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ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

今週のゾイドジェネシス

2005-11-06 21:49:34 | アニメ
毎度お馴染み、ルージくんがモテモテです。
今回はちょっと強引かとも思いました。30分でガボールさん変わり過ぎです。
恋人が死んだ、というヘビーな状況を思えば、八つ当たりの一つもしたくなるでしょう。
(そこにツッコミを入れるのがレ・ミィというのは、上手いキャラ配置だと思います。子供だけど修羅場を潜ってるので、「お前こそ世間知らずの癖に」とはならない。同時に子供なので、多少思い遣りのないツッコミでも許されるという)
ただそれにしては、もの分かりが良すぎるかなあ……と。理解はしても納得できないもんがあるんじゃないの?と思ったんですが。

でもまあ、主題が「戦火の勇気」的、戦場の混乱で、各人が自分を正当化したために事実が歪んで伝わってしまった話かなと思えばわからないではないです。

そう言えば、負けた敵が脱出する描写が出たのって今回が初めてのような気がします。
量産型メガラプトルがあっさりやられたのは、「ザイリンてスゴイ奴なんだよ! 同じ機体に乗ってても雑魚とはコレだけ差が出るんだよ!」という密かな主張なのかなと思いました。単に量産機と試作機の差だと言われればそれまでですが。

ていうか、ガボールさんてなんであんなに魔法少女なんだろう。外見。

今週のマジレン

2005-11-06 21:47:56 | 特撮
ヒビキはありませんでした。2話完結の間で待たされるとちょっと辛い。

という訳でマジレンですが。

ちょっと辛い。
先週から感じてたことだけど、一昔前の少年ジャンプ的強さのインフレに陥りつつあるような気がします。
強い敵(三冥獣)出て来る→勇気で倒す→更に強い敵(四底王)出て来る→勇気で倒す→更に強い敵(十冥神)出て来る→勇気で倒す……
「強い敵が出て来る」ことでのピンチを作り過ぎかなあ……この番組の性質上、「勇気」をキーワードに結局1話で倒してしまうので、実際どの位相手が強かったのか分らない。

十冥神は「神」だというけれど、この作品の世界に於ける「神」の位置付けがよく分らない。冥府の神に対応する天上の「神」が「天空聖者」かと思ったけど、十冥神が元天空聖者であるメーミィやウルザードより格上として扱われている以上そうではないようだし。バンキュリアが彼らを知らなかったということは、普段から神々として地底冥府で信仰されていた訳でもないようだし。
仮にも「神」なので、彼らの存在を抹殺できない何らかの理由がある(天上の神々と対になって、世界のバランスを取っている、とか)……という訳でもなく、普通のモンスター同様倒してしまっても困らないようだし。

ていうか要するに、ちょっと強いだけのただのモンスター?
(いや実際には「ちょっと」ではないんだろうけど、簡単に倒せるせいで「ちょっと」に見えてしまうのです)

……なので、ヒカル先生がなんであんなにまでして兄弟が戦うのを止めるのかもよく分らない。
「君たちには、天空界での予言がどれだけ厳粛なものか分らないんだ!」
先生すみません。私にもわかりません。ていうか私に限らず視聴者はみんな地上界の人間なんで。冥神を殺したら世界が滅ぶとかそういう重大な理由があるのかと思ったけど、アップルパイ食べて勇気が出たからOKと言われましても。

そう言えば麗のこと。麗と先生がくっつく事自体は別にいいんですが、返す返すも、先生がカエルだった内にしっかりしたエピソードを作っておかなかったことが惜しまれます。
あの話、単に麗が「兄弟を助けるためにカエル嫌いを克服する」話なんですよね。
そうじゃなくて、カエル=先生と精神的にしっかり触れ合って、内面に魅かれたからカエルという外見は気にならなくなってキスできた、としておけば、もっとしっくり来たのになと思います。
どうもそのせいなのかなんなのか、私には未だに先生のキャラが掴めない。

……あと、えーと、イフリートの声が佐々木さんで嬉しかったです。セリフ多いな、イフリート。佐々木さん声変わったって本当だったんですね。

今週のセイザーX

2005-11-05 23:52:26 | 特撮
先日のハッスルは色々すごかったみたいですね。
我らがセイザーX&ジャスティライザーも登場したようです。
大人になって色んなことを知ってしまったせいか、ああいうのを見ると皮肉でもなんでもなく「がんばってるなあ」と思う今日この頃です。みんなそれぞれがんばってるね。

そして今日、セイザーX劇場版のCMも初出。
……高田総統、ホントに出てる。が……がんばってるな……。
グランセイザーはスーツのみで変身前は出ないようですが(そりゃまあ、2年経って十二人の役者さんを全員揃えるのも大変だろうし。かと言って中途半端に出る人と出ない人が出るのはそれはそれで寂しい気がしますし)。
それでもさすがに十二人揃うと壮観ですねー。TV本編でも滅多に拝めなかっただけに。
ジャスティライザーはマント翻して見参。
敵はボスキートだそうです。……ちゃぶ台の前に座ってテレビ見ている絶滅者に衝撃を受けたあの日のことが蘇りますね。

さてさて、テレビ本編。
そんなこんなで、キャラは全員立ちまくりです。
ブレアードさん……単純熱血バカ
サイクリードさん……ヘタレインテリ
アクアル様……女王様
バーダー船長……放任主義者
……って、こっちは敵の方だった。
「今回は私の作戦だから。邪魔しないで」ってブレさんを縛りつけるアクアル様。情け容赦なし。一方のサイクリさんは「へこむわー」って気さく過ぎる。

一方アド。この人、真面目だし判断力もあるしガタイもいいし、本来一番真っ当に軍人してると思うんですけどね。何故か真剣にことわざ辞典。

その頃たっくんは、第一話に登場した、あのやけにさばけたお子様たちと再会。
やっぱり小生意気なお子様たちは、しかし中々良いことを言うヤツらだった。
子供をあなどってはいけない。時と場合によっては、大人より鋭い。ヤツもいる。

「ヒーローは、人に褒められたくてヒーローやってるんじゃないんだよ。大切なものを守るため、人知れず戦っているんだ!」

……この番組、言ってることは本っっ当に真っ当なんですけど。

意地の張り合いで援軍を押し付け合うアドとたっくん。立ち往生するケイン。
「どっちに行っても後で気まずいよね」
そうだね。間に挟まって大変だね君も。ていうか何でそう緊迫感がないんだ。カプセル召還する時も、「コーヒーのおかわりを」「じゃあ僕はミルクティーね」……とか言うのと同じ口調だったし。

ともかく、指揮系統ははっきりさせといた方がいいよね、というお話でした。
その後の「お前の指示に従ってやるぜ」というたっくんと、それに応えて的確な指示を出すアドは燃えでございました。