空飛ぶ自由人・2

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冷蔵庫が壊れました

2023年07月18日 23時00分00秒 | 身辺雑記

冷蔵庫のコントロールパネルの
「一気冷凍」と「一気製氷」の表示が交互に点滅。
取扱説明書を見ると、
その現象は、「冷蔵庫に異常が生じています」のサイン
とのこと。
冷蔵機能の低下が見られ、
氷を作らず、アイスが溶けています。

先週も掃除機の吸い込みが悪くなり、
新しい掃除機を購入したばかり。

家電というのは、
故障の時期が重なるようです。

故障して困る家電といえば、
まず、パソコン。
あらゆる情報の取得、交流、問い合わせ、予約が出来なくなり、往生。
まあ、スマホで代用できるのですが、
やはり大画面の安心感。

次に困るのが、やはり、冷蔵庫。
特に、今年の夏は暑いですから、
冷たい水一杯も飲めないのは情けない。
第一、冷凍食品が全部溶けてしまう。

他に、洗濯機も困るし、
テレビもビデオも困る。

昔は、家にある電気製品といえば、
電球とアイロンとラジオくらい。
その後、次々と製品が作られ、
便利になりましたが、
失った時の衝撃と不便も大きい。

で、取扱説明書にある電話番号に連絡すると、
修理の必要があるといいます。
そりゃそうでしょう。
「異常が生じている」んですから。
問題はその日程。
修理にうかがうのは、
最速で7月31日ですと。
7月31日!
2週間も先だ! 
その間、壊れた冷蔵庫を抱えて、どうやって生きろというのか。
ここは、日本じゃないのか

そこで、市内にある大型電機店に問い合わせてみると、
市内なら、在庫があれば、翌日配送が可能とのこと。

そこで、親子3人で、タクシーで、その店へ。

ここは、飛行機格納庫くらいのスペースの大型店。
冷蔵庫の品揃えも豊富。
前の冷蔵庫と同じくらいの容量の
同じくらいのサイズのものを物色し、
一つの冷蔵庫を選びました。

決め手は、省エネ仕様で、電気代が節約できること。
冬には節電モードに出来ます。

で値段ですが、
価格の札が、次々と重ねられて安くなっていますが、
最初の値段が、税込み34万9800円

それが最新の指定価格は27万4780円

更に、販売店の応援セール2万円引き
その上で、価格は相談に応ずる、といいます。

昔、家電を買う時は、値切るのが当たり前でした。
秋葉原に出かける時は、
事前に値段を調べて、これくらい値引きさせよう、
という準備をして出かけました。
交渉して値引きさせ、
お得感をもって買い物をしたものです。

最近では、ポイント制になって、
価格交渉というのは、あまり見られなくなりましたが、
この店は価格交渉可能。
ポイントはありません。

で、提示された価格が税込み21万
古い冷蔵庫の引き取り費用込み。
更に、千葉県の買い換え促進策↓で、

3万円分のポイント又は商品券がもらえるといいます。
つまり、実質18万円
元の値段の、およそ半額。(48.5%引き)
元の値段の34万9800円とは、一体何だったのでしょうか。

更に、↓の節電・節水キャンペーンで8万円が当たると、

実質10万円で買えたことになります。
まあ、当たらないでしょうが。

そして、更に驚愕の事実が。
在庫があるので、
市内の倉庫から出して、
今日中に届けてくれるというのです。
だったら、今日一日で全て解決です。

帰宅し、
「今から出ます」という連絡を受け、
古い冷蔵庫から、中身を全て出して待機。

10分ほどで、屈強な若者が4人でやって来ました。
まず、古い冷蔵庫を引き取り、
新商品を取りに行っている間に、
家族で、床を掃除。
そして、新しい冷蔵庫が来ると、
神業とも言える手際の良さで設置し、
つむじ風のように去って行きました。

冷蔵部分はすぐ入れられるというので、
元に戻し、
冷凍部分はある程度冷えた3時間後に入れ、
やがて氷も出来、
開けると、冷気がこぼれます。

というわけで、
新しい冷蔵庫が、我が家の台所に鎮座。

古い冷蔵庫は6年前に購入したもので、
冷蔵庫の寿命は8年から12年というから、
随分早く故障が来たことになります。
ちなみに、
テレビの寿命は約10年。
しかし、うちの液晶テレビは、15年は経っているのに、健在。
ブルーレイレコーダーも、15年は経っているはず。
エアコンの寿命は約10年。
パソコンは5年ですと。
実は、我が家ではワープロがまだ生きており、
用途に応じて使っています。
もう20年は経っているはず。

電気がなければ、これらは全て動きませんから、
電気の発明は世界を変えました。
                                        
電気が発見されたのは古代ギリシャで、
今から2600年も昔のことです。
ギリシャ七賢人の一人、哲学者のターレスという人が、
コハクをこすると、
ホコリやゴミ、糸くずなどがくっつくことから、
「布でこすることによって、コハクがホコリなどを引きよせている」
と気がついたのです。

コハクはむかし「エレクトロン(elektron)」と呼ばれており、
そこから今の「electricity (電気)」という言葉が作られました。

コハクをこすって物が引き寄せられる力は、
実は静電気ですが、
ターレスは、それを磁気によるものだと考えていました。

ターレスが発見したコハクの現象は、
16世紀になってジェロラモ・カルダーノというイタリアの物理学者によって、
磁気と静電気は違うものであると分けられました。
「静電気」そのものの存在を発見したのは、
同じく16世紀のウィリアム・ギルバートという物理学者で、
コハク以外のものをこすってためした結果、
同じ現象が起こるものと、起こらないものを見つけました。
ターレスの最初の発見から2千年もの長い年月が過ぎて、
ようやくコハクに起こる現象の正体が判明したのです。

電気に関して、
科学としての進歩が見られるのは17世紀および18世紀になってから。
電気を実用化できたのは更に後のことで、
産業や日常生活で使われるようになったのは19世紀後半でした。

特に、電池の発明と、
電磁誘導の発見は大きく、
これにより、
電気が生産されるようになります。

ここに至るまでには、
おびただしい研究者たちの
不断の発見と発明があったことを忘れてはなりません。