浅野川 水害

７月２８日は朝の５時頃に、激しい雷の音で目が覚めました。
いつものように７時３０分前に家を出たのですが、浅野川の水量が普段よりも多く、濁っているなと思いました。

仕事を始めてしばらくしてですので、午前９時頃だったでしょうか、市からの非常放送で「浅野川の流域の近くの人は避難せよ」と。で、テレビをつけてみると驚きの状況でした。

テレビで報道された主計町（かずえまち）というのは昔の遊郭で今も金沢らしさが残る町で、料理屋さんもいくつかあります。この中に金沢の人なら誰でも知ってる鍋料理の店がありまして、そこの娘さんがうちの娘と同じ中学のブラスバンド部員なんですよ。水がついた日に、中学の校長先生が被害地区をまわったようで、家が被害を被った中学生と同じ部の生徒は翌日の午後に片付け＝泥運び？の手伝いをしようということになり、我が娘もいってきました。この校長先生は粋なことをするなとファンになりました。娘は帰ってから、相当疲れていたのでしょう。夕食もとらずに１１時間も眠り続けました。

この写真は、今日撮ったもので、主計町よりも上流の旭町というところです。普段は気軽に散歩できる河原に上流から流されてきた流木が残っています。

私は直接の被害はなかったのですが、今日も３５度を越える猛暑の中、被害にあわれた方たちは後始末に大変だったと思います。このような天災があったときには風評被害で観光客が減るものなのですが、皆さん是非是非金沢へお越しいただきたいと思います。差し出がましいようですが、金沢市の観光課長に成り代わりまして、お願いとＰＲをさせていただきます。