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数学

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連立方程式

2008-10-20 11:44:06 | 中学の数学
===== 中2 =====
中2で行う連立方程式は、正式には「2元1次方程式」と言います。
※大学1年の時に線形代数学より「n元1次方程式」を習います。

(加減法)
①・・・x + 2y = 4
②・・・3x - y = 5

①、②×2より
・x + 2y = 4 ・・・①
・6x -2y = 10・・・②'

① + ②' よりyを消去する
7x = 14 ⇒ x = 2

①に代入
2 + 2y = 4 ⇒ 2y = 2 ⇒ y = 1

よって、(x, y) = (2, 1)

(代入法)
①・・・2x - y = 2
②・・・y = x - 1

②を①に代入してyを消去する
2x - (x - 1) = 2 ⇒ 2x - x + 1 = 2 ⇒ x = 1

②に代入する
y = 1 - 1 = 0

よって、(x, y) = (1, 0)

※高校C・Ⅲでは行列を習います。
行列を習うと簡単に解けます。

(一般式)
Ax = b




・逆行列
ad - bc ≠ 0

A-1


(一般解)
ad - bc ≠ 0

x = A-1b




(加減法の問題を解く)










(代入法の問題を解く)








中学生が行列を使用して解くことは、範囲外なので、答案で解くことは出来ません。
ただ、穴埋め問題ならば、解いても差し支えありませんが、正確に理解していないので、おすすめは出来ません。

こんな、方法で解く方法があるのだなぁと思って頂ければいいです。