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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

「恐ろしい手」と呼ばれる、謎の恐竜“デイノケイルス”全身骨格をモンゴルで発見!

2014年10月27日 | 古生物

 謎の恐竜:背中に帆 モンゴルで全身化石発見

 長い腕の化石しか見つからず「謎の恐竜」と呼ばれるデイノケイルス(「恐ろしい手」の意味)のほぼ全身の化石が、モンゴルの白亜紀後期(約7000万年前)の地層から見つかり、日本、モンゴル、韓国などの研究チームが23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。分析の結果、体長11メートルと巨大で、背中に帆を持つなどユニークな姿だったことが明らかになった。

 新たに見つかった化石は2体。2006年と2009年にゴビ砂漠で発掘されたが、1体は頭部がモンゴルから違法に持ち出され、後日ドイツで見つかった。

 2体を合わせると、骨格の全貌が分かり、成体は全長11メートル、体重6.4トンと推定された。細長い頭にはくちばし、背中に大きな帆を持っていた。腹の胃付近から直径8〜87ミリの小石が1400個以上見つかり、長い腕を使って植物を食べて小石で消化を促していたほか、腹に魚のウロコや骨もあったことから、水辺で魚も捕獲していたとみられる。雑食と分かった恐竜は初めてという。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 マイナビニュース:北大など、約50年間謎とされていた恐竜の姿を解明 Wikipedia:デイノケイルス

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日本最古の糞化石で見えた、大絶滅後の生態系復活!宮城県南三陸町の大沢層

2014年10月25日 | 古生物

 東日本大震災被災地で日本最古、脊椎動物のふんの化石発見

 東日本大震災のとき、宮城県南三陸町は防災対策庁舎では繰り返し「高台へ非難してください」と防災無線で呼びかけ続けていたが、まさかその3階建て庁舎屋上を2mも上回るとんでもない津波が襲ってくるとは、誰にも想像できなかった。

 その南三陸町の海岸沿いに分布する大沢層からは、前期三畳紀のアンモナイトが多数産出する。大沢層のアンモナイトの研究が進んだのは1960年代以降で、とくに70年代以降、坂東祐司を中心に研究が進められた。その後の報告を加えると、これまでに20属に達している。

 大沢層からは、世界最古の魚竜のひとつであるウタツギョリュウの化石も発見されている。よく恐竜と混同されるが海にすむハ虫類で、くちばしには細かな鋭い歯が並んでいる。大沢層のアンモナイトは、このウタツギョリュウの格好の餌食となっていたと推定される。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Wikipedia:生痕化石 サイエンスポータル:糞化石で見えた大絶滅後の生態系復活

生痕化石―生痕の生物学と化石の成因
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恐竜は、すべて「羽毛恐竜」?獣脚類だけでなく、鳥盤類でも確認!

2014年08月03日 | 古生物

 羽毛恐竜とは何か?

 羽毛恐竜とは羽毛の痕跡が化石記録で確認されている恐竜を指す言葉である。とくに1990年代以降、中国の遼寧省から多数の羽毛恐竜の化石が発見され、鳥類の起原や羽毛の発生に関する議論の中で大きな役割を果たした。

 古くは1861年に発見された始祖鳥の化石にはっきりとした羽毛の印象が残されていた。しかし、始祖鳥はあくまでも“鳥”であり、系統的に近い獣脚類が羽毛を生やしていた証拠は長年見つかっていなかった。

 1960年代の恐竜ルネッサンス以降、恐竜と鳥の系統関係が再びクローズアップされるようになった。その流れの中で、ロバート・バッカーやグレゴリー・ポールなどの恐竜恒温説を唱える一派は羽毛を生やした恐竜復元図をさかんに描くようになった。

 1990年代に入ると、中国の遼寧省に分布する熱河層群の義県層から、羽毛の痕跡が見つかっている恐竜が多数発見された。そのほとんどが「獣脚類」であった。現在では、すくなくとも一部の恐竜が羽毛を生やしていたこと(あるいは羽毛の原型となる体毛をもっていたこと)は化石記録から確実視されている。

 恐竜は「鳥盤類」と「竜盤類」とに分かれる。「竜盤類」はさらに、「獣脚類」と「竜脚形類」に分かれる。今回、「羽毛恐竜は獣脚類だけに生えているのではなく、すべてのなかまに生えていた」という新しい説がベルギー王立自然科学研究所などのチームにより、米科学誌サイエンスに発表された。 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Wikipedia:羽毛恐竜 Natonal Geographic news: すべての恐竜に羽毛のあった可能性

熱河生物群化石図譜―羽毛恐竜の時代
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そして恐竜は鳥になった: 最新研究で迫る進化の謎
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全長約40メートル、体重は約77トン!アルゼンチンで世界最大の恐竜発見か?

