年末年始と公私ともにバタバタと
慌ただしく過ぎたような気がします。
遅ればせながら、本年もよろしくお願い致します。
皆様にとって、これまで以上に良い年になりますように。
<帰郷と帰京の備忘録>
2008/12/25:勤務終了、そのまま帰郷
少し寒いけれど快晴のクリスマス。
今日を最後に、1年とちょっと続いた
大きなプロジェクトが終了して、
私の職務も終わりとなった。
仲良しだったメグちゃんの優しい企てによって
「ダンディ」こと女性社員みんなが大好きな上司を
女性7人で囲んだ。
ここに入る時に面接して、こういう人がいるなら、と
いつも女子たちに安心をくれた素敵なダンディ。
クールで知的で本当に大人で、こっそり優しい
ハードボイルドな上司でした(こんな素敵な上司は、そうそう居ない)
♪クリスマス。今年最後のランチ
15分ほどフライングして会社を出る。
クリスマスだし、せっかくだから
イタリアン街に行きましょう!と、皆を引き連れる。
8人でワイワイ!笑いも食指も止まらず、
つかの間の楽しいひとときを過ごす。
食べ終わってダンディが時計をちらりと観ていた。
席を立って、店員さんと何か話してる。
私とメグちゃんが目配せをする。
数分後、「クリスマスだから」と
シフォンケーキが振る舞われる。
ああ、ダンディ!なんてスマートな、、、!(笑)
汐留のイタリア街でイタリアンを頂いたあとにパチリ

♪記憶が変容した
1年とちょっとの間の素敵な
あるいはそうじゃないことの全てが楽しい記憶に変わる。
笑ってみんなにお礼と、さよならをして
終業後、羽田に行きそのまま北に向かった。
師走に空を飛ぶ♪
年末と年初、飛行機に乗るといつも特別な気分になる。
何ていうか、宙ぶらりんなかんじ。
地に足がついてないから当然なんだけど(笑)
それが妙に心地いい。
高度の高いところで飲むお酒も、その感覚を強める。
非日常を楽しむ刹那のひとときが好きです(笑)
慌ただしく搭乗したのと機内の乾燥もあって喉が渇いたので
冷たく冷えたシャルドネを頂く。
毎年、機上のこの場で過ぎた1年間と、先の1年のことが出逢うので、
過去と未来を反芻することになる。
高度のあるところでの至福の時間って、
いつもあっという間に過ぎるのはどうしてだろう?
♪寒くて甘い北への帰郷
ジェット気流に乗って1時間とちょっとで、北に到着。
空港付近には雪が積もっていた。
色、形、気候、風景、空気感のすべてが
異国のように感じられる。ここで育ったのに(笑)
恒例の、義弟のお迎え。北海道の人って
(うちの家族が特別そうなのか…?)本当に優しい。
っていうか、甘ったるくてこそばゆい(笑)
とはいえ、精神的な余裕って必要だなと、いつも思う。
家族のもとを一人離れるような身勝手な自由を選んだ私には
あまり無いから、よけいにそう思うのかも。
2008/12/26:希有な積雪の翌朝
積雪の少ない地元では珍しい大雪でした

その積雪は、殆どの便が欠航するほど。
1日ずれていたら、私の到着も危うかった。
2年連続で雪のない冬の北海道の
味気さを感じていたので、
北国の醍醐味を味わえるのはちょっとうれしいけれど
地元ではそうない事におおごと。
深夜にも除雪車が慌ただしく働いていた。
夜は、義弟がくれた、かにしゃぶ!両親と
のんびり食べる。大好きなsapporo classicとともに。

両親が住む小さくて暖かい家。
ここは、ほんとうに静か。
古い物事と共に時が止まってるみたい。
2008/12/31 姉の愛猫と再会した大晦日
姉がつれてきたネコに1年ぶりに再会
すっかり成長していたけれどやはり可愛い


