Yes,We Love Science!

自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

凄い!銀河系外38億光年の彼方に新惑星発見!重力レンズ効果で複数の惑星をはっきり確認

2018年02月28日 | サイエンスジャーナル

 系外惑星続々発見

 科学技術の進歩は目覚ましい。最近太陽系外惑星は、銀河系内では多数発見されている。確認された惑星は5287個にのぼり、それ以外にも数多く存在するとされる。これまでの記録はデータベースとして保管されている。

 スイス・ベルン大学のSimon Grimmさんたちの研究チームは、TRAPPIST-1の惑星は単に荒涼とした岩石質の惑星ではなく、かなりの量の揮発性物質を含む可能性が高いようだ。この揮発性物質はおそらく水で、惑星の質量の5%にも達する可能性がある。これは惑星が持つ水の量としては非常に大きなものだ。地球に海水などの形で存在する水の総量は地球の質量の0.02%しかなく、これと比較するとTRAPPIST-1の惑星には250倍にもなるという。

 遠く離れた系外惑星の、水の量まで推定できるとはすごい技術である。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic news: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/020700057/

宇宙は「地球」であふれている -見えてきた系外惑星の素顔- (知りたい!サイエンス)
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技術評論社
もう一つの地球が見つかる日―系外惑星探査の最前線
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成層圏に吹く風「準2年周期振動」とは何?赤道はるか上空の奇妙な風が崩れる様子を初めてとらえた!

2018年02月26日 | サイエンスジャーナル

 成層圏とは何か?

 成層圏(stratosphere)とは、地球の大気の鉛直構造において対流圏と中間圏の間に位置する層である。対流圏と成層圏との境目は対流圏界面(高度は極地で約8km、緯度が低くなるに従って高くなり赤道付近で約17km)、成層圏と中間圏との境目は成層圏界面(高度約50km)と呼ばれる。

 対流圏や中間圏では高度とともに温度が低くなるのに対して、成層圏では逆に、高度とともに温度が上昇する。成層圏下部、対流圏界面付近では気温が約-56℃前後であるのに対して、中間圏との境の成層圏界面付近では-15℃から0℃になることがある。ただし、上空へ行くほど高温といっても成層圏の温度上昇率は一定ではない。まず、対流圏界面の高さを10kmとすると、ここから上に20kmくらいまでの温度は対流圏界面とほぼ等温状態が保たれる。そこから約15kmくらいまでは温度がわずかに上昇する層があり、さらにそこから成層圏界面までは温度が急激に上昇する。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 サイエンスポータル: http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2018/02/20180209_01.html

大気科学講座〈3〉成層圏と中間圏の大気 (1981年)
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東京大学出版会
気球工学―成層圏および惑星大気に浮かぶ科学気球の技術 (宇宙工学シリーズ)
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人類は想像以上に太古の時代から地球に生存していた?インドで最古の剝片石器発見!アジアの旧石器時代が変わる

2018年02月25日 | サイエンスジャーナル

 人類は思ったより遥かに古くから地球に存在する

 人類はこの地球にいつごろから存在するのだろうか?

 2018年1月、イスラエル・テルアビブ大などの研究者は、アフリカ以外では最古のものとなる現生人類の化石を同国で発見したと米科学誌サイエンスに発表した。19万4000~17万7000年前の化石と推定されている。

これは、アフリカで誕生した現生人類(ホモ・サピエンス)が、これまで考えられていた時期よりもずっと前から、アフリカの外へ出ていた証拠になるものであり、現生人類とネアンデルタール人などの近縁種が、地中海東岸地域で、これまで考えられていたより長い期間共存していたことを示す証拠にもなる。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic news: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/020200049/

現代思想 2016年5月号 特集=人類の起源と進化 -プレ・ヒューマンへの想像力-
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青土社
サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福
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河出書房新社

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すごい!「ネイチャー・テクノロジー」サメ肌を飛行機の翼に付けたら抵抗減、さらにスピードや安定性も向上

2018年02月23日 | サイエンスジャーナル

 ネイチャー・テクノロジーとは何か?

 自然や生き物の持つ低環境負荷かつ高度な機能に学び、科学技術や産業にそれを応用しようという試みを「ネイチャー・テクノロジー」という。自然は人間界よりはるかに小さなエネルギーで運営され、しかも完璧な循環を保っている。

 それを科学の視点から分析して、人間の生態系にとって必要なものを選び出し、リ・デザインすることで、全く新しいものづくりや暮らし方を目指す。例としては、寒暖の差が非常に激しいサバンナでも一定の内部気温・湿度を保っているシロアリの巣の仕組みを応用した住宅などが挙げられる。

 高速・高い安全性で世界に注目される日本の新幹線。そこには空気抵抗を減らすためにカワセミのくちばしの形を参考にしたり、騒音を抑えるためにフクロウの羽のしくみを応用したり、生きもの体のしくみからヒントを得た技術がある。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic news: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/020900062/

地下資源文明から生命文明へ 人と地球を考えたあたらしいものつくりと暮らし方のか・た・ち―ネイチャー・テクノロジー
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東北大学出版会
自然にまなぶ! ネイチャー・テクノロジー: 暮らしをかえる新素材・新技術 (Gakken Mook)
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学研パブリッシング

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超高齢化社会を生き抜くには?健康長寿の鍵を握る、高齢者の「フレイル予防法」とは何か?

