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言葉による音楽的な日々のスケッチ

作曲講座受講日記と、言葉による音楽的日々のスケッチを記録

帰京と帰郷は甘くて冷たい

2009-01-09 23:53:17 | 日々
年末年始と公私ともにバタバタと
慌ただしく過ぎたような気がします。

遅ればせながら、本年もよろしくお願い致します。
皆様にとって、これまで以上に良い年になりますように。

<帰郷と帰京の備忘録>


2008/12/25:勤務終了、そのまま帰郷

少し寒いけれど快晴のクリスマス。

今日を最後に、1年とちょっと続いた
大きなプロジェクトが終了して、
私の職務も終わりとなった。

仲良しだったメグちゃんの優しい企てによって
「ダンディ」こと女性社員みんなが大好きな上司を
女性7人で囲んだ。

ここに入る時に面接して、こういう人がいるなら、と
いつも女子たちに安心をくれた素敵なダンディ。
クールで知的で本当に大人で、こっそり優しい
ハードボイルドな上司でした(こんな素敵な上司は、そうそう居ない)

♪クリスマス。今年最後のランチ

15分ほどフライングして会社を出る。
クリスマスだし、せっかくだから
イタリアン街に行きましょう!と、皆を引き連れる。

8人でワイワイ!笑いも食指も止まらず、
つかの間の楽しいひとときを過ごす。
食べ終わってダンディが時計をちらりと観ていた。
席を立って、店員さんと何か話してる。
私とメグちゃんが目配せをする。

数分後、「クリスマスだから」と
シフォンケーキが振る舞われる。

ああ、ダンディ!なんてスマートな、、、!(笑)


汐留のイタリア街でイタリアンを頂いたあとにパチリ







♪記憶が変容した


1年とちょっとの間の素敵な
あるいはそうじゃないことの全てが楽しい記憶に変わる。

笑ってみんなにお礼と、さよならをして
終業後、羽田に行きそのまま北に向かった。




師走に空を飛ぶ♪


年末と年初、飛行機に乗るといつも特別な気分になる。
何ていうか、宙ぶらりんなかんじ。
地に足がついてないから当然なんだけど(笑)

それが妙に心地いい。
高度の高いところで飲むお酒も、その感覚を強める。
非日常を楽しむ刹那のひとときが好きです(笑)


慌ただしく搭乗したのと機内の乾燥もあって喉が渇いたので
冷たく冷えたシャルドネを頂く。

毎年、機上のこの場で過ぎた1年間と、先の1年のことが出逢うので、
過去と未来を反芻することになる。
高度のあるところでの至福の時間って、
いつもあっという間に過ぎるのはどうしてだろう?






♪寒くて甘い北への帰郷

ジェット気流に乗って1時間とちょっとで、北に到着。

空港付近には雪が積もっていた。
色、形、気候、風景、空気感のすべてが
異国のように感じられる。ここで育ったのに(笑)


恒例の、義弟のお迎え。北海道の人って
(うちの家族が特別そうなのか…?)本当に優しい。
っていうか、甘ったるくてこそばゆい(笑)

とはいえ、精神的な余裕って必要だなと、いつも思う。
家族のもとを一人離れるような身勝手な自由を選んだ私には
あまり無いから、よけいにそう思うのかも。




2008/12/26:希有な積雪の翌朝

積雪の少ない地元では珍しい大雪でした


その積雪は、殆どの便が欠航するほど。
1日ずれていたら、私の到着も危うかった。

2年連続で雪のない冬の北海道の
味気さを感じていたので、
北国の醍醐味を味わえるのはちょっとうれしいけれど
地元ではそうない事におおごと。
深夜にも除雪車が慌ただしく働いていた。


夜は、義弟がくれた、かにしゃぶ!両親と
のんびり食べる。大好きなsapporo classicとともに。



両親が住む小さくて暖かい家。
ここは、ほんとうに静か。
古い物事と共に時が止まってるみたい。





2008/12/31 姉の愛猫と再会した大晦日

姉がつれてきたネコに1年ぶりに再会
すっかり成長していたけれどやはり可愛い




あんまり泣かないし人見知りのくせに
「みゃう~」と聴こえるから行ってみたら
暗がりで、ひっくり返ってお腹を出してる。
ふわふわのお腹に手を伸ばすと、じゃれて甘噛みしてくる。
くーーーーっなんちゅう可愛さ!(笑)


普通なら除夜の鐘で年明けを感じるところ、
去年引越してきた港に程近い両親宅で聞こえてきたのは
船舶の汽笛。

幾つかの音程の大きなホルンみたいな音色が
静かな雪夜に響き渡った。ファンキーで
迫力があって、なかなか風情がある。
海に停泊している船が、一斉に年明けを知らせるらしい。

ファンキー繋がりで(笑)年末に放送されていた
番組に出演していた菊地先生の「歌舞伎町(という歓楽街)に在る
綺麗なものと、薄情な愛」という言葉を
何度も思い出しながら眠りについた2008年最期の夜。



2009/1/1:ドキドキする元旦

甥っ子たちがインフルエンザにかかっていて
治りかけだという。もう3年も罹っていない私は
マスクを二重にして戦々恐々と妹宅に移動する。


2009/1/3:外にある大きなお風呂へ

車で30分ほどの馬の牧場で有名な地にある
温泉に、妹一家に連れて行ってもらう。
この日は快晴だったけれど、乾いていて辺りが透明で
風がとても冷たかった。

顔に当たる風の冷たさと、
身体の暖かさの対比がすごーく心地よい。


車でお留守番していた誰かの犬(お利口さん!)