あんまり泣かないし人見知りのくせに
「みゃう~」と聴こえるから行ってみたら
暗がりで、ひっくり返ってお腹を出してる。
ふわふわのお腹に手を伸ばすと、じゃれて甘噛みしてくる。
くーーーーっなんちゅう可愛さ!(笑)
普通なら除夜の鐘で年明けを感じるところ、
去年引越してきた港に程近い両親宅で聞こえてきたのは
船舶の汽笛。
幾つかの音程の大きなホルンみたいな音色が
静かな雪夜に響き渡った。ファンキーで
迫力があって、なかなか風情がある。
海に停泊している船が、一斉に年明けを知らせるらしい。
ファンキー繋がりで(笑)年末に放送されていた
番組に出演していた菊地先生の「歌舞伎町(という歓楽街)に在る
綺麗なものと、薄情な愛」という言葉を
何度も思い出しながら眠りについた2008年最期の夜。
2009/1/1:ドキドキする元旦
甥っ子たちがインフルエンザにかかっていて
治りかけだという。もう3年も罹っていない私は
マスクを二重にして戦々恐々と妹宅に移動する。
2009/1/3:外にある大きなお風呂へ
車で30分ほどの馬の牧場で有名な地にある
温泉に、妹一家に連れて行ってもらう。
この日は快晴だったけれど、乾いていて辺りが透明で
風がとても冷たかった。
顔に当たる風の冷たさと、
身体の暖かさの対比がすごーく心地よい。
車でお留守番していた誰かの犬(お利口さん!)

2009/1/4:初滑り♪
弟に、妹と子供につきあってやってくれる?と頼まれて
1年ぶりにスケートをする。
やっぱり身体は憶えていて、すぐに
ぴゅ~んと風を切ることができた。楽しい、、、
のもつかの間、夜には激烈な筋肉痛。
妹んちの大きなお風呂にバスクリンを入れて暖まり、
身体をほぐす。

2009/1/6:帰京。しんみりと温かく
帰りも雪の歓待を受ける。
さらさらにふわふわと煌めきながら落ちてくる雪は、
ほんとうに綺麗だった。天使じゃないかと
つい擬人化したくなるくらいに(笑)

機内で、妹たちに見送られた別れ際のことを思い出す。
ぞろぞろと見送られるのは得意じゃない。
ながの別れでもあるまいし、と時間も遅かったので
両親には、来なくても大丈夫だよ、と言って、
空港に向かう車から電話をした。ありがとう。
またね、身体に気をつけてと、素っ気なく言う。
感謝の気持ちがいつも上手に伝えられない。
記憶のアーカイヴには、両親の優しい言葉や行動が
たくさん思い浮かんでるのに。
子供心の哀愁
上のほうの甥っ子は、私が飛び去ったあと
必ず泣くそうだ。それをさんざん妹たちにからかわれたせいか
彼はうるうるしながらも、笑っていたらしい。
子供は、こうして大人になっていくんだな~。
まだ子供である彼らがなぜこんなに私が去ることを
哀しむのだろうといつも不思議に思う。
とくに子供好きでもないし、うるさければ
も~あっち行きなさい!と怒る叔母なのに(笑)
もちろん、しばし同じ屋根の下で過ごした
身内である私への情もあるのだろう。
でも、それ以上にもしかしたら彼らは普段感じない
「別れ」の気配を子供心にも
察知しているのかも、と考えていた。
だとすると、年に一度しか合わない叔母の私が
身を以て彼らに教えていることがあるならば
それは「さよなら」することにつきまとう哀しさや
切なさの感情なのかもしれない(苦笑)
丸い頬にCHANEL NO.49のピグメントが煌めく
搭乗する寸前、下の甥っ子は(なぜか朝青龍似)
ずっと照れて差し出すことのなかった
小さい頬を私に寄せてきた。
ふわふわの頬にしゃがんでチュウをした。
ルージュのバラ色とピグメントが
白いほっぺに付いて、雪の結晶みたく光っていた。
いつもつい泣きそうになるけど笑ってバイバイする。
搭乗先に入って一人になって
寂しさと安堵が入り交じった妙な気持ちになる、
まあ、いつものことだけど(笑)
終電近くに成って着いた冬の東京はあまり寒くなかった。
帰郷のとき切ったつもりがずっとついていて
iShuffleのバッテリーがこの休暇のあいだじゅう切れていた。
帰京の機内では何故かオーディオの調子が悪く
いいジャズがかかっていたのに
片耳しか聴こえず、良質な音楽とは疎遠な休日だった。
お気に入りの音楽が、たまらなく聴きたい気分とともに
妹がくれたとびきり美味しい北のスイーツが入った袋を抱えて
機上での時間が、どこか心地いいのは、
帰京と帰郷の感の両方が時空間的に、心情的に
マーブル状となって入り交じるからなのだと
漠然と思いながら、帰途につく。
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慌ただしく過ぎたような気がします。
遅ればせながら、本年もよろしくお願い致します。
皆様にとって、これまで以上に良い年になりますように。
<帰郷と帰京の備忘録>
2008/12/25:勤務終了、そのまま帰郷
少し寒いけれど快晴のクリスマス。
今日を最後に、1年とちょっと続いた
大きなプロジェクトが終了して、
私の職務も終わりとなった。
仲良しだったメグちゃんの優しい企てによって
「ダンディ」こと女性社員みんなが大好きな上司を
女性7人で囲んだ。
ここに入る時に面接して、こういう人がいるなら、と
いつも女子たちに安心をくれた素敵なダンディ。
クールで知的で本当に大人で、こっそり優しい
ハードボイルドな上司でした(こんな素敵な上司は、そうそう居ない)
♪クリスマス。今年最後のランチ
15分ほどフライングして会社を出る。
クリスマスだし、せっかくだから
イタリアン街に行きましょう!と、皆を引き連れる。
8人でワイワイ!笑いも食指も止まらず、
つかの間の楽しいひとときを過ごす。
食べ終わってダンディが時計をちらりと観ていた。
席を立って、店員さんと何か話してる。
私とメグちゃんが目配せをする。
数分後、「クリスマスだから」と
シフォンケーキが振る舞われる。
ああ、ダンディ!なんてスマートな、、、!(笑)
汐留のイタリア街でイタリアンを頂いたあとにパチリ

