詩-Space あちらはいつも 2008-03-22 22:44:34 | 詩 あちらはいつも なだらかな 斜面を 空行く船で 登るようにして 日の始まりが 近づいてくる その先には 色にじませる 景色 盲目の手が 慣れた位置に届くように ひんやりと 湿り気帯びて 控えている 日の 時の 記憶 記録 そのあたりから 破れた空の 隙間を 抜けるようにして 最早 日の始まりも 風景も ない 記憶する者もない ひっそりとした 光の中に 消えている 全歴史の 先端まで あちらは いつも 動きたがる from Six Poems No.7 2003 #ポエム « 詩-Space 架空の球 | トップ | 詩-Space 塵 »
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