2009/1/4:初滑り♪

弟に、妹と子供につきあってやってくれる?と頼まれて
1年ぶりにスケートをする。
やっぱり身体は憶えていて、すぐに
ぴゅ~んと風を切ることができた。楽しい、、、
のもつかの間、夜には激烈な筋肉痛。
妹んちの大きなお風呂にバスクリンを入れて暖まり、
身体をほぐす。




2009/1/6:帰京。しんみりと温かく

帰りも雪の歓待を受ける。
さらさらにふわふわと煌めきながら落ちてくる雪は、
ほんとうに綺麗だった。天使じゃないかと
つい擬人化したくなるくらいに(笑)



機内で、妹たちに見送られた別れ際のことを思い出す。

ぞろぞろと見送られるのは得意じゃない。
ながの別れでもあるまいし、と時間も遅かったので
両親には、来なくても大丈夫だよ、と言って、
空港に向かう車から電話をした。ありがとう。
またね、身体に気をつけてと、素っ気なく言う。
感謝の気持ちがいつも上手に伝えられない。

記憶のアーカイヴには、両親の優しい言葉や行動が
たくさん思い浮かんでるのに。

子供心の哀愁

上のほうの甥っ子は、私が飛び去ったあと
必ず泣くそうだ。それをさんざん妹たちにからかわれたせいか
彼はうるうるしながらも、笑っていたらしい。
子供は、こうして大人になっていくんだな~。

まだ子供である彼らがなぜこんなに私が去ることを
哀しむのだろうといつも不思議に思う。
とくに子供好きでもないし、うるさければ
も~あっち行きなさい!と怒る叔母なのに(笑)

もちろん、しばし同じ屋根の下で過ごした
身内である私への情もあるのだろう。

でも、それ以上にもしかしたら彼らは普段感じない
「別れ」の気配を子供心にも
察知しているのかも、と考えていた。

だとすると、年に一度しか合わない叔母の私が
身を以て彼らに教えていることがあるならば
それは「さよなら」することにつきまとう哀しさや
切なさの感情なのかもしれない(苦笑)


丸い頬にCHANEL NO.49のピグメントが煌めく

搭乗する寸前、下の甥っ子は(なぜか朝青龍似)
ずっと照れて差し出すことのなかった
小さい頬を私に寄せてきた。
ふわふわの頬にしゃがんでチュウをした。

ルージュのバラ色とピグメントが
白いほっぺに付いて、雪の結晶みたく光っていた。
いつもつい泣きそうになるけど笑ってバイバイする。

搭乗先に入って一人になって
寂しさと安堵が入り交じった妙な気持ちになる、
まあ、いつものことだけど(笑)

終電近くに成って着いた冬の東京はあまり寒くなかった。


帰郷のとき切ったつもりがずっとついていて
iShuffleのバッテリーがこの休暇のあいだじゅう切れていた。

帰京の機内では何故かオーディオの調子が悪く
いいジャズがかかっていたのに
片耳しか聴こえず、良質な音楽とは疎遠な休日だった。

お気に入りの音楽が、たまらなく聴きたい気分とともに
妹がくれたとびきり美味しい北のスイーツが入った袋を抱えて


機上での時間が、どこか心地いいのは、
帰京と帰郷の感の両方が時空間的に、心情的に
マーブル状となって入り交じるからなのだと
漠然と思いながら、帰途につく。






















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翳りゆく高い、丸の内の空

2008-08-15 23:50:58 | 日々
帰省ラッシュの時に通勤するのって悪くない。

車通りも通勤ラッシュも消えるオフィス街の夏の風景は
このときしか見られない。




2羽の白鳥が住みつくお池も心なしかのんびり



毎年夏の終わりを感じるタイミングが
早くなっているような気がして切ないけど、
豊穣な秋の訪れを待ち遠しいのも早くなっているということだ。

新丸ビルあたりはTOKYOに遊びにきた人で賑わって
すっかり観光地モードに変わっていた。


ちらりと覗いたブティックのセールはすっかり影を潜めて、
モードはもう、すっかり秋。



お江戸の城跡の付近にはびゅーびゅう風が吹いていたし
空はもうだいぶ高くなっていてた。


ルネ・マグリットの絵みたいな空

















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洗われた夜

2008-08-11 00:07:10 | 日々
今日、用があって夜、東京駅まで出かけたんだけど
外に出ようとしてビックリ

ものすごい豪雨!湾岸の花火大会だったのに
花火や浴衣の人たち可哀想と思っていたら、
なんと局地的な東京南部だけの豪雨でした。


電車内でうとうとしていたら、品川駅でものすごい爆音がして
目覚めた。咄嗟にテロだ!(なはずない?)と思ったら
花火だったと気づいたのは
ギャルが疾走しながらコーフンして
「すごぉぉおおおーいいぃぃ!」と奇声を発しながら携帯片手に
ホームを走っていたから。


