皆さん、占いって信じますか?
私は多分、普通の人よりはこのテのネタに詳しい方だとは思いますが、その割にあんまり信じてはいない方です。ていうか、下手に信じると占いをアテにして怠けてしまう質なので、特に自分に関しては信じないようにしているというか。
しかしスケートがオフシーズンに入ってから、ついヒマ潰しに大ちゃんの星占いなんて調べてみようかなと思った訳です。本当はホロスコープとか分析したいなーとか思ってたんですが、正直、そこまで精密にやるまでもなかった……という訳で。
魚座の男性
…もしかして結構典型的?
で、丁度折良く「逆風満帆」というテキストがあったので、大ちゃんの過去を魚座の視点から語ってみようかなと思った次第です。
念のため、ここから下はあくまでも冗談です。決して真面目に信じないで下さい。
***
感受性が強く、美意識は高く、理屈っぽいことや数字に弱い代わりに芸術的な資質の高い魚座。特に音楽は魚座にとっては空気のような存在で、優れた舞踏家にも魚座は多いのだそうです。
そんな魚座の恩恵をフルに受けて、芸術的な表現力を高く評価され、世界大会のトップまで上り詰めてしまったのがジュニア時代だとすると。
一転シニアに入ってからは、魚座の弱点の方が表面に出て彼を苦しめます。
物腰が柔らかく人当たりが良く、他人と争うのが嫌いで闘争心に欠ける魚座は基本的に勝負事の世界には向いてない。競技者として不可欠な「何がなんでも勝ってやろう」という気合いが一番足りないのが魚座。別の占いでは「戦って負けるというよりは、一方的に受け身に回って被害を被る」なんて書かれるくらい。
「競技者としては優し過ぎる」と言われた由縁もその辺にあるのではないかと思われます。
それからこれは魚座の女性の特徴だそうですが「緻密な仕事ぶりに感心させられるが、実は本人は純粋に感覚だけで動いている。そんな時に『今度の仕事は重要だ』などと言われるとプレッシャーに押しつぶされ、普段の力を発揮できなくなる」のだそうで。
苦労はあっても基本的には感覚的に楽しくやってた所へ、突然「あなたが次世代のホープよ!」と言われてしまった大ちゃんは…(涙)。
また、感受性が強いってことはそれだけ周囲の影響を受けやすいということでもあり、優柔不断で移り気な傾向もあるそうです。そんな男の子が、岡山の田舎から大阪みたいな都会に出てくれば、周囲に気を取られて集中できなくなるのは最早規定路線。……とは言えいつまでも田舎にいる訳にもいかないだろうし、これもいつかは乗り越えなければならない試練だったんでしょうね。
実際には周囲の環境とか状況も影響してるだろうけど、そういうことは本人言わないからここでは何とも言えません。
こうなっちゃうと何もかも投げ出して逃げたくなっちゃうのが魚座(魚座じゃなくても逃げたくなるとは思いますが)。だけど同時に、人一倍他人の気持ちを読んでしまうのも魚座。「お世話になった人たちを裏切れない」との想いから踏み止まったのも、やっぱり魚座ゆえだったと言えるかも。
ともかく彼は、例の04年のMOIでの「ノクターン」によって感性の星座である魚座の原点に立ち返り(「ノクターン」が純粋な感性の産物であること私は今までさんざん力説して来た訳ですが)、ようやく息を吹き返しました。そしてそこからの歩みは、同時に「魚座的弱点」克服の道のりでもあったのかも知れません。
主体的に試合に取り組んで勝ちに拘るようになり、体も鍛え、振付師も自分で選んだ。大ちゃんとモロゾフさんの関係も特殊だなあと思うんですが、ここではそれは置いといて。
肝心なのは「自信」です。「自分の評価より周囲の評価の方が高くて辛かった」というぐらいだから、彼はよっぽど自己評価が低かったに違いない。それを覆して自信を得るには、地道な努力、そして結果を出すより他にない。そして一旦自信を持つようになれば、魚座は勝ちパターンにハマる。
基本的に思い込みが激しいため、一度「俺ってスゴい」と思うと少々の事ではくじけない…らしいのです。
夏のアイスショーの辺りから見え始めた「俺ってスゴい」状態。この状態に、NHK杯以降、完璧に彼はハマったのではないでしょうか。そこに元々あった芸術的素養、それに身体能力が噛み合った結果。…どうなったかは皆さんご承知の通りです。
今回の占いはあくまで基本性格を見るものであって、未来を予見するものではありません(シェイクスピア先生に言わせれば「運命とは性格のことである」そうですが)。
だからこの先何が起きるかは分からない。いつもいつも快調に飛ばせるとは限らない(今期も十分波乱でしたけど)。でも多分、本人もそれを分かって覚悟を決めている。
私も腹を括って付いて行くしかないかなーなどと思っている私は、既に魚座の罠にハマっているのかも知れません。
***
で。今回の占いで、なにげに一番ウケたのはここ。
「新しく買ったボールペン一本を人に見せつけて「どうだいいだろう」と訳のわからない大見栄を切って、イテ座あたりから「たかが文房具じゃねえか」とからかわれたりしているのもウオ座である」
あー…なんか、分かる。すごく分かるような気がする。
私は多分、普通の人よりはこのテのネタに詳しい方だとは思いますが、その割にあんまり信じてはいない方です。ていうか、下手に信じると占いをアテにして怠けてしまう質なので、特に自分に関しては信じないようにしているというか。
しかしスケートがオフシーズンに入ってから、ついヒマ潰しに大ちゃんの星占いなんて調べてみようかなと思った訳です。本当はホロスコープとか分析したいなーとか思ってたんですが、正直、そこまで精密にやるまでもなかった……という訳で。
魚座の男性
…もしかして結構典型的?
で、丁度折良く「逆風満帆」というテキストがあったので、大ちゃんの過去を魚座の視点から語ってみようかなと思った次第です。
念のため、ここから下はあくまでも冗談です。決して真面目に信じないで下さい。
***
感受性が強く、美意識は高く、理屈っぽいことや数字に弱い代わりに芸術的な資質の高い魚座。特に音楽は魚座にとっては空気のような存在で、優れた舞踏家にも魚座は多いのだそうです。
そんな魚座の恩恵をフルに受けて、芸術的な表現力を高く評価され、世界大会のトップまで上り詰めてしまったのがジュニア時代だとすると。
一転シニアに入ってからは、魚座の弱点の方が表面に出て彼を苦しめます。
物腰が柔らかく人当たりが良く、他人と争うのが嫌いで闘争心に欠ける魚座は基本的に勝負事の世界には向いてない。競技者として不可欠な「何がなんでも勝ってやろう」という気合いが一番足りないのが魚座。別の占いでは「戦って負けるというよりは、一方的に受け身に回って被害を被る」なんて書かれるくらい。
「競技者としては優し過ぎる」と言われた由縁もその辺にあるのではないかと思われます。
それからこれは魚座の女性の特徴だそうですが「緻密な仕事ぶりに感心させられるが、実は本人は純粋に感覚だけで動いている。そんな時に『今度の仕事は重要だ』などと言われるとプレッシャーに押しつぶされ、普段の力を発揮できなくなる」のだそうで。
苦労はあっても基本的には感覚的に楽しくやってた所へ、突然「あなたが次世代のホープよ!」と言われてしまった大ちゃんは…(涙)。
また、感受性が強いってことはそれだけ周囲の影響を受けやすいということでもあり、優柔不断で移り気な傾向もあるそうです。そんな男の子が、岡山の田舎から大阪みたいな都会に出てくれば、周囲に気を取られて集中できなくなるのは最早規定路線。……とは言えいつまでも田舎にいる訳にもいかないだろうし、これもいつかは乗り越えなければならない試練だったんでしょうね。
実際には周囲の環境とか状況も影響してるだろうけど、そういうことは本人言わないからここでは何とも言えません。
こうなっちゃうと何もかも投げ出して逃げたくなっちゃうのが魚座(魚座じゃなくても逃げたくなるとは思いますが)。だけど同時に、人一倍他人の気持ちを読んでしまうのも魚座。「お世話になった人たちを裏切れない」との想いから踏み止まったのも、やっぱり魚座ゆえだったと言えるかも。
ともかく彼は、例の04年のMOIでの「ノクターン」によって感性の星座である魚座の原点に立ち返り(「ノクターン」が純粋な感性の産物であること私は今までさんざん力説して来た訳ですが)、ようやく息を吹き返しました。そしてそこからの歩みは、同時に「魚座的弱点」克服の道のりでもあったのかも知れません。
主体的に試合に取り組んで勝ちに拘るようになり、体も鍛え、振付師も自分で選んだ。大ちゃんとモロゾフさんの関係も特殊だなあと思うんですが、ここではそれは置いといて。
肝心なのは「自信」です。「自分の評価より周囲の評価の方が高くて辛かった」というぐらいだから、彼はよっぽど自己評価が低かったに違いない。それを覆して自信を得るには、地道な努力、そして結果を出すより他にない。そして一旦自信を持つようになれば、魚座は勝ちパターンにハマる。
基本的に思い込みが激しいため、一度「俺ってスゴい」と思うと少々の事ではくじけない…らしいのです。
夏のアイスショーの辺りから見え始めた「俺ってスゴい」状態。この状態に、NHK杯以降、完璧に彼はハマったのではないでしょうか。そこに元々あった芸術的素養、それに身体能力が噛み合った結果。…どうなったかは皆さんご承知の通りです。
今回の占いはあくまで基本性格を見るものであって、未来を予見するものではありません(シェイクスピア先生に言わせれば「運命とは性格のことである」そうですが)。
だからこの先何が起きるかは分からない。いつもいつも快調に飛ばせるとは限らない(今期も十分波乱でしたけど)。でも多分、本人もそれを分かって覚悟を決めている。
私も腹を括って付いて行くしかないかなーなどと思っている私は、既に魚座の罠にハマっているのかも知れません。
