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自閉症体験 88分のI(アイ)

2015年09月27日 | 市民講座
自閉症体験「88分のI」に参加してきました。これは特定NPO法人ADDSが提供する発達障がい児を支える人に向けたセミナーです。今回、発達障がい児の世界を体験し、彼らが困った子ではなく「困っている子」だとよく理解できました。ここで学んだことは2016年2月のスペシャルオリンピックス冬季大会の引率にとても役に立ちそうです。

 会場は新宿高層ビルの谷間にある芸能花伝舎。廃小学校を改装した演劇向けのおしゃれな施設だ。その一室に集まった参加者は約20名。この日は30-40代の女性が主体の小学校の先生や施設職員が多いそうだ。講師ADDS代表の熊仁美さん。スタッフはほぼ20代の若々しい組織だ。くじ引きで役割分担して私は自閉症のケイタ君役。渡されたメモにケイタ君の特徴が書いてある。そして拡音機と狭視野メガネ、二重軍手を装着し、自閉児を模擬体験する。
 舞台は未来の小学校。1時間目の国語の授業から始まって、出される問題を解いていく・・・だが、先生の言ってる意味が分からない。黒板の文字がよく読めない。周囲の様子がわからない。だから何をしていいかわからない。教室を歩くと周囲の人とぶつかってカオス状態。謝ろうにも相手がだれでどこにいるのかさえ分からないのだ。まさしく困った状態だった。発達障がい児が生活するには、周囲の理解と助けが必要とよくわかった。コミュニケーションには、目の前に立ち、はっきりした高めの声で、「短い言葉」がいいみたい。

・発達障害は88人に一人。こどもの交通事故死は5556人にひとり
・コミュニケーションが不得意:×言葉の裏を読む、×視線を合わす
・社会的ジェスチャーに応えられない
・遊びのスキルが低い、不器用
・全体より部分に興味
・常同行動を好む 言葉や行動の機械的繰返し(エコラリア)、
・視覚・触覚・平衡感覚・聴覚: 鈍感だったり敏感だったり。
・発達障害は困った子ではなくて「困っている子」
・教える:スモールステップ、注意を引く、ヒントをふんだんに、盛大にほめる

 このセミナーの様子はNHK体験者のブログ記事にも詳しいです。
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