スケートよた日記

やたぴいです。
 アイススケート インラインスケート
 ジョギング ライブアイドル
 市民講座 地域ボランティア 

推しごと

2022年06月14日 | ドルオタ
趣味に時間とお金をつぎ込むこと。かつては遊びへの浪費は望ましくない風潮だったものだけど、最近は市民権を得たというか、むしろ良いことお勧め事のようになっているように感じる。好きなこと、好きなもの、好きなひと、は人生に大切という考えが広まったということか。趣味の世界には独特の用語があって、近年は好きなこと・好きな人を「推し」と呼ぶ。粋だなと思う。

わたしにも推しがいる。小学校で天文、中学校で旅客機、高校でサッカー観戦、20代ドラクエ、30代ゴルフ、40代スケート、50代が市民講座とボランティア。そして近年はライブアイドルとジョギングである。

市民講座で通っていた公民館では年度末に無料コンサートが開催される。2018年2月は地元アイドルグループまちだガールズクワイア(町ガ)のコンサートだった。これがライブアイドルとの出会いとなった。彼女らを応援するオタクの中に市民講座の友達がいた。彼がわたしをいろいろと導いてくれた。数か月後、遅まきながら初チェキ。シャッターのタイミングで若い娘たちが優しく名前をコールする。これでノックアウトされた。おっさんなんてちょろいものだ。以降、町田まほろ座の町ガ定期公演、常連オタクとなった。
ライブハウスに通うようになり、その対バンでいろいろなアイドルを知るようになる。サンダルテレフォンとの出会いはコロナでイベント自粛が始まった2020年3月である。その年の夏ライブ活動を再開したダルフォン現場に通い、その関わりからフィロソフィーのダンスやリルネードの現場にも通うようになる。もうどこへ出しても恥ずかしいアイドルオタクである。

オタク仲間もできた。わたしのように50代でアイドルにはまるオジサンが多いことにも驚いた。物販に相当の金を積む姿に心底驚いた。推しへの忠誠心というか愛情というか、わたしなど全然底が浅いことを痛感した(でもケチなので積むことはない)。オタクの年齢層性別はグループごとに著しく違った。町ガは中高年おじが主、ダルフォンはずっと若くて20代30代男子が主、フィロのスは女2割の若者から中年まで、リルネードは男女半々で20代主体。なぜこれほどの違いが起こるのかさっぱり理由がわからない。

先日のリルネードライブ、目の前で9月解散の発表があった。推しの解散は初めてのことだ。声が出なかった。会場は一瞬にしてお通夜のようになった。終演後、あちこちから鼻水をすする音がした。みな足取りが重い。わたしも駅まで涙ボロボロ流していた。おっさんの泣き顔なんて目も当てられない。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする