(Image source: nkino)
ちょっと数えてみたら、これが韓国映画鑑賞95本目にあたる。釜山国際映画祭までには100本到達は達成できそうな予感・・・って、そんな目標を立てていたのかと突っ込まれそうだ。ちなみにこのブログのカテゴリ「韓国映画」での紹介と、鑑賞本数は一致しない。このブログを立ち上げる前に観たものとか、観てもレビューがかけないほどお粗末だったものとか、観てみたら思い切りエロだったとか・・・そんな作品も含まれている。
さて、『連理の枝』(2006年 監督:キム・ソンジュン)。本国でも興行的にはコケて、日本でも映画館に行くほどの作品ではないとチングからアドバイスを受けていたけど、やっぱりDVDでOK。
どこかのTV番組で観たけど、チェジュ島にある連理の木って、本当にある木ではなく、造りものだそうだ。もちろん映画でも、どうしてもその造りものの木に目がいってしまって、枝ぶりやら、風になびく葉っぱの流れが気になって、気になって・・・ あそこに1本だけあるなんて変だよね、あの木は・・・。
韓流コンテンツに不可欠なエレメント「病気」。チェ・ジウssi ほど、これにぴったりくる人はいないだろう。彼女ははぜか病人役が多いというのもあるだろうけど、それなりに病人役にあった役づくりを陰でしているのだろう。ピチピチな白血病患者など(例:「秋の童話」)を観ると、観る方はげんなりしてしまう。
ここであえてあらすじを言わなくても、もうだいたい予想がつく展開。「最後の愛」とかそういうキーワードに弱い方、涙に飢えている方は、観てもいいかも。そして、悲しいことに、実は病気がたたみかけてやってくるのだけど、ここでは言わないことにする。お楽しみというか、えっ? はぁ??? そんなぁ?? それはちょっと・・・という展開でもあったりする。また、ミンスとヘウォンを取り巻く人々が、コメディタッチに描かれているのが、なんだか消化不良のコメディで余計なような気がする。
ミンス(チョ・ハンソン)とヘウォン(チェ・ジウ)は、2本の木が絡み合って1本の木になるような、そんな連理の枝ほどの強い「愛」をどこで確信したのかよくわからなかった。なんとなく、最後に流れるシン・スンフンssi の「The 韓流」的な歌声にうっとり騙されて終わってしまった。
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