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月のお茶

2008-01-12 09:34:17 | Food 酸いも甘いも
仕事はじめから怒涛スケジュールの一週間。
昨日、朝一に大門で始まったパンフの打ち合わせは15時半までノンストップで続き、
表参道に戻ってデザイナーさんたちと放心の遅いカレーランチ。
クライアントが真剣に説明している最中、「私ちょっとお手洗い行ってきまーす」とのたまった
同行のOさんは、NYにヒップホップのダンス留学をしていたのだとか。不思議つわものちゃん。

さらに夜は荻窪で獣医さんの取材。愛犬家の編集者と化け猫(?)な私の個人的関心も手伝って
取材は2時間におよび。。先生、お疲れのところすみませんでした!

夜更けまで及ぶ取材と、深夜ミールを摂りながらの編集打ち合わせから帰宅後、
まいか社長にいただいた北海道銘菓 六花亭の甘い甘いお菓子でほっとひと息。
六花亭といえばバタ成やチョコが有名だけど、抹茶マカロンやチョコマカロンなども美味。

おやつと一緒にいただいたのはゾネントールの「月のお茶」。


これは、古いハーブレシピを再現したオーガニックティーやスパイスを作っているオーストリアの
ゾネントール社が、ドイツで1990年代にブレイクした『Aus eigener kraft(月の力で)』の著者
Paunger&Poppe夫妻のレシピを採り入れたお茶。月の満ち欠けに呼応した身体の状況に合わせ、
満月茶・新月茶・上弦の月茶・下弦の月茶という4種のブレンドがある。

新月(New moon)の時は新しい企てに最適なので、精神の高揚とリフレッシュをもたらすブレンド
満ちていく上弦の月(Waxing moon)の期間は、動植物が育つので、体力を増強するブレンド
満月(Full moon)は、心身に強く影響し、吸収力が高まるので、鎮静とバランスを保つブレンド
欠けていく下弦の月(Waning moon)の期間は、体内の解毒・浄化を促すブレンドといった具合。

ちょうど数日前の新月の夜、吉祥寺、銀座、表参道と、立て続けに打ち合わせや取材があり、
喉がどんどん痛くなって 風邪っぽくなってきたとき。。ナチュラルハウスでこのお茶を見つけ
新月に合わせて「新月茶」を就寝前にたっぷり飲んでぐっすり眠ったら、すっかり快くなった。
ちなみに、新月茶にはマテ、レモングラス、ローズヒップ、薔薇の花びら、緑茶などが入っている。
昨夜飲んだのは、「上弦の月茶」。こちらに入っているのはレモンバームにアニス、ヒソップなど。

『Aus eigener kraft(月の力で)』は、『月の癒し』という邦訳で10年ほど前に話題になった
記憶があるが、氾濫する“癒し”というネーミングに食傷していたので手に取らずじまいだった。
一昨日さくっと読んでみたら、古来 伝承されてきた“月の力”が身体に及ぼす作用を理解し、
それに呼応した生活をすることで自然治癒力を回復させよう、というわかりやすい指南書だった。
妄信的な“月崇拝者”になるつもりはないが、“月の影響力”というのは、確かに実感するところだ。
まあ、私は名前にも「月」がつくし、飽きもせずよくを撮っているし、
無意識のうちに 月の力に呼応している生きものなのかもしれない。

☆☆☆ とはいえ。。
新月の日は、溜め込んだものを排して身辺を浄化するのもにいいというが、、、
私ときたら新月の日、打ち合わせの間隙を縫って、性懲りもなくあれこれ買い込んでしまい。。
↓これはそのとき衝動買いしたLes Nereidesのネックレス。

丸いシルバーヘッドに透かし彫りになった2羽の小鳥が
「ぴぴぴ」「ちちち」と 私を呼びとめたのだ(笑)。
ハンドメイドなので、同じ品でも小鳥の表情や石の色味が微妙に違うところがまた一興。
フランスのアクセサリーブランドLes Nereidesは、南イタリア出身Enzoとベルギー出身Pascal
夫妻の愛する動植物がモチーフになっていることが多く、無邪気なキッチュ感がツボ。

*あ、このブツ撮り背景には、爆睡していたニキの背中を拝借。
この直後、ニキはすべてを床に振り落とし、「なんなのよ」とばかりに背中をグルーミング(笑)。


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