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引っ越しました~
by lotusruby

DVD鑑賞記 ~『品行ゼロ』~

2006-04-04 23:47:52 | K-Movie Notes

(Image source: movist.com)
『品行ゼロ』(2002年)は、『夏物語』のメガホンをとるチョ・グンシク監督のデビュー作。
主演は、野郎7人洋酒30本@釜山事件で今話題のリュ・スンボム ssi
1980年代の高校生の日々を描いた青春グラフィティというジャンル。

観終わった後は、何か漫画でも題材にしたのかなと思うような仕上がりで、単にハチャメチャな  高校生の日常を描いたものかぁ、という感想。でも、漫画を題材にしたのではなく、監督自らの原案・脚本で、漫画の影響を故意的にところどころにちりばめているそうな。

[あらすじ]
ムンドク高校の番長チョンピル(リュ・スンボム)は、品行最悪で、めっぽう喧嘩が強く、子分たちからも一目置かれる存在。そんなチョンピルは、女子高の品行満点の優等生ミニ(イム・ウンギョン)に恋をして、彼女が通うギター教室に通い始める。次第に親しさを増していく2人。しかし、以前からチョンピルに想いを抱いていたスケ番ナヨン(コン・ヒョジン)は、ミニに対抗心を抱くようになる。また、転校生サンマンが無敵のチョンピルの存在を脅かすようになり、やがて2人を決闘をすることに・・・

チョ・グンシク監督のインタビュー記事  を読むと、当初、この作品の主役はリュ・スンボム ssi ではなく、彼と話し合いをするうちに、彼の魅力を引き出すような企画にしたとか。

リュ・スンボムssi は、その辺にウロウロしていそうな、お行儀の悪い  高校生という感じで、頼りがいがありそうでどこか腑抜けていて憎めない役どころ。行動の一挙手一投足が笑える
女番長役のコン・ヒョジンssi は、凄みもあるのにどこか可愛げのあるハマリ役。
この監督は、俳優の個性を引き出すのが上手 なのかもしれない。

このインタビューが行われたのが2004年8月なのだけど、最後に「次回作はラブストーリーです。今、シナリオ執筆中です」と語っており、この頃にはすでに『夏物語』の構想に入っておられたのかしらん。
『品行ゼロ』を観て、この監督、一体
『夏物語』で Brian をどう撮るのかと、より一層興味が沸いてきたわ

インタビュー記事に興味のある方は (link to Cinema Topics Online)



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