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Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

統合失調症は遺伝的要因による、脳の慢性炎症が要因の可能性あり

2013年02月11日 | ライフサイエンス

 統合失調症と脳の慢性炎症
 統合失調症とは、日本国においては、2002年(平成14年)まで精神分裂病と呼ばれていた。発病率は全人口の約1%程度と推計されている。その昔、精神分裂病と呼ばれた病気である。この症状の担当科は精神科であり、精神科医が診察に当たる。

 今回、科学技術振興機構(JST)、藤田学園(藤田保健衛生大学)、生理学研究所(生理研)らの研究チームは、遺伝子操作により脳内で軽度の慢性炎症を起こさせたマウスは、脳の一部が未成熟な状態になっており、その結果、「作業記憶」の低下や巣作り行動の障害が引き起こされていることを明らかにしたと発表した。

 成果は、藤田保健衛生大 総合医科学研究所の宮川剛教授、生理研の高雄啓三特任准教授らの共同研究グループによるもの。研究はJST戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)の一環として行われ、詳細な内容は、米国東部時間2月6日付けで米国神経精神薬理学会誌「Neuropsychopharmacology」オンライン版に掲載された。

 統合失調症は、あらゆる人種や地域において、総人口の約1%で発症するが、未だに十分な予防・治療法が確立されていない精神疾患であり、近年、その原因遺伝子探索に向けた大規模な「ゲノムワイド関連解析」が実施されている。その結果、統合失調症は単独の遺伝子変異で引き起こされることはごくまれで、多くの場合は複数の小さい効果を持つ遺伝子多型による遺伝的要因とさまざまな環境要因の組み合わせによって発症するものであると考えられるようになった。

 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 生理学研究所:統合失調症の症状を持つマウス Wikipedia:統合失調症

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中国 6億人に影響、大気汚染問題!日本にも飛来する微小粒子状物質「PM2.5」とは何?

2013年02月10日 | 環境問題

 中国の大気汚染 
 中国の大気汚染が酷い。先月は中国全土の4分の1、全人口の半数近い6億人に影響が出たという。中国で深刻化する大気汚染の根本的原因は、経済成長を優先し、環境対策を先送りしてきたことにある。

 中国環境保護省は1月30日、有害物質を含む先の濃霧について、日本の国土の3以上に当たる約143万平方キロメートルを包み込んでいると発表。これまで北京と天津市、河北と山東省で、6段階ある大気汚染指数で最悪の値である「深刻な汚染」となったと明かした。

 首都・北京はスモッグで覆われる日が続き、「北京ぜき」が流行語になった。しかし、観測体制は整っておらず、中国での詳細な汚染実態は分からない。在留邦人からは健康への影響を懸念する声が上がる。北京の日本大使館は説明会を開き、外務省も専門医を派遣する予定だ。

 ガソリンは低品質で、汚染物質の硫黄分の濃度は欧州や日本より格段に高い。石炭火力発電所の環境設備も貧弱だ。華北地方で続いた低温の影響で暖房用の石炭の使用量が増え、汚染に拍車をかけたという。

 中国政府はガソリンの品質向上などに乗り出したが、環境対策を怠れば、つけは国民に回り、経済成長も制約することを認識してほしい。日本と中国、韓国は毎年、環境相会合を開いている。中国からの越境汚染に悩んでいるのは韓国も同様で、3カ国は黄砂問題などで共同研究に取り組んでいる。越境汚染問題の解決は東アジア共通の利益になる。日本は、公害問題を経験した国として、環境分野の技術協力を促進すべきだ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 100%自然素材主義:微小粒子状物質PM2.5の現状と今後の展望 EICネット環境用語集:PM2.5

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CDMによる環境改善と温暖化抑制―中国山西省を事例として
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南極の氷底湖(ウィランズ湖)で初の生物のDNAを確認!氷の天体に生命の可能性