2014年05月22日 | 古生物

 アルゼンチン南部パタゴニア地方

 世界最大級の恐竜が発見された。場所はアルゼンチン南部のパタゴニア地方。地元博物館などは5月17日までに、大腿骨などの大きさから、約1億年前の世界最大の恐竜だとみられると発表した。全長は約40メートルで、体重は約77トンと推定される。

 この地方では2000年以来、化石の発見が相次いでいる。2007年10月にも、巨大草食恐竜の化石がアルゼンチンで発見され「フタログンコサウルス・デュケイ」と名付けられた。その推定体長は30m超だった。

 頭から尾までの長さは105~112(約32~34メートル)と推定され、巨大な首周りが特徴。約8800万年前の白亜紀後期の地層から発見され、ティタノサウルスの一種で草食とみられた。

 

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“地獄のニワトリ”発見!北米最大級の羽毛恐竜と中国の巨大な羽毛恐竜

2014年03月20日 | 古生物

 鳥類、恐竜起源説

 今でこそ、鳥類は恐竜から進化したという説は常識になりつつあるが、少し前まで鳥類の起原はワニ類や絶滅した爬虫類のいずれかの系統にあるものとされた。

 しかし、鳥類の恐竜起源説の歴史は古い。1859年にダーウィンによって種の起原が発表されてすぐに、イギリスの進化論支持者である生物学者のハクスリーは鳥類が恐竜の子孫であるとの説を提唱した。彼はコンプソグナトゥスと始祖鳥の骨格を比較し、前足と羽毛は別として、両者の骨格がよく類似していることを示した。

 だが、当時の恐竜研究の第一人者であったリチャード・オーウェンは、「始祖鳥は最初の鳥類であり、恐竜の系統とは大きく離れたものである。」として、ハクスリーの学説に反対した。

 20世紀に入ると、鳥類の起原を巡る論争の中で鳥類の恐竜起原説は主流からはずれた。ところが1990年代以降、中国の遼寧省から多数の羽毛恐竜の化石が発見され、鳥類の起原や羽毛の発生に関する議論の中で大きな役割を果たした。羽毛の生えた恐竜を羽毛恐竜というが、現在、羽毛の痕跡が見つかっている恐竜は20属以上にのぼり、そのほとんどが獣脚類であり、そのほとんどは中国の遼寧省に分布する熱河層群の義県層から見つかっている。

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引用元 Wikipedia:羽毛恐竜 National Geographic:北米最大級の羽毛恐竜 最大の羽毛恐竜中国で発見

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中生代白亜紀末期、恐竜の大量絶滅の原因に新説!強い酸性雨が原因か?

2014年03月17日 | 古生物

 謎の多い恐竜絶滅の原因
 かつて地球でも、金星のように二酸化硫黄の雲から硫酸の雨が降り、恐竜などを大量絶滅させたのかもしれない。そんな驚くべき研究成果を千葉工科大学などの研究チームが発表した。

 地球上では数回生物の大量絶滅が起こっている。特に大きなものでは、5度の大量絶滅(オルドビス紀末、デボン紀末、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末、白亜期末(K-T境界))がある。

 大量絶滅の原因については、K-T境界のように隕石や彗星などの天体の衝突説が有力視されている事件や、P-T境界のように超大陸の形成と分裂に際する大規模な火山活動による環境変化(プルームテクトニクスも参照のこと)が有力視されている事件などさまざまであり、その原因は一定しているわけではない。

 有名なのは、中生代白亜紀末期、6550万年前に恐竜など全ての生物種の半分以上が絶滅した大量絶滅(K-T境界)だ。当時栄華を誇っていた恐竜がなぜ絶滅したか?その原因はおそらく「小惑星の衝突による」との説が定着したが、衝突がどのように大量絶滅につながったのかは未解明で、舞い上がったちりによる日射の遮断、山火事、酸性雨など様々な仮説が提唱されてきた。

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参考 サイエンスポータル: 隕石衝突後に酸性雨が降り、生物大絶滅か Wikipedia: 大量絶滅 大量絶滅.com

大量絶滅がもたらす進化 巨大隕石の衝突が絶滅の原因ではない?絶滅の危機がないと生物は進化を止める? (サイエンス・アイ新書)
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わずか1個の歯の化石から…巨大なカモノハシの新種を発見!