ああ、そうか花火だ、と思いながら
爆音聴きながら何となく切ない気分になった。


何故かって、花火ごときに慌てて走って
電車を降りて、その華やぎを目にしようと思わず

うたたね姿勢を崩さずに
ぼんやり涼しい電車で私は電車の外には出なかったし

目にしなかったやがて消え行くであろう
花火の華やかさと、夏を感じたからなのであった。

やっぱ夏っていいね!(笑)



で、東京駅近辺で、
毎日通勤している丸の内界隈で
(東京駅って、日本一美しい駅じゃないかといつも思う)
おいしいご飯をしこたま食べて

赤塚先生のご冥福をお祈りしたりしながら
子供の頃から大好きだったという話をしたり、

私の師匠の師匠の山下氏や筒井氏やタモリ氏のこととか、
弔辞のこととか、山本監督の泣ける一言の話とかしながら、
赤いとても辛口のスパークリングワインを1本あけた。


これ、期間限定のメチャウマ素朴なブロッコリーのサラダ!
こんなのレストランで出てくると新鮮。カブりついた(笑)




これを空けるにはたくさん話をしたけど、
疾走するように会話していたので(笑)
ぜんぶは思い出せない。忘れもしないけど。


夏バテ知らず(笑)

今年もしっかり海に行って
日焼けして参りました











自宅のある駅に戻ったら、雨に洗われた空気が清浄化されていて、
星空がキラキラしていて、
信号機も「このまま進め」とでも言ってるみたいに(笑)
自転車のスピードの加速に合うように青になり


こんな風なタイミングの夜ってたまにあるんだよな~
だから、やめられない(何を?)(笑)と
ひとりごちた日曜の夏の夜だった。



さて、こんな夜にピッタリのBGMは
JAZZTRONIKのMADRUGADA (Reprise Remixed By Louie Vega)

動画は[Live] Jazztronik - Madrugada



ノリノリでもなく、悲しいだけでも嬉しいだけでもない
若干、切なさが漂う雰囲気の曲。
でも、そんなには甘くない。

http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?i=209562463&id=209561906&s=143462













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メグちゃん

2008-05-01 01:16:27 | 日々
このあいだ、メグちゃんが泣いた。

以前、メグちゃんが泣いているのを一度みた。
そのことが何となくずっとひっかかっていた。
どうしてあの時メグちゃんは泣いていたのだろうと。

私の中でのメグちゃんのイメージは
「不機嫌なネコ」というかんじで

一見、可愛いというかんじでもなく
決して愛想が良いわけでもなく、、、
という程ではないけど(笑)

少なくとも会社で仕事中に誰かや何かに甘えたり
媚びたりする人でなく
女性特有の、あの際限のない
おしゃべりをするでもなく

忙しさを自覚した責任感と真面目な気質のせいなのか
甘え下手だからなのだろうか、
若干、いつも怖い(真剣さゆえ)顔で仕事をしていて

それは、私でも今は話し掛けない方がいいな、と
思うことがあるくらいの生真面目さで

以前、気の弱そうな若い男子(笑)が
「あの人、怖いから苦手です。
何か、私に近寄らないで!的な
オーラをいつも出していて…」と
先輩の男性に漏らしていたのを聴いたことがあって
そう思うのは、わからないでもなかった。

でも、たぶんにふくよかな体型と
笑った時の顔やら、エレベーターホールで
ばったり会った時の「ちょっと聴いて下さいよ~」と
失敗談を漏らすメグちゃんと
笑いの波長が合ってよく笑い合う時の笑顔も含めて

何だか可愛らしく思える。

今の職場に入ったばかりの去年の9月
年下ながら2年先輩だったメグちゃんは
やっぱり愛想が無がなくて(笑)

未だ慣れない職場ということもあり、
向いに座って居た無愛想な彼女に対して
若干の気詰まりを感じて居たのだけど

あるとき、目薬を差していたら
「大丈夫ですか?」と彼女が言ってきた事があり

その時から、この人は実際は優しくて正直で
繊細な女性なんだな、という事がわかった。

通常、職場で目薬をさしている人に
「大丈夫ですか?」と口に出して言うような
配慮をする人は案外少ないものだ。私もかつて
言われたことがないし、もしその場面を見ても
「コンタクトなのかな?」とか思うだけで、
特別親しく無い限り、声を掛けたりしないと思う。

「大丈夫。ドライアイで。
長時間はコンタクトつけていられなくて。
○さんこそ、さっきから
ひどく咳してるけど大丈夫ですか?」

「喘息なんです。ここには何人か居て。
でも風邪じゃないから、大丈夫ですよ」

数少ない会話や幾つかのやりとりのうち
私たちは意気投合していたのかもしれない。

実際、忙しいプロジェクト室の、
社員とスタッフ合わせて100数十名も居る職場で

たった独りで滞り無く総務を取り仕切って居た
派遣社員のメグちゃんは
私にもとても頼りになる存在で

わからないことや、困った時などは
かなりメグちゃんに助けられた。

それだけでなくて、メグちゃんは
さらっと未だ職場にとけ込めていなかった私と、
他の人とを知らず知らずのうちに
結び付けてくれたりもした。
(たぶん彼女はそのことにきづいていない)