2018年02月22日 | サイエンスジャーナル

 日本は超高齢社会

 日本は2010年から超高齢化社会に突入している。超高齢社会とは、65歳以上の人口の割合が全人口の21%を占めている社会を指しており、この割合は、次の式で求めることができる。

 老年人口(高齢者65歳以上の人口)÷総人口×100

 国全体の高齢化率は、先進国の方が高く、発展途上国の方が低くなる傾向がある。高齢化率が高い国としては、スウェーデン、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ合衆国などが挙げられるが、これらのどの国よりも、日本の高齢化率は高い。現在の日本は、世界に先駆け、超高齢社会に突入している。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 NHK news: http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/272057.html

プライマリケア医のための 実践フレイル予防塾 めざせ健康長寿
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日本医事新報社
2030年 超高齢未来 ―「ジェロントロジー」が、日本を世界の中心にする
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東洋経済新報社

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動物の大量死の原因は乱獲、環境破壊、そして感染症?20万頭ものサイガ大量死の原因は細菌だった!

2018年02月21日 | サイエンスジャーナル

 動物の大量死の原因は乱獲、環境破壊、感染症?

 動物の大量死というと、人間の乱獲や環境破壊を思い浮かべる。

 揚子江カワイルカは約2000万年前に太平洋から揚子江へ移動してきた。もともと揚子江のみの固有種で個体数が少なかったヨウスコウカワイルカは、近年の中国の経済発展で揚子江沿岸が開発されるに伴い、急速に数を減らし続け1986年には300頭、1997年には13頭、1998年には7頭になり、2006年には1頭も確認できず2007年絶滅宣言された。

 ニホンオオカミ絶滅の原因については確定していないが、おおむね狂犬病やジステンパーなど家畜伝染病と人為的な駆除、開発による餌資源の減少や生息地の分断などの要因が複合したものであると考えられている。1900年頃絶滅。

続きはこちら →http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic news: natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/013100045/

ENDANGERED 絶滅の危機にさらされた生き物たち
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PHOTO ARK 動物の箱舟 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト
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日経ナショナルジオグラフィック社

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小型ロケットから大型ロケットまで続々と宇宙へ!JAXA「SS520」スペースX「ファルコン・ベビー」ロケット新時代到来

2018年02月20日 | サイエンスジャーナル

 ロケット続々と宇宙へ

 最近のロケットの打ち上げ技術には目を見張るものがある。アメリカのベンチャー企業が開発した超小型衛星を載せるためのミニロケットが日本時間の2018年1月21日午前11時前、ニュージーランドの発射場から打ち上げられ、衛星の軌道投入に成功しました。超小型衛星を載せるためのミニロケットの打ち上げ成功は世界で初めて。

 日本でも、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2018年2月3日午後2時3分、人工衛星を軌道に投入できるロケットとしては世界最小の「SS-520」5号機を鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所(同県・肝付町)から打ち上げた。同5号機は打ち上げ約7分半後に搭載していた東京大学が開発した超小型衛星を予定軌道に投入し、打ち上げは成功した。

 大型のロケットも打ち上げに成功している。2018年2月7日午前5時45分、世界最大の打ち上げ能力を持つロケット「ファルコン・ヘビー」が、アメリカ・フロリダ州から打ち上げられ、搭載していた赤い電気自動車を、火星に向かう軌道に投入することに成功した。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic news: http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/020600056/

Xプライズ 宇宙に挑む男たち
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日経テクノロジー展望2018 世界を動かす100の技術
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台湾北東部(花蓮市)でM6.0の大地震発生!日本政府M8の巨大地震の発生確率80%に引き上げ

2018年02月19日 | サイエンスジャーナル

 台湾北東部でM6.0の地震(2018年花蓮地震)発生

台湾の中央気象局によると、2018年2月6日午後11時50分(日本時間7日午前0時50分)ごろ、台湾北東部・花蓮県の沿岸を震源とするマグニチュード6.0の地震があった。台湾当局などによると、花蓮市内のホテルなどが倒壊し、消防隊が救助にあたった。

