goo blog サービス終了のお知らせ 

Left to Write

司法書士 岡住貞宏の雑記帳

C-C-Bの笠さん死亡

2022-12-18 20:25:15 | おすすめの音楽

 「Romanticが止まらない」などのヒット曲で知られるC-C-Bのドラマー(兼ボーカル)の笠さんがお亡くなりになったとのニュースを聞きました。

 私の母校・高崎高校の翠巒祭(文化祭)は、最終日最後の「紅白歌合戦」が盛り上がるイベントでした。当時流行っていた歌手・バンドのコピーでの歌合戦です。もっとも、何が「紅」で何が「白」なのかよく分かりませんでしたが(男子校)。

 高校3年のとき、C-C-Bのコピーバンドで「Romanticが止まらない」を歌い、紅白に出場しました(笑)ひとつ問題があって、ドラムを担当する同級生は歌が歌えない、歌を担当する私はドラムが叩けない。口パクでいくか、ドラムパク(?)で行くか。5分間に及ぶ長考の末、ドラムパクで私が出て歌うこととなりました。

 いや懐かしい。しかし往時茫々。ずいぶん昔の思い出となってしまいました。

 C-C-Bは確かベースの渡辺さんも若くしてお亡くなりになりましたよね。

 同級生が亡くなったようで寂しいです。

 ご冥福をお祈りいたします。

 

 


ウクライナ国歌

2022-03-30 14:18:47 | おすすめの音楽

 どこの国のものであれ、国歌はあまり好きではありません。

 ①ありきたりで型にはまっているか

 ②妙に勇まし過ぎるか

 ③お高くとまっているか

 そのどれか(または2つor全部にあてはまるか)だからです。

 その意味で、すべてを「超越」したような日本の国歌は好きです。前奏なくいきなり歌い出しのスタイル、独特の間延びしたメロディー、1000年以上も前の歌詞、圧倒的な短さ、終止形で終わらないこと等々、すべてが型破り。日本らしくていいです。

 日本以外ではフランスの国歌など、②の気味ではありますがいい感じですね。ホントはマルセイユの歌だけどカッコいいから国歌でいいんじゃね?というラテンのノリも、らしくていいです。

 さて、侵攻が続くウクライナ。一日も早い露助平の撤退と平和を望むものですが、ウクライナの国歌って聴いたことありますか?

 素晴らしく、良いです。

 

【和訳付き】ウクライナは滅びず (ウクライナ国歌) 【カナルビ付き】"Ще не вмерла України - Державний Гімн України"

 

 スラブ民謡のような哀愁を帯びたメロディー、愛国的ではあるが押しつけがましくない歌詞(ただし日本語の訳詞しか分かりません)。国歌を聴いて初めて感動しました。

 一度聴いてみてください。


The Beatles - Strawberry Fields Forever

2022-03-25 09:03:20 | おすすめの音楽

The Beatles - Strawberry Fields Forever

 

“Living is easy with eyes closed, misunderstanding all you see.”

 ウクライナへの侵攻は実はウクライナ側のお芝居で、ロシアは何も攻撃していない、ゼレンスキー大統領は役者で、破壊されるキエフの街は映画のセット――こんな馬鹿げた妄想を大真面目に信じている人たちがいる。自分が信じているだけならまだしも、その妄想をSNSで拡散することに熱心でさえある。この人たちは「ディープステート云々」と言っていることから推測して、たぶん、2020アメリカ大統領選挙は本当はトランプが勝ったと主張していたのと同じ人たちだろう。

 「いい加減に目を覚ませ、現実を見ろ」と言ったところで、彼らはこちらこそが「ディープステートに騙され、洗脳された人たち」と考えているので、無駄なことである。

 世界が平和になるためには、こんな人たちとも分かり合い、融和しなければならないのだとしたら・・・難しいなぁ・・・自分には無理かも(泣

 Johnは白昼夢のような世界を歌ったのであり、「目を瞑れ」と言ってるわけじゃない。もしいま生きていたら、逆に「現実のロシア」を厳しく批判したことだろう。Give peace a chance.

 


KRMCライブ!