でも、メグちゃんはトイレで泣いていた。



帰り際の彼女に、まだ仕事を続けるつもりで居た私は
お。今日は早めに帰るんだな~と
おつかれさま~と声かけたら彼女は

笑いながら「○○さ~ん。
愚痴っても良いですか?」と
いつもの元気な笑顔で話しかけて来た。


身綺麗に身支度をして(彼女はいつもお洒落)

身体に似合わないくらい小さいけれど

丸みにおいて彼女の体型と似て相性の良い

黄色い花柄の布のついたカゴのバッグを抱えて。


「また、パソコン壊れちゃったんですよ」
「ええ~!?昨日代替機来たのに?」
「2台目です…」

「何か変な電波出してるんじゃないの~?」
と私が茶化したらメグちゃんは笑いながら泣きだした。

ふくよかな身体と無愛想な面持ちに似合わない
子猫みたいなかわいらしい目が見る間に潤んで

身体に見合わない小さなカゴからハンカチを取り出して

「ごめんなさい。愚痴聴いてもらっていいですか?」
「もちろん、なんでもきく」
「ほんとは今日、やらなきゃいけないことが
たくさんあって。それをやらなきゃ
困る人とかたくさんいて。Tさんの部署は
リーダーのOさんが相談事にのってくれたり、
代わりに色々動いてくれますよね?
なのに。わたし、ほうっておいても
たぶん、大丈夫だろうとかグループの皆に思われていて
みんな、帰っちゃったんです。隣のKさんも。」

「S課長のKさんには?頼めないの?」
「あのひと、言っても忘れちゃうんです。」

「だったら、マスターのOさんは?」
「だめです、あのひと、見てみぬふりをして」

「だって。彼は全権限を持つ責任者だよ、この部の。
困ってるんです。どうかお願いしますって
言っても良いんじゃない?そうだ。
今席を離れているけどTさん、あの人は
そう言う時に助っ人になれる人だよ」

「そっか。OちゃんみたいにTさ~んって
走って行けばいいんですよね。いや。
でも私、そういうキャラじゃないし…」

ああ。愛しき、か弱くも
強い女子。メグちゃんよ。。。

きっと、ほとんどの人は、
キミのキャラをわかっているから大丈夫なのに。
弱音吐いたっていいのに。

でも、女性には弱さをプレゼンテーション出来るような
強さもある一方、あなたのように、
強さをもってしかプレゼン出来ない弱さもあるんだよね。
そのことは本当はどこか表裏一体でもあるんだけど。

ついもらい泣きしそうになったので
「こっちの席に移ってマスターOの隣になって
二週間目でしょう?気持ちわかる。緊張する部署だよね。
ほんと、大変。マスターちょっと冷たいというか
感情読みにくいよね?突然、M会議の召集と進行、説明をふられて
いざやったらしどろもどろになってほんと。恥かいた。
まるで生け贄。そのあと話が進んで妙に和んじゃって。
散々だった~私のほうが愚痴っちゃった。」

「じゃあ、明日ひさびさにお昼行かない?」

子猫の涙、ようやく止まって笑顔になった。
明日、お洒落して来ま~す。とメグちゃんは言って
笑顔でエレベータホールに向かった。

カレーの美味しい江戸城の見える
とっておきのランチスポットに連れて行こう。

「二人だけの秘密ね」と耳打ちをして(笑)

きっと明日は桜も吹雪いていることだろう。

彼女を怖いといっていた若い男子の話を聴いて居た
先輩の男子の続きの言葉も彼女に伝えてみよう。

「あの子、すごく良い子だよ。僕、ああいう人好きだな」







































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白と灰色、虹の彼方

2008-01-01 23:08:41 | 日々
毎年帰省して想うのは普段家族から
離れているという意味で、少し寂しいながらも


どこか気楽な暮らしをしている時間のほうが
長くなりつつあるので、
経度や気候の変化も含め(笑)

普段と生活や行動、視点が「家族」中心に変わるのも帰省の魅力です。


たとえば妹につきあって初売りで賑わう、
普段はあまり行く事のない大型量販店に行ったりとか(笑)


年に一度しか逢えない小さくて小憎らしく、

とても可愛い甥っこどもにつきあって

コインで遊ぶ子供向けゲームに段々ムキになり


誰よりも馬鹿みたいに熱くなってみたり、

普段離れている両親が近いせいか


急に童心に帰ったり(急でもないか、、)


北国の星振る零下の夜(晴れているのに何故か
雪が降るのです)に粉雪が舞うのを観るため


お風呂上がりに一人はしゃいで外に出たり(両親は既に就寝)


そんなこんなの新春の夜、

私が愛するあらゆる音楽についても考える、


こうして北にあるホームタウンに戻ると
(懐かしくも最早ここは異国なのだが)