2013年02月10日 | テクノロジー

 南極の氷の下に複数の湖
 2012年2月、南極の氷床の下にあるボストーク湖の調査を目指すロシア北極南極科学調査研究所(サンクトペテルブルク)は8日、同国調査隊が氷床を深さ約3800メートルまで掘削し、1989年の掘削開始以来初めてドリルが同湖に達したと発表した。

 ロシアの北極南極科学調査研究所の発表によると、ドリルの先端は、モスクワ時間2月5日午後8時25分に氷床面から3769.3メートル下にある湖の表面に到達した。調査の手が氷底湖に実際に及んだのは世界初のことだった。

 今年は、このときに開けた掘削穴に湖水が上昇、その氷の回収に今季は力を入れるという。ロシアチームは2012年12月に挑戦を再開し、2013年2月初旬まで滞在する。果たして南極の氷底湖に微生物が存在するのだろうか?

 氷底湖の調査はボストーク湖だけではない。現在、ロシア以外に、イギリスやアメリカの研究チームが、最近まで存在すら知られていなかった3つの氷底湖でそれぞれ作業を進めている。彼らが競うのは、極の厚い氷の下で封印され、原始的な状態を保ってきた湖で生命体を発見し、素性を明らかにするという学術的に重要な使命だ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:氷河湖 National Geogeraphic news:南極の氷底湖で初の生物発見か 

なぞの宝庫・南極大陸 100万年前の地球を読む (知りたい!サイエンス 44)
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動物園の小鳥、謎の大量死?人にも感染「エルシニア・シュードツベルクローシス」検出!

2013年02月09日 | 微生物・ウイルス

 動物園の小鳥大量死!
 ちょっと聞いたこともない細菌が検出された。名前は「エルシニア・シュードツベルクローシス菌」。調べてみると、食中毒の原因となる菌として紹介されていた。有名なペストの病原体であるペスト菌(Yersinia pestis)が、このなかまだと聞くと、ちょっと怖い。何が起きたのだろう?

 広島市安佐動物公園(安佐北区)は2月4日、園内の「ぴーちくパーク」の小鳥舎で飼育していた小鳥49羽が1月中旬から相次いで死に、うち2羽の肝臓から人に食中毒を起こす「エルシニア・シュードツベルクローシス菌」が検出されたと発表した。

 同公園は、2月1日から小鳥舎への入場を中止しているが、来園者の健康被害の報告はないという。
 
 同園によると、小鳥舎では13種類、約300羽の鳥を飼育しているが、17日~29日にジュウシマツ32羽、カエデチョウ科の17羽の計49羽が死んだ。解剖でも明確な病変がなく、当初は冷え込みが原因とみられたが、28日に菌が検出された。
 
 舎内のウズラやハトなどに異常はなく、同園は餌や水を介した感染ではなく、菌を持った野ネズミなどが入り込んだ可能性があるとみている。
 
 小鳥舎は、来園者の通り抜けが可能の施設だが、通常は鳥に直接触れることはなく、人が感染するのも飲み水を介したケースが多いことから、同園は「小鳥舎を訪れただけで感染する可能性は低い」としている。ただ、念のため2週間程度、入場を中止し、床や巣箱の消毒などをするという。(2013年2月4日 読売新聞)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 横浜市衛生研究所:エルシニア感染症について

新訂版 感染症診療の手引き―正しい感染症診療と抗菌薬適正使用を目指して
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平成25年度、太陽光発電買い取り価格引き下げ!42円/kwのチャンスは今年度中!

2013年02月09日 | エネルギー

 太陽光発電買い取り価格42円は最後のチャンス
 平成24年7月1日より、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度がスタートした。この制度の目的は何だろう?

