親の離婚及び再婚により、私は実の母(親権者)と「親子別姓」でした。小さい頃(2歳くらい?)からずっとそうでしたし、今でもそうです。
それでどうだったか?それをどう思っていたか?夫婦別姓を選択した場合の子供はそれで「困る」と言われるように、親と姓が違うことで困っていたのか?サダヒロ少年はっ!
ぜーんぜん(笑)
物心ついた時からそういうモンだったので、そういうモンだという以外、なーんも思いませんでした。
「でも他の家と違うじゃないか?」
そうだよ、他の家と違うよ。違ったって別にいいじゃないか。なんか問題あんのか。
「それは親の怠慢だ。親子同姓にする方法はあったはずだ」
あったと思うよ。今こういう仕事してるんだもの、良く知ってるよ。でもサダヒロ少年は「岡住」という姓に愛着を持っていたので、途中で母の姓に変えると言われたら、すんげー嫌だっただろうな。大反対したと思うよ。戸籍名が変わっても学校では「岡住」と名乗り続けていたかも知れない。同姓を強制しないでくれて、むしろ親には感謝している。それを怠慢というんかね?
「でも親子別姓が嫌な子供だってたくさんいるはずだ」
そりゃそうだろうね。それだからこその「選択的別姓」なんじゃねん(笑)嫌なら同姓にすればいいじゃん。私みたいに別姓がいいなら、そうすればいいじゃん。
近ごろまた議論の盛んな選択的夫婦別姓の参考事例として、親子別姓の私の例を紹介しました。ま、あくまでも私の事例です。みんながそうだ(親子別姓でも平気)とは言いません。ただ、選択的別姓なら別に誰も傷付けないんじゃないかなぁ。別姓反対の人は「他人が別姓だと俺が傷付く」とでもいうつもりなんかいね?すいませんねぇ傷付けちまって。
ただまぁ、歴史がどうの家族の絆がどうの大上段なこと言わなくたっていいと思うけどな、経験的に。夫婦別姓にムキになって反対してる人がいるけど、何なんだろね?一回別姓やってみりゃ分かるよ。