2013年11月21日 | 古生物

 カモノハシが哺乳類である理由
 カモノハシは、哺乳類でありながら、卵を産む変わった動物である。しかし、メスが育児で授乳の際は、腹部にある乳腺から乳が分泌される。哺乳類とは乳で子を育てる動物のことをいう。

 オーストラリアの熱帯雨林、亜熱帯雨林、ユーカリなどの硬葉樹林、高山地帯などの淡水の河川や湖沼などに生息している。姿を見ても名前の通り、カモのようなクチバシを持つ。

 カモノハシがヨーロッパ人により最初に発見されたのは1798年のことであり、カモノハシの毛皮やスケッチが第2代ニューサウスウェールズ州州知事であったジョン・ハンターによりグレートブリテン王国へと送られた。

 イギリスの科学者達は、当初はこの標本は模造品であると考えていた。誰かがビーバーのような動物の体にカモのくちばしを縫い付けた物であると考え、縫い目がないかどうかを確認するために、毛皮に切り込みを入れた。

National Geographic news:巨大なカモノハシの新種、化石を発見 

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オーストラリア歴史と自然の紀行
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世界初!モンゴルで草食恐竜「テリジノサウルス」の営巣地発見!

2013年11月10日 | 古生物

 遠くて近い国モンゴル共和国
 モンゴルというと、13世紀大発展を遂げたチンギス・ハンから始まる、モンゴル帝国と、白鵬や朝青龍、日馬富士などの外国人力士を思い出す。モンゴルにはモンゴル相撲があり、また、日本の相撲のテレビ放送が人気で親日家も多い。力士を志している人も増えているという。

 日本とモンゴルの関係は、戦前に遡る。当時の日本は大陸に進出、仮想敵である旧ソ連邦に対して、満州国と並んで内蒙は、国境線を有する重要な最前線。「満蒙は日本の生命線」という言葉も唱えられた…。そして現在のモンゴル(当時の外蒙)は、旧ソ連邦により、世界第二番目の共産主義国家となった。

 戦後、日本とモンゴルは、冷戦下で、米ソという異なる陣営に属した関係上、疎遠が続いたが、社会主義体制の崩壊以降、再び、文化面を中心に国交が再び活発化する。

 近年、モンゴルのゴビ砂漠では、恐竜の化石が発見され、1920年代のアンドリュース調査隊以降、さまざまな国の調査隊がゴビ砂漠で化石の発掘を行っている。日本からも、林原自然科学博物館が1993年以降、モンゴルと共同で20年にわたり調査を行ってきた。

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モンゴル大恐竜―ゴビ砂漠の大型恐竜と鳥類の進化
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隕石衝突後、湖には50万年も生き残った恐竜がいた?

2013年07月28日 | 古生物

 恐竜絶滅に残された謎
 恐竜絶滅の原因で、現在確定的とされているのは巨大隕石の衝突である。

 1980年、地質学者のウォルター・アルバレスとその父で物理学者のルイス・アルバレスは、世界的に分布が見られる中生界白亜系と新生界古第三系を境する粘土層(通称K-T境界層)に含まれるイリジウムの濃度が他の地層の数十倍であり、かつ、イリジウムは地殻にはほとんど存在しないことから、これが隕石の衝突によってもたらされたものであると考え、大量絶滅の原因を隕石の衝突に求めた。

 その後、1991年メキシコ・ユカタン半島に、直径180キロの巨大クレーター(チチュルブ・クレーター)が再発見され、このクレーターを形成した隕石の衝突が恐竜絶滅の原因だとする説が提唱された。この説では、地球規模の大火災で生態系が破壊され、衝突後に生じた塵埃が大気中に舞い、日光を遮断することで起きた急速な寒冷化が絶滅の原因であると示説された。

 ところが、隕石衝突だけで、説明しきれない謎がいくつか残っている。衝突による「衝突の冬」(寒冷化)が原因なら、なぜ同時期に存在した両生類や爬虫類などが絶滅を免れたかという疑問が残る。

 2009年5月には、約6550万年前、恐竜の大部分は絶滅した。しかし、なんらかの形で生き残ったグループがあると示唆する新たな研究結果が発表されている。ニューメキシコ州サンフアン盆地の地層は暁新世のもので、白亜紀/第三紀境界(K-T境界)の大量絶滅後50万年後の時代にあたる。

参考 WIkipedia:恐竜

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史上最強の哺乳類“サーベルタイガー”は、牙を突き立てて狩りをする

