男性にはそういう人が比較的多いのではないかと思いますが、床屋が苦手です。子供の頃から床屋嫌いで、「髪の毛なんて原始人みたいに伸ばしたままでもいいんじゃねぇか?」と思っていました。いまではさすがに髪が伸びてくると「うっとうしいな、切りたいな」とは思いますが、いざ床屋に行こうとすると憂鬱になります。
その原因はどこにあるのか、考えてみました。
1「注文」の仕方が分からない
床屋に行くと、「今日はどうしますか?」と聞かれますよね。何て答えたらいいんでしょう?まずこれが分かりません。
私としてはテキトーに短くしてくれりゃそれでいいんですが、「どうでもいいです、テキトーで」と言うのも相手の仕事を軽んじているような気がして、「ええ、まぁその・・・短く」と何とも要領を得ない注文になります。五分刈りとかパンチパーマとか、明確なスタイルであれば注文しやすいんですけどね。いまのこの髪型、何ていう呼び方をしたらいいのか分かりません。現状を見て、床屋の方で適宜仕上がりを類推してくれないもんだろうかと思っています。
「耳にかからないようにしますか?」というのもよく聞かれるんですが・・・え?だっていま現在、耳にかかってないですよね私の髪?床屋さん目線で見るとかかっているのかな?だいたい耳ってタテ7㎝ヨコ3㎝くらいあるじゃないですか?「耳にかかる」って、耳のどの部分に髪がどの程度かかることを言うのでしょう?
「刈り上げますか?」これも謎の言葉です。刈り上げの定義ってどんなんでしょう?言葉としてはよく聞くものですが、正確なところを知りません。バリカンでうんと短くするってこと?うんと短くして欲しいけど、バリカンは嫌だな。だから「刈り上げて」いいとも悪いとも判断つかず、回答に窮することになります。
床屋に行く前から「今日は何て言おうか」考えて、それだけで少し気が重くなります。
2おしゃべりは止めて欲しい
床屋によりますが、とってもおしゃべりな人がいますよね。退屈させないようにサービス精神でそうしているのかも知れません。私は、おしゃべりは止めて欲しいです。初めから終わりまでムッと黙っていてくれた方がありがたいです。
ただ、この点は人によって評価が異なるでしょう。無口な床屋は嫌だという人もいるかも知れません。
3眠いのに眠れない
何もせずじっと座って髪を切ってもらっていると、眠くなりますよね。ですが、眠ってしまって首カックンになると床屋さんも切りにくいでしょうから、眠らないよう努力することになります。これが辛い時も多いです。上記の「おしゃべり」は、お客さんを眠らせないようにするための床屋戦略なのかも知れませんね。だけど、その肝心のおしゃべりが嫌いとなると打つ手ナシです。本を読んでいられたらいいんですが、私は眼が悪いのでダメです。髪を切るときは当然眼鏡を外してますから。
子供の頃は(も?)落ち着いてじっと座っているのが大の苦手で、チョロチョロ動くため床屋がキレて、「もう帰れ!」とトラ刈りのまま帰されたことがあります(笑)それでも料金は全額取られました(爆笑)
床屋の時間を、退屈せず、眠くならず、有意義に過ごす方法ってないもんですかね?発想の転換で、逆に「眠っていても大丈夫」な方法はないもんでしょうか?寝ている間に髪を切ってくれると。そういう床屋があったら、絶対そこに行くだろうなぁ。
・・・と、グズグズくだらないことを書いているのはそう、いま、髪が伸びていてそろそろ床屋に行かなければならないから。あーメンドクサイなぁ・・・いっそスキンヘッドにしつちまつたら、どうだろう?
嘘だからね〇〇君、仲間に引き込まないでね(笑)
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