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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

巨大な牙で愛されたゾウ“サタオ”死す!アフリカゾウ密猟の複雑な背景

2014年06月29日 | 環境保護

 アフリカゾウ密猟に複雑な背景

 アフリカ、ケニアで愛されていたゾウ、“サタオ”が何者かによって殺害された。原因は象牙を目的とした密猟によるもの。象牙を剥ぎ取られた姿にアフリカゾウの勇姿の面影はなく、悲しくなった。

 その背景を調べてみると、貧困、地球温暖化による干ばつ、イスラム過激派、同じ国民どうしのあらそいなど、複雑な問題が見えてきた。大きな象牙1本は、地元の闇市場に持っていけば約50万円で売れる。この国の未熟練労働者が10年働いてようやく稼げる賃金に相当する額だ。これでは命がけで密漁する者も現れるはずだ。密輸先は、フィリピンやタイ、中国では聖像や仏像に、日本では印鑑に姿を変える。

 1930~1940年代、アフリカ大陸には500万頭ほどのアフリカゾウがいただろうと推測されているが、現在は47万2000~69万程度まで減少している可能性が高い。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧II類に指定されている。自然保護団体の見積もりでは、毎年3万~3万8000頭のゾウが象牙を得るために密猟されている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:巨大な牙で愛されたゾウ、サタオ殺害 クローズアップ現代:追跡 アフリカゾウ密輸とテロ

アフリカゾウ56頭移動大作戦 (学研のノンフィクション)
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ケニア・タンザニア旅ガイド まるまるサファリの本 ver.2(発行:サワ企画)
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開発・防災から環境重視へ!蛇行復元で釧路川の自然再生

2014年05月25日 | 環境保護

 川の蛇行

 川は最初から多少曲がって流れているが、流れがとくにゆるやかになる下流では、わずかな障害物があっても流れの向きを変えることが多い。そのとき、流れは岸の一方に当たってその部分をけずり、次には反対側の岸をけずる。

 また、流れがかわるときの内側の岸は、いつも流れの速さがおそいので、運ばれてきた土砂が堆積する。このようなことがくり返される結果、川の曲がりかたはますますひどくなり、川の流路がヘビのうねった姿すがたのようになる。これを川の蛇行という。

 蛇行は洪水の原因となるため、第二次世界大戦後の日本では川の改修工事が進んで直線化し、「元-川」「旧-川」といった場所に、蛇行を残すだけのことが多い。このように残った蛇行を、三日月湖と言う。最近では逆に自然を取り戻すために、一度直線化した河道をふたたび蛇行させる試みもある。 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

引用元 Wikipedia:釧路川 サイエンスポータル: 蛇行復元で釧路川は再生した 

釧路湿原 (自然ガイド)
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釧路湿原
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沿岸性のアカウミガメ、外洋性ガメより繁殖性が高い!

2013年12月31日 | 環境保護

 浅海のアカウミガメ、外洋ガメより繁殖性が高い
 同じ砂浜で産卵するアカウミガメでも、水深200m内の浅海でえさを取るウミガメの方が、外洋でえさを取るものよりも2.4倍も多く子ガメを産むことが、東京大学大気海洋研究所の畑瀬英男・元研究員とNPO法人「屋久島うみがめ館」(大牟田一美代表)らの27年間にわたる調査研究で分かった。こうした繁殖性の違いは遺伝的なものではなく、環境に応じて生活を変える能力をもつためと考えられるという。

 同じ砂浜で産卵するウミガメには、浅海(200m以浅)でエビ・カニや貝などの底生生物を食べているウミガメと、それよりも深い外洋で浮遊生物を食べているウミガメが共存している現象が世界各地で発見されつつあるが、それがどのような理由によるかは不明だった。

参考 Wikipedia:アカウミガメ サイエンスポータル:浅海のアカウミガメ、外洋ガメより繁殖力が高い

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

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隠岐諸島が世界ジオパークに認定!火山活動、陸続きだった氷河期

2013年09月19日 | 環境保護

 隠岐諸島が世界ジオパークに認定
 地形や地質などの地球科学的な価値をもつ自然公園「世界ジオパーク」に、島根県・隠岐(おき)諸島が認定された。ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が支援する世界ジオパークネットワークが、韓国・済州島で開催されている国際会議で審査結果を発表した。日本では洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、島原半島(長崎県)、山陰海岸(京都府、兵庫県、鳥取県)、室戸(高知県)の各ジオパークに続いて6番目、世界ジオパークは29カ国100地域となった。