何故、自分が音楽を含む、一見難解な芸術表現や、


たとえば我が師、菊地成孔氏が講義し、表現する

ジャズ的だったりブールーズ的だったりする音楽や


かつポップだったり、リズミカルなようで


複雑さを内包するリズムや構造性を持つ様な

あらゆる芸術表現に魅かれるのか、、、とか。


それと、この懐かしくも異国の様な北の、
開拓民でお馴染みの地方都市に居て

考えざるを得ないのは何故か

いつも生物学的幸福(多産?)と、

人間的幸福(少子化?)について、なのでした。


都市生活者と呼ばれる人たちには、

概ね両方の概念が必要なのだが、大抵の地方都市にあっては


双方の両立は都会より遥かに難しい気がするのでした。



朗報も束の間、
灰色な醜聞で著名になりつつある

北国の灰色の某町が、白い天使のごとく

冷たく静かに振る物体に、染まり始めました。


そんな今夜、眠る前に実家で流れていたBGMは、


此処では遠いようで近い「OVER THE RAINBOW」

アルバム「CURE JAZZ」から。



〈OVER THE RAINBOW〉

対訳 菊地成孔 アルバム「CURE JAZZ」より


あの虹の彼方
遥か上のほうに
いつか子守歌で聴いたあの世界が広がっている
あの虹の彼方
空は青く
いつか見た夢が 本当に叶う時が来る

いつか星に願いをかけて
雲を見下ろす場所で目覚めるの
嫌なことはみんなレモンドロップみたいに溶けてしまい
煙突のてっぺんより高いところで
あなたはあたしを見つけるでしょう

あの虹の彼方
青い鳥が飛ぶ
鳥が虹を超えて羽ばたく
なのにどうしてあたしは飛べないの?
ねえ?どうしてあたしは飛べないの?

あの虹の彼方 遥か上のほうに
青い鳥が飛ぶ



















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まあるく繋がる備忘と忘年

2007-12-31 13:59:58 | 日々
あっと言う間の年末ですね。

この晩秋と初冬、色々な幾つかの
素敵な出来事があって未だ書ききれず、
新たに始まった事や出会いや出来事も含め、


もしかしたら人と人は、ある側面において
円舞しているみたいにまあるく繋がっているんじゃないだろうか?


積みかさなっていくような一期一会を
感じられることは、なんて幸福なのだろうと思える、
今年の忘年の念でした。


色々と、ないようであったな~

恒例になりつつある北の地にての
初秋からの今年の備忘と忘年を。

仕事納めの足のまま慌ただしく羽田に向かう。
よく晴れた夜で、ず~っと月を右手に
北へ飛行していました。



高度が上がると普段耳が向かない音楽に耳が傾いたり
わざわざ上空で飲むお酒の酔い方が違ったりするのは
(それが面白いので実験するように飲んでしまう、笑)


高い空の上の物理的変化のせいや
ジェットエンジン的な速さによって
精神的に高揚するということだけでなく
地上とは何か時間の流れ方が違うのではないかと
とりとめないことを考えながら機上での帰途の感慨。



離陸して高度と視点が上がると共に
つい先ほどの仕事納めでの会社でのやりとりや


師走の今日までに至る
あらゆる好ましい出来事もそうでないことも
現実感を失っていくかんじが心地いいのでした。




10月26日

NPO法人CLAの関わりで、山口裕美さんに
MOTで開催されているSPACE FOR YOUR FUTUREのオープニングへ、
連れて行って頂く。





出展している東泉一郎さん、来場していたアーティストの皆さん、
山口裕美さん達と共にパチリ♪


アートとデザインの融合というかんじで
作品も見ごたえのある面白いものが多く、
モード関係者の人たちも多かった。一部の作品の
モデルになっていた沢尻エリカさまも居たそうな。


11月2日

ミシェル・ルグランのコンサート

もう高齢ということもあり来日コンサートはないだろうと
思っていたけれど、春のうちからの来日の朗報に心躍り、
待ちに待ったコンサートでした。何を聴いても
目の前の本人の演奏表現と音楽性に涙が出そうになる(笑)