2012-09-10 00:55:49 | おすすめの音楽
 私の中学、高校の先輩が主催し演奏するジャズバンドKRMCのライブに行って来ました。

 先輩は中学のときから大変上手かったですが、さすがの腕前!すっかり魅了されました。

 私のブログを長いこと読んでいただいている(稀有な)方々にお知らせします。私のプロフィール中「嫌いなモノ⇒ジャズ」を削除しました。これからは熱心なジャズ・ファンの一人として活動して行きたいと思います(笑)

 ところで今回のライブには、プロのジャズ奏者・佐藤ハチ恭彦さんも参加なさっています。実は佐藤ハチ恭彦さん、高崎高校(吹奏楽部)出身で、上記↑「先輩」の2年後輩、私の1年後輩です。「先輩」は「ハチ」という名の名付け親でもあります(笑)

 高高の後輩にジャズ界で超有名なプロ奏者がいるなんて、鼻が高いです。まったくもって何も私の手柄ではありませんが、それでもとっても嬉しいものですね。私も、もうちっとジャズを勉強したいと思います。

 下記↓は、「佐藤ハチ恭彦」でAmazon検索したところ、最上位に来たアルバムなので紹介します。なにぶんジャズ初心者なので、変なもの紹介してたらゴメンナサイ。先輩、ハッちゃん、そのときはご指摘ください。

Smilin’
クリエーター情報なし
ビクターエンタテインメント

THE BEST OF BOSS & THE WAILERS

2012-02-27 16:38:50 | おすすめの音楽
THE BEST OF BOSS & THE WAILERS
THE BEST OF BOSS & THE WAILERS
BOSS&TheWailers


 幻のブルース・バンド、Boss & The Wailersのベストアルバム。

 楽曲はすべてカヴァーですが、Muddy Waters、Howlin' WolfやElmore Jamesなどのブルースはもちろん、The BeatlesやThe Rolling Stonesなどのロックまで、まずはその選曲で泣かせます。さらにBob Dylanを演ったかと思えば、Bob Marley&The Wailers、Jimmy Cliffのレゲエ・ナンバーまで網羅。バンドの実力の幅広さを物語っています。

 「黒」っぽいドスの効いたヴォーカルと斬新なアレンジ。Boss & The Wailersだけの独特の世界をお楽しみください!

 このバンド、「幻」なので、その正体は分かりません。日本人であるという噂も聞いたことがあります・・・静岡県?・・・え、司法書士?

 ・・・元全青司会長?

 いや、正体は知りませんてば。

The Nylon Curtain

2011-08-11 01:21:21 | おすすめの音楽
Nylon Curtain
クリエーター情報なし
Sony


 前の記事でビリー・ジョエルをくさし過ぎた気がするので、罪滅ぼしにもう一作品紹介。

 ビリーにしては珍しく(と言っていいよね?)社会派の作品。全編、中期ビートルズの雰囲気が漂います。

 "Norweigian Wood"ならぬ"Scandinavian Skies"とな!?

 あ゛~ビリーをけなすつもりはないんだけど……とても身近なあまりの暴言ってことでご容赦を。

The Stranger

2011-08-09 23:49:10 | おすすめの音楽
The Stranger
クリエーター情報なし
Sony



 私くらいの年代だと、「洋楽入門」はビリー・ジョエルで果たしたという人が結構いるんじゃないでしょうか?私もそのひとりです。

 背伸びして、英和辞典片手に歌詞カードとにらめっこしてたあの頃。「洋楽のパンクしか聴かない」というちょっとトンガった、でも気になる女の子がいました。

 「パンクって何?」
 「すごくカッコいい音楽だよ~」
 「ビリー・ジョエルとか聴かないの?」
 「え~、ビリー・ジョエルぅ~……ウフフフ…」

 みなさんこれまでの人生で、想い出すたび「あ゛~」と叫びながら両耳を抑えて走り出したくなる経験ってあるでしょう?私にとってそのひとつがこれです。パンクって何というマヌケな質問、ビリー・ジョエルの名を挙げて得意げな顔、ウフフフという嗤い声……あ゛~~あ゛~~あ゛~~~

 でもビリーはいま聴いてもいい音楽ですよ、ホントに。都会的で、洗練されていて、それでいて優しくて、親しみやすくて。

 パンクは人工的な、「無理な音楽」って感じがするけど、ビリーは「自然な音楽」という気がします。人間の本性には、ビリーの音楽こそがしっくり来るんじゃないでしょうか。

 と、オッサンになってすっかり立つようになった弁を振り回してみても、やっぱ恥ずかしい。だって「パンクが好き」って言ってんのに、ビリー・ジョエルかよ……あ゛~~あ゛~~