 「隠岐ジオパーク」は、島根半島の日本海に点在する4つの有人島と多数の無人島、および周囲の1キロメートル海域を含む約674キロ平方メートルを範囲とする。大昔にユーラシア大陸に続いていた時代があったこと、さらに、湖や深海の底だった時代や火山活動で隆起した時代、2万年前の氷河期に島根半島と陸続きになった時代もあった。そうした歴史を表す奇岩や断崖などの景観、離島ならではの動植物の生態系、石器時代には特産の黒曜石が島外に運ばれるなど、古くから培われてきた独自の文化などを知ることができるという。

 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

日本の地形・地質―見てみたい大地の風景116 (列島自然めぐり)
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数百匹のジンベエザメの回遊!産卵場所を調査

2013年09月01日 | 環境保護

 世界最大の魚類
 世界最大の魚類といえば、最大で12メートル以上にもなるジンベエザメだ。

 ジンベエザメに次いで、世界で2番目に大きな魚であるウバザメと同様、エサを濾過して食べる魚である。エサを食べるため、その恐ろしく巨大なアゴをつき出し、周囲のものをすべて吸い込む。そして口を閉じ、エラから水を吐き出す。濾過されて口の中に残ったすべてのものがエサになる。

 ジンベエザメは温暖な海域を好み、熱帯の海で繁殖する。世界中に分布するジンベエザメは、単独行動で集団を形成せず、滅多に姿を現さない。まだまだ謎の多い生物だ。メスはどこで出産するのか、60センチにも満たない幼魚はどこで成長するのかよくわかっていない。

参考 National Geographic news ジンベイザメの回遊の謎を解明 Wikipedia:ジンベエザメ

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

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猛暑で大気汚染が深刻化する?気孔にオゾン吸収能力

2013年07月30日 | 環境保護

 気孔の働き
 植物の葉の表面にある気孔にはどんな働きがあるだろうか?

 気孔は主に光合成、呼吸および蒸散のために、外部と気体の交換を行う目的で働く。光合成の基質の一つである二酸化炭素は、空気中から主に気孔を通じて供給される。さらに、葉の内部(葉肉)で行われた光合成により生じた酸素も気孔より排出されるほか、蒸散による空気中への水蒸気の放出も同様に気孔を通じて行われる。

 屋上緑化では植物の気孔からの蒸散作用により周辺の気温を下げる効果がある。例えば直射日光に晒されている厚さ300μmの葉は、冷却しなければ1分間で100℃に達するが、植物は蒸散によって太陽から入射する熱の半分を吸収している。

 最近では、大気汚染物質であるオゾンを吸収する働きが注目されている。植物は、葉の表面の「気孔」という小さな穴を通じてオゾンを吸収する。しかし高温になると、水分を失わないように気孔を閉じる傾向がある。乾燥が進むほど、気孔をしっかりと閉じて水分を守ろうとする。

 地球温暖化による気温上昇で、気孔を閉じてしまうためオゾンの吸収量は減少し、光化学スモッグが発生しやすくなる。その結果、呼吸器合併症を発症する可能性が高まり、最悪の場合は死につながることがある。

参考 National Geographic News:猛暑で大気汚染が深刻化 Wikipedia:気孔

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都市鉱山の有効活用!小型家電リサイクル法スタート!家電リサイクル法との違い

2013年03月31日 | 環境保護

 小型家電リサイクル法スタート
 2013年4月1日、小型家電リサイクル法がスタートする。この法律の内容はどのようなものなのだろうか?また、これまでの家電リサイクル法とどこが違うのだろうか?