以前にも書いたけれど、風のささやきのメロディーが好きで

彼の音楽の持つラテン独特の陽気さと
おフランス的な憂愁のバランスや
エネルギーが大好き。

CDで聴く若い頃の(場合によっては
過剰なかんじもする)エネルギッシュさは
お年を召されても健在で、
むしろ年齢と共に丁度いい塩梅になっていたのだった。

とても素敵な年のとり方をしている。
同様に(ず~っと知らなくて
近年に小沼純一氏の著書で知った)大好きで
両者が繋がってびっくりしたのだけど

スウィングルシンガーズのソプラノである
お姉さまのクリスチャンヌと共に来日していました。

二人のデュエットは泣きそうなほど素敵だったが
有識者によるとその歌は歌い飽きていて
皮肉的な歌詞に替え歌されていたとか、、、さすが
おフランス代表。


私の作曲の師匠である
菊地成孔氏の「憂鬱と官能を教えた学校」で知った
バークリーメソッドの影の創始者である
ナディア・ブーランジェの直弟子だった彼。

コンサートは大入りではなかったけれど
それとは比例しない褪せない表現や
オーケストレーション、
楽曲の存在に対しても改めて「ポップの力」を感じる。

メロディーとポピュラリティの魅力に圧倒されました。


11月6日

中村ケンゴさんの個展@>MegumiOgitaGallelyオープニングへ

日本の岩絵の具の繊細な質感と大胆かつ、
美しく西洋の絵画をモティーフにした、
魅力的な作品でした。
新作が全て完売とか、、、流石。

イルミネーションに彩られた有楽町


11月23日

>東京コンテンポラリーアートフェア

会社のすぐそばにこんな場所があったなんて
ちっとも知らなかった。

あとは親しい友人たちや、その大切な人たちと
楽しい三連休を過ごす。
再び現代美術館へ。ゆっくりと作品を堪能しました。

六本木のアムリタというバーや
スペイン料理屋さんやヒルズや
渋谷109のお寿司やさんとかとかとか。



ほんとうに、楽しかったな





12月1日

山口裕美さんによるヴェネチアビエンナーレ報告会。
レアなルートにて貴重なレポートを
拝見することが出来ました。

そのあとも色々な話題で年齢とか世代とか
属性を超えた素敵な会話が弾みました。



12月某日

今年最後のペン大の講義。
菊地さん、文化村2Daysで差し入れされた
スイーツを、わたしたち生徒に差し入れしてくださる。
アオキなんとかのスイーツとか、
口どけがメレンゲみたい。

そして、菊地さん、サックスを(練習のため?)
試し吹きみたいなことをされて、シビれた。

或るCDを流した。


すご~~~くカッコいいい
SAXのソロが流れる。
迫力のあるホーンセクション。

あれは何の曲だったのだろう、、?



12月8日

アーティストの中村ケンゴ氏宅で
恒例のワイン会





毎回、美酒と美味と

始まりと終わりと

眠りと目覚めや

ダンスを楽しむ宴でした。



12月11日

多忙で1年以上逢えなかった友人から
「急に休みが取れました。よろしければ
夕食でもご一緒しませんか?連絡頂けると
幸いです」という留守電。

かくして>ラミ・デュバン・エノ

一足早いクリスマスの夜でした。

前菜の、ラムの生ハムと、真鯛と
硬水と岩塩で出来たジュレのソース和えが絶品。
メインは和牛のロースト。焼加減やソース、
量も漬け合わせの野菜も、好みのバランスで
ひとつも残さずに頂きました。
忙しさがゆっくりと溶けて行った。
優しい友に感謝。





12月25日

忘年会&メリークリスマス@渋谷
何故か全員、被り物が似合う、というか
似合いすぎ。
怪しい町娘や町人やバニーたちと。


忘年と共に笑いで締めたくらい笑った。料理は美味。たくさん食べて笑った。



今年もお世話になりました。
ありがとう、皆さま。

皆さまにとって来年も
幸多き年でありますように。






















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夏は音頭でヘイヘヘヘイ

2007-08-16 01:37:35 | 日々
残暑お見舞い申し上げます。

お暑うございます。何でも東京は南国沖縄より暑いそうで。


しょ~~がないねぇー(←映像)


お盆ですが働いていました。
ほんとなら浴衣なんか着て盆踊りでも踊りたーい(笑)


お盆って行楽地は普通の休日以上にどこも混んでいて
遠方への交通機関はいずれも満杯でも

都心の通勤電車はガラガラなんです。
職場も人が少なくて静かだし。
なので私には、通勤にうってつけの日なのでした。


今日は午前中休みをとって銀行とか役所とか行き、
時間の読みがいいかんじに甘かったせいで


不意に1時間ほどたっぷり時間が余ったので
インターシティーでランチをしました。
もうすぐこの虚構チックな(笑)街ともお別れです。


いつも大勢の会社員やOLたちでひしめき合う
この巨大なオフィスビル群、今日は休みモードで、
なんだかいつもと全然違う時間が流れていました。


普段は行列でなかなか入れない店もスイスイ入店。
大満足で激ウマ中華料理屋さんからビルの外に出ると、
3階ほど階下に拡がる広大な中庭から乾いた熱風と一緒に
サックスの音色が吹き上がって来ました。



なぜか人気の少ないお盆期間中に、JazzLive


粋な計らいにはあれよあれよという間に
サラリーマンたちでいっぱい。


曲調が夏の空気にぴったりの軽快なボサノバに変わる。
圧倒的に男性が多い。何人かの人がリズムを取り出す、
見過ごしていた時間を取り戻してるみたい。
音楽が、非日常へと連れ去ってくれるひととき。



とはいえ会社の中はやはりどこか気が抜けてる。


私の脳内もいっそう気が抜けています。なぜなら
もうじきこの仕事も終わり、職場を去る、
ということを考えているから。そのせいか
夏の終わり、も同時に感じています。
目の前の新築のビルには西日が当たってピカピカに輝き
東京湾も空も、澄んだ濃い青の、夏真っ盛りだというのに(笑)

この4月から海外赴任する人々の仕事をマスター&咀嚼、整理し、
システマティックにツール化する、という事をしていて
上司などの殆どの人たちは今月に入って既に海外に赴任してしまいました。

この数ヶ月、日本から消えゆく部署で、
そこから消えゆく仕事をしていたと思うと切なーーい(笑)