2013年07月05日 | 古生物

 史上最強の哺乳類?
 サーベルタイガーは、みごとに発達した牙を持ったトラである。現在では絶滅した最強の古代哺乳類である。

 サーベルタイガーの一種、スミロドンは、新生代新第三紀鮮新世後期から第四紀更新世末期の約300万 - 10万年前の南北アメリカ大陸に生息していた。

 肩高は約1mから1.2m。独自に発達した上顎犬歯は20センチに及ぶ短刀状の牙となり、大型動物を専門に狩るための武器として使用したと考えられる。巨大な犬歯は雌による性選択により進化したものであり、これは一種の過適応、特殊化でありこれが原因で変動する環境への適応が出来なくなり、やがて絶滅したと考えられている。

 氷河期は剣歯虎が主に獲物にしていた大型動物の減少を招いた。一部はマンモスなど寒冷化に適応した大型動物を獲物にもしていたが、それも長く続かなかった。

 最近、サーベルタイガーについて、バイオメカニクスに基づく新たなコンピューターモデルを駆使した研究結果が発表された。その結果、獲物を捕らえる際には、体に噛みつくのではなく、首の筋肉を使って牙を突き立てたことがわかった。あごの力はそれほど強くなかったようだ。

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デボン紀に史上初めて上陸した、首を持つ魚「ティクタアリク」

2013年06月20日 | 古生物

 史上初の首を持つ魚、ゆっくりと陸へ
 古代の魚類がどのようにして陸生動物に進化したのかについては依然として謎が多いが、首と足と持つ3億7500万年前の魚類の化石がまた新しい手掛かりを与えてくれたようだ。

 2004年、カナダの北極地方で、ある魚類の化石が発掘された。「ティクタアリク・ロゼアエ(Tiktaalik roseae)」と名付けられたこの化石は、魚類と陸生脊椎動物の間のミッシングリンクを埋める大発見であった。ティクタアリクは、現在確認されている中では、地球の歴史において初めて“首”を持つ生物であり、そのヒレは“足”のような形状に進化している。

 最新の研究によると、ティクタアリクは、脊椎動物が水から出て陸へ上がった重大事の先駆者であることは間違いないが、移行の進化過程は以前に想定されていたほど突然に生じたものではないという。

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「始祖鳥」よりも原始的な鳥「アウロルニス」の化石発見!

2013年05月30日 | 古生物

 「始祖鳥」は鳥類か恐竜か?
 始祖鳥は、ジュラ紀に生息した発見されている中で最古の鳥類である。全身に羽根が生えており、体長は長い尾も含めて大きな標本で50cm程度であり、胴体部はその半分程度である。これらの特徴は現生の鳥類に似ているが、鋭い歯を備えた顎を持つ点、鉤爪のある3本の指を持つ点、そして長い尾部に骨を持つ点などが明らかに異なる。

 恐竜と鳥類の両方の性質を持つことから、鳥類は恐竜から進化したと考えられている。最近は、羽毛を持つ恐竜が多数見つかったことから、鳥と恐竜の境界があいまいになり、始祖鳥を恐竜と位置づける考え方も出てきた。

 今回、始祖鳥よりも原始的な鳥が発見された。中国遼寧省の1億6500万~1億5300万年前(ジュラ紀中期~後期)の地層から見つかった。研究チームは、「あけぼのの鳥」を意味する「アウロルニス」と名付けた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:最初の鳥に新たな候補 アイラブサイエンス:始祖鳥の羽は黒かった

始祖鳥 Archaeopteryx lithographica の全身骨格レプリカ
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恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた
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中1が発掘体験で肉食恐竜の化石発見!5歳少女が新種の翼竜化石発見!

2013年03月31日 | 古生物

 木の枝が恐竜の化石だった
 「木の枝のようで、化石には見えなかった。一応、怪しかったので職員に聞いて、“化石”と聞いたのでびっくりしました」と発見者の中学1年生、佐々木くんは言った。

 岩手県久慈市の久慈琥珀博物館で、琥珀採掘体験場で琥珀を探していた際に発見した。化石の大きさはわずか長さ3.1センチ、最大幅1.3センチ。普通なら見逃してしまってもおかしくない。

 久慈琥珀博物館は、この化石について早稲田大学国際教養学部・平山廉教授らに鑑定を依頼。その結果、獣脚類(肉食恐竜)の化石とみられることがわかった。8500万年前に生息していた体長約2メートルの小型恐竜・コエルロサウルス類の後ろ足の中指の骨とみられている。岩手県内では初めてで、東北地方でも非常に珍しい発見だという。琥珀で有名だった久慈が、恐竜の化石でも有名になるかもしれない。

 今回のようなケースは、珍しいと思う。まず琥珀発掘の体験場があるということ。そして好奇心の強い中学生が体験したこと。我々大人だと「木の枝だろう」と思ってまず捨ててしまう。そして、近くに恐竜にくわしい学芸員さんがいたこと。そして、専門家の早稲田大学平山教授に鑑定を依頼したこと・・・。

 

参考HP Wikipedia:コエルロサウルス類 ケツァルコアトルス National Geographic news:小型翼竜の新種、5歳の少女が発見

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生後1年で生える恐竜の翼!飛ぶためではなく繁殖行動のためらしい?