 小型家電リサイクル法は昨年8月に成立したもので、今年4月に施行される。現在リサイクルが義務づけられているエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機以外のほとんどの家電が対象で、消費者は基本的に無料でごみを出せる。対象は携帯電話、デジタルカメラ、パソコン、電気こたつやランニングマシンなど、100品目以上に上っている。

 メーカーなどによる携帯電話やパソコンなどの自主的なリサイクルは従来通り続けられる他、自治体が小型家電を住民から回収し、認定業者が買取り、リサイクルする。

 小型家電には貴金属やレアメタルが含まれているが、これら有用金属は、廃棄物として埋め立て処分されることが多かった。これらを回収し再利用するための法律である。

 回収対象となる小型家電の中でも、携帯電話はインジウムなど20種以上のレアメタルが含まれる上、携帯1万台から50グラムの金が取り出せる。これは天然の金鉱ならば50トン分掘らなければならない量で、「都市鉱山」として有望視されている。

参考HP 環境省:家電リサイクル法 政府広報オンライン:小型家電リサイクル法

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

図解 よくわかる「都市鉱山」開発―レアメタルリサイクルが拓く資源大国への道 (B&Tブックス)
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セアカゴケグモ、生息域拡大23府県に!名張31匹、尼崎100匹、福岡9000匹!

2012年11月14日 | 環境保護

 毒グモの生息域拡大 23府県に
 オーストラリアに生息する毒グモ「セアカゴケグモ」が17年前に初めて国内で見つかってからこれまでに全国の23府県で確認され、生息域が拡大していることが環境省の調査で分かった。冬の間は活動は鈍っているものの自動販売機の裏などに潜んでいるケースも多いことから、環境省や各自治体では注意を呼びかけている。

 セアカゴケグモはオーストラリアに生息し、毒がある雌は雄より大きく、体長が1センチ程度、全体的に黒く、背中に赤い帯状の模様があるのが特徴である。国内では、平成7年に大阪で初めて見つかり、今月12日も神奈川県川崎市の住宅で確認されたが、環境省が生息状況を調べたところ、これまでに宮城県から沖縄県にかけて全国の23府県で確認され、生息域が拡大していることが分かった。

 環境省によると、セアカゴケグモは輸入されたコンテナなどに付着して国内に侵入し、その後、生息域が拡大したとみられるという。このクモにかまれると、症状が重い場合、痛みが全身に広がり、頭痛や吐き気などを伴うおそれがあり、ことし9月には福岡市で女性がかまれ、一時、呼吸障害に陥った。

 セアカゴケグモは一年中、活動していて、冬の間は寒さのために動きが鈍るものの自動販売機の裏や側溝などに潜んでいるケースが多い。このため、環境省や各自治体では掃除などの作業をする際にはかまれないように厚手の手袋をするなどして注意するよう呼びかけている。(NHKnews 2012年11月14日) 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:セアカゴケグモ 

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毒グモ騒動の真実―セアカゴケグモの侵入と拡散
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全国農村教育協会

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熱帯雨林は生物種の宝庫!ボルネオ島キナバル山で生物多様性調査!

2012年10月15日 | 環境保護

 ボルネオ島で生物多様性調査
 ボルネオ島(Borneo Island)は、東南アジアの島で、面積は725,500km²で日本の国土の約1.9倍の大きさである。 世界の島の中では、グリーンランド島、ニューギニア島に次ぐ、面積第3位の島である。

 南シナ海(西と北西)、スールー海(北東)、セレベス海とマカッサル海峡(東)、ジャワ海とカリマタ海峡(南)に囲まれている。インドネシア・マレーシア・ブルネイ、この3か国の領土であり、世界で最も多くの国の領地がある島となっている。

 今回、世界でも有数の生物多様性にあふれた地として知られるボルネオ島北部、マレーシア領に位置するキナバル山で9月、オランダとマレーシアの合同調査チームが新種の動物、植物、菌類の大規模な調査を行った。

 オランダとマレーシアの生物学者チームによる2週間で、1400種以上の動物、植物、菌類を記録、新種を約160発見している。クモや甲虫、カタツムリ、イトトンボ、シロアリ、ハエなどが新たに確認されたという。

 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP National Geographic news:ボルネオ島キナバル山で生物多様性調査 Wikipedia:ボルネオ島 キナバル山

キナバル山―ボルネオに生きる…自然と人と
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東海大学出版会
ボルネオ ネイチャーアイランド (地球の歩き方 GEM STONE 24)
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害獣?益獣?ウニを食べるラッコ、コンブの森を守り、CO2削減に貢献か?