Milk and Honey

2010-07-15 18:21:56 | おすすめの音楽
ミルク・アンド・ハニー

EMIミュージックジャパン

このアイテムの詳細を見る


 ジョンが凶弾に倒れたのが1980年。その4年後にリリースされたアルバムです。

 ダブル・ファンタジーの続編という触れ込みで発表されましたが、実際、同時期にレコーディングされた楽曲を中心に収録されています。

 実は私、これら「早すぎる晩年」の作品に、いままであまり高評価を与えていませんでした。だって、ナイフのように鋭利でとんがったジョンの魅力が、ちっとも感じられないから。ジョンはやっぱりビートルズであり、「ジョンの魂」であり、「イマジン」だろって、ずっと思って来ました。

 ジョンが亡くなった歳をとうに過ぎ、いま、あらためてこのアルバムを聴いてみると……ああ!なんて心に刻み込まれる音楽なんだ!まさに、Nobody told me there'd be days like these ! こんな気分になるなんて、若い時には思いもしませんでした。

 大人になることの「おもしろさ」と「くだらなさ」を嫌になるほど思い知った元・少年が、捨てずに隠し持ってきた心の中のナイフ。いい歳をしてこっそりそれを取り出し、不気味な笑いを浮かべ眺めまわす――そんな気分でしょうか?(よく分からん表現ですが……)

 刺す――なんて、まさかこの期に及んでしやしないが、さて、どうしてくれようか。いや、事と次第によってはいまだって――刺す。

 何ともアブナイ記事になってしまいました(笑)。これもジョンの魔力のせいと言うべきですかね。

 あ、ダブル・ファンタジーでも本作でも、ヨーコさんの歌は聴かずに飛ばしてしまいます。いやー、申し訳ありませんけど・・・聴くに堪えません。


KING OF POP

2009-07-08 00:22:31 | おすすめの音楽
キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション

SMJ(SME)(M)

このアイテムの詳細を見る


 マイケル・ジャクソンのファン投票によるベストアルバム。現在、売れに売れているようで、近所のCDショップでは軒並み売り切れです。

 私が高校生~大学生の頃、マイケルはあまりに普遍的な存在で、その偉大さを意識したこともありませんでした。いま改めてしみじみ聴いてみると、楽曲も歌唱も素晴らし過ぎです。KING OF POPの称号は、まさに彼のためにこそあると断言します。

 歌う姿を、あのダンスを、もう見ることができないなんて・・・悲しいです。

 冬の寒い日、道端に張った氷の上で友達とムーンウォークして遊んだことなどを、とりとめもなく思い出しました。

 このアルバムにも収録の『SMOOTH CRIMINAL』は、やっぱり「パン!茶!宿直」と聞こえて、涙ながらにちょっと笑いました。

Out Of Our Heads

2007-05-28 17:56:53 | おすすめの音楽
Out of Our Heads
The Rolling Stones
London

このアイテムの詳細を見る



 ローリング・ストーンズの有名な ( I can’t get no ) Satisfactionという曲は、文法どおりに理解するならば「二重否定=肯定」で、( I can get ) Satisfactionと同じ意味。「はぁ~わしは満足じゃ」という、ふやけた隠居ジジィのセリフになってしまいます。

 この「二重否定」は「肯定」ではなく、逆に「強い否定」を意味する文法的誤用で、「オレは全然満足してねーぜ!」。まさにロケンロールな曲名なのです。

 ボブ・マーリィのRat Raceという曲にも、“Rasta don’t work for no CIA.”という歌詞があります。「二重否定=肯定」の文法どおりだと、「ラスタはCIAのために働く」???・・・これも「二重否定=強い否定」で、実際は「ラスタは死んでもCIAに協力しない」という意味。Rebel Music(反逆の音楽)であるレゲエの叫びです。

 「二重否定」を「強い否定」の意味で使う誤用は、日本語にもあります。

 ♪富士の高嶺に降る雪もぉ~
  京都先斗町に降る雪もぉ~
  雪に変わりはないじゃなしぃ~
  とけて流れりゃみな同じぃ~♪

 という「お座敷小唄」。

 「雪に変わりはないじゃなし」では「変わりがある」ことになってしまいますが、ここでは「どちらも変わりがないのよン」てなことを言いたいのです。

 お座敷小唄なんて知らねーか

 失礼しました。

Some Time New York City

2007-01-31 15:34:03 | おすすめの音楽
サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ
ジョン・レノン, ヨーコ・オノ, エレファンツ・メモリー, インビジブル・ストリングス, プラスティック・オノ・バンド
東芝EMI

このアイテムの詳細を見る



 女性を「子供を生む機械」と呼んだ厚生労働大臣が問題となっています。

 まったくとんでもない話ですが、正直なところ、彼は「口が滑って」そのような発言をしたのではなく、真意としてそう思っているのでしょうね。少子化問題について発言する中高年の男性政治家には、共通してそのような「ニオイ」を感じます。「最近の若い女は自分勝手で、子供を生もうとしないから困る・・・」云々という「ニオイ」です。

 このアルバムのオープニング曲「女は世界の奴隷か!(Woman Is The Nigger Of The World)」で、ジョンは次のように歌っています。


 We make her bear and raise our children,
 And then we leave her flat for being a fat old mother hen.
 We tell her home is the only place she should be,
 Then we complain that she is too unworldly to be our friend.