♪記憶が変容した
1年とちょっとの間の素敵な
あるいはそうじゃないことの全てが楽しい記憶に変わる。
笑ってみんなにお礼と、さよならをして
終業後、羽田に行きそのまま北に向かった。
師走に空を飛ぶ♪
年末と年初、飛行機に乗るといつも特別な気分になる。
何ていうか、宙ぶらりんなかんじ。
地に足がついてないから当然なんだけど(笑)
それが妙に心地いい。
高度の高いところで飲むお酒も、その感覚を強める。
非日常を楽しむ刹那のひとときが好きです(笑)
慌ただしく搭乗したのと機内の乾燥もあって喉が渇いたので
冷たく冷えたシャルドネを頂く。
毎年、機上のこの場で過ぎた1年間と、先の1年のことが出逢うので、
過去と未来を反芻することになる。
高度のあるところでの至福の時間って、
いつもあっという間に過ぎるのはどうしてだろう?
♪寒くて甘い北への帰郷
ジェット気流に乗って1時間とちょっとで、北に到着。
空港付近には雪が積もっていた。
色、形、気候、風景、空気感のすべてが
異国のように感じられる。ここで育ったのに(笑)
恒例の、義弟のお迎え。北海道の人って
(うちの家族が特別そうなのか…?)本当に優しい。
っていうか、甘ったるくてこそばゆい(笑)
とはいえ、精神的な余裕って必要だなと、いつも思う。
家族のもとを一人離れるような身勝手な自由を選んだ私には
あまり無いから、よけいにそう思うのかも。
2008/12/26:希有な積雪の翌朝
積雪の少ない地元では珍しい大雪でした

その積雪は、殆どの便が欠航するほど。
1日ずれていたら、私の到着も危うかった。
2年連続で雪のない冬の北海道の
味気さを感じていたので、
北国の醍醐味を味わえるのはちょっとうれしいけれど
地元ではそうない事におおごと。
深夜にも除雪車が慌ただしく働いていた。
夜は、義弟がくれた、かにしゃぶ!両親と
のんびり食べる。大好きなsapporo classicとともに。

両親が住む小さくて暖かい家。
ここは、ほんとうに静か。
古い物事と共に時が止まってるみたい。
2008/12/31 姉の愛猫と再会した大晦日
姉がつれてきたネコに1年ぶりに再会
すっかり成長していたけれどやはり可愛い