って感慨、流浪のOL(笑)には付きもの、とはいえ
毎回終わりの頃にはやり終えた充実感と共に
一抹の寂しさと不安を抱く、、、


思い浮かぶのは職場と仕事を通して
親しくなった人たちの顔と顔や、顔。
楽しいやりとりの、多くのこと。


職場の雰囲気の良さは格別だった。

仕事はハードでも、人との関係性も環境も良好で。


でもふと考えていた。


あらかじめ数ヶ月先に終わるとわかっている職場で
この状態はずっとは続かない、という中で
互いに慈しみの気持ちがどこかで働いていたんじゃないかって。


たぶんずっと続くであろう。と思える状況には、
幸福な安心感があるけれど
いつかは終わるという状況の中には
記憶に強く刻まれる力がある。なんて事を
考えるのは


私が歓楽街で育った
自営業の家の子供だったからかも(笑)



以前ユリイカで菊地さんが自身の育った環境について
(幾分広義的ながら)
「ディアスポラ」に例えていて、
その事を「故郷喪失」感とも言っていた。


歓楽街で自営業、、つまり一般的に水商売
(うちはすし屋だった)というのは
どこか「水物」(笑)で、あの街の雰囲気。を
今も時々思い出すのだけど


華やいでいて繁盛していた店が
下火になって消えていくさまとか
友達の家が違う店になって
居たはずの人がいつの間にか居なくなったりとか

人生の栄枯盛衰的な(笑)独特な雰囲気が、
歓楽街(もしくは商店街)にはきっとあって、


子供心にも
ずっと今が長く続けばいいな、と思う傍ら、つい
その先や結末のことを考えて仕舞うのだった。


子供のころ菊地さんは家に帰っても
「帰った/帰った気がしない」の
両方の心情に引き裂かれていた、と言っていて
そのことは、自営業の友人にこないだ話をしたら
「すごくよくわかる」と言っていたのだけど

こんな感慨をもつ事というのは自営業
(商売をやめていてもう存在しない)の家で育つと
皆抱くのかな~などと考えたりしていた。
今思えばきっと特異な環境だったんだ…とか(苦笑)

思考のとりとめがなくなってきたので(笑)

盆踊り、ってことでlibretom音頭。

今更かもしれませんがこんな遊びを教えてもらってしていました。

http://maker.usoko.jp/nounai_feti/

深夜番組で今田浩司とかがやっていて
何だろうと思ってたけど

私の脳内データだそうです。(写真1)
なんだ。「善、休、嘘、食」って。
かなり合ってる・・・。

脳内フェチ(写真2)
「声」「己」「髪」っていったい。


libretom音頭が気に入って
頭の中でメロディつけてしまいました。

libretom音頭でスキダラケ
libretom音頭でテキミカタ
ってなんだよ!(笑)


libretom市

人口 【総人口】75,380人 【世帯数】36,182
【男性】39,070人 【女性】36,310人 
各種
データ 面積1125平方km / 人口密度67人/平方km
市民の平均所得429万円 / 昨年出生数839人 死亡数523人
平均寿命61.3歳 / 失業率5.6% / 名産品快感まんじゅう
市の花オオハンゴンソウ 市の鳥ニワトリ
1日の救急車出動数91回 / 下水道普及率74.7%
発生事件ベスト3バスジャック 業務妨害 ニセ札

住民の声
運動場45個じゃ足りねー(28歳 自動車整備士)
ここの市長赤丸急上昇です(46歳 FP)
バッティングセンター誘致賛成!(59歳 大工)

libretom音頭

libretom音頭夢を拾って金を磨く ソレ
女開拓をした街
のんべんだらりと33年 サテ
ツバメを優しく包む街
ヘイヘイヘヘヘイ
パーラーの質では勝ち目が無い
ヘイヘイヘヘヘイ
市長が居るからここに住む
libretom音頭でスキダラケ
libretom音頭でテキミカタ

<libretom高校>

校訓
見学・交際・外様

生徒数
男子218名 女子186名 計404名
データ
<出身者職業ベスト3> 自動車整備士・経済評論家・モデル
<主な留学先> アルメニア・メキシコ・中央アフリカ
進路
<昨年度>
大学進学率24.8% 就職率55.4%
大学100名(四年制52名 短期48名)
専修・各種学校49名
民間就職187名 公務員37名 家事・その他31名

偏差値56

校歌
汗出せ押し出せ財布の中身出せ もも裏の違和感消え去らぬ 
凛々と「砂糖」が好きだと声高に 影満ちる日も足くさの日も 
不審者だらけの教室で 4階建てピンクの校舎 
向かい風でも libretom高校
喉元すぎれば libretom高校

















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碧色海

2007-07-31 01:15:25 | 日々
伊豆高原にある友人宅へ
いい大人たちがどやどやと
日頃の憂さも忘れるほど
美酒と美味、美海を楽しんで夏を堪能しました。

やっぱり夏の海っていい。

泳いだ後は程よく疲れて、
都市生活で狂いまくっていた体内時計が
正常になっていくのでした。


地中海かと思うくらい(笑)海は深く澄んでいた。






海でもやっぱ飲む!(笑)


朝のめざましはうぐいすやセミの声。
静寂とひんやりした空気の中で目覚める。
エアコンをつけない昼間の部屋で汗をかきながら
冷たいワインを飲むのもまた楽し!