(僕らは女に子供を生ませ、育てさせ、
 あげく放ったらかしにして「太った母鶏」にしてしまう。
 女を家庭に縛り付けておきながら、
  「女は世間知らずだから付き合いきれない」などと文句を言う。)


 ここでWe(僕ら)とは、世の中の「男性」全員を指しています。

 強烈でシニカルな歌詞は「さすが!」というべき切れ味ですが、同時に男性として耳が痛い話でもあります。

 1972年に発売のこのアルバムは、ジョンの作品の中で最も社会批判的な、「とんがった」アルバムです。そのせいか一般的には評価が低いアルバムなのですが、毒舌いっぱいの歌詞といい、乱暴でとっ散かった曲といい、ジョンらしくて私は大好きです。‘Some Time’という架空の新聞を模したジャケットも面白い。ニクソンと毛沢東が裸でダンスを踊っている写真(もちろんコラージュ)が掲載されていたりします。

 What a bad ass city ! (和訳自粛)と叫ぶロックンロール‘New York City’など、サイコー!


Double Fantasy

2006-12-08 17:52:18 | おすすめの音楽
ダブル・ファンタジー
ジョン・レノン
東芝EMI

このアイテムの詳細を見る


 1980年の悲しい事件から26年目の今日を迎えました。

 音楽の神の寵児であった愛の使徒は、いまどこでなにを歌っているのでしょうか?

 ― 今年はヘンな音のアルバムが発売されたよ。それはまあ仕方がないとしても、「愛(LOVE)」という名は付けて欲しくなかったよな。そうだろ?ジョン。

LOVE ~ その2 ~

2006-11-26 13:51:08 | おすすめの音楽
 先に紹介したビートルズ「LOVE」ですが、アマゾンのレビューには、きっと私のようなビートルズファンからの悪罵・怨嗟・呪詛の言葉が書き連ねられているに違いない ― そう思っていたのですが、あにはからんや、ごく一部の悪評を除いて、「素晴らしい演出」「斬新」「こういうのも好き」と好評の嵐です。

 ・・・不自然なまでに。

 関係者や(東芝EMI)社員は、こういったレビューにまで配慮し、組織的に投稿しているのですかねぇ~?本作のように一定の反発・反感が最初から予想される作品では、余計にナーバスになっているのかも知れませんね。

 ところでCDのノーツには、「あの人」がこんなコメントを寄せています。

 このアルバムはビートルズを復活させたよ。なぜなら、いきなりジョンとジョージが僕とリンゴと一緒に演奏しているからね。まるでマジックみたいだ。
                             ― ポール・マッカートニー


 だれかこのボ○老人のアタマを思いきりひっぱたいて!


LOVE

2006-11-25 11:08:25 | おすすめの音楽
LOVE (通常盤)
ザ・ビートルズ
東芝EMI

このアイテムの詳細を見る


ビートルズの「新作」なのだそうです。

ビートルズの曲を切り刻んで、ばらばらにして、適当に重ね貼りした ― そんな感じのアルバムです。

世界一素晴らしい色の絵の具でも、それを宝石に塗りたくったら、絵の具の色も宝石の輝きも台無しでしょう?絶品ともいうべきおいしい料理の数々も、それをごちゃ混ぜにしたら、すべての味が台無しでしょう?

もうこんなことやめませんか?

ジョンもジョージも、この世にはいないのだから。

グレン・ミラー・オーケストラ

2006-11-18 20:38:07 | おすすめの音楽
永遠のグレン・ミラー
グレン・ミラー・オーケストラ, レイ・エバリー
BMG JAPAN

このアイテムの詳細を見る



 近くでグレン・ミラー・オーケストラのコンサートがあったので、聴きに行きました。

 やっぱり音楽は生で聴くに限りますね!

 オープニング、甘くせつない「ムーンライト・セレナーデ」から、スウィングと言えばこの曲「真珠の首飾り」、アンコールのポップな「イン・ザ・ムード」と、楽しいコンサートでした。

 あ~またラッパ吹きたいな~。