地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

とうごまの木〔唐胡麻の木〕

2010-12-26 14:36:56 | Weblog
(敵国に遣わされたヨナ=写真はとうごまの木)

イスラエル(北イスラエル王国)の王が

ヤロブアム2世(紀元前786~746在位)の時代に、
預言者としてアミタイの子ヨナがいたと
列王記14章には記されている。


ヨナ書はこの預言者を主人公にして記された。



当時の北イスラエル王国(首都はサマリア)は、
ヤロブアム2世の治世40年の間にソロモン時代の領土を回復し、
最盛期を迎えていた。

しかし、ヤロブアム2世はヤロブアム1世の偶像礼拝の伝統を
やめなかった。

預言者ホセアとアモスもこの時代に現れて、
ヤロブアムの道徳の腐敗を非難し、
神の審判を預言した。



ニネベ(=アッシリア帝国の首都)の人々は神を信じ、
断食を呼びかけ、
身分の高い者から低い者まで荒布を着た。

(『ヨナ書』3章1節)



アッシリヤの首都ニネベとは ―― 仇敵の本拠地

後に古代中近東の最強の軍事大国であった
アッシリアの侵略で、
紀元前722年、遂にサマリアが陥落し
北イスラエル王国は滅亡した。

(列王記下17章)


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主は言われた。

「お前(ヨナ)は怒るが、それは正しいことか。」


「お前は、自分で労することも育てることもなく、
一夜にして生じ、一夜にして滅びたこの
とうごま(唐胡麻)の木さえ惜しんでいる。


それならば、どうしてわたしが、
この大きな都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。

そこには、
十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、
無数の家畜がいるのだから。」


〔『聖書』ヨナ書 / 4章 11節〕


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人類は、神様の息子、娘であり大家族です。






唐胡麻(とうごま)
●トウダイグサ科

●花ことば
「節制、すべて上品」


(写真には著作権がある可能性があります。ご了承下さい。)

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