 台湾東部の花蓮県などを襲った強い地震は、9日夜までに12人の死亡が確認され、5人の安否が確認できずにいる。倒壊建物に取り残された被災者の生存率が著しく下がるとされる「72時間」が経過。日本の専門家チームも支援し、救出作業が続いた。

 被災者の中には日本人もいた。埼玉県出身の大久保忠雄さん(74)と花蓮出身の妻、淑珉さん(64)は東日本大震災を東京で経験し、5年前に移住。2度目の大地震に「一瞬の出来事で何もできなかった」と振り返る2人は、救助までの約1時間半、手をつないで励まし合った。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASL275J3XL27UHBI02F.html

古写真が語る 台湾 日本統治時代の50年 1895-1945
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美麗なる台湾(CREA Due Traveller)
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文藝春秋

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植物は飢餓を生き抜くためにオートファジーを活性化、葉緑素を壊してアミノ酸を得ることが判明!

2018年02月17日 | サイエンスジャーナル

 人は飢餓をどうやって耐えるのか?

 私たちは日頃食事から、糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルのいわゆる五大栄養素をバランスよく取っている。栄養素は「からだの構成成分」「エネルギー源」「からだの機能調節」の三つの大きな役割をもっている。

 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、50歳男性の1日摂取エネルギー量は約2450kcal 女性で約2,000kcalであり、その割合は糖質57.5%、タンパク質16.5%、脂質25%となっている。1g あたりのエネルギー産生量は、糖質4kcal、タンパク質4kcal、脂質9kcal である。

 もし栄養を取らないとどうなるだろうか?私たちは栄養を摂取することで、健康を維持している。栄養を取れない飢餓状態では、まず肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲン(ブドウ糖が結合した多糖類)をエネルギー源として利用する。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 マイナビニュース: https://news.mynavi.jp/article/20180202-579889/

世界の半分が飢えるのはなぜ?―ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実
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オートファジー―生命をささえる細胞の自己分解システム (DOJIN BIOSCIENCE SERIES)
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言葉を使う動物たち!シジュウカラ「単語からイメージする」、シャチ「人間の発声を真似る」

2018年02月16日 | サイエンスジャーナル

 言葉を使う動物たち

 言葉を使う動物は人間以外にいるのだろうか?

 身振り言語を使うチンパンジーやボノボ、ミツバチのほか、音響イメージ情報で仲間と意志疎通を図るイルカなどけっこういるのだが、言葉を話す動物となると、ごく限られた存在になる。

 オウム、九官鳥、カラスなどの鳥類は人の言葉を、人が話しているかのように真似するので驚かされる。しかし、ただの鳴き真似に過ぎず、音声を記号として脳内で対象となる概念に変換し、理解するといった過程は経ていない。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 マイナビニュース: https://news.mynavi.jp/article/20180130-578214/

動物言語の秘密 暮らしと行動がわかる
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現実を生きるサル 空想を語るヒト―人間と動物をへだてる、たった2つの違い
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北陸大雪の原因「JPCZ」とは何か?世界中でも異常気象、地球は温暖化ではなく寒冷化している?

2018年02月15日 | サイエンスジャーナル

 北陸地方で大雪

 今年、北陸地方は記録的な大雪に見舞われている。数年に1度の非常に強い寒気の影響で、北陸の平地で雪が降り続き、特に福井市では37年前の「昭和56年豪雪」以来の記録的な大雪になり、交通など市民生活に大きな影響が出ている。

 2月6日、福井県内の国道8号で車約1500台が立ち往生し、県の災害派遣要請を受け陸上自衛隊が出動した。県警などによると、福井市で雪に埋もれた車から50代男性が見つかり、死亡を確認した。一酸化炭素中毒とみられる。福井、石川、富山の3県で雪下ろし中に屋根から転落するなどして、少なくとも27人が重軽傷を負った。

 金沢、福井両地方気象台によると、福井市では6日午後2時現在で136センチの積雪を記録。全国で甚大な被害が出た1981年の「昭和56年豪雪」以来の大雪となった。金沢市では午後7時に積雪75センチとなり、17年ぶりの大雪となった。雪は8日も続いた。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 HUFFPOST: www.huffingtonpost.jp/2018/02/07/hokuriku-snow-8th-feb_a_23355855/

今そこに迫る「地球寒冷化」人類の危機
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豪雨・豪雪の気象学 (応用気象学シリーズ)
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CO2濃度上昇中...もはや止めるより資源化せよ!CO2をエチレンに選択的に変換できる新触媒を開発!