2012年09月14日 | 環境保護

 ウニを食べるラッコ、CO2削減に貢献
 ラッコは動物園の人気者。器用に胸に乗せた石を使い、トゲだらけのウニや貝などを食べる。そのラッコが最新の研究から、地球温暖化の緩和に一役買っている事実が明らかになった。
 
 ウニは温室効果ガスを吸収するケルプ(コンブ)をエサにしている。ラッコがウニを捕食すれば、ケルプの繁殖が促されるのだ。ラッコが“手助け”したケルプの群れでは、貪欲なウニに食べられた場合と比べ、大気中の二酸化炭素(CO2)吸収量が12倍高くなるという。

 研究では、アラスカとカナダ沖の太平洋におけるラッコとケルプ群生に関する40年間のデータを解析。「この地域に限って言えば、ラッコがCO2の貯蔵サイクルに大きな影響を与えているのは間違いない」との結論に至った。ラッコは地球温暖化の新たな“救世主”となるのだろうか?

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:ラッコ National Geographic news:ウニを食べるラッコCO2削減に貢献

ラッコの道標―ラッコが教えてくれた多様な価値観
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いたずらラッコとおなべのほし (あかね創作えほん (17))
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環境省、2012年8月28日、九州ツキノワグマ・日本カワウソを絶滅種に指定

2012年08月29日 | 環境保護

 日本の哺乳類、2種絶滅か?
 環境省は8月28日、国内の野生生物を絶滅の危険度ごとに分類したレッドリストの改訂版で、九州のツキノワグマとニホンカワウソを「絶滅」に指定した。“生存”を信じて探し続けてきた地元の人たちはショックを受けていた。

 改訂版に掲載された野生生物は改訂前より419種増えて、3430種(見直し作業中の魚類を除く)となり、このうち8種は新たに「絶滅」とされた。

 九州のツキノワグマは「絶滅の恐れのある地域個体群」のリストから削除され、絶滅と認定された。九州では1987年に大分県豊後大野市の山中でオスが射殺された。その後も大分、宮崎県にまたがる山系でクマのような動物の目撃情報が相次ぎ、民間団体「日本クマネットワーク」(事務局・東京)が今年6月から無人カメラを設置するなどして調査してきた。



続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:ニホンカワウソ ツキノワグマ

“絶滅貴種”日本建設産業―国際建設プロジェクトのスペシャリストによる研究
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日本の絶滅動物―人類が滅ぼした動物たち
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ベリーズ(中米)で、マナティーの大群発見!絶滅が危惧される「カイギュウ」のなかまたち

2012年08月27日 | 環境保護

 大群発見、ベリーズのマナティー調査
 マナティーは、カイギュウ目(海牛目)マナティ科に属する海棲哺乳類である。アフリカ大陸、北アメリカ大陸東部、南アメリカ大陸北部、などに棲息。最大種はアメリカマナティーで最大体長390cm。最大体重1500kgと本科のみならず現生のカイギュウ目最大種。最小種はアマゾンマナティーで体長250-300cm。体重350-500kgで現生のカイギュウ目最小種。

 中央アメリカのベリーズは、“カリブ海の宝石”と呼ばれる美しい海とサンゴ礁に囲まれている。ベリーズ沿岸には、マングローブ林が広がっており、絶滅の危機に瀕するアンティルマナティーの主要生息地として知られている。今回、最新の航空調査で、史上最大規模の507が確認された。

 「300頭前後と予測していたが、実際には507頭が確認できた。過去の最高記録は350頭弱だったので、この結果には非常に喜んでいる」と、ベリーズ沿岸域管理局(CZMAI:Coastal Zone Management Authority and Institute)のニコール・アウィル・ゴメス(Nicole Auil Gomez)氏は語る。

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参考HP Wikipedia:ステラーカイギュウ National Geographic news:大群発見!ベリーズのマナティ調査 Yahoo!知恵袋:マナティとジュゴンの違いとは?