 そう、再生エネルギーの普及をすすめるためである。経産省によると、認定を受けた再生可能エネルギーの比率は、太陽光発電(住宅用)が19.9%、太陽光発電(非住宅用)が69.5%と、太陽光発電だけで約90%を占めていて、風力発電は9.4%、バイオマス発電1.1%、水力発電はわずか0.1%に過ぎない(12年7~11月末、総発電能力364万8000キロワット)。

 太陽光発電の普及が進んでいる。特にメガソーラーなどの非住宅用の太陽光発電が、全体の70%を占めた。買い取り価格は、太陽光発電が1キロワット時当たり42円、風力発電が同23.1〜57.75円など。買い取り期間は15〜20年。この価格、政府が毎年見直すことが法律で義務付けられている。

 2013年度の買取価格に関する検討が政府内で始まり、5種類ある再生可能エネルギーのうち太陽光発電の買取価格を変更する可能性が大きくなってきた。その推定価格は37円。22%減だ。

 この理由は、住宅用の出力10kW未満の太陽光発電システム(太陽光パネル、パワーコンディショナー、架台、工事費を含む)の導入コストがダウンしているからで、2012年1-3月時点の46.6万円/kWから同10-12月には42.7万円に低下している。8.3%の減少率である。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP スマートジャパン:太陽光発電の導入コスト低下、買い取り価格42円から引き下げへ J-CASTニュース:太陽光発電「高すぎる」買い取り価格13年度から引き下げへl

太陽光発電システムがわかる本―基礎知識から導入・設計・施工まで
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空を飛ぶイカの飛行原理解明!ジェット水噴出・ヒレや腕と保護膜で滑空!

2013年02月09日 | テクノロジー

 イカが空を飛ぶ?
 空を飛ぶ動物とは?もちろん鳥や昆虫などだが、それ以外に空中を滑空する動物として、ムササビ、モモンガ、トビウオなどが知られている。しかし、空飛ぶイカは聞いたことがなかった。 

 北海道大学(北大)は2月7日、イカが水面から飛び出して着水するまでの一連の行動の連続撮影に成功し、その様子を解析した結果、単なる水面から飛び出すのではなく、ジェット推進による加速と、腕とヒレを広げることにより揚力を発生させて、それをコントロールして着水する、発達した飛行行動を行っていることを明らかにしたと発表した。飛行距離は20~50m。

 同成果は、同大大学院水産科学院・修士課程2年の村松康太氏、同大北方生物圏フィールド科学センターの山本潤 助教、同大附属練習船おしょろ丸の阿部拓三 次席二等航海士、国際基督教大学大学院アーツ・サイエンス研究科の関口圭子 研究員、北大附属練習船おしょろ丸の星直樹 首席二等航海士、同大大学院水産科学研究院の桜井泰憲 教授らによるもので、独Springerの科学雑誌「Marine Biology」に掲載された。

 イカは、外套膜に吸い込んだ水を漏斗から噴出して得る推進力(ジェット推進)で遊泳しており、捕食者などの接近を感じた際には、漏斗から水を勢いよく何度も噴出することで移動速度を上げ、その場からの逃避を図ることなどが知られている。

 外洋性イカの中には筋肉が発達した種類もおり、勢いよく水を噴射することで水面から飛び出すことが知られている。このような行動は世界各地で目撃されてきたが、人間には予測が難しく、意図的に見ることができないため断片的もしくは逸話的な情報という形でしか存在せず、単なる水面から飛び出しているだけなのか、それとも本当に「飛んでいる」のかは不明のままであった。

 今回のイカの水面から飛び出し、着水するまでの行動の撮影は、同大水産学部附属練習船であるおしょろ丸の北西太平洋実習航海中に実施していた目視調査中に行われたもの(観察日は現地時間の2011年7月25日14時25分、位置35°34.0' N,146°19.3' E、東京の東方約600km)で、船が12.8 ノット(約22.8km/h)で東方に航行している際に、船首波で驚いたと考えられる約100個体のイカの群れが2回、水面から飛び出すことが確認されたという。(マイナビニュース)

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP マイナビニュース:イカは空を飛ぶことができる Wikipedia:トビウオ