2012年10月31日 | 古生物

 恐竜が翼をもったのは繁殖行動のため
 鳥類の祖先とされる恐竜がそもそも翼を持つようになったのは、飛ぶためではなく、求愛や抱卵などの繁殖行動のためであることが、北米大陸で初めて発見された羽毛恐竜の化石を調査した北海道大学総合博物館の小林快次(よしつぐ)准教授とカナダ・カルガリー大学、米国フロリダ大学などの共同研究で分かった。米科学誌「サイエンス」に26日発表した。

 研究チームが調べたのは、カナダ・アルバータ州南部で1995年から2009年までに発見された、約7000万年前(白亜紀後期カンパニア期)の「オルニトミムス」というティラノサウルスなどと同じ獣脚類の恐竜3体の化石標本。3体のうち2体は、体長が1.5メートルと3.4メートルで、それぞれの年齢は1歳未満と約5歳の子どもとみられ、羽毛の痕(あと)が周囲に保存されていた。さらに大きな1体は、体長3.6メートル、年齢10歳ほどの成長期を過ぎた成体で、首の部分に羽毛の痕が残り、腕の骨には翼を構成する羽軸の強い「風切り羽」の痕(乳頭突起)があった。

 現代の鳥類は、生後1-2週間で翼が生え始めるが、今回のオルニトミムスのような空を飛ばない非鳥類型恐竜の場合は、生後1年以上たってからしっかりと羽が生えた翼を持つようになることが分かった。

 これまで翼の起源としては「飛翔や滑空のため」「獲物の捕獲としての道具」「地上を滑走する時のバランスのため」あるいは「繁殖行動」といった4つの説があったが、オルニトミムスは飛翔せず、植物食であり、幼少期から走行性に優れるバランス感覚を持つことから、本来は、異性へのアピール(個体識別のためのディスプレイ)や抱卵などの繁殖行動のために翼が開発されたと考えられるという。(サイエンスポータル 2012年10月30日)

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参考HP Wikipedia:オルニトミムス マイナビニュース:恐竜が翼をもったのは繁殖行動のため

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三畳紀末の大量絶滅を、被災地のベレムナイトが生き延びていたことを確認!

2012年10月30日 | 古生物

 大量絶滅で76%の生物種が死亡
 大量絶滅は、過去(顕生代)に5回起こっており、これをまとめて、ビッグファイブとよぶ。多細胞生物が現れたベンド紀(エディアカラ紀)以降、5度の大量絶滅が起きている。すなわち、オルドビス紀末、デボン紀末、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末、白亜期末(K-T境界)である。また、これらよりは若干規模の小さい絶滅が数度あった。

 なかでも、古生代後期のペルム紀末、P-T境界(約2億5100万年前)の大量絶滅はひどかった。地球の歴史上最大の大量絶滅といわれている。海生生物のうち最大96%、全ての生物種で見ても90%から95%が絶滅した。既に絶滅に近い状態まで数を減らしていた三葉虫はこのときに、とどめをさされる形で絶滅した。

 三畳紀/ジュラ紀境界(P-T境界)の大量絶滅では、アンモナイトのほぼすべてのグループが姿を消すなど、頭足類の歴史上最大の絶滅が起きた。また、爬虫類や単弓類も大型動物を中心に多くの系統が絶え、当時はまだ比較的小型だった恐竜が以降、急速に発展していく。全ての生物種の76%が絶滅したと考えられている。

 「ベレムナイト」はイカに近縁な頭足類で、体の内部に石灰質の殻を持つことを特長とし、アンモナイトと共に、恐竜時代の中生代の海洋生態系の中で重要な地位を占めた生物である。今回「ベルムナイト」が、三畳紀末(P-T境界)の大量絶滅を生き延びたことが確認された。 

 

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参考HP Wikipedia:ベルムナイト 北海道大学:被災地の化石が古代生物の進化の歴史を塗り替えた

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