***
で。今回の占いで、なにげに一番ウケたのはここ。
「新しく買ったボールペン一本を人に見せつけて「どうだいいだろう」と訳のわからない大見栄を切って、イテ座あたりから「たかが文房具じゃねえか」とからかわれたりしているのもウオ座である」
あー…なんか、分かる。すごく分かるような気がする。
魚座はその記号が表すとおり、矛盾するニつの価値観を何のジレンマも感じずに取り込む事が出来るのだそうです。魚座は愛の女神アフロディーテとその子エロスが化身した姿なので、ニ人分の性質を同時に持って居るのですね。
それと魚座が女性宮(内に向かうエネルギーを持ち、内省的)である事とか、彼の演技と通ずる所があるかも…なんて思ったり。上手く言えないんですが、彼の表現は内へ内へと向かっていて、見ている私達は勝手にそれに取り込まれてる、ように錯覚を覚える時があるんです。
今回の世界選手権の後、元全日本チャンプだった田村岳斗さんがご自身のブログで高橋君に対し「彼がどれだけのプレッシャーを感じていたか、責任感の強い彼はすごく苦しかったと思います。」と言ってくれた事が、涙が出るほど嬉しかったのを思い出しました。(ご覧になりましたか?)
高橋君自身はそういう事に関してほとんど何も言わないできたけれど、一緒に歩んできた先輩スケーターが感じ取り、そして言葉にしてくれた。誰の褒め言葉よりも嬉しかったですよ~。
こんばんは、お久しぶりです。
占い、お詳しいんですね。確かに(星座と関係あるのかどうかはともかくとして)大ちゃんの表現は内側に向かっていると私も感じます。お客さんの方に歩み寄っているのではなく、自分の方へ引きずり込んで行くタイプですね。ちょっと怖い。けど、怖いからこそ魅力的。
世界選手権で大ちゃんが泣いてるのを見た時には、本当に一体どれだけ重いものを背負っていたのかと、私は寧ろ呆然としていました。
同じ世界にいて(場所的にも立場的にも)近い所で大ちゃんを見ている田村さんはじめ関係者の方たちは、きっと私なんかよりずっと、彼が背負っていたものの重さを分かってるんでしょうね。
あのブログ「高速まばたきでこらえました」っていう言い回しがお茶目で素敵でした(笑)。
本田くんの「カメラ目線」発言といい、男の人って照れくさいんでしょうね~。
最初から最後(たかが文房具じゃねえか(笑))まで全部大ちゃんのことみたいですね。あのイラストの男の子までなんだか大ちゃんっぽくみえてしまって・・・。
大ちゃんの涙には私も呆然としてしまいました。あの日、ドキドキしながらオンラインリザルトを確認して、「2. Daisuke TAKAHASHI」を見た時には「大ちゃん、よく頑張ったー!」って1人涙したのですが、その後映像を見た時には、驚きの方が強くて涙は出ませんでした。
私は、あの演技後のインタビューで、彼が「お客さんの歓声がすごい胸に聞こえてきて・・」と言っていたのがとても印象に残っています。私だったら「歓声が聞こえて、胸が熱くなった」なんて言うと思うのですが、大ちゃんは、もちろん耳という器官を通してはいても、本人の感覚ではダイレクトにハートで聞いて、感じている、そういう人なんだなーって思いました。究極の魚座の男って感じがします。
ちなみに私自身はいわゆる境界日生まれなので、私は何座なんだろう~?と思いながら生きてきました。今は魚座と相性が良い方の星座ということにしています。(笑)
こんにちは。文章からイラストまで、「そうそう、大ちゃんてそんな感じ☆」と思ってしまって思わず笑ってしまいました。
世界選手権の時は、まさか大ちゃんが泣くと思ってなかったもので、「泣いてるー?! なんでなんで?」と軽くパニクってました。
「歓声が胸に聞こえる」って彼らしい表現ですね。私もどうしても世間一般で使われる慣用句的な言葉の使い方をしてしまうんですが、彼は敢えて自分の感覚に合わせて独特の表現を使うことがありますよね。正直、羨ましいセンスです。
>境界日
生まれた年や時間を細かく見ていけばわかるみたいですが、性格から逆算して「こっちの星座っぽい」で判断するのも一つの手かも知れません。
(魚座以外の診断のURLを貼っておきますね)