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ダークマターの正体は「グラビティーノ」?超対称性理論による未発見の粒子

2013年02月06日 | 量子論

 ダークマターとは何か?
 ダークマター(dark matter )とは、宇宙にある星間物質のうち電磁相互作用をせずかつ色電荷も持たない、光学的には観測できないとされる仮説上の物質である。「暗黒物質」とも呼ばれる。"人間が見知ることが出来る物質とはほとんど反応しない"などともされており、そもそも本当に存在するのか、もし存在するとしたらどのような正体なのか、何で出来ているか、未だに確認されておらず、不明のままである。

 果たしてダークマターの正体は何だろうか?2003年から、宇宙背景放射を観測するWMAP衛星の観測によって、宇宙全体の物質エネルギーのうち、74%が暗黒エネルギー、22%が暗黒物質で、人類が見知ることが出来る物質の大半を占めていると思われる水素やヘリウムは4%ぐらいしかないことが分かってきている。 

 今回、ダークマターが一体何によって構成されているのか、実験で目に見えない物質をどのようにすれば検出できるのかに関するモデルが構築された。それによると、ダークマターは重力の伝達を担う未発見の粒子「グラビトン」の超対称性パートナーとされる「グラビティーノ」からできているという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

Astro Arts:ダークマターの正体を説明する画期的理論

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太陽活動に異変!寒冷期到来か?マウンダー極小期の以来の黒点数

2013年02月05日 | 太陽系

 太陽活動が低下
 太陽活動が依然低調だ。2010年8月には黒点「0」の日が1ヶ月続いて、地球が寒冷化するのではないかという意見も出ていた。2011年2月19日には、太陽に巨大黒点群が久しぶりに確認された。

 また、同年、2月14日には太陽表面で4年ぶりとなる大規模な爆発(フレア)があり、通常の約100倍のX線が放出された。2013年のピークをめざして活性化すると思われていたが…、今年秋のピーク時に予想される平均相対黒点数(黒点数をベースとした太陽活動の指標)は過去100年で最低の数字となっており、当面、太陽活動は低調に推移するものと思われる。

 太陽極域の磁場も、これまでの活動周期とは違った現象が観測されている。現在の太陽は北極がマイナス極、南極がプラス極となっていて、次回は2013年5月の太陽活動の「極大期」(太陽の黒点数が最大になる時期)と同時に反転すると予測されていた。

 ところが2012年1月の太陽観測衛星「ひので」の観測で、北極では約1年も早く、反転に向けて磁場がゼロ状態に近くなっていた。しかし、南極では反転の兆しはみられず、依然、プラス極のままだった。最近の観測でも状況は変わっていない。

 その結果、北極と南極がともにプラス極となり、赤道付近に別のマイナス極ができるような、太陽全体の磁場が「4重極構造」になる可能性があるという。この状態は、地球に寒冷期が到来する兆候にも似ている。

 17世紀ごろの「マウンダー極小期」のような極端な太陽活動の低下が発生する場合、その兆候が1サイクル(~11年前)近く前に極域磁場に現れると考えられている。地球は寒冷化するのだろうか?「ひので」は、今後も注意深く極域の観測を続けていく予定だ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 国立天文台:太陽観測衛星「ひので」太陽極域磁場反転の進行を確認 Wikipedia:マウンダー極小期l

太陽の科学―磁場から宇宙の謎に迫る (NHKブックス)
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徹底図解太陽のすべて―輝きのメカニズムから,地球環境への影響まで (ニュートンムック Newton別冊)
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伝書バトの帰巣本能の正体は?超低周波を感知する能力発見!