ジュゴンの海と沖縄―基地の島が問い続けるもの
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マナティー―人間と遊ぶゆかいな仲間
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レッドリスト2012発表!絶滅危惧2万種、ティティ・クロアリドリ・幻のカエルなど

2012年07月05日 | 環境保護

 絶滅危惧2万種、レッドリスト2012
 6月19日、国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」2012年版が発表された。自然界の絶滅リスクは、今年もさらに高まったようだ。レッドリストは、種の絶滅の危険度を「情報不足(DD)」~「絶滅(EX)」の8段階で評価。IUCNによると、「世界の生物多様性の実態を表す非常に重要な指標」という。

 2010年にコロンビアのアマゾン熱帯雨林でティティ属のサル(Callicebus caquetensis)が発見された。アゴひげが特徴的なこの新種は2012年に初めて調査の対象となり、絶滅危惧IA類(絶滅寸前)に分類された。生息する森林の喪失、分断により、種の消滅に瀕する非常に危険な状態だ。IUCNによると、同じ生活の場を奪い合うコロンビア東部の地元住民が、食用に捕獲することもあるという。

 今回のレッドリスト更新では計6万3837種が評価され、1万9817種に絶滅のおそれが判明。両生類の41%、哺乳類の25%が危機的な状況である。2012年版レッドリストは、ブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」の前日に発表された。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP National Geographic news:絶滅危惧種2万種レッドリスト2012 外務省:国連持続可能な国際会議(リオ+20) Wikipedia:持続可能な開発に関する世界首脳会議

これが見納め―― 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景
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はて・なぜ・どうしてクイズレッドリストの生きものたち (環境問題チャレンジブック)
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ガラパゴスゾウガメ「ロンサム・ジョージ」死す!推定100歳・ゾウガメ亜種絶滅!

2012年06月29日 | 環境保護

 野生種絶滅からの復帰トキ
 環境省は6月29日、自然界では38年ぶりに新潟県佐渡市で巣立ちを迎えたトキの幼鳥8羽が順調に育っていると発表した。
 
 今春最初にひなが生まれたペアと幼鳥3羽が羽を休めているところに、成鳥2羽が加わって計7羽が枯れ木に集う様子も観察された。また、幼鳥8羽のうち1羽は、落ちていた羽のDNA分析から、雌であることが判明した。(2012年6月29日22時55分  読売新聞) 

 一方、ガラパゴス諸島ピンタ島の最後の生き残りといわれていたガラパゴスゾウガメ。通称「ロンサム・ジョージ(孤独なジョージ)」が6月24日死んだ。これにより、ガラパゴスゾウガメの亜種「ピンタゾウガメ」は絶滅した。

 ガラパゴス諸島ではゾウガメの亜種が島ごとに進化した。ピンタ島系は絶滅したとみられたが、1970年代初めに発見された唯一の生き残りとして「ロンサム」の愛称がつき、同諸島サンタクルス島の研究所で保護されてきた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/

参考HP Wikipedia:ガラパゴスゾウガメ ゾウガメ ロンサム・ジョージ

ひとりぼっちのジョージ―最後のガラパゴスゾウガメからの伝言
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ガラパゴス大百科―大洋に浮かぶ進化の小宇宙
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環境大国日本!トキのひな 38年ぶりの巣立ち!コウノトリ、アホウドリも自然復帰

2012年05月25日 | 環境保護

 トキのひな 巣立ちを確認
 環境省は、新潟県佐渡市で誕生したトキのひなが5月25日、自発的に巣の外に出る巣立ちをしたと発表した。自然界で巣立ちが確認されたのは、佐渡に野生のトキが生息していた昭和49年以来38年ぶり、自然に放されたトキでは初めてだ。

 佐渡市では野生復帰に向けて自然に放され、繁殖させる試みが行われているトキのうち、3組のつがいから8羽のひなが誕生している。このうち、先月3羽のひながかえった3歳のオスと2歳のメスのつがいの巣で、25日午前11時半ごろ、1羽が巣から羽ばたいて近くの木の枝に飛び移った様子が、環境省が巣の近くに設置したビデオカメラに映っていた。

 環境省はひなが自発的に巣の外に出たとして、「ひなが巣立ちをした」と発表した。環境省によると、巣立ちをしたひなはしばらくは巣と近くの枝を行ったり来たりするということで、このあとひなは巣に戻った。

 ひなは数日たつとさらに飛べるようになって、その後、親鳥と一緒に田んぼなどで餌をとるようになるという。また、この巣にいるほかの2羽についても、数日中に巣立つとみられるということである。

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参考HP 山階鳥類研究所 聟島のアホウドリのヒナすべて巣立ち 

50羽から5000羽へ―アホウドリの完全復活をめざして
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最後のトキ ニッポニア・ニッポン―トキ保護にかけた人びとの記録 (ノンフィクション 知られざる世界)
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金の星社

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