空飛ぶ自由人・2

旅・映画・本 その他、人生を楽しくするもの、沢山

昭和おもちゃ展

2023年01月17日 23時00分00秒 | 様々な話題

先日行った「スモールワールズ」の中に併設された、この展示。

入場料は500円。

入口には、こんな映画のポスターが。

これ、日本初の長編漫画映画

中国の伝説を題材にした伝奇物語。

当時、日本の長編漫画映画は、東映の独壇場で、

正月とお盆の時期に公開された。

私は、毎回観に行った。

↓は「ゴジラ」のシリーズ。

ゴジラは、日本から出て、世界に通用するキャラクターとなった。

「ゴジラ」「ラドン」「モスラ」が三大作品で、

次第に子供向けになってしまった。

さて、会場に入ると、

おやおや。

すごい。

ケースの中にすさまじい数の人形が。

年代別の説明で分類。

「デビルマン」は、永井豪の最高傑作。

家には文庫版の5巻揃いがある。

そして、少年マンガ雑誌の表紙が。

私の子供の頃、少年雑誌は月刊誌で、

発売日を待ちかねた。

「おもしろブック」「冒険王」「少年画報」などがある中、

私のお気に入りは「少年」だった。

というのは、「鉄腕アトム」が連載されていたからだ。

他に「ぼくら」というのもあった。

少女向けでは「少女フレンド」などを記憶している。

毎号、いろいろな付録がついていた。

やがて、少年雑誌は週刊になり、

「少年マガジン」(講談社)と「少年サンデー」(小学館)が発刊された。

生活の単位が月単位から週単位に変化したのは、

テレビの影響かと思う。

マガジンとサンデーが発刊されたのは、

昭和34年3月17日の同じ日。

価格は50円。

それより4年遅れた昭和38年7月8日に発刊されたのが、

「少年キング」(少年画報社)。

マガジンとサンデーに遅れを取り、発行部数は常に最下位だった。

「少年ジャンプ」(集英社)、

「少年チャンピオン」(秋田書店)が

台頭するのは、もっと後(1968,1969年)のこと。

「鉄腕アトム」に並んで、

「ジャングル大帝」は、私にとって、聖書。

もともと「漫画少年」(1947年創刊)に連載されていたものを、

その後、いろいろな雑誌が引き継いだ。

今も家には、3巻本が保存されている。

記憶に残るのは、マガジンに連載された

「巨人の星」「あしたのジョー」

最終回は、喫茶店でなく、書店で求めて買った。

というわけで、すっかり昭和に戻されてしまった

すさまじいコレクション。

よくも集めたものだ、と思ったら、

これ、個人のコレクション

若藤昌男さんは、1959年生まれで、

松山市道後でバー「ヒーロー☆スター」を経営している方。

「ヒーロー☆スター」に展示しているものを

要請により、貸し出しているという。

この展示は、1月25日まで