2018年02月14日 | サイエンスジャーナル

CO2濃度の上昇止まらず、過去最高を更新中

 2017年10月30日、世界気象機関(WMO)は、地球温暖化に及ぼす影響が最も大きいとされる二酸化炭素(CO2)の大気中の世界平均濃度が2016年に403.3ppm(1ppmは100万分の1)となり、過去最高を更新したと発表した。

 2015年に400ppmに突入してから3.3ppmの増加で、上昇が止まらない状態だ。WMOは、急速な濃度上昇は「気候システムに前例のない変化をもたらし、地球環境と経済に甚大な悪影響を与える」と警告し、各国に温暖化対策の枠組み「パリ協定」の履行など一層の温室効果ガス削減強化を求めている。

 CO2濃度は産業革命前の1750年と比べると45%増に達しており、WMOのターラス事務局長は「CO2など温室効果ガスを迅速に削減せねば、今世紀末までに気温上昇が危険な状況になりかねない。しかし現時点でCO2を大気から取り除く魔法のつえはない」と指摘した。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 マイナビニュース: https://news.mynavi.jp/article/20180129-577785/

CO2固定化・隔離技術 (CMCテクニカルライブラリー)
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人工光合成―光エネルギーによる物質変換の化学 (複合系の光機能研究会選書)
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わずか0.5mlの血液で、アルツハイマー早期診断!2002年ノーベル化学賞の田中耕一さんの技術

2018年02月12日 | サイエンスジャーナル

 2002年ノーベル化学賞「生体高分子の同定および構造解析のための手法」

 田中 耕一(1959年(昭和34年)8月3日~ )氏といえば、2002年のノーベル化学賞受賞者である。授賞理由は「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」である。

 これだけでは何のことだか分かりにくいが、簡単に言うと「タンパク質の質量を分析する装置」を開発した。

 タンパク質を質量分析にかける場合、タンパク質を気化させ、かつイオン化させる必要がある。しかし、タンパク質は気化しにくい物質であるため、イオン化の際は高エネルギーが必要である。しかし、高エネルギーを掛けるとタンパク質は気化ではなく分解してしまうため、特に高分子量のタンパク質をイオン化することは困難であった。

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参考 朝日新聞: https://www.asahi.com/articles/ASL1Z7303L1ZULZU00W.html

日本はなぜノーベル化学賞につよいのか!?―田中耕一さんに学ぶ勉強法・思考法、日本の化学・科学の過去未来
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生命研究への応用と開発が進むバイオデータベースとソフトウェア最前線―DNA解析からRNA・タンパク質の機能解明、エピジェネティクス研究、システム生物学と誰もが使う文献検索の新機能 (実験医学増刊 Vol. 26-7)
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世界各地で「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」観測!日本では35年ぶり、米国では何と152年ぶりの感動

2018年02月11日 | サイエンスジャーナル

世界各地で「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」観測

  1月31日の皆既月食はごらんになったであろうか? ここ湘南は夕方天気は薄曇り、翌日は降雪も予報されていて「今日は難しいかな」と思った人も多かった。ところが月食が始まる、午後20時ごろにはすっきりと晴れた。珍しい皆既月食を存分に堪能できた。

 今回の月食は「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と報道されていた。どういうことだろうか?

 皆既月食の満月が赤く見えるブラッドムーンや大きく見えるスーパームーンが組み合わさった珍しい現象だった。スーパー・ブルー・ブラッドムーンの出現は、米国などの西半球では152年ぶり。オーストラリアやアジア、ロシアの一部では31日の月の出から、北米では米東部標準時の午前5時51分から始まった。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/

参考 National Geographic news: natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/013000044/

藤井 旭の天文年鑑 2018年版: スターウォッチング完全ガイド
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残念!月面探査レース「GLXP」は、勝者なしでレース終了!「HAKUTO」宇宙ビジネスの事業化には成功

2018年02月10日 | サイエンスジャーナル

月面走破へ! HAKUTOの挑戦

 月面探査レース「グーグル・ルナ・エクスプライズ(GLXP)」は、誰も月面にたどり着かないままレースを終えた。米Xプライズ財団が主催し、米グーグルがスポンサーのこの国際レースでは日本からispace(アイスペース、東京都港区)のチーム「HAKUTO」(ハクト)が参戦していた。

 月面探査レース「GLXP」に日本から唯一参加していたHAKUTOはインドのTeamIndusが開発したランダーに相乗りする形で月面を目指していたが、既報のように、打ち上げの調整が難航し、レースの期限である2018年3月末までのミッション達成が困難であることが分かったのだ。

 レースにはもともと二つの難題があった。宇宙探査を実現する技術開発と、宇宙開発をビジネスとして成立させるための事業開発だ。アイスペースの袴田武史最高経営責任者(CEO)は、「月着陸と探査の技術は十分な資金と時間さえあれば、十分達成できる難易度」と説明する。

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参考 HUFFPOST: www.huffingtonpost.jp/2018/01/23/hakuto_a_23341662/

宇宙ビジネス入門
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HAKUTO、月面を走れ――日本人宇宙企業家の挑戦
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祥伝社

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