  


伊豆名物(?)とこぶし。そして美味モロッコえんどうのサラダ



 
とかげと遊んだり(笑)
でも帰る頃にはけだるいムード。大人なので、、(笑)





始まった当初は次回があるかどうかわからなかった
お祭りみたいなこの夏の旅も今年で3回目。

そうなるかどうか
予測不可能だけど
続いていく物事って幸福なことです。














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我慢のバランス、身体とシンメトリー

2007-07-15 19:36:25 | 日々
火曜の今日のお昼前、仕事中に思い切り伸びをする。

会社の創立記念日と月初が重なって忙しく少し早めに出勤したせいか

細かい数値やチャートの正確性に身体が知らず知らず緊張していたのか、

リラックスしようと二度目の大きな伸びをして
大事件が起きました(笑)←実は身体が辛くてあまり笑えない、、

伸びたら電気が走ったみたく突然背中に激しい痛み。
いわゆる、ぎっくり腰ならぬ、ぎっくり背中になる(苦笑)

背中が痛くて首が全く動かせない。腕も上がらない、
痛みと苦しさで深い呼吸が出来なくなる、、

たちまちしんどくなって月初のミッションを終えて
他の仕事を明日に振り替えて良いか確認してから
上司に早退する旨を伝える。

昼休みに予約しておいた、駆け込み寺的な贔屓の
カイロプラティックへ向かいました。

経験した方はわかると思いますが、電車に乗ることすら
辛いんですよね(笑)
肩が首を支えきれないらしく、段々痺れてくるし。。

ともかく、よれよれな状態でクリニックに到着。
もはや、直立したり座っていることすら辛い状態。


ここを訪れるのは、思えば二年ほど前、海の
岩場で足を滑らせて(笑)首を痛めて以来。


そして、何故か最近、公私共に私の周りで
身体を痛めている人が多くて(苦笑)

親しい何人かの人にこのクリニックを紹介していたのだけど、
まさか2年ぶりに自分が来るはめになるとは、、


治療が始まる。まず問診で事件の詳細(笑)を話す、
そして患部へのアイシングを10分。


その後、背中をほぐすべくオイルマッサージなるものを
初めて受ける、エステみたいで気持ちいい!と思いつつ、

背中や肩が気付かないうちにゴリゴリに凝って
バランスを失っていたことに
身体を痛めて初めて気が付きました、、(苦笑)

マッサージを受けてだんだん身体が
リラックスしていくのがわかる、
息が深くなっていく。受動的なヨガみたい(笑)

マッサージされながら、ずいぶん無理していたかも、と
ここへきて身体の事を顧みる。

緩く暮らしているつもりでも、慢性的な睡眠不足はあるし、
コーヒーは一日三杯飲んでいたり、やはりストレスや
身体への負荷は、少なからずある。

良くも悪くも素直な身体なのかもしれない、
身体が柔らかいから大丈夫とか、どこかで
油断していたのかもしれない。


どちらかというと動きが機敏なほうなのも(笑)
身体に負担をかけてしまったのかも、と反省する、
何せこうなると動きが普段の三倍遅いのです、
一見優雅で、どこか切ないダンスみたいに(笑)


まっすぐ立ってあれして、これして、と言われたり、
背骨や腕や首がグキッと鳴ったり、場合によっては
苦痛としか言えない位に荒療治が必要な
駄目な身体になっていた。

身体のことを顧みたところで、診断がくだされる。

先生曰く「最近忙しかった?背中の筋が
完全に開いてしまっているし、
とにかく全部、ダメになってます」(苦笑)


背中にテーピングされ、必ず仰向けに寝るように言われる。
当分無理は禁物とも。明日もう一度来るように言われて
思いのほかことが重大なことに気が付きました(苦笑)

家に帰って鏡を見たら、強く押さえられた左の首筋の血管が
身体の故障を主張するみたく青く膨らんでいて、
背中には大きくバツしたみたいにエックス文字のテーピング。

何故かブッチー武者の神父が、懺悔の時に
「ペケーッ!」ってした場面を思い出す(笑)私の今の身体への審判みたい!


不思議なのは、痛いと通常より沢山声が出るんです(笑)
時にギャッとか、うっ!とか、あっ!とか、、。そう思うと

身体って、声にならない声を受けてしまうのかな、と考えてみたり。


そして「人の手」の力の重要さと必要性を強く感じました、
自分以外の、誰かの手でしか為されないこと。

それによって、身体や気持ちがほぐれて緩んだり、
逆に強くなったりすることはあるんだなと、普段は当たり前のことだけど、
ことさらに実感します。

たとえば職場で私以上に多忙にしている人たちは数多くいて、
若ければ無理は利いても、我慢し過ぎは必ず身体の故障を伴う。

さほどがんばらない私も、文字通り痛感しました(笑)

がんばりすぎ、無理や我慢はほどほどに。他人の手を借りるのは、お早めに!

明日から格言にしたいと思います(笑)


















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