黙々と原稿を書いていると、窓辺のフリージアがふと真夜中に香る。何かの合図のように―
今週は〆切りウィークにつき、後半は怒涛の缶詰モードだった。
そういう時の必須7つ小道具↓
くたびれた取材ノート、年季の入ったクオ・ヴァディス、インタビューが収録されたICレコーダー、
エスプレッソ、ミネラルウォーター(龍泉洞の水)、チョコ(カカオ85%)、蜜蝋のリップクリーム。
で、今週はこんなCDをよく聴いていた。
原稿を書く時はまず音楽は聴かない(聴けない)けど、合間のブレイク(逃避)タイムとか、
肉ジャガを作りながらとか、ベッドに入る前とか、あるいは起き抜けとかに。
ベティ・ブルーのサントラは、先日観た花組芝居の夜叉ケ池でも数曲使われていた。
Stanley CowellとHAUSCHKAは、雨がおちた夜にとても聴きたくなって。
一番よく聴いたのはYMOの’08スペイン ヒホンでのライブ版「GIÓNYMO」。
何かをとうに超えた、遠く澄んだグルーヴ。心身に一番快いかたちでしみこんでいく。
☆
遡ること20日は、国立西洋美術館で2/28から始まる
「ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」の取材。
シニア・キュレイターの幸福氏(ご利益ありそうなお名前)のお話が実に興味深く。
(詳細は3月に発売される『NODE』のルーブル特集をお楽しみに!)
実は私、ルーヴル美術館は卒業旅行以来行っていない。書棚からその時のお土産本を発掘。
あの時はギリシア美術エリアで迷ってしまい、サモトラケのニケばかり印象に残っている。。
ベルトルッチの映画『ドリーマーズ』に、少年少女が手をとってルーヴル美術館を疾走するシーンが
あった。ゴダールやトリュフォーへのオマージュだったのだと思うけど、はっとするほど美しかった。
☆
西洋美術館取材後、さらに渋谷で2件取材。夕刻、コーヒーと何か甘いものが食べたくなって
青山のCēlēb de TOMATOに入ると、編集者のヨシコさんとカメラマンのタカオさんにばったり。
(私は意外な場所で知人に遭遇しても全然察知できず、たいてい相手が気づいてくれるのだけど)
トマトのスイーツをいただきながら3人でしばしお茶。久々に逢うヨシコさんは相変わらずソフトで
タヒチやモルディブやハワイなどリゾート取材でよくご一緒したタカオさんのトークも懐かしく。
☆
翌21日も渋谷で取材。帰宅後に朝刊と夕刊を一緒に読んだ。
かつてゴアがジョージに敗れた日、これは大変なことになるなと嘆息したけど、いまはその逆。
道のりはながくけわしいと思うけど、この“責任”の延長には私たちもいる。
アメリカといえば、米国在住のやまねちゃんと10数年ぶりにコンタクトがとれた。
このところ、懐かしい人たちとの邂逅が続いていてうれしい。
21日の夜は雨になり、ルーブル関連の原稿を幾つか終えるや、
今度はイームズ記事の原稿にとりかかった。
17世紀ヨーロッパから、いきなしアメリカ-ミッド・センチュリー。
どっちも面白いけど、ものすごい脳内トリップに一瞬くらくらっっ
レイアウト用に、自宅でマイシェルアームチェアを撮影。後ろ姿もかわいい。
ニキもイームズをご愛用だった。彼女の呑気な爪跡が、今もシェルのあちこちに残っている。
ぁあ、週末も原稿が続く。。To be continue・・・
今週は〆切りウィークにつき、後半は怒涛の缶詰モードだった。
そういう時の必須7つ小道具↓
くたびれた取材ノート、年季の入ったクオ・ヴァディス、インタビューが収録されたICレコーダー、
エスプレッソ、ミネラルウォーター(龍泉洞の水)、チョコ(カカオ85%)、蜜蝋のリップクリーム。
で、今週はこんなCDをよく聴いていた。
原稿を書く時はまず音楽は聴かない(聴けない)けど、合間のブレイク(逃避)タイムとか、
肉ジャガを作りながらとか、ベッドに入る前とか、あるいは起き抜けとかに。
ベティ・ブルーのサントラは、先日観た花組芝居の夜叉ケ池でも数曲使われていた。
Stanley CowellとHAUSCHKAは、雨がおちた夜にとても聴きたくなって。
一番よく聴いたのはYMOの’08スペイン ヒホンでのライブ版「GIÓNYMO」。
何かをとうに超えた、遠く澄んだグルーヴ。心身に一番快いかたちでしみこんでいく。
☆
遡ること20日は、国立西洋美術館で2/28から始まる
「ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」の取材。
シニア・キュレイターの幸福氏(ご利益ありそうなお名前)のお話が実に興味深く。
(詳細は3月に発売される『NODE』のルーブル特集をお楽しみに!)
実は私、ルーヴル美術館は卒業旅行以来行っていない。書棚からその時のお土産本を発掘。
あの時はギリシア美術エリアで迷ってしまい、サモトラケのニケばかり印象に残っている。。
ベルトルッチの映画『ドリーマーズ』に、少年少女が手をとってルーヴル美術館を疾走するシーンが
あった。ゴダールやトリュフォーへのオマージュだったのだと思うけど、はっとするほど美しかった。
☆
西洋美術館取材後、さらに渋谷で2件取材。夕刻、コーヒーと何か甘いものが食べたくなって
青山のCēlēb de TOMATOに入ると、編集者のヨシコさんとカメラマンのタカオさんにばったり。
(私は意外な場所で知人に遭遇しても全然察知できず、たいてい相手が気づいてくれるのだけど)
トマトのスイーツをいただきながら3人でしばしお茶。久々に逢うヨシコさんは相変わらずソフトで
タヒチやモルディブやハワイなどリゾート取材でよくご一緒したタカオさんのトークも懐かしく。
☆
翌21日も渋谷で取材。帰宅後に朝刊と夕刊を一緒に読んだ。
かつてゴアがジョージに敗れた日、これは大変なことになるなと嘆息したけど、いまはその逆。
道のりはながくけわしいと思うけど、この“責任”の延長には私たちもいる。
アメリカといえば、米国在住のやまねちゃんと10数年ぶりにコンタクトがとれた。
このところ、懐かしい人たちとの邂逅が続いていてうれしい。
21日の夜は雨になり、ルーブル関連の原稿を幾つか終えるや、
今度はイームズ記事の原稿にとりかかった。
17世紀ヨーロッパから、いきなしアメリカ-ミッド・センチュリー。
どっちも面白いけど、ものすごい脳内トリップに一瞬くらくらっっ
レイアウト用に、自宅でマイシェルアームチェアを撮影。後ろ姿もかわいい。
ニキもイームズをご愛用だった。彼女の呑気な爪跡が、今もシェルのあちこちに残っている。
ぁあ、週末も原稿が続く。。To be continue・・・