の松田ビルが竣工されたらしいです。

この建物の建築年は、1937年で小樽に現存する
戦前に建てられた鉄筋コンクリート製の建物の1つです。

外観は、白系とダークグレーが使われた外壁色を
特徴としているようで、前者は白色のタイルを、
後者には黒御影石がそれぞれ使われているとの事です。

内部には、恐らく、建設された当初に設置された
エレベーターがあり、こちらは現在、使用されているかどうかは
定かではないようです。

この建物が竣工されてから70年以上の歳月が経ち、
昭和の香りを伝えるオフィスビルは、
港町小樽の歴史を伝える存在として、
それを担っているかもしれません…

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大正時代の“威風堂々”~旧北海道拓殖銀行小樽支店~

2010年01月18日 22時14分33秒 | 建物写真~Old~

旧北海道拓殖銀行小樽支店、この記事をアップしている段階では、
ホテルとして利用されており、
そして、自治体による歴史的建造物及び都市景観賞として、
それぞれ指定されています。

旧北海道拓殖銀行小樽支店・建物全景

この建物は、1923年(大正12年)に竣工された
銀行として使われていた建物であり、
建物の基本構造は、鉄筋コンクリート製となっており、
恐らく、小樽の街に現存するその工法が使われた建物の中では
古いものに属されている事が考えられます。

写真正面に写っている玄関口、4本の柱で構成されていたり、
そして、歩道のカーブに合わせた玄関デザインなどを
この建物の大きな特徴とする部分です。

大正時代の威風堂々…
それは、この時代に生まれた鉄筋コンクリート製の
建物によって、語られているものがあるかもしれません。

外観からは、大正ロマンと言う1つの香りを伝えて…

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氷柱の姿を見せる建物の風景…

2010年01月17日 19時21分17秒 | 建物写真~Old~

小樽運河を後にし、次に訪ねたのは、
堺町通りにある歴史的建造物の1つである「大正硝子館」…
札幌軟石を外壁材として採り入れた建物であり、
そして、この建物が竣工されたのは1906年の事でした。

大正硝子館の屋根

大正硝子館の建物、旧名称は「名取高三郎商店」と言い、
この建物を建築した店主は、鋼鉄金物商を営んでいたと言われています。

また、この建物にはうだつが設けられており、
これは、防火壁の役割を担っているものです。

この建物の屋根に見える氷柱の姿…
その部分に降り積もる雪と共に、冬の情景と言う
1つの鏡が映し出されています。

自然がくれたクリスタルな輝きを見せる氷柱は、
冬の寒さを感じられる出会いとして、
そして、古い建物で見せる、ちょっとした光の世界なのですから…


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