あんまり泣かないし人見知りのくせに
「みゃう~」と聴こえるから行ってみたら
暗がりで、ひっくり返ってお腹を出してる。
ふわふわのお腹に手を伸ばすと、じゃれて甘噛みしてくる。
くーーーーっなんちゅう可愛さ!(笑)
普通なら除夜の鐘で年明けを感じるところ、
去年引越してきた港に程近い両親宅で聞こえてきたのは
船舶の汽笛。
幾つかの音程の大きなホルンみたいな音色が
静かな雪夜に響き渡った。ファンキーで
迫力があって、なかなか風情がある。
海に停泊している船が、一斉に年明けを知らせるらしい。
ファンキー繋がりで(笑)年末に放送されていた
番組に出演していた菊地先生の「歌舞伎町(という歓楽街)に在る
綺麗なものと、薄情な愛」という言葉を
何度も思い出しながら眠りについた2008年最期の夜。
2009/1/1:ドキドキする元旦
甥っ子たちがインフルエンザにかかっていて
治りかけだという。もう3年も罹っていない私は
マスクを二重にして戦々恐々と妹宅に移動する。
2009/1/3:外にある大きなお風呂へ
車で30分ほどの馬の牧場で有名な地にある
温泉に、妹一家に連れて行ってもらう。
この日は快晴だったけれど、乾いていて辺りが透明で
風がとても冷たかった。
顔に当たる風の冷たさと、
身体の暖かさの対比がすごーく心地よい。
車でお留守番していた誰かの犬(お利口さん!)

2009/1/4:初滑り♪
弟に、妹と子供につきあってやってくれる?と頼まれて
1年ぶりにスケートをする。
やっぱり身体は憶えていて、すぐに
ぴゅ~んと風を切ることができた。楽しい、、、
のもつかの間、夜には激烈な筋肉痛。
妹んちの大きなお風呂にバスクリンを入れて暖まり、
身体をほぐす。

2009/1/6:帰京。しんみりと温かく
帰りも雪の歓待を受ける。
さらさらにふわふわと煌めきながら落ちてくる雪は、
ほんとうに綺麗だった。天使じゃないかと
つい擬人化したくなるくらいに(笑)

機内で、妹たちに見送られた別れ際のことを思い出す。
ぞろぞろと見送られるのは得意じゃない。
ながの別れでもあるまいし、と時間も遅かったので
両親には、来なくても大丈夫だよ、と言って、
空港に向かう車から電話をした。ありがとう。
またね、身体に気をつけてと、素っ気なく言う。
感謝の気持ちがいつも上手に伝えられない。
記憶のアーカイヴには、両親の優しい言葉や行動が
たくさん思い浮かんでるのに。
子供心の哀愁
上のほうの甥っ子は、私が飛び去ったあと
必ず泣くそうだ。それをさんざん妹たちにからかわれたせいか
彼はうるうるしながらも、笑っていたらしい。
子供は、こうして大人になっていくんだな~。
まだ子供である彼らがなぜこんなに私が去ることを
哀しむのだろうといつも不思議に思う。
とくに子供好きでもないし、うるさければ
も~あっち行きなさい!と怒る叔母なのに(笑)
もちろん、しばし同じ屋根の下で過ごした
身内である私への情もあるのだろう。
でも、それ以上にもしかしたら彼らは普段感じない
「別れ」の気配を子供心にも
察知しているのかも、と考えていた。
だとすると、年に一度しか合わない叔母の私が
身を以て彼らに教えていることがあるならば
それは「さよなら」することにつきまとう哀しさや
切なさの感情なのかもしれない(苦笑)
丸い頬にCHANEL NO.49のピグメントが煌めく
搭乗する寸前、下の甥っ子は(なぜか朝青龍似)
ずっと照れて差し出すことのなかった
小さい頬を私に寄せてきた。
ふわふわの頬にしゃがんでチュウをした。
ルージュのバラ色とピグメントが
白いほっぺに付いて、雪の結晶みたく光っていた。
いつもつい泣きそうになるけど笑ってバイバイする。
搭乗先に入って一人になって
寂しさと安堵が入り交じった妙な気持ちになる、
まあ、いつものことだけど(笑)
終電近くに成って着いた冬の東京はあまり寒くなかった。
帰郷のとき切ったつもりがずっとついていて
iShuffleのバッテリーがこの休暇のあいだじゅう切れていた。
帰京の機内では何故かオーディオの調子が悪く
いいジャズがかかっていたのに
片耳しか聴こえず、良質な音楽とは疎遠な休日だった。
お気に入りの音楽が、たまらなく聴きたい気分とともに
妹がくれたとびきり美味しい北のスイーツが入った袋を抱えて
機上での時間が、どこか心地いいのは、
帰京と帰郷の感の両方が時空間的に、心情的に
マーブル状となって入り交じるからなのだと
漠然と思いながら、帰途につく。
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