2013年02月03日 | テクノロジー

 伝書鳩の帰巣本能
 伝書鳩は、カワラバト(ドバト)などのハトを飼い馴らし、ハトの帰巣本能を利用して遠隔地からハトにメッセージを持たせて届けさせる通信手段として使われる鳩のこと。

 レース鳩になると、飛翔能力と帰巣本能が優れ、1000km以上離れた地点から巣に戻ることができるといわれる。使い方としては、遠隔地へ伝書鳩を輸送し、脚に通信文を入れた小さな筒(現在ではアルミ製が多い)を付けて放鳩する。通常は200km以内での通信・運搬等に使われていた。

 1988年6月にフランスから英国へ向けて行われた国際伝書鳩レースは、たまたま強い磁気嵐が起きている日に行われてしまったので、放たれた5000羽の鳩のうち、2日後のレース終了までにゴールに到着したのはわずか5%程度、ほぼ全滅という悲惨な結果になってしまった。この事件をきっかけに磁場と鳩の帰巣能力の関係があきらかになった。

 磁気以外にも、日本では、1970年代を境に、鳩レースの平均帰還率は明らかな低下傾向を辿り、数千羽規模の登録レースでも、最終レースを待たず全滅することが各地で頻発している。原因の探求がされているものの、はっきりしたことはわかっていない。主に猛禽類の大増殖説・携帯電話の電磁波影響説(1990年代後半からいわれるようになってきた)・育種上外来種偏重かつスピード重視の改良が横行した結果の3つが言われている。

 今回、地球物理学者のジョン・ハグストラム(Jon Hagstrum)氏はこのほど、伝書バトの帰巣能力の謎を解く手がかりになるかもしれない研究を発表した。それによると、ハトは超低周波の音をたどって帰巣しており、この帰り道を“聞く”能力が狂うと迷ってしまうというのだ。



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参考HP National Geographic news:伝書鳩が迷子になる謎に新説

戦争と伝書鳩 1870‐1945
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動物行動学〈1〉
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驚くべき動物の帰巣本能!320kmを一人旅、猫のホリー、4800kmの帰還、犬のボビー

2013年02月01日 | 動物

 驚くべき動物の帰巣本能
 アメリカでは、旅先で行方不明になり、約320キロの道のりを自力で旅して地元に帰った飼い猫「ホリー」が大きなニュースとなった。

 舞台はフロリダ州、パームビーチ。ここで暮らしていた飼い主と4歳の飼い猫の「ホリー」は、花火大会を見にフロリダ州北部にあるデイトナにでかけた。ところが、花火の大きな音に驚いた「ホリー」はデイトナでいなくなってしまった。

 飼い主はしばらく、探したが見つからず泣く泣くパームビーチに帰っていった。ところが60日後、やせ細って泣くこともできない状態で「ホリー」が発見されたが、パームビーチの飼い主の家のすぐそばだった。

 変わり果てた姿であったが、「ホリー」にはマイクロチップが埋め込まれていた。家のそばまで帰ってきて保護されたあと、そのマイクロチップのおかげで持ち主と、無事、再会を果たしたという。

 デイトナからパームビーチへは320kmである。同じフロリダといっても日本とは違いアメリカは広い。東京から300kmの円を描くと、名古屋、新潟はらくらく入り、仙台にも到達する。これは猫の持つ本能だろうか、凄い能力だ。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:驚くべき動物の帰巣本能 子犬のへや: 犬の帰巣本能

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人類の1/3が感染!あなたはすでに、トキソプラズマに脳を操られている?

2013年02月01日 | テクノロジー

 トキソプラズマ症とは何か?
 トキソプラズマ症とは、トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)による原虫感染症である。世界中で見られる感染症で、世界人口の3分の1が感染していると推測されているが、有病率には地域で大きな差がある。

 健康な成人の場合には、感染しても無徴候に留まるか、せいぜい数週間のあいだ軽い風邪のような症状が出る程度である。しかし胎児・幼児や臓器移植やエイズの患者など、免疫抑制状態にある場合には重症化して死に至ることもあり、重篤な日和見感染症といえる。重症化した場合には、脳炎や神経系疾患をおこしたり、肺・心臓・肝臓・眼球などに悪影響をおよぼす。予防するためのワクチンはない。

