報道写真家から

我々が信じてきた世界の姿は、本当の世界の実像なのか

異様に露出度の高い「鳥インフルエンザ」

2006年03月15日 23時55分50秒 | ■鳥インフルエンザ
Googleやgooのニュースサイトを閲覧すると、毎日のようにどこかで新たに「鳥インフルエンザ」の感染が確認されている。 

この数日間でも、こんな感じだ。
鳥インフルエンザで死者3人 アゼルバイジャン
カメルーンでも鳥インフルエンザ、アフリカで4カ国目
鳥インフルエンザ、ミャンマーで初確認 アフガンでも疑い例 http://www.cnn.co.jp/science/CNN200603140009.html


じわじわジワジワ、恐怖のウィルスが地球を多いつくしはじめているのだと、メディアは印象付けたいのだろう。そしてついに鳥インフルエンザは地球を塗りつぶす。

そんなことは、当たり前のことだと思う。もともと地球上に存在しているのだから、いずれは地球を多い尽くしておかしくない。鳥インフルエンザが地球全体に行き渡ることと、それが人類への脅威となるかはまったく別物だ。

そもそも、地球上に存在する感染症は鳥インフルエンザだけではない。様々な病原菌やウィルスで多くの人々が命を亡くしている。他の病原菌やウィルスはどうでもいいのだろうか。なぜ鳥インフルエンザだけがこれだけクローズアップされるのか。そこに大きな胡散臭さを感じるのだ。

過去の例は、こうした”脅威”は無視して良いと教えている。近いとことでは、2000年のY2Kがある。相当、大騒ぎし、航空機が落ちるとか言われたが、結局、何も起こらなかった。Y2Kで誰かが得をしたはずだ。そこまで調べる時間はないが、おそらく間違いないと思う。

鳥インフルエンザも誰かが大きな利益を得るに違いない。