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世界初!DNA二重らせんを直接撮影!デオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid)の正体

2013年02月28日 | テクノロジー

 1962年ノーベル生理学・医学賞
 DNAというと、デオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid)のことで、遺伝子の本体である。DNAの塩基配列が遺伝情報を伝えることがわかっている。地球上のあらゆる生物の遺伝情報を担う物質となっている。(大部分のウイルスはRNAが遺伝情報を担っている)

 DNAの構造はどうなっているのだろうか?

 DNAは2本の鎖状ポリヌクレオチドが一組となっている。もうひとつのDNA鎖は、シャルガフの法則による相補的な塩基 (A/T, G/C) による緩やかな水素結合を介して、全体として二重らせん構造をとる。

 この二重らせん構造は、1953年にジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックによって提唱された。このDNA分子模型の構築は、モーリス・ウィルキンスとロザリンド・フランクリンによってすすめられていたX線結晶構造解析の画像及び解析情報やエルヴィン・シャルガフによって示されていたDNA塩基存在比の法則などのDNAに関する既知情報をすべて満足させるように配慮しながら行われた。

 この功績により1962年、ワトソンとクリックはウィルキンスとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。しかし、DNAの二重構造はこれまで誰も目で確認したわけではなかった。

 今回、京都大学の研究グループは、独自に開発した「周波数変調(FM)原子間力顕微鏡(AFM)」によって、水溶液中にあるDNA(デオキシリボ核酸)の二重らせん構造を撮影した。二重らせん構造の基本部分を明瞭にとらえたのは世界で初めてのことである。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP マイナビニュース:京大DNAの二重らせんの直接観察に成功 Wikipedia:DNA二重らせん

DNAのワトソン先生、大いに語る
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かむことで注意力と判断速度がアップ!かむことのさまざまな健康効果

2013年02月28日 | テクノロジー

 かむことで注意力と判断速度がアップ
 最近は歯が悪くなって、おいしい食事もしっかり噛むことができなくなってきた。歯は大切だと思う。

 歯は噛むだけでなく さまざまな健康効果も報告されている。覚醒効果やリラックス効果、肥満、ぼけ、視力低下、姿勢悪化、虫歯、ガンなどを予防し、内臓の働きを助け、大脳の働きを活発にし、精神を安定させる効果もある。そして、よく噛むことであごの筋肉を使うため、あごが引き締まり顔がすっきりするともいわれる。

 今回、しっかり噛むことが、注意力を増し、判断するスピードも速めることが、放射線医学総合研究所の平野好幸客員協力研究員と神奈川歯科大学の小野塚実・元教授らの共同研究で分かった。脳活動の変化を「fMRI(機能的磁気共鳴画像法)」で画像化して調べたもので、かむ動作が認知機能に影響を与える仕組みの解明につながるという。

 研究チームは、20-34歳の17人にガムをかんでもらい、その後、数秒から十数秒の間隔でスクリーンに映る矢印の左右を当てる検査「注意ネットワーク賦活テスト」をした。同テストは「もうすぐ映る」という合図の有無や、矢印の左右の判別を難しく(妨害)する別の矢印の有無により、注意に関する脳内ネットワークがどう変わるかをみる検査で、その時の脳活動の変化をfMRIで画像化し、かむ動作を伴わない場合とで比較した。

 その結果、かむ動作を伴う場合は、妨害の有無と合図の有無の全ての組み合わせで、応答速度の平均値が下がった(応答速度が速まった)。特に「合図あり・妨害なし」と「合図なし・妨害あり」の場合に、かむ動作による反応効果が有意に大きかった。またfMRIの結果から、テスト中には大脳の前頭前葉の内側にある「前帯状回」や「左前頭前皮質」(左上前頭回と左中前頭回)などの、注意に関わる脳部位の活動を増強させることも分かった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP 放射線医学総合研究所:かむことで注意力と判断力が向上 アイラブサイエンス:咀嚼は大切

咀嚼の本―噛んで食べることの大切さ
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口腔保健協会
噛めば噛むほど子どもは伸びる! ―『噛むこと』を考える本
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