初夏になると、ある風景のイメージが浮かぶ
それはTOKYOに在りながら
人気のない場所にある、海が見える風景だ
今日行った場所はそんな心象風景とシンクロした
この場所で行われたイベントは
アーティスト近藤ヒデノリ氏のサイトで
ピックアップされていた
Variations on a Silence
大森駅から10数分走ると風景が変わってくる、
広い道路には、もうあまり車が走っていない
大田区の城南島
ヤマトインターナショナルの
エキセントリックな建物が見えてきたところで
この風景を以前にも見た事を思い出した、
1年程前に江東区の辰巳から
いま住んでいる大田区に引っ越して来た時のことだ
大きな橋をわたると倉庫や工場が広がり
風景が銀色になる
広い河川にかかる大きな橋を渡り
水面に煌めくネオンが見えると
潮気と排気ガスを含んだ東京独特の海の香りが漂う
飛行機が爆音と共に頭上を通り過ぎる
音も機体も小気味よいほどに大きくて
ふ~っと胸が空く
見ているものが非日常的に思えるほど大きいと
規格に対する恒常的感覚が狂う、
まるで幅1メートルの飛行機が
頭上5メートル位を飛んでいるように錯覚するのだ、
手を伸ばせば届きそう…
海が見えてくる、晴天のせいか
今日の海はとても青く、遠くに羽田空港が見える
自然と人工物が一体になって
美的バランスを保っている風景に奇妙な美しさを感じる
ふと、記憶にある映像が思い浮かんだ
出身地をフェリーで離れる機会があって
その時聴いていたCDからニューオーダーの「Elegia」が
流れた事を思い出す、
改めて聴いてみると
この曲の硬質で無機的な中にある叙情性が
ケミカルな風景と相性が良いという事に気がつく
この場所に来るあいだ
色々な事が想起出来たせいもあってか
この場所にまた来たいと思った。


それはTOKYOに在りながら
人気のない場所にある、海が見える風景だ
今日行った場所はそんな心象風景とシンクロした
この場所で行われたイベントは
アーティスト近藤ヒデノリ氏のサイトで
ピックアップされていた
Variations on a Silence
大森駅から10数分走ると風景が変わってくる、
広い道路には、もうあまり車が走っていない
大田区の城南島
ヤマトインターナショナルの
エキセントリックな建物が見えてきたところで
この風景を以前にも見た事を思い出した、
1年程前に江東区の辰巳から
いま住んでいる大田区に引っ越して来た時のことだ
大きな橋をわたると倉庫や工場が広がり
風景が銀色になる
広い河川にかかる大きな橋を渡り
水面に煌めくネオンが見えると
潮気と排気ガスを含んだ東京独特の海の香りが漂う
飛行機が爆音と共に頭上を通り過ぎる
音も機体も小気味よいほどに大きくて
ふ~っと胸が空く
見ているものが非日常的に思えるほど大きいと
規格に対する恒常的感覚が狂う、
まるで幅1メートルの飛行機が
頭上5メートル位を飛んでいるように錯覚するのだ、
手を伸ばせば届きそう…
海が見えてくる、晴天のせいか
今日の海はとても青く、遠くに羽田空港が見える
自然と人工物が一体になって
美的バランスを保っている風景に奇妙な美しさを感じる
ふと、記憶にある映像が思い浮かんだ
出身地をフェリーで離れる機会があって
その時聴いていたCDからニューオーダーの「Elegia」が
流れた事を思い出す、
改めて聴いてみると
この曲の硬質で無機的な中にある叙情性が
ケミカルな風景と相性が良いという事に気がつく
この場所に来るあいだ
色々な事が想起出来たせいもあってか
この場所にまた来たいと思った。