 健康な人は感染しても、リンパ節が腫れる程度でほとんど気付かれない。普通は治療の必要がない場合が多い。我々はすでに多種多様な腸内細菌と共生しており、同じように、体内で生活している生物の一種と考えても差し支えない。

 ところが、最近トキソプラズマの慢性感染により、ヒトの行動や人格にも変化が出てくることがわかった。男性は反社会的に女性は社交的になるという…。

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参考HP Wikipedia:トキソプラズマ National Geographic news:トキソプラズマが人の脳を操る仕組み

感染症999の謎
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メディカルサイエンスインターナショナル
日本におけるトキソプラズマ症
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さあ、海底2万マイルの旅に出かけよう!世界最大の“水中ホテル”ドバイで建設

2013年02月01日 | テクノロジー

 海は最後のフロンティア
 最近は民間でも宇宙船をつくったり、宇宙旅行を計画する会社があり、少し値段は高くなるが人々に夢や希望、可能性を与えている。地球の環境とまったく違う環境に出かけていくのは、楽しい。常識の通用しない謎だらけの世界だからだ。そこでどうするか知恵を働かせるのが面白いと思う。

 宇宙とは違うが、もう一つのフロンティア海はどうだろう?先日、深海で生きたダイオウイカに世界で初めて遭遇した、国立科学博物館の窪寺恒己博士の番組を見たが、あの時の潜水艇はかっこよかった。これまでの潜水艇は数十センチ程度の小さな窓から、漆黒の深海を観察するのだが、この潜水艇の窓は視界300度。透明の球体の中に人がいる感じだ。材料は10cmの厚さのアクリル樹脂でできており、これなら深海を思う存分観察できる。

 海は地球に残された最後のフロンティアともいう。最新鋭の潜水艇で広大な海洋を探検する…考えただけでもワクワクする。宇宙旅行ならぬ深海旅行も魅力的なものになるだろう。ジュール・ヴェルヌが1870年に発表した古典的なSF冒険小説「海底二万マイル」は、少年時代の私の愛読書であった。

 今回、世界最大の「世界最大の水中ホテル」の建設がドバイで発表された。水深10mの海中部分には21の客室のほか、ダイヴィング用設備やバーも作られる予定だという。

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参考HP ロケットニュース24:こんなところに泊まりたい!世界のおもしろホテル10 WIRED:世界最大の水中ホテル、ドバイで最大の建設へ ホテルクラブ 旅行ブログ:水中にあるトップホテル トップ5

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もっときれいな空気を!もっと崇高な精神を!中国の大気汚染物質が流入中…

2013年02月01日 | 環境問題

 経済発展の前に、もっと崇高な精神を
 中国から飛来する、大気汚染物質が日本では度々観測されている。もっと政府はマスコミを使って抗議した方がよい。言うだけで、日本の意志を表明できる。これを不快に思わない日本人はいないと思うが…。

 現在中国の環境破壊が酷い。経済優先で、自然環境は重視しない政策なので、汚し放題だ。これは、個々の精神性が低いからだと思う。子どもに包丁を持たせたら危ないのと一緒で、子どもに金儲けだけ教えたために、環境を汚したのだろう。

 中国には儒教や仏教など素晴らしい教えがあり、日本に伝えたはずなのにどうしたわけだろうか?問題が起きたから、法律を作る。しかし、法律はただの決まりだから、経済的な損得で考えると賄賂が横行する。それを取り締まるためにまた規則を作る。…この繰り返しのように見える。これが共産主義なら共産主義はごめんだ。やはり、法律は人を造らない。崇高な精神が人を造るのだ。

 これは日本にも言えることだが、もっと人も国家も、崇高な精神を全面に押し出すべきだと思う。周りの環境を無視する人が、社会の共存共栄を考えるはずもない。崇高な精神で世界が結びつくそんな、世